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おすすめSSを読みやすく紹介!

アスカ「あれが来てないの」 シンジ「すみません、ミサトさん」 【エヴァss/アニメss】

 

ゲンドウ「入れ」

 

ミサト「お呼びでしょうか碇司令」カツカツ

 

ゲンドウ「…」

 

冬月「葛城三佐」

 

ミサト「はっ」

 

冬月「…君にはチルドレンの監督保護を任せているが、様子はどうだね?」

 

ミサト「はい、現在のところ目立った問題は見られません。日常生活は順調。定期的なシンクロテスト、メディカルチェックにも異常は無く…」

 

 

ゲンドウ「くっつけろ」

 

 

ミサト「……………………は?」

 

 

冬月「あの二人を、恋仲にしたまえ」 

 

 

ミサト「あの…えっと?」

 

ゲンドウ「聞こえなかったか、葛城三佐」

 

ミサト「あ、いえ聞こえましたけど…。ちょっと意味が… え?」

 

ゲンドウ「繰り返す、あの二人を…」

 

冬月「まあ待て碇、順を追って説明をした方が理解も深まる」

 

ゲンドウ「…ああ、そうだな」

 

ミサト「…」 

 

 

ゲンドウ「葛城三佐」

 

ミサト「は、はっ!」

 

ゲンドウ「エヴァQは観たかね?」

 

 

ミサト「」

 

 

ゲンドウ「観ていないなら観に行くといい、1800円だが見て損はない」

 

ミサト「司令、いきなりメタ発言はどうかと思われまs」

 

ゲンドウ「本題はここからだ」 

 

 

ゲンドウ「詳しくは言わんが、私はアレを見て老後が不安になった」

 

ミサト「はぁ…」

 

ゲンドウ「私はあのままで良いのか?」

 

ゲンドウ「ネルフに、人類補完計画にすべてを捧げて、良いのか冬月?」

 

冬月「良くはないな、碇」

 

ゲンドウ「そうだ」

 

ミサト「私帰っていいですか?」 

 

 

ミサト「話が見えないのですが…」

 

ゲンドウ「冬月」

 

冬月「我々が用意した資料だ」

 

 

 

碇シンジ幸せ家族計画ver25.3

 

 

 

ミサト「」

 

ゲンドウ「私は、孫の顔を見たいのだ」 

 

  

リツコ「で?引き受けたの?」

 

ミサト「ほんと最近の司令はワケわかんないわ…」グター

 

リツコ「けれど随分短絡的な話ね。司令ならレイをシンジくんに当てがいそうなものだけど…」

 

ミサト「一応そう聞いたわよ。そしたら…」

 

リツコ「そうしたら?」 

 

ミサト「レイじゃなくて良いんですか?」

 

ゲンドウ「断る」

 

ミサト「えっ」

 

ゲンドウ「えっ」

 

ミサト「なにそれこわい」

 

冬月「碇」

 

ゲンドウ「これは譲れません冬月先生」

 

冬月「だがな碇、約1年計画を暖めておいて言うのも難だが、こういう場合はやはり…」

 

ゲンドウ「レイに悪い虫を近付けさせる計画など無意味だ」ゴゴゴゴゴゴゴ

 

ミサト「うわぁ…」 

 

リツコ「うわぁ…」

 

ミサト「ねぇ?」

 

リツコ「あなたも大変ね」

 

ミサト「ほんっと、どうすればいいのかしら…」

 

リツコ「任務ならやるだけじゃない。それに作戦は得意でしょ? 葛城作戦部長さん?」クスッ

 

ミサト「あ、そだリツコ。参考資料で貰ったゼクシィとたまひよ要る?」

 

リツコ「うわぁ…」 

 

 

ミサト「ただいまー」

 

ガチャン!バタン!

 

コラァア!バカシンジィー!

ヤ,ヤメテヨアスカ!!

 

ミサト「いきなり前途多難ねぇ…」

 

 

 

 

シンジ「あ、ミサトさんおかえりなさい」

 

アスカ「ふんっ」

 

ミサト「なにどうしたの?夫婦喧嘩?」

 

アスカ「なっ!?何が夫婦喧k

 

シンジ「洗濯物のことでちょっと」

 

ミサト「洗濯物?」 

 

ミサト「あぁ、一緒に洗ったとか洗ってないとかそういう奴ね?」

 

シンジ「すみません…」

 

ミサト「あたしは気にしないけど… ねぇ、シンジくん?」

 

シンジ「は、はい」

 

ミサト「年頃の女の子はね、そういうのを特に気にするの。そういう細かいことにも気を使ってあげないと、すぐに嫌われちゃうわよ?」

 

シンジ「ですよね…」

 

 

 

ミサト(作戦ステップ1、女心を知らない男に少しずつそれを理解させる!)

 

 

 

シンジ「じゃあアスカの言う通り明日から一緒に洗わなきゃなぁ」

 

ミサト「ちょっと待てその女心は知らない」 

 

 

ミサト「え? なに? 一緒に?」

 

シンジ「え、はい。え?」

 

ミサト「何が起こっているというの…!?」

 

シンジ「ミサトさん?」

 

ミサト「シンジくん、下着とかを一緒に洗って怒られたんじゃないの?」

 

シンジ「ち、違いますよ! そういうことしたらアスカが怒っちゃうかなって思って、別々に…」

 

ミサト「そしたら」

 

シンジ「なんで一緒に洗わないんだって…」

 

ミサト「」 

 

 

ミサト(待ちなさい、落ち着くのよ葛城ミサト作戦部長!)

 

ミサト(アスカはああ見えて無駄を嫌う合理主義者)

 

ミサト(節電… そう!節電よ!)

 

ミサト(考えれば当然の事だわ)

 

ミサト(こんな事で狼狽えるなんてまだまだね、葛城ミサト!!)

 

 

 

ミサト「シンジくん、ちょっと待ってて。アスカを宥めてくるから」ニコッ

 

シンジ「はい」ホッ 

 

ミサト「アスカ?入るわよ?」ガチャッ

 

アスカ「…!」ビクッ

 

ミサト「まだシンちゃんに怒ってるの?」

 

アスカ「う、ううん…そんな事ないわよ。バカシンジ相手にガキじゃあるまいし」ガサゴソ

 

ミサト「? …まぁいいわ、ところで洗濯物の事だけど」

 

アスカ「!!」 

 

ミサト「アスカは一緒に洗うことで光熱費が抑えられると、そう考えたのよね?」

 

アスカ「…!」

 

ミサト「アスカ?」

 

アスカ「そ、そうよ!?シンジがここはミサトの家だっていうのに無駄に電気代を使おうとするかりゃっ…」

 

ミサト「…………そうよね」ハァ

 

ミサト(作戦遅延だけど、清く正しく計画を進めて行けそうね)クスッ 

 

 

ミサト「でもねアスカ?」

 

ミサト「シンちゃんは洗濯物を一緒に洗ったらアスカが嫌がるだろうと思って別々に洗濯したのよ?」

 

ミサト「電気代だってネルフから支給されてる給金で賄えてるし」

 

ミサト「シンちゃんはアスカを怒らせるつもりは無かったってことを知ってくれると、私は嬉しい」

 

アスカ「…」

 

ミサト(実は相手が自分のためを思って行動を起こしていた… これはジャブのように軽いが、継続することで心の壁を確実に削って行く) 

 

 

ミサト「さ、出てきて。ご飯にしましょ?」

 

アスカ「…わかったから、先出てて」

 

ミサト「分かったわ」

 

ミサト(作戦成功ね)

 

 

 

アスカ「シンジの、シャツ」スーハー 

 

 

ミサト「さて、どうしようかしら」ペラッ

 

ミサト「一分一秒刻みで進む計画書なんて意味があるわけ?」ペラッ

 

ミサト「なんで一ヶ月後に結婚おめでた出産? あの人ら一年煮詰めてこれなの…?」ペラッ

 

ミサト「演算担当…マギシステム…」

 

ミサト「…」ポイッ

 

ゴミ箱「ほいよ」バサッ

 

ミサト「これは即興でどうにかするしかない、か」 

 

トウジ「碇に」

 

ケンスケ「惣流を意識させる方法」

 

ヒカリ「ですか…」

 

ミサト「そう、かなりワケわかんないお願いだと思うんだけども、ちょっち考えてくれない?」

 

 

ケンスケ「そう言われてもなぁ、今でも充分仲が良いと思いますよ?」

 

トウジ「毎日毎日夫婦漫才見せてもろぉて腹いっぱいですわ」

 

ヒカリ「女子の半分以上が血涙流してるもんね…」

 

ミサト「なに?そんなに仲いいの?」 

 

ミサト(シンちゃんの方面から攻めようかと思ったけど、有力な意見が聞けそうね…)

 

ミサト「なにか印象に残ってるエピソードとか無いの?」

 

 

ケンスケ「枚挙に暇がありませんよ」ハハッ

 

ヒカリ「ほら、お昼時に『お弁当忘れたー!』ってアスカが騒いでた時あったでしょ?」

 

トウジ「あったあった、芸人張りの声出しとったで」ウンウン

 

ヒカリ「そうそれ。で、碇くんが『忘れたアスカの責任だろー!?』って」

 

ミサト「いつもの光景に見えるんだけど…」 

 

 

ヒカリ「それからアスカがおもむろに碇くんが座ってた椅子に座りはじめて…」

 

ミサト「…ん?あれ日本語が」

 

トウジ「半分に碇、半分に惣流が座って」

 

ケンスケ「仲良く一組の箸で弁当つついてましたね」

 

 

ミサト「」

 

 

ヒカリ「シンジくん狙いの女子が血を吐き血涙を流した事件は、血の昼休みと呼ばれています」 

 

 

>ヒカリ「それからアスカがおもむろに碇くんが座ってた椅子に座りはじめて…」

 

座位か… 

 

 

イラッシャーセー

 

 

ミサト「何なのかしら…この言い知れぬ不安は」ガサッ

 

ミサト「あの部屋で見せた行動に問題は感じられなかった」ガコッ

 

ミサト「碇シンジ幸せ家族計画… いえ、違う」ア,ニクマンヒトツ

 

ミサト「何かが、動いている?」コマカイノナイカラセンエンデ

 

 

アリアトッシター 

 

 

リツコ「突然下された任務、奇妙なほどにお膳立てられている環境、そして…」

 

ミサト「あまりに近すぎる距離感」

 

リツコ「で、司令やゼーレが裏で心理操作や記憶操作を? 考えすぎよ」

 

ミサト「そうかなぁ?」

 

リツコ「まずメリットが皆無だわ」

 

ミサト「うぅん…」

 

リツコ「随分疲れてるわね。大体どんな問題があるの?好きあってる二人が計画通り幸せ家族になる。素敵なことだし作戦部長の面目躍如じゃない」 

 

 

ミサト「… うまく言えないんだけどさぁ」

 

ミサト「あの二人にはさ、そういう関係になるなら計画とか関係なく、純粋に恋人なり何なりになってほしいのよ」

 

リツコ「計画も何も関係なく、放っておけばこのままなりそうだけど?」

 

ミサト「そうだけど…そうじゃなくて…二人が幸せになる時にさ、こんな裏から糸を引くような立場に居るのは」

 

 

ミサト「あの子達の親代わりとして、絶対嫌だなって…」 

 

ゲンドウ「親ですが計画推進派ですが、何か?」 

 

 

リツコ「保護者としてではなく計画責任者として、二人を無理にそういう関係にしようとしてるんじゃないか?」

 

ミサト「…」

 

リツコ「不信の原因はそれ?」

 

ミサト「…うん、それ」

 

リツコ「計画の放棄を司令は望んでいないわ」

 

ミサト「だよねぇ…」 

 

 

リツコ「あなたの気持ちはわかる、でも任務は任務よ。二人が一緒なるのを見届けなさい」

 

ミサト「リツコ…」

 

リツコ「さ、今日はもうすることないんでしょ? 私は不備だらけの計算をしたマギを修理しなきゃいけないから」

 

ミサト「…ごめんね、愚痴って」

 

リツコ「いいのよ」

 

カツカツカツ…

 

 

 

 

 

 

 

リツコ「本当にこれでいいのね?」

 

「はい、ありがとうごさいました」 

 

 

ミサト「ビールうまいわー」ポケー

 

アスカ「もう少し飲む量減らした方がいいんじゃないの?」

 

ミサト「分かってないわねぇアスカ、ビールは命の洗濯なのよ。そのジュースをビールに変える日、その時こそ(ry」

 

アスカ「洗濯、ねぇ」

 

 

ミサト「…」

 

アスカ「…な、なに?」

 

ミサト「シンちゃんのことどう思ってるの?」

 

アスカ「ブッホァ!」ベベシャア!

 

ミサト(異性へのストレートな感想を聞くことで隙を生み) 

 

アスカ「な、ななな何言っへ…!」ゴホッゴホッ

 

ミサト「聞いたわよぉ?学校でのアレやこれや。随分仲がいいじゃないの?ひとつの箸で…」

 

アスカ「ふ、ふぉわぁあ!?」

 

ミサト(その隙へと鋭い刃を突き立てる!)

 

 

 

ミサト(ごめんリツコ。あんなこと言っといてアレだけど)

 

 

 

(あたしノリノリだわ…) 

 

 

アスカ「ヒ、ヒカリ!?それとも三バカの誰か!?」

 

ミサト「情報元は明かせないわ」

 

ミサト(まあ二人も気にはなってるけど恋人同士ってことは無さそうだし)

 

アスカ「な、何が目的なの!?」

 

ミサト「何にもないわよぉ、ただ二人が仲がいいのは嬉しいなぁって」

 

ミサト(計画はただの司令の妄想って可能性もあるしね)

 

アスカ「…」

 

ミサト「そんな二人を私は応援したいなぁーって」

 

ミサト(あたしが二人の幸せに立ち会うとしたら相当先…)

 

アスカ「お、応援してくれるの?」

 

 

 

 

 

 

ミサト「うん?」 

 

 

ミサト「うん、応援する…けど、うん?」

 

アスカ「嘘じゃない?」

 

ミサト「え、ええ。二人の仲がいいのは良い事だし、ストレスが無いってことはエヴァのシンクロテストにも良い影響を…」

 

アスカ「…」

 

ミサト(あ、これは)

 

アスカ「…誰にも言わないでね?」

 

ミサト(まずいやつだ)

 

 

 

 

 

アスカ「あれが来てないの」 

 

 

ミサト「司令!どういうことですか!!」バアン!

 

ゲンドウ「落ち着きたまえ葛城三佐」

 

ミサト「落ち着いていられますか!?」

 

ゲンドウ「それからそのドアは押して開けるものではない、自動的にあk」

 

ミサト「知りません!」バン!

 

ゲンドウ「…」シュン…

 

ミサト「この計画書は、正しかったんですね?」ハァ、ハァ

 

ゲンドウ「そうだ」

 

冬月「産期は流石に冗談半分で付け足したがな」

 

ミサト「笑えません!!」

 

冬月「…」シュン… 

 

 

ミサト「なんでこんな…」

 

ゲンドウ「一週間前のことだ」

 

ゲンドウ「シンクロテスト中の検査で、二号機パイロット惣流・アスカ・ラングレーには、微少だが妊娠の兆候が見られた」

 

ミサト「!!」

 

ゲンドウ「詳しい事については…赤木博士」

 

リツコ「はい」

 

ミサト「リツコ!?」 

 

リツコ「検査中に確認された解析画像です。腹部…主に子宮の微少な膨張が見られます」

 

ミサト「膨張で判断すべきものなの? 他の疾病の可能性は?細かい検査は?」

 

リツコ「メディガルチェックは安定、その他検査も何ら問題なし。細かい検査はまだだけど…」

 

冬月「犯人が名乗り出た」

 

ミサト「…誰ですか?」ギリリ

 

ゲンドウ「無論わかっている。そして、君にその任を与えたはずだ」

 

ミサト「そんな… いえ、でもまさか!?」

 

 

 

シンジ「すみません、ミサトさん」 

 

 

 

ミサト「あちゃあぁ…」ズルズル

 

リツコ「監督不行き届きね」

 

シンジ「み、ミサトさん!?」

 

ゲンドウ「我々は碇シンジの提案に乗り、今計画を立案した」

 

ゲンドウ「そしてマギに今後の予測をさせ、今まで暖めていた碇シンジ幸せ家族計画Ver25.0と掛け合わせた」

 

ミサト「計画はあったんですか…」ズーン

 

冬月「学校でのドタバタラブコメも詰め込んでいたんだか、使われず正直ガッカリしている」

 

リツコ「うわぁ…」ドンビキ 

 

  

ミサト「シンジくん…なんでこんな…」

 

シンジ「やってしまった事の、責任を取りたいんです」

 

ミサト「…責任?」

 

シンジ「アスカにあんなことをしてしまって、でも僕はまだ14歳で、子供で…」

 

ミサト「…」

 

シンジ「だから、どうにかしてアスカが子供を生んでも安心できる環境を作りたかったんです」

 

ミサト「…アスカが不自由しない、エヴァから降りなくていい、子供を育てられる環境をつくる、責任?」

 

シンジ「はい」

 

 

 

 

 

ミサト「それは違うわ、碇シンジ君」 

 

シンジ「えっ」

 

ミサト「こんな下らない計画を進めてる時、あなたは何をしていたの?」

 

シンジ「だから、アスカの傍に…」

 

 

ミサト「違うわシンジ君。アスカに、妊娠しているということを伝えたの?」

 

 

シンジ「…っ」

 

ミサト「安心させてあげたの? 彼女の不安にたいして向き合ってあげたの?」

 

シンジ「ぼ、僕は」

 

ミサト「本当にそれでも責任なんてものを語れると思っているの!?」 

 

  

ゲンドウ「待ちたまえ葛城三s」

 

ミサト「黙っていてください!!」

 

ゲンドウ「…」

 

ミサト「伝えましょう、シンジ君」

 

シンジ「え…」

 

ミサト「本当にその行為に責任を持っているのなら、アスカに、伝えましょう」

 

ゲンドウ「しかしそれでは計画」

 

ミサト「…」

 

ゲンドウ「…」

 

 

 

 

ミサト「伝えるべき人は、もうそこ来ているわ」

 

アスカ「…」 

 

 

アスカ「本当なの?」

 

シンジ「あ、アスカ…」

 

 

アスカ「…」ツカツカ

 

シンジ「あ、アスカ?話を…」

 

アスカ「ボォォオケェエエシィィインンンジィイィイイイ!!!」ヒュンッ

 

シンジ「あぼぅっ!?」メゴッシャー!!

 

 

ドガシャーン!

 

 

 

ミサト「あー」

リツコ「台無しね」

ゲンドウ「これも計画通りだ」

冬月「…」ゾクゾクッ 

 

 

シンジ「な、何するんだよアスカぁ!!」

 

アスカ「うるっさいクソボケバカシンジ!」

 

シンジ「ば、バカはわかるけどクソボケって…」

 

アスカ「人の事ほったらかしてこんなジメッジメしたところで何やってんのよ!?あんたバカぁ!?」

 

アスカ「こちとらあんた居ないから部屋にある服あらかた嗅ぎ終えちゃったわよ!!」

 

シンジ「え、えぇえ?」

 

 

ミサト「あー、妊娠してる人がイライラしやすいって本当だったのねぇ…」

リツコ「連れて来といて何をいってるのよ」

ゲンドウ「そういえばあの頃のユイも…」ガタガタガタガタ

冬月「ああ…」ガクブルガクブル 

 

 

ユイ「冬月ィ!」

 

冬月「ヒィィィ」ビクゥ 

 

 

アスカ「………………あの時なの?」

 

シンジ「たぶん…」

 

アスカ「ほんと、迂闊だったわ。もう少し頭を使って考えればよかった… そうすれば」

 

シンジ「こんな事には…」

 

アスカ「違う!」ゲシッ

 

シンジ「痛っ!」

 

アスカ「……………のに」

 

シンジ「…アスカ?」

 

 

アスカ「もっとちゃんと、産めたのに」 

 

シンジ「…」

 

アスカ「…」

 

シンジ「あ、アスカ?」

 

アスカ「こっち見んな…」クルッ

 

シンジ「見せてよ」

 

アスカ「うっさいこっち来んな!!顔見るな!!」

 

シンジ「…アスカ」

 

アスカ「………不本意だけど、どうしようもなく頭に来るぐらい不本意だけど…」

 

 

シンジ「…」

 

アスカ「大切にする!?」キッ

 

シンジ「は、はい」ビクッ

 

アスカ「裏切って捨てたりしない!?」

 

シンジ「し、しません!」

 

アスカ「…なら、全部許す」 

 

 

アスカ「じゃあとりあえず、あんた家事全部やりなさいよね」フフッ

 

シンジ「もちろん。だけどいつも通りじゃないか」クスッ

 

 

 

 

リツコ「…これで?」

 

ミサト「まあ、正直成り行き任せというか軟着陸って感じだけど…」

 

ミサト「いいんじゃない?」

 

リツコ「保護者としては?」

 

ミサト「赤点ギリギリだけど… ま、良いでしょ」

 

リツコ「そ」

 

ゲンドウ「計画は成った。冬月、式の準備だ」

 

冬月「わかった」ビクッビクンッ 

 

 

ミサト「さて、これで一件落着ね。シンちゃん、アスk

 

シンジ「でもビックリしたよね」

 

アスカ「そうよねぇ、手を繋いで寝ただけで子供ってできるのね」 

 

 

 

ミサト「…ん?」

 

リツコ「え?」

 

ゲンドウ「…?」

 

冬月「む?」

 

 

 

シンジ「ミサトさん?」

 

アスカ「どうしたの?」

 

 

 

 

 

ミサト「え?今なんて?」 

 

 

 

後日

 

 

 

リツコ「…」

 

ミサト「…」

 

 

ミサト「異性、好きな男の子、添い寝…女性ホルモンの過剰分泌…」

 

リツコ「同棲による性意識の肥大化、密着状態による種の保存本能の目覚め、LCLに浸る事による自意識の拡張…」

 

リツコ「…科学者として失格だわ。全ての要素は揃っていたのに」

 

ミサト「想像妊娠…」

 

リツコ「思春期の性知識の不足も手伝って、事が大きくなってしまったのね」

 

ミサト「なによそれ、そんなの…あんまりじゃない」 

 

リツコ「シンジ君たちは?」

 

ミサト「とりあえず連れてきた。ネルフ内の個室で待機させてる…」

 

リツコ「見張りは?」

 

ミサト「付けてる」

 

リツコ「賢明ね。極度の緊張が解け、それが意味のないものだったと知った時の人間ほど危ういものはないわ」

 

ミサト「…やめてよ」

 

リツコ「行ってあげなさい。あなたも、大切な人に大切なことを伝えないと」

 

ミサト「…」 

 

ミサト「…」

 

ザワザワ

 

ミサト「なに?人だかr…」

 

ミサト「…!!」ダッ!

 

 

ミサト「ちょっとどいて!!」

 

ミサト「シンちゃん!アスカ!」

 

ミサト「二人とも早まっt

 

ゲンドウ「私だ」 

 

ミサト「ひょぅえへえぇえええ!!?」ドサッ

 

ゲンドウ「どうした葛城三佐」

 

ミサト「ひ、人垣を抜けた先に司令の顔があったら誰でもこうなります!!…あっ」

 

ゲンドウ「ほう」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

ミサト「は、はは。逞しいお髭だこと…」

 

シンジ「ミサトさん

 

アスカ「あはははっ!み、ミサトあんた何やってんのぉ!?」ヒー!ヒー!

 

ミサト「ど、どうしたのアスカその服装…」 

 

 

ゲンドウ「冬月」

 

冬月「私が趣味で集めているウェディングドレスとタキシードだ」ドヤァ

 

ミサト「うわぁ…近寄らないでください…」

 

冬月「今回は色々あったが、せめてと思ってね」

 

アスカ「悪くないでしょ?」フフンッ

 

シンジ「ははっちょっとブカブカですけど…」

 

アスカ「誰が胸がないのよ!!」ベチィッ!

 

シンジ「痛ぁ!?」

 

 

ミサト「は、はは… あぁ、良かったぁ…」ズルズル

 

シンジ「ミサトさん!?」 

 

 

 

ミサト「二人とも…」

 

アスカ、シンジ「?」

 

ミサト「余計な計画が無い分、これからあたし張り切るわよ」

 

アスカ「張り切る?」

 

シンジ「使徒退治を?」

 

ミサト「違うわよ、二人とも、もうお互い好きあってるんでしょ?」

 

アスカ「なっ…!」

 

シンジ「あ、はい」ハハッ

 

アスカ「ちょっ! ああもぉうっ!!」 

 

 

 

 

ミサト「二人が幸せになるまで、保護者として、親代わりとして、絶対に言い切れるようになってやるわ」

 

 

 

 

 

ミサト「アスカとシンちゃんを、全力でくっつけた。って」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

ミサト「アスカとシンちゃんを全力でくっつけてみた」

http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51752481.html