シノン「キスじゃ物足りなかった？」【SAO ss/アニメss】
アスナ「キリトがしののんと浮気ですって？」
シリカ「そうなんですよ！BoBが終わってから、再コンバートするのも躊躇ってましたしね！」
リズベット「私この前たまーたま、キリトを見かけたんだけど、朝田さんと手つないでたよ！ありえないよね...」
クリスハイト「これはイけませんねぇ♂」
アスナ「とーにーかく！キリト君の正妻は私なの！ぽっと出キャラに取られるわけにはいかないのよ！」
シリカ「ちょっと待ってくださいよぉ！抜け駆けはこのルールブックでも禁止されてますよ！ね、リズさん？」
リズベット「確かにこの『キリト浮気ダメ絶対ルールブック』の第5条第1項に書いてあるわね」
クリスハイト「アーッ♂」
アスナ「ともかく、取り敢えずはキリト君をスニーキングしましょ！」
全員「お(ア)ーッ！」
アスナ「キリト君はどーせGGO内に居るはずよ....そうね、コンバートしましょ！」
シリカ「でもアイテムとかはどうするんですかぁ？」
アスナ「エギルの店に押し付ければいいのよ！取り敢えず早くキリト君に会いたいわ！」ｳｽﾞｳｽﾞ
クリスハイト「ｵｫﾝ♂」
アスナ「そうとなったら早速行くわよ！」
全員「おーっ！(♂)」
ーGGO内ー
キリト「最近、妙におかしいんだよな」
シノン「何がよ」
キリト「いやさ、この前2人で映画観に行ったときにさ、コソコソと後ろにリズが居たじゃん？」
シノン「居たわね」
キリト「実はそれだけじゃないんだ。この前コンビニ行ったときもシリカが後ろに居たし」
シノン「へぇ」
キリト「この前なんかバイクで走ってたらタクシー乗ったアスナがつけてきたし」
シノン「ふーん」
キリト「この前なんかは家帰ったら裸の菊岡の野郎が居てさ」
シノン「で、何が言いたい訳？」
キリト「いや、信頼出来るのはシノンしかいないんだ....すまん、つい愚痴っちゃって」
シノン「いいわよ、気にしないで」
キリト「俺はそんなシノンの事が＿」
シノン「貴方、後ろにギャラリーが4人居るけど」
キリト「」
アスナ「キリト君に怒られちゃったじゃない！」
シリカ「もうちょっと近くで見たいって言ったのアスナさんじゃないですかぁ！」
クリスハイト「ウホッ♂」
アスナ「取り敢えず、作戦会議！」
ー作戦会議ー
アスナ「というわけで、これから第268回作戦会議を行いまーす」
全員「わー」
シリカ「取り敢えず顔ばれちゃいましたね....」
アスナ「？それの何が悪いの？私はキリト君に顔見られて興奮するけど//」
リズベット「.....それはそうと、これ見て」
>>>>第4回BoB開催のお知らせ<<<<
アスナ「えぇ！何よこれ！」
リズベット「見たまんまだよ。これで私が優勝したら、キリトも振り向いてくれるかなぁ...」
アスナ「それよっ！それなのっ！皆聞いて！」ﾄﾞﾄﾞﾝ
アスナ「この大会で優勝した人がキリト君をゲットできるぅー！」ﾃﾞﾃﾞﾝ
クリスハイト「ｵｫﾝ♂」
シリズ「「なるほど！」」
アスナ「大会まで何週間？」
リズベット「丁度一週間後の20時から予選だってー！」
アスナ「分かったわ！じゃあもう一度ルール確認ね！」
アスナ「ひとつ！武器はキリトきゅんとお揃いの光剣とFN・ファイブセブンのみ！」
アスナ「ふたつ！優勝者がキリト君を手に入れられるの！！！分かった？」
アスナ「勝負はもう始まってるのよ！各自解散！」
ー旋風の新兵4人疾風の如く顕るー
キリト「....なぁシノン」
シノン「何？」
キリト「凶悪のソロバーサーカー、魅惑のロリータキャット、性悪ソバカス女、ホモ .....この4人ってさ」
シノン「うん」
キリト「どうみても....あいつらだよな.....」
シノン「そうね」
キリト「怖いよ.....俺。シノン＿」
シノン「大丈夫よ、私が守ってあげる。君がそうしてくれたように
キリト「ありがとう、シノン。俺にはやっぱり君しか＿」
シノン「貴方、後ろ」
キリト「」
アスナ「どうして、怒られなきゃいけないのよ！」
シリカ「私達、予選出ることを言いに行っただけなのに....」
リズベット「なんか最近、キリトさー、私達見ただけで怒るよねー。何もしてないのにさー。」
アスナ「本当にね！ただ後ろに居ただけなのに酷いよね！」ﾌﾟﾝｽｶ
アスナ「あ、そろそろ時間よ！えーっと...私はAブロック、シリカちゃんはBブロック、キリト君がCブロック、クリスハイトがD、リズがEブロック、あの糞はFね」
シリカ「丁度別れましたね！」
リズベット「ちょっと都合良すぎない？」
アスナ「いいのよ、所詮ssなんだから」
リズベット「よし、予選が始まるわね」
シリカ「いよいよですね！キリトさん争奪戦！」
アスナ「さ、皆気合い入れてきましょ?！」
全員「「「全てはキリト(君)(さん)のために！」」」
クリスハイト「ウホッ♂」
ー予選会場ー
キリト「シノン、予選勝ち上がってこいよ？」
シノン「あんたもね、キリト」
キリト「さ、そろそろ始まるぜ？」
シノン「そうね」
実況「さあ！いよいよ始まりましたぁ！第4回BoB！第一回戦は＿＿」
アスナ「2人とも、勝ち上がったみたいね」
シリカ「ですね！」
リズベット「誰か忘れてる気が....」
アスナ「何の事かしら？さぁーて、決勝の事だけど」
アスナ「ルールは前述した通り！じゃ決勝に向けて、気合い入れましょ！せーのっ！」
全員「全てはキリト(君)(さん)のために！」
ーGGO内カフェテリアー
キリト「シノン、予選突破おめでとう」
シノン「貴方もね。祝杯の杯を交わすのはまだ早いんじゃない？」
キリト「ちょっと不安を紛らわせたくて、ね」
シノン「あぁ....あの3人の事ね.....」
キリト「あいつらの事を考えると頭が痛くなるんだ.. 」
シノン「大丈夫よ、あなたはこの前の第三回大会優勝者よ？何を怖がる必要があるの？」
キリト「そうなんだけど、さ。この前は死銃っていう勝たなきゃならないワケがあったからな」
シノン「そうね、一つ考えがあるのだけど。」
キリト「何？」
シノン「私達のお金を....私達同士で賭けない？しかも有り金全部使って」
キリト「な、なるほど....それも一興、か」
シノン「じゃ、そうと決まれば行きましょ」
キリト「へーい」
シノン「」
ーBoB決勝前会場ー
シリカ「あ、リズさーん！」
シリカ「実はですね....私一人ではちょっと寂しいので、是非是非リズさんと共闘したいな、と」
リズベット「....まさかそんなこと言って途中で裏切るつもりじゃないでしょうねぇ....」ｼﾞﾄｰ
シリカ「だ、大丈夫ですよ！そんなことしませんって！」
シリカ「い、いえ....あの人なんだか怖くって.....」
アスナ(ｶﾞｰﾝ)
リズベット「ん、まぁ分かったわ。頑張りましょ♪」
シリカ「はい！」ﾊﾟｧｧ
アスナ(......先にあの娘達から殺そうかしら★)
ー決勝前会場ー
シノン「そろそろ時間ね」
キリト「あぁ....お互いに頑張ろう」
シノン「そうね」
キリト「もし...もし優勝できたら.......」
シノン「何よ」
キリト「俺と＿＿＿」ｼｭﾜｰﾝ
シノン「....面倒くさい人ね、ホント」ｼｭﾜｰﾝ
ー試合開始15分後ー
シリカ「あ！結構近くにリズさんが居る！合流しよう！」
リズベット「あ、シリカじゃん。取り敢えず共闘ってどうすんのよ」
シリカ「どうしましょうかねぇ....ここでたてこもって敵を待ちましょうか？」
リズベット「うーん、そうねぇ.......」
アスナ「あっるぅえー？シリカちゃんと、リズベットちゃんじゃなぁ?い？近くに居るのに闘わないってことはぁ、共闘、なのかな？★」
リズ「うぁ、アスナかぁ....分かったわよ、そんなにしたいなら共闘しましょ」
シリカ(うぇぇ...この人にがてなんだよなぁ....)
アスナ「おっけーい★じゃーあー、私ちょっとあっち見てくるねぇ？」ﾎﾟﾄ...
リズベット「なんなのよあいつは.....ん？」
シリカ「リズさん、このパイナップルみたいなの何ですかね？野生の草？にしては重いなぁ.....」ﾌﾞｩｱｱｱｱｱﾝ!!
アスナ「....うふふ★先ずは2killねほ」
キリト「なぁシノン」
シノン「何よ」
キリト「またこうして偶然一緒になったわけだが」
シノン「そうね、偶然かどうかは怪しいけど」
キリト「15分ごとに表示される光の数が減るのさ、前回大会より異常に速くないか？」
シノン「そうね、開始1時間にして光は4個....あっ一個消えた」
キリト「俺ら含めずにあと一人だろ？しかも名前は.....Asuna」
シノン「AGIが高くないのに....すごい速度で近づいてくる....」
アスナ「キリトきゅううううん//レーダー見なくても臭いで分かるのぉおおおおお//」
キリト「...っ!来るぞっ!隠れろシノン！」
シノン「ふん、分かったわ」
キリト「アスナ！ここまでだ！」
アスナ「キリトきゅううううん？？キリトきゅううううん！！キリトきゅううううんキリトきゅううううんキリトきゅううううん！！！！」
キリト「駄目だッ！こいつ...何とかしないと.....!」
アスナ「キリトきゅううううん！この....フォトンソードで.....デュエル、しよ？」
キリト「(ｸｿｯ...止めるには受け入れるしかないか....!)分かったよ....じゃ、この弾丸が床に落ちたら開始な。いくぞー.....?!」
アスナ「でゅへへへへ」ｼｭｲﾝ!
キリト「どこの真珠湾攻撃だよ、おい！まだ弾投げてすらねーぞ！(この一撃でHPが4割切っただとっ...!)」
アスナ「ごっめーん★ルールなんて聞こえなかったぁ★」
キリト「糞野郎がっ....!」
アスナ「うへへへ.....」ｼｭｲｰﾝｼｬｲｰﾝ
キリト「(くっ....!このままだと体力が多いあっちが有利.....!糞ッ！HPが1割を切ッて....!)」
アスナ「ｷｯﾘﾄきゅんは私のもの♪優勝したら私のもの♪ふんふん♪」ｼｭｲｰﾝｼｭｲｰﾝｼｬｲｰﾝ
アスナ「ラストアタック.....♪」ｼｭｯ...!
キリト「(糞ッ！誰かッ！シノン....!)」ﾊﾞｧｰﾝ!!!
アスナ「えっ.....?何で....?」ﾊﾞﾀｯ
キリト「シノン.....!」
シノン「私達は......2人で1人......だからデュエルなんて関係ない。どっちかがピンチの時、助け合える。そんな関係でいたい.....」
キリト「シノン...........!」
シノン「取り敢えず試合、終わらせましょ？はい、プラズマグレネード」
キリト「シノン.....ありがとう.....」ﾎﾟﾛｯ
シノン「ほら、泣くんじゃないわよみっともない。ほら、逝くよ」ﾎﾞｧｰﾝ.....
Congratulations!!winner：Shinon,Kirito
Genocide：Asuna
ーGGO内居酒屋ー
キリト「シノン.....取り敢えず優勝おめでとう」ﾁﾝ
シノン「おめでとう」ﾁﾝ
キリト「その....何と言うか.....ありがとうございました.」
シノン「礼なんて要らないわ。私だってこの間助けられたもの。お返しにもなってないわよ。」
キリト「えっと.....その.....俺はシノンの事が好きで」
シノン「唐突ね」
キリト「いままで付き合ってきたじゃないですか」
シノン「そうね」
キリト「だから....この機会に....一線を越えたいなって.....」
シノン「キスじゃ物足りなかった？」
キリト「え、えぇっと、それもそうかもしれないけど.....」
シノン「からかっただけよ。で、何なの」
キリト「もしよかったら、僕と結婚....してください！」
シノン「GGO内で？」
キリト「取り敢えずはそうなりますが、将来はちゃんとリアルでも..」
シノン「....ぷっ。あははははっ」
キリト「な、なんだよ」
シノン「分かったよ、おっけーおっけー」
キリト「な、なんか納得いかないなぁ...」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
シノン「ん、そう？じゃあ....愛の証しに、キスでもしたらどうなの？」
キリト「シノン酔ってるな....?ん.....」chu
2人は賭けで儲かったお金で家を買い、幸せに暮らしました。めでたしめでたし.........
ーALO内居酒屋ー
アスナ「もぉー！！！、なんなのよぉ！あの糞女！」
リズベット「まぁ、まぁ、落ち着きなよ」
シリカ「私達を殺して抜け駆けしようとするからですよぉ」ｼﾞﾄｰ
アスナ「共闘するあんたらもあんたらよ！だいたいねぇ、私を入れないからこういうことになるのよ！あぁ、キリトきゅんかっこよかったなぁ//.....zzz」
シリカ「本当ですよ！まったく.....」
リズベット「でも、私達もまだ諦めてないもんねー？」
シリカ「そうですよ！諦めませんからね、キリトさん！」
2人「全てはキリト(さん)のために！！！！」
キリト「くしゅんっ！！！風邪かなぁ？」ﾎﾟｹｰ
終
アスナ「キリトがしののんと浮気ですって？」
