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御坂「す、好きになっちゃったのよ!///」 上条「はぁ!?いったいどういうことだよ!」【とあるss/アニメss】

 

黒子「お姉様ー!!見てください!これ!」 

 

御坂「なによ、それ」 

 

黒子「恋の香水でございますわ!」 

 

御坂「うっわぁ、胡散臭、あんたそんなのどこで手に入れたのよ」 

 

黒子「今朝わたくしのベッドに置いてありましたのです!」 

 

御坂「はぁ!?怪しすぎでしょ」 

 

黒子「大丈夫ですわ、しっかりと検査には出しましたわよ」

 

御坂「でも」 

 

黒子「説明書によると自分と意中の相手に香水をかけたら効果が現れるみたいですわ」シュッ 

 

御坂「黒子、なんで自分に付けてるのよってまさか」 

 

黒子「お姉様、ちょっとそこにじっとしてて下さいまし、グへへ」 

 

御坂「ちょ、あんたやっぱり!」 

 

黒子「グへへ、別にお姉様にもかけてお姉様と両想いになって結婚しようだなんて思ってませんわーーー!!!」 

 

御坂「わー!こっち来んなー!!」ダッー! 

 

黒子「逃がしはしませんわー!!」ダッー!

 

 

御坂「はぁはぁ、ここまで逃げたら、なんとか、巻いたでしょ」 

 

黒子「お姉様ー!!!わたくしから逃げられるわけないでごさいますわー!!!」ダッー! 

 

御坂「ちょっ、もうしつこすぎ!」ダッー! 

 

御坂「ん?」 

 

御坂「(前方から誰か走ってくる、あいつは…)」

 

 

上条「だぁー!インデックス!いつまで追いかけてくるんだぁ!」ダッー! 

 

インデックス「とうまが悪いんだよ!とうまが勝手に私がずっと楽しみにしてたプリンを食べるから!」ダッー! 

 

上条「食べたのは俺じゃねぇ!スフィンクスだぁー!」ダッー! 

 

インデックス「そんな嘘が私に通用すると思うなんてとうまはまだまだ甘いんだよね!」ダッー!

 

 

御坂「(あいつ、またあのシスターと)」 

 

黒子「お姉様ー!!逃がしませんわー!!」ダッー! 

 

御坂「黒子!今はそれどころじゃ!」 

 

上条「だぁー!いい加減にしてくれー!」ダッー! 

 

インデックス「あっ!とうまー!前見てー前!!!」 

 

上条「えっあっ、御坂!てかぶつかr」ダッー! 

 

御坂「全くもう!」ジャンプ! 

 

上条「うお!俺を飛び越えやがった!でも取り敢えず助かっt」ダッー! 

 

黒子「お姉様―!!!!」ダッー! 

 

バーーーーン!!

 

 

黒子「いたた、誰かとぶつかりましたわってあら」 

 

黒子「恋の香水の蓋が!」 

 

黒子「あっ…」 

 

上条「いてて」 

 

御坂「ちょっと、あんた達大丈夫?」 

 

インデックス「とうまー大丈夫なの?」 

 

上条「あぁ、無事だけど、なんかびしょ濡れなんだが、なんだこれ、香水か?」 

 

御坂「あっ!まさか」

 

 

御坂「黒子!あんた!」 

 

黒子「…上条様、でしたわよね」/// 

 

上条「えっあ、はいあんたは白井さんだっけ…大丈夫か?」 

 

黒子「大丈夫でございますわ…それよりわたくしの事は黒子とお呼びくださいませ…上条様…///」 

 

御坂「う、嘘でしょー!!」

 

御坂「ま、まさかこんなことになるなんて…」 

 

黒子「うふふ上条さん…腕がふとましくて立派ですわ~」スリスリ 

 

上条「お、おい御坂!これいったいどういうことだよ!」 

 

御坂「あんたが黒子の香水を浴びたせいで!黒子があんたにその…//」 

 

上条「その…?」 

 

御坂「す、好きになっちゃったのよ!///」 

 

上条「はぁ!?いったいどういうことだよ!」

 

御坂「知らないわよ!!そもそもなんであんたがあんな所で走っていたのよ!」 

 

上条「それh」 

 

黒子「上条様~わたくしの事を無視しないで下さいまし~」スリスリ 

 

上条「ちょ!左腕に顔スリスリするな!」 

 

御坂「ちょっと黒子!そいつから離れなさいよ~!!」ムキー

 

インデックス「ちょっととうま!私だけ蚊帳の外ってひどいんじゃないかな!?」 

 

インデックス「そもそもとうまが私の 

プリンを食べたことについてまだ言及してないんだけど!!」 

 

御坂「黒子~!!」 

 

黒子「上条様~//」 

 

インデックス「とうまー!!!」 

 

上条「あーもう不幸だァー!!」

 

上条「とにかく白井さん、左腕から離れてくれ!」 

 

御坂「そうよ!黒子離れなさい!離れないと電撃くらわすわよ」ビリビリ 

 

上条「お、おい御坂、それしたら俺も」 

 

黒子「あらあらお姉様、もしかして嫉妬していらっしゃるのかしら?」クスクス 

 

御坂「...」イラッ 

 

御坂「黒子ぉ!」ビリビリ!! 

 

黒子「んふふ、瞬間移動!」シュン 

 

上条「ぎゃぁぁぁぁ!!!」 

 

御坂「チッ!黒子どこにいったの!?」

 

黒子「ここですわ…」シュン 

 

上条「おわ!次は右腕に!?」 

 

黒子「んふふ…もう一生離しまs」ギュッ 

 

黒子「ってあら…?」

 

 

黒子「な!な!な!なんでわたくしが類人猿ごときに抱きついているのですか!?」バッ! 

 

上条・御坂「えっ?」 

 

黒子「キャー!上条様~///」ギュッ 

 

上条・御坂「はい!?」 

 

黒子「だから何故!?」バッ! 

 

黒子「上条様~///」ギュッ

 

 

上条「まさか俺の幻想殺しが発動してるのか?」 

 

御坂「ちょっといったいどういうことよこr」 

 

インデックス「おーーい!!とうまー!!連れてきたよー!!」ダッー! 

 

上条「お!インデックス!やっと来たか!」 

 

インデックス「ファミレスなんでも奢るっていうの忘れないでよね!」 

 

土御門「おっすカミや~ん、いきなりどうしたんだぜよ」 

 

上条「土御門!よく来てくれた!実はあーでこーで!」

 

 

土御門「なるほどねぇ~んでその香水をつけた女の子ってのはどこにいるんぜよ?」 

 

上条「あれ?そう言えばいない、なぁ御坂どこに行ったか分かるか」 

 

御坂「知らないわよ、黒子は瞬間移動出来るんだからどこに行ったとかジャジメントの初春とかに聞かないと分かるわけないわよ」 

 

土御門「ほほーう、あんたがカミやんが言ってたビリビリの姉ちゃんかぁ~」 

 

御坂「な、なによあんた」 

 

土御門「いや~別に~あ、そうだカミやん」

 

土御門「その恋するなんちゃらの効果だけどカミやんの右腕なら打ち消せるぜよ」 

 

上条「やっぱりか…」 

 

土御門「後、容器見さしてもらった時気づいたんだが、これは魔術側ぜよ」 

 

上条「魔術!まさかまたインデックスを狙って」 

 

土御門「真意は分からん。けどこれは人の好意を使って悪用する夢魔とよく似てる」 

 

上条「…」 

 

 

土御門「その証拠にカミやんの幻想殺しが反応した」 

 

上条「でも1度触れてるのに幻想殺しから離れるとまたその恋の状態になってたぞ」 

 

土御門「カミやん、恋ってもんは永続ぜよ、幻想殺しに触れてる時は効果が消されても、離れるとまたその恋心を通じて発動する」 

 

上条「土御門、どういうことだ」 

 

土御門「簡単な話、カミやんがその子に右手で触れてる時はその子は正常、だが右手から離れた瞬間にまたその魔術が発動してしまってことだ」

 

 

御坂「ちょっとあんた達、何こそこそ喋ってるのよ」 

 

インデックス「とうまー!!ヒロインの私を置いてけぼりにするなんてひどいんじゃないかな!?」 

 

黒子「上条様~!!」シュン 

 

御坂「あ!黒子あんたね!」 

 

黒子「上条様~!!コレ見てくださいまし~!!!」 

 

上条「なんだこれ…ってなっ!!」 

 

上条「婚姻届だとー!!」 

 

御坂「はぁー!!!!?」 

 

土御門「これは面白くなってきたぜよ」ニヤニヤ

 

上条「お前!これ!」 

 

黒子「婚姻届でございますわ~!!」 

 

御坂「く、黒子!!あんた勝手に何やってるのよ!」 

 

黒子「もう手続きはすましてありますわ!」 

 

インデックス「とうまとうま!私にファミレス奢る約束は!?奢るまで結婚なんて許さないんだからね!」 

 

上条「どうしたらいいんだよー!」 

 

土御門「カミやんカミやん」 

 

上条「土御門!この窮地なんとかしてくれ!」

 

 

土御門「カミやんはこのお嬢さん方の中で誰と結婚したいんぜよ?」 

 

上条「てめー!土御門!裏切りやがったな!」 

 

御坂「そ、そうよ!あんたが黒子と結婚したいだなんて一言も言ってないんだから結婚はなし!」 

 

黒子「そんなの上条様はわたくしと結婚したいに決まってますわ!」 

 

インデックス「とうまー!お腹空いたー!!ファミレスー!!」ギリギリ

 

 

土御門「皆がひとりずつカミやんとデートってのはどうぜよ?」 

 

上条「おいてめー!」 

 

御坂「デ、デート!!?」 

 

土御門「んで、デートした女性の中でカミやんが1番いいなと思った人が結婚できるぜよ」ニヤ 

 

御坂「な、なるほど、そういうことなら仕方ないわね///!」 

 

黒子「いいですわ、わたくしが一番って証明して見せますわ!」 

 

インデックス「おーなーかすいたー!!」ガブ 

 

上条「ぎゃぁぁぁぁ!!!」 

 

上条「不幸だぁぁぁ!!!」

 

 

デート1日目-インデックス- 

 

 

インデックス「デート、デート!とうまとデート!!」 

 

上条「はぁなんでこうなるのか」 

 

インデックス「むふふー」 

 

上条「はぁ不幸だ…」

 

 

ファミレス内 

 

 

インデックス「これとこれと、後これも!!」 

 

上条「はぁ、結局いつも通りじゃないか」 

 

店員「以上でよろしいですか?」 

 

インデックス「うん、大丈夫だよー!」 

 

上条「なぁインデックス、お前の10万3千冊の魔導書の中に夢魔に関することはないのか?」

 

インデックス「あるにゃもぐもぐあるけどもぐもぐ」 

 

インデックス「あの魔法はごくん時限式だから強制的に解除はオススメしないよもぐもぐ」 

 

上条「ん?どういうことだ?」 

 

インデックス「時限式魔術の利点はもぐもぐ強制解除は難しいけどもぐもぐ名前の通り時間が制限されてるんだごくん」 

 

インデックス「だからある程度の時間が経てば勝手に術式が解けちゃうの」 

 

インデックス「私なら術式を分解出来るけど術をかけられた人に後遺症とか残る可能性があるからだからオススメはしないんだよ」

 

上条「そうなのか…」 

 

インデックス「まぁ、もぐもぐあれくらいならもぐもぐ数日で効果が切れると思うからもぐもぐ大丈夫だと思うけどねごくん」 

 

上条「はぁ…不幸だ…」 

 

店員「ありがとうございましたー」 

 

インデックス「今日はごちそうありがとうね!とうま!」 

 

上条「俺の財布が…不幸だ…」

 

 

デート2日目-御坂美琴

 

 

御坂「あ、いたいたおーい!」 

 

上条「はぁ今日は御坂か…」 

 

御坂「なによそれ!私とデート出来るんだからもっと喜びなさいよ」 

 

上条「わーいわーい」 

 

御坂「あんたねぇ」ビリ 

 

上条「じょ、冗談だって!」 

 

上条「それより、今日はどこに行くんだ?」 

 

御坂「んふふ~それはね~」

 

 

遊園地 

 

 

上条「遊園地!?」 

 

御坂「そう!実はね!この遊園地今ゲコ太君とコラボ中なんだ~!!」 

 

御坂「あっ!見てみて!さっそくゲコ太君がいる!」 

 

御坂「ほら!一緒に写真撮るわよ!!」 

 

上条「お、おい」 

 

御坂「早く来ないと置いてくわよー!」

 

 

御坂「ねね!さっそくあれ乗ろ!」 

 

上条「げっ、ジェットコースターか…」 

 

御坂「なによ、あ、あんたもしかして怖いの?」ニヤニヤ 

 

上条「そ、そんなわけあるか!」 

 

御坂「あはは、あんたそれでも男なの~?」 

 

上条「(前にジェットコースターに乗ったとき、安全レバーが俺だけ外れて死にそうになったからなぁ)」

 

 

御坂「おっ!1番前じゃん!」 

 

上条「マジか、嫌な予感しかしないんですけど」 

 

御坂「はいこれ」 

 

上条「ん?カッパ?」 

 

御坂「このジェットコースターは最初水に飛ぶ込むからカッパ着ないといけないのよ」 

 

上条「マジかよ」 

 

御坂「ほら!後がつかえるから早く着て乗って乗って!」 

 

上条「はいはい」 

 

上条「(カッパもゲコ太君なんだな)」

 

 

店員「いってらっしゃいー!!」 

 

上条「どうか死にませんように」 

 

御坂「あんたそんなに怖いわけ?」ガタガタガタ 

 

上条「だから違うって!」ガタガタガタ 

 

御坂「ま、まぁその//いやいやでも乗ってくれてありがとうっていうかその嬉しいっいうかその///」

 

 

上条「なぁ御坂...」ガタガタガタ 

 

御坂「な、なに!?////」ガタガタガタ 

 

上条「カッパ...飛んでいったんですけど...」 

 

御坂「えっ...」ビューン 

 

上条「いやぁぁぁぁぁぁ不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ビューン

 

 

ザップァーーーン

 

 

御坂「はい、替えの服」 

 

上条「ああ、ありがとう... 」 

 

御坂「あんたお金もないなんてどういうことよ全く!」

 

 

遊園地-喫茶店

 

 

御坂「あんた、明日は黒子でしょ」 

 

上条「ん?ああ」 

 

御坂「どうすんのよ」 

 

上条「どうするもなにもなー」 

 

御坂「このままだと本当に黒子と結婚することになるわよ」 

 

上条「流石に大丈夫だろ」

 

御坂「あんたねぇ、あーゆー状態になった黒子は何するか分からないのよ」 

 

御坂「現に勝手に婚姻届作ってたじゃない」 

 

上条「つってもなぁ、俺あんまりアイツのことしらねぇし」 

 

御坂「はぁ、明日は私も後ろからこっそりついてってあげるから、いざって時は任せなさい」 

 

上条「おう、頼りにしてるぜ」 

 

御坂「か、感謝しなさいよね///」ボフッ

 

 

デート3日目-白井黒子

 

 

上条「はぁ」 

 

黒子「上条様~!!」シュン 

 

上条「うわ!瞬間移動」 

 

黒子「黒子はこの日を待ちわびていましたわ~」すりすり 

 

上条「きゅ、急に抱きつくなって!」 

 

黒子「だってだって~」 

 

上条「…」 

 

ーーーーーーーーーーーー 

 

昨日 

 

御坂「もし身の危険を感じたらすぐに右手で触れなさいよ!」 

 

御坂「さもないとどうなるか分かってるわよね?」ビリビリ

 

上条「はぁ」チラッ 

 

御坂「...」コソコソ 

 

黒子「ではさっそく向かいますわよ」 

 

上条「お、おう?どこに行くんだ?」 

 

黒子「もちろんー結婚式場ですわ!」 

 

御坂「は!?」ガタッ 

 

上条「えっ!?」

 

黒子「もう既に予約はとってありましてよ!」 

 

御坂「ちょっっと待ったぁぁぁぁ!」 

 

黒子「出ましたわね!お姉様!今日は絶対に邪魔してくるって気がしてましたわ!!」 

 

御坂「黒子!デートで結婚式するなんて反則でしょ!」 

 

黒子「そんなもの結婚した者勝ちですわよ!」

 

 

黒子「お姉様から逃げますわよ!」ダッダッダッ 

 

上条「ちょ、うわ!腕引っ張んなって」ダッダッダッ 

 

御坂「ちょっと!待ちなさいよ!あんた達!」ダッー! 

 

御坂「いい加減に...しなさいっ!」ビリビリ 

 

上条「ヤバい!御坂さん!?それは俺にも被害が」 

 

御坂「問答無用っ!」ビリビリ

 

上条「うわっ!!」バッ! 

 

ギャォォォン!!!! 

 

上条「おい!今の絶対に俺を狙っただろ!」 

 

御坂「うっさい!あんたも同罪よっ!」ビリビリ!

 

黒子「上条様!しばしの間失礼しますわ!」シュン 

 

上条「えっ」 

 

御坂「黒子が消えた!くっどこに言ったのよ黒子!」 

 

黒子「ここですわ!」シュン 

 

御坂「なっ!後ろ!?」 

 

黒子「お姉様には悪いですけど、お姉様を瞬間移動させてもらいますわ!」ダキッ 

 

御坂「し、しま!」 

 

黒子「瞬間移動!」シュン

 

 

上条「いったいどうなったんだ?」 

 

シュン 

 

黒子「さぁ上条様、おじゃま虫は消えたので結婚式場へ向かいましょう!」 

 

上条「ちょ、ちょっと待て!白井!」 

 

黒子「はい?」 

 

上条「(幻想殺しで一時的に術を解除するしか…)」グッ 

 

上条「…」スッ 

 

黒子「…」サッ 

 

上条「!?」

 

黒子「黄色い殿方がおっしゃってましたわね、上条様の右手には何か力を打ち消す様なものがある...と」 

 

上条「(土御門との話を聞かれてたのか!?)」 

 

黒子「一応本当か試してみましたけれど残念ながら瞬間移動は出来ませんでしたわ」 

 

黒子「ささ、そんな事より早く結婚式場に向かいますわよ」 

 

上条「(どうしたら)」

 

上条「(くそどうする、まさか御坂が失敗するとは思ってなかったし、土御門やインデックスに連絡するか)」 

 

上条「(いや土御門はそもそもこのデートの主犯だから余計厄介な事になる、ならインデックスだがあいつに出来ることなんて...)」 

 

黒子「着きましたわよ!」 

 

上条「(しまった!もうついてしまったのか!?)」 

 

上条「ってあれ!ここは!?」

 

 

一方御坂美琴 

 

 

御坂「ここは常盤台の学生寮!?黒子の奴っ!」 

 

御坂「チッ!どうしたら」 

 

御坂「あっ!」 

 

御坂「そうだ!」ピポパポ 

 

御坂「あーもう早く出なさいよ」プルルルルル 

 

携帯「ガチャ」 

 

初春「はいー!ジャジメントの初春ですー!」

 

御坂「あ、もしもし初春?私なんだけど今すぐ黒子の居場所を教えて!早く!」 

 

初春「ふぇ!?あっはい!」カタカタカタカタ 

 

御坂「黒子の奴!あいつと勝手に結婚だなんてさせないんだからね!」 

 

 

初春「御坂さん!黒子さんの居場所分かりました!」 

 

初春「今データを送ります!」 

 

御坂「おっけー!サンキュ!」ブツっ 

 

初春「あのー!いったい黒子さんなにをs」ブツっ 

 

初春「切れちゃった」ツーツー 

 

御坂「十字教教会...?聞いたことないわね」ダッダッ

 

 

十字教教会 

 

ステイル「上条当麻、汝は白井黒子をいついかなる不幸の時も愛すると誓いますか?というより誓え」 

 

上条「おいステイル!体に巻いてる縄をほどけ!何が誓えだふざけんな!」 

 

上条「そもそもいったいなんで俺は椅子の上に縛られてるんだ!なんでこいつらがここにいるんだよ!!」 

 

土御門「カミやん、ここは神聖な教会ぜよ、当然結婚式場でもあるわけよ」 

 

上条「土御門!てめぇの仕業だなこの野郎!」

 

ステイル「うるさいぞ上条当麻!」 

 

ステイル「おほん」 

 

ステイル「白井黒子、汝はいついかなる上条当麻の不幸の時も上条当麻を愛すると誓いますか?」 

 

黒子「誓いますわ」 

 

上条「おい!土御門!そこで見てないで助けてくれ!」ガタ 

 

土御門「まぁーまぁーカミやん?せっかくの結婚式なんだし楽しむぜよ」ニヤ

 

ステイル「いい加減にしろ上条当麻、貴様が結婚したらインデックスは君の所には居られず必然的に僕の所に来なければならない、そうすれば僕もインデックスと結ばれて無事ハッピーエンドなんだよ!」 

 

上条「うるせぇ!私欲に塗れてるじゃないかこの淫乱神父!」 

 

ステイル「では誓いのキスを」 

 

黒子「んふふ、上条様!誓いのキッスをしますわよ~」 

 

上条「ちょっとまて!マジでまってくr」

 

 

バーーーン!!! 

 

 

御坂「そこまでよ!」 

 

上条「御坂!!」 

 

御坂「黒子!いい加減にしなさい!そいつと結婚なんて私が許さないんだからね!」 

 

黒子「お姉様!性懲りもなく来ましたわね!」 

 

黒子「でももう遅いですわ!誓いのキッスさえ済ましたら私たちは無事結婚ですわ!」 

 

御坂「させるかーー!!!!!」ビリビリ!!! 

 

上条「あれ?ちょっと美琴さん?それでは身動きの取れない上条さんは避けられないのでh」 

 

黒子「チッ!」シュン

 

上条「ぎゃぁぁぁぁ!!!」 

 

黒子「ふっ!当たりませんわ!」シュン 

 

御坂「くっ!」 

 

御坂「(何か...黒子を一瞬でも止める何かが)」 

 

上条「ふ、不幸だ...」ボロボロ 

 

御坂「!」 

 

御坂「じゃあこれはどう!?」グググ 

 

上条「み、御坂さん!?御坂美琴さん!?どうして上条さんを持ち上げてるんでしょうか?」

 

御坂「どぉぉぉぉりゃゃゃゃゃゃ!!!」ポイッ! 

 

上条「うわぁぁぁ投げるなぁぁぁぁ」 

 

黒子「上条様!?」ガクッ 

 

黒子「あ、れ?体が動か...ない!?」 

 

御坂「あれ!?黒子!?なんで助けにいかないの!?」 

 

土御門「ありゃー予想より早く切れたにゃー」 

 

ステイル「ちっもう少しだったものを」

 

 

黒子「…あれ?わたくしなんでこんな所にいるのでしょうか?」 

 

黒子「ていうかなんでドレス!?」 

 

御坂「黒子!?あんた元に戻ったわけ!?」ダッダッダッ 

 

黒子「お、お姉様!?これはいったいどういうことなのですか!?」 

 

黒子「はっ!まさか!お姉様遂にわたくしと結婚を...!」 

 

御坂「はぁ効果が切れたみたいね...」 

 

上条「助けてくれぇぇぇぇぇ!!!」 

 

御坂「あっ!忘れてた!」 

 

 

上条「ぎゃふん」ボキッ! 

 

上条「ふ、不幸だぁ…」ガクッ 

 

 

ピーポーパーポー

 

 

後日 

ーー病院ーー 

 

カエル先生「はぁ、君ってここの病院が好きなんだね」 

 

上条「好きで入院してるわけじゃないんです…」 

 

カエル先生「まぁ君は頑丈だから、大事に至らなかったし、すぐに退院出来るよ」 

 

上条「ありがとうございます」

 

カエル先生「ではまたね」ガラガラ 

 

上条「(結局、恋の香水は三日で効果が切れるみたいだった)」 

 

上条「(土御門曰くあれは魔術側の資金が足りなかったから資金調達がてら作っていた物らしい)」ガラガラ 

 

上条「(だがあまりにも強力だったため製品化は中止、残った試作品を誰かが盗み白井黒子に渡したようだった)」 

 

上条「(いったい誰が白井黒子に渡したのかはまだ分かってないが)」 

 

上条「まぁ結局はなにも変わらなかったし結果オーライだな!」

 

インデックス「よくないよ!」 

 

上条「インデックス!?いつの間に!」 

 

インデックス「とうま、とうまが最後のデートに行ってから私とスフィンクスはね冷蔵庫には食べ物もなくお金もなく、どうしようもなくて餓死寸前だったんだよ?」 

 

上条「そ、それは、入院するぐらい壮絶な戦いがあったのでして」 

 

インデックス「とうま...」ギリギリ 

 

上条「イ、インデックスさんその噛み付くのだけは」 

 

インデックス「問答無用っ!」ガブッ! 

 

上条「だぁぁぁぁぁ!!!不幸だぁぁぁぁぁぁ!!!」 

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

御坂「結婚おめでとう、上条黒子さん」ニコッ 黒子「お、お姉さま・・・」ゴクリ

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