2018-12-31から1日間の記事一覧
放課後@部室 勇太「あれ、誰もいない」勇太「まあ、今日は凸守とくみん先輩くらいしか来ないし仕方ないか」勇太「どうするかなぁ……」ガラッくみん「あ~富樫くん、やっほ~」勇太「どうも」くみん「いや~、今日は暖かいね~」勇太「そうですね、それとくみ…
あやせ「私との関係を桐乃が知ったらどう思うでしょうね?」 あやせ「ねぇ、お兄さん」クスッ 京介「分かってると思うけど桐乃には言うなよ?こんな事知っちまったらアイツは……」 あやせ「分かってますよ、私としても桐乃とはまだ親友でいたいんですから」 あやせ…
ーー菱山駅(京阪石山坂本線京阪石山駅)ーー 勇太「何か大津線の駅名が変わるらしい」 六花「そうなのか」 勇太「浜大津が…びわ湖浜大津、皇子山が…京阪大津京、坂本が坂本比叡山口…に変わります…」 六花「いや、『不可視世界へ誘う聖水の畔』と『古より伝わる渾沌の…
勇太「あ、いっけね」ガッシャーン 樟葉「え?何の音?」 勇太「あーあーボールが…….せっかく作ったのに……」 樟葉「え?お兄ちゃん!?こんな夜中になにしてるの!!!?」 勇太「ちょちょちょっとそれは夢葉起きる!!!見ての通り、チョコ作ってんだよ」 …
鶫「最近、一条楽と接する機会が少なくなっている気がする」 鶫「まあ、あれでも一応お嬢の恋人なんだ。私から少し歩み寄ってみるか」 鶫「…あの男のことなどなんとも…なんとも思っていないんだがな!」 鶫(って、なぜ私はこんなムキになっているんだ!) …
いろは「せんぱ~い♪」 八幡「ん?」 いろは「先輩って身長いくつぐらいなんですか?」 八幡「175ないぐらいだけど」 いろは「葉山先輩ってどれぐらいなんですかね?」 八幡「さぁな・・・興味ないから知らねー。195ぐらいじゃねえねの?」 いろは「先輩と一…
~奉仕部~ 八幡「うっす!」 雪乃「!!!」ザクッ 八幡「お、お前何してるんだよ・・・!?」 俺が部室に入ると雪ノ下は腕を切っていた。雪ノ下の椅子の下には血の水溜りの様なものが出来ていた。 俺は衝撃的過ぎて言葉を失ってしまった。 雪乃「貴方に見…
育「次の町に行くバスまでどのくらいかな?」 結構ある 私は次の町に行かなくてはならない。逃げるわけでなく 誰に言っているんだ。私のためだ 時刻表をみるのに決意を使った私は椅子に座る、いやベンチか 青いベンチの端を見つめる。長い引きこもり生活の所…
もう何度、忘れようとしただろうか。 奉仕部での青い思い出を、何度、忘れようとしただろうか。 総武高校を卒業する寸前、俺は雪ノ下雪乃と交際を始めた。 ……由比ヶ浜の、俺を好いていてくれる気持ちを、知らなかったわけではない。 それを知っていた上で、…
青春とは嘘であり、悪である。 青春を謳歌せし俺は常に自己と周囲を欺いた。 自らを取り巻く環境のすべてを否定的に捉えた。 何か致命的な失敗をしても、それすら「本物」とやらの糧とし、 思い出の1ページに刻んだ。 例を挙げよう。俺たちは何度もすれ違い…