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陽乃「君たちの関係って共依存なんだよ」 八幡「…」【俺ガイルss/アニメss】

  

陽乃「君たちの関係って共依存なんだよ」

 

八幡「…」(悔しい…だが言い返せない)

 

「ちょっびと待った!」

 

陽乃「なに…この声は?」

 

陽乃(ウソ、今この場には私と比企谷くんしかいないはずなのに…)

 

八幡「この声はもしかして…」

 

「愛はいつでもそこにある、人が気づかないだけで」

 

陽乃「………だれ?」

 

八幡「あ、あなたは…まさか」

 

マッカン様「人はそうよぶ、いつどこで誰がつけたか、マッカン様と」

 

マッカン様「ちゃお!」

 

八幡「本物だ!!本物のマッカン様だああ!!!」

 

陽乃「ひ、比企谷くんこの人?知ってるの?」

 

八幡「はあ!?あんた何いってんだよ!!マッカン様だぞ!?あのマッカン様だぞ!?知らねえのかよ!!真の千葉県民なら常識だろ!!」

 

陽乃「な、なにそんなにムキになってるのかな…さすがのお姉さんもひいちゃうよ」

 

八幡「マッカン教の教祖様でマックスコーヒーをこよなく愛する人々にとって生き神様同然である!偉大で素晴らしい崇高な尊敬する存在…」

 

八幡「おお…まさか本人に会えるとはありがたや!ありがたや!」ポロポロ

 

陽乃(しらねえよ…つーか泣くな!!)

 

マッカン様「話は聞かせてもらったよ。ようするに君は八幡くん達に共依存をやめさせたいんだね」

 

陽乃「えっ?は、はあ…まあそうですけど」ゾクッ

 

陽乃(なんなのかなこの人?人の事情に首突っ込んでこないでよ!

今大事な話してる途中なのに)

 

マッカン様「なら3人の依存先を別の物に変更しちゃえばいい」

 

陽乃「えっ?」

 

陽乃(なにする気なのこの空き缶(マッカン)ボディ男

っていうか比企谷くんいつまで拝んでいるの!?)

 

八幡「ありがたや…ありがたや」

 

マッカン様「君、これを飲みたまえ」

 

八幡「こ、これは飲んだ人が3人しかいない…あの伝説のマックスコーヒー!?」

 

マッカン様「さあ~たんとお飲み!!」

 

八幡「びゃあ¨ぁ¨¨ぁうまひぃ¨ぃぃ!!!」

 

陽乃「ちょ!ひ、比企谷くん…マスオさんみたいな奇声やめて!!お願いだから!」

 

八幡「マックスコーヒー最高おおおぉぉぉぉぉ!!!」プリニー踊り

 

マッカン様「これで解決だね」

 

陽乃「どこが!?」

 

マッカン様「彼の依存先はマックスコーヒーに変わった」

 

陽乃「…………はあっ!?」

 

マッカン様「残り2人の子の依存先も変えればそれで共依存は解消される」

 

陽乃「ちょ、やめて!!雪乃ちゃんに怪しい物飲ませないで!!」

 

マッカン様「なぜだい?君は3人の共依存をやめさせたかったんじゃないか?これは君が望んだことさ」

 

陽乃「…そうだけど、これは絶対おかしいから!!」

 

八幡「マックスコーヒー最高!!!」ゴクゴク

 

陽乃「比企谷くん目を覚ましてー!!」ペチペチ

 

八幡「う…い、いてえ…なにするんすか」

 

陽乃「正気に戻ったかな比企谷くん?」

 

八幡「安心しろ…」

 

陽乃「よかった…元に」

 

八幡『おれはしょうきにもどった!』

 

陽乃「それは正気じゃない人のセリフだよ!!」

 

マッカン様「FF4のカインを思い出すな~」

 

陽乃「だれのせいよ!!」

 

マッカン様「さあて残りの2人にも飲ませてあげないとね」

 

陽乃「ま、まって!ほんとやめたげてよ!!」

 

マッカン様「愛と勇気のメッセンジャー。マックス!マックス!マックスコーヒー!!ゴーゴー!」ダッ

 

陽乃「やめてえええ!!!」

 

八幡「ものすごいスピード…さすがマッカン様だな♪」

 

 

雪乃「マックスコーヒーサイコー!!!!」

 

 

結衣「マックスコーヒーほんとおいしいから!!!」

 

 

そして年月が過ぎていった

 

陽乃「こうして比企谷くんたちの共依存は解消された…私が望んでいたことだけど、こんな結果になるなんて思ってもいなかった……」

 

陽乃(三人の関係は同じ目標を目指す同士、仲間的なものになり、信頼関係、絆、結束力があの頃より高くなっていた…)

 

陽乃(卒業後、三人はマッカン教に入団し、マックスコーヒーを世界中に広めるため外国に旅立っていった…)

 

陽乃(あれから半年に一回の頻度で雪乃ちゃん達から手紙が届いている)

 

陽乃(そして同封された写真には地元住民たちと楽しそうに写っている集合写真があった)

 

陽乃(そこには完全に地元住民と打ち解けている笑顔の雪乃ちゃん)

 

陽乃(他人との馴れ合いを好まなかった比企谷くんが外国の地元住民に肩をまわし笑顔を浮かべている)

 

陽乃(生活環境の変化なのかあの日から減少気味だった腐ったような目が完全になくなり、タダのイケメンになっていた…もはや別人だ)

 

陽乃(ガハマちゃんはストレートヘアーになってる以外見た目は変わってないけど、やはり雰囲気が変わっていた)

 

陽乃「みんな楽しそうだな……」

 

陽乃「おとうさんはなぜかある議員の暴言騒動に関係ないのに巻き込まれて県議員やめさせられたし…」

 

議員『このハゲえええええええええええええええええええええええ!!!!!」

 

陽乃「三年前お母さんは雪乃ちゃんの外国行きを猛反対した」

 

陽乃「まあ私の時も行きたかった大学に行かせてくれなかったし、私が希望した大学より偏差値低い学校に行くよう命令するくらいだからね」

 

陽乃(あの女は昔から子供の幸せより自分の目的を優先するから)

 

陽乃「さらに家の発展のため娘の人生を犠牲にするつもりだったお母さんの企みを知ったマッカン様の怒りを買い…」

 

雪ノ下母『百億の……鏡のかけら……小さな……ともしび……とらわれた……天使の……うた声……。……ゼノ……ギアス……』

 

陽乃「廃人になってしまった…」

 

陽乃「どうしてこうなったんだろう…」

 

陽乃「まあお母さんが廃人になるのは別にいいんだ

おかげで私も自由になれたんだし…けどなんでだろうどこか虚しい…」つマッ缶

 

陽乃(静ちゃんはFF10のアーロン似の人と結婚してしまったし…)グビグビ

 

陽乃「つまんないな…」プハ~

 

陽乃「雪乃ちゃんたちは充実した日々送ってるなあ~

それに比べて私はお母さんが廃人になってから自由の身になったけどなんだか寂しいなあ~」

 

陽乃(平穏で自由な日々だけど職場の人間もめぐりたちも仮面の私を見ていて、本当の私を知らない

私の本性を知っている人はみんな遠くに行ってしまった…)

陽乃(もうここには私を知ってる人はいない…誰も本物の私を求めていないんだ…)

 

陽乃(えっ、勇人?『興味ないね!』)

 

陽乃「人生は苦いから、コーヒーくらいは甘くていい……確かに君のいうとおりかもね…」

 

陽乃(比企谷くん…)つマッ缶

 

陽乃「よし、きめた!」

 

 

マッカン様「いいよ、君はあの頃と変わった。それにマックスコーヒー愛好家になったようだしね」

 

陽乃「ありがとう」

 

マッカン様「ゴルベーザさん、彼女を送ってやってくれ」

 

ゴルベーザ「いいですとも!」

 

 

地元住民1「ヒャッハー!マックスコーヒーうめえ!!」

 

雪乃「当然よ」ファサー

 

結衣「まだまだたくさんあるから慌てないで」

 

地元住民2「おいしい、たまらん!」グビグビ

 

陽乃「ひゃっはろー!」

 

八幡「雪ノ下さんなんであんたがここに?」

 

陽乃「私も今日からここで生活していくことに決めたんだ」

 

八幡「…身を包む気配が変わっている。たしかに今のあなたは俺達と同じマッカン愛好家になったようですね」

 

陽乃(比企谷くん変わてしまったと思ったけど昔のままのとこもあるんだ…よかった)

 

雪乃「歓迎するわ姉さん」ニコッ

 

陽乃「うう…あの雪乃ちゃんが私に微笑んでくれるなんて、うれしいよ~」

 

結衣「よかったですね陽乃さん♪」

 

陽乃「うん!」

 

地元住民3「あのお姉さんの練乳…コーヒーにいれてくれないかな」ゴクッ

 

八幡「セクハラすんな」ペチ

 

地元住民3「わりい…つい立派だったから」

 

陽乃「あはは…」

 

八幡「今日から陽乃さんも仲間だ。マックスコーヒーの素晴らしさをこの国の人々に広めるぞ!」

 

雪乃・結衣「「おう!」」

 

陽乃「お姉さんがんばちゃうぞ!」

 

 

陽乃(これからはずっと一緒だよ!八幡♪)

 

陽乃(ありがとうマックスコーヒー…ありがとうマッカン様)

 

 

日本

 

マッカン様「どういたしまして!」

 

 

 

 

 

 

 

 

陽乃「………だれ?」

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