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雪乃「貴方と結婚だなんて、一生の不覚だわ」 八幡「…」【俺ガイルss/アニメss】

 

雪ノ下編①

 

八幡「どうしてこうなったし」

 

雪乃「一生の不覚だわ。貴方と結婚だなんて」

 

八幡「俺……生きていけるのかな……」

 

雪乃「あら、こうなってしまったのなら仕方ないわ」

 

八幡「何が……」

 

雪乃「貴方を矯正してあげるわ……私の一生をかけてね」

 

八幡「……」

 

雪乃「ふふっ……楽しみね」

 

八幡「幸せってなんだっけ」

 

 

雪ノ下②

 

八幡「……こんなもんか」

 

雪乃「ただいま」

 

八幡「ああ、おかえり」

 

雪乃「あら。掃除してたの?」

 

八幡「……まぁこれぐらいはしないとな」

 

雪乃「ふふっ……そうね。適当だと私に捨てられるものね」

 

八幡「……そうなると俺は路頭に迷うわけだ」

 

雪乃「大丈夫よ、また拾ってあげるわ」

 

八幡「何故捨てたんですか……」

 

雪乃「捨てられたらありがたさがわかるでしょ?」

 

八幡「ふぇぇ……この人怖いよぉ」

 

 

結衣①

 

結衣「えへへー」

 

八幡「……」

 

結衣「もー。何でそんなに疲れた顔してんの」

 

八幡「式って何であんなに疲れるんだ……」

 

結衣「……今日から夫婦なんだね」

 

八幡「え。何で意識させるの」

 

結衣「……初夜……だね」

 

八幡「え。お前がその言葉を知ってるのにビックリなんだが」

 

結衣「そ、それぐらい知ってるし!」

 

八幡「ああ……そうかそうか。まぁ疲れたから休もうぜ」

 

結衣「……」ギュゥ

 

八幡「……お、おい」

 

結衣「……もう……誤魔化さないでよ」

 

八幡「……」

 

結衣「……しよ?」

 

この後滅茶苦茶セ◯クスした

 

 

結衣②

 

結衣「ヒッキー!これこれ!」

 

八幡「ぁー?」

 

結衣「デザフェいこう!」

 

八幡「やだ」

 

結衣「いくのー!」

 

八幡「やだ」

 

結衣「……」

 

八幡「……」

 

結衣「……だめ?」上目遣い

 

八幡「……ぅ」

 

 

結衣「やばっ!まじうま!」

 

八幡「……はぁ」

 

八幡(結婚してからこいつに勝てないんだが)

 

 

いろは①

 

いろは「起きてくださーい」

 

八幡「……ぅ」

 

いろは「……起きないと悪戯しますよ」

 

八幡「わかった。起きるからやめろ」

 

いろは「つれないなー」

 

八幡「……ぁー……仕事めんどくさい」

 

いろは「もー。可愛い後輩が甲斐甲斐しくご飯を作ってあげてるんだから頑張って下さい」

 

八幡「……まぁ飯作ってくれてるのはマジで助かってる」

 

いろは「でしょー?私って凄い尽くしてますよね」

 

八幡「自分でいうなよな……」

 

 

いろは②

 

八幡「学校はどうなのよ」

 

いろは「ぁー。普通ですよー普通」

 

八幡「そうか」

 

いろは「あ。小町ちゃんが怒ってましたよ」

 

八幡「げ。なんで」

 

いろは「最近家に帰ってこない!って」

 

八幡「ぁー……来週帰るか……」

 

いろは「ほんと小町ちゃんが好きですねー」

 

八幡「当たり前だ」

 

いろは「……私とどっちが好きですか?」

 

八幡「小町」

 

いろは「……はぁ……ほんとぶれないですねぇ」

 

八幡「……」

 

いろは「まぁいいですけどねー」

 

八幡「……好きの種類が違うんだよ」

 

いろは「え?」

 

八幡「ごちそうさん

 

いろは「ちょ、ちょ!先輩もっかい!もっかい!」

 

八幡「学校遅れるぞ。行ってきます」

 

いろは「ちょっとー!」

 

 

雪ノ下③

 

雪乃「……ゴホッゴホッ」

 

八幡「……風邪か」

 

雪乃「……問題ないわ」カタカタ

 

八幡「……はぁ」スッ

 

雪乃「……何故目隠しするのかしら。パソコンが見えないのだけど」

 

八幡「働きすぎだバカ」

 

雪乃「仕方ないでしょう?誰かさんが働かないのだもの」

 

八幡「……はぁ……それ、陽乃さんに渡す資料だろ」

 

雪乃「そうよ。早く手を」

 

八幡「よいしょ」

 

雪乃「……ちょっと?」

 

八幡「お前は少し休んでろ。後でココアでもいれてやる」カタカタ

 

雪乃「……ありがとう」

 

 

陽乃①

 

八幡「どこで間違えたのか」

 

陽乃「どうしたの?」

 

八幡「いえ、自分の人生を振り返ってました」

 

陽乃「その結果の一言?」

 

八幡「ええ」

 

陽乃「多分君の人生で間違ってなかったことってなかったんじゃないかな?」

 

八幡「……酷くないですか」

 

陽乃「これからも間違えていくんでしょ?」

 

八幡「……かもしれませんね」

 

陽乃「ふふっ……まぁどれだけ間違えてもお姉さんのとこに戻ってくるならいいよ」

 

八幡「……言ってて恥ずかしくないですか」

 

陽乃「ぜーんぜん♪」

 

八幡「……はぁ」

 

八幡(ほんと、何故こうなったし)

 

 

戸塚①

 

戸塚「八幡……おきてー。学校だよー」

 

八幡「はっ!」

 

戸塚「おはよう。八幡」

 

八幡「ああ……おはよう」

 

戸塚「あはは、凄い寝癖だよ」

 

八幡「……悪い、飯当番俺だったな」

 

戸塚「いいよいいよ。僕が作るから八幡は身支度しといて」

 

八幡(……あー、これが幸せというやつか)

 

 

海老名①

 

姫菜「おかえりー」

 

八幡「……ただいま」

 

姫菜「遅かったねー」

 

八幡「仕事溜まってたからなぁ」

 

姫菜「お疲れ様。お風呂わいてるよー」

 

八幡「どうも」

 

姫菜「うん。ご飯暖めとくねー」

 

八幡(平和だなぁ)

 

 

めぐり①

 

めぐり「ただいまぁー」

 

八幡「おかえりなさい」

 

めぐり「うー寒いよー」

 

八幡「炬燵入ってください」

 

めぐり「うんー。あーぬくいなぁ」

 

八幡「……あの、何故隣に」

 

めぐり「えー?くっついた方が暖かいしー」

 

八幡「……風呂わいてますよ」

 

めぐり「うん。後で入るねー」ギュー

 

八幡「……はぁ……ご飯先にしますか」

 

めぐり「それも後かなぁ」

 

八幡「ええー……」

 

その後滅茶苦茶

 

 

川崎①

 

川崎「……おかえり」

 

八幡「ああ」

 

川崎「ん。上着かして」

 

八幡「ああ、悪い」

 

川崎「いいよ。それより今日けーちゃんが遊びたいってさ」

 

八幡「ああ。じゃあお前んち行くか」

 

川崎「……悪いね」

 

八幡「別にこれぐらい問題ないぞ。小町で慣れてる」

 

川崎「そう。それじゃあ後で行こう」

 

八幡「ああ」

 

八幡(まさかこいつと結婚するとは……)

 

川崎「ああ。そういえば今日大志が……」

 

八幡(まぁ、実は可愛いかったんだもんな)

 

川崎「……聞いてる?」

 

八幡「ああ。聞いてるぞ。大志は絶対に許さん」

 

川崎「あんた何いってんの……」

 

八幡(本人に言ったら真っ赤になって怒られるから言わないがな……たまに言って楽しむけど)

 

 

三浦①

 

三浦「はぁ……」

 

八幡「……溜め息つくのやめてくれませんか」

 

三浦「うっさい」

 

八幡「しょーがないだろ。取れなかったもんわ」

 

三浦「あんたクレーンゲーム下手すぎ」

 

八幡「言っておくがな、クレーンゲームの商品は最大でも800円なんだぞ。あんなもんに1000円も2000円も使うぐらいならそこらのリサイクルショップで同じ商品を買ったほうがいい」

 

三浦「あれがほしかったんじゃなくて……あんたに取ってほしかっただけだし」

 

八幡「……はぁ……そのうちな」

 

三浦「……うん」

 

 

雪ノ下④

 

雪乃「またアニメを見てるのね」

 

八幡「たまにはな」

 

雪乃「……休みよ?」

 

八幡「ああ……ゆっくり休んでくれ」

 

雪乃「……」

 

八幡「……」

 

雪乃「……出掛けるわよ」

 

八幡「え、休みなのに?」

 

雪乃「うるさい、すぐ用意しなさい」

 

八幡「後13分待ってくれ」

 

雪乃「……はぁ……やはり捨ててやろうかしらこの男」

 

八幡「やー。やっぱり雪ノ下は可愛いなぁ」

 

雪乃「な!何いってるのかしら汚らわしい、可愛いと言うことで何でも許されるなと思ってるなら大きな間違いよ。むしろ私は」

 

八幡「……はいはい。悪かったよ構ってやらなくて」ナデナデ

 

雪乃「ぁ………ぅ………や、やめなさい」

 

八幡「悪いけどもう少しだけ待ってくれないか?」

 

雪乃「……し、仕方ないわね……少しだけよ?」

 

八幡「ああ。悪いな」

 

八幡(雪ノ下さんまじちょろかわいい)

 

 

雪ノ下⑤

 

八幡「……」ガチャガチャ

 

雪乃「何してるの」

 

八幡「FPS

 

雪乃「……?」

 

八幡「あー。まぁこんなゲームだよ」

 

雪乃「……今右に何かいたわよ」

 

八幡「あ?……げ」

 

雪乃「負けたわね」

 

八幡「……あー。喋りながらやったしな」

 

雪乃「あら私のせいにするのね?……私にやらせなさい」

 

八幡「え……ほら」

 

八幡(どうせすぐ飽きるか)

 

雪乃「……どうすればいいのかしら」

 

八幡「ゲームしたことないんだっけ」

 

10分後

 

雪乃「くっ!右にいるのに!何で動かないのよ」

 

八幡「すげぇ熱くなってるよ……」

 

八幡(……こんな一面も可愛いよな)

 

 

いろは③

 

いろは「先輩」

 

八幡「あー?」

 

いろは「お休みですね」

 

八幡「そうだな」

 

いろは「……出掛けません?」

 

八幡「どこに」

 

いろは「……映画とか?」

 

八幡「とかって何だよ……思い付きでお金減らすなよ」

 

いろは「何か恋愛映画らしいんですよー」

 

八幡「それ、俺絶対に楽しめないんだけど」

 

 

いろは「えー。きっと先輩も楽しめる映画ですからー。アニメらしいし」

 

八幡「何見るの……」

 

いろは「NARUT◯」

 

 

結衣③

 

八幡「……何故正座させられてるんでしょうか」

 

結衣「……」

 

八幡「あの……仕事終わりに正座とか拷問なんですけど」

 

結衣「ヒッキー」

 

八幡「何でしょうか」

 

結衣「昨日の夕方、ララポでゆきのんといたよね?」

 

八幡「……げ」

 

結衣「あたしには急なお仕事っていってたよね?」

 

八幡「……あー」

 

結衣「浮気者ー!ばかー!うわーん!」

 

八幡「ちょ。待て待て。誤解だから!」

 

結衣「浮気した人は皆そういうんだよー!」ジタバタ

 

八幡「落ち着けって!今から訳を話すからさ!」

 

結衣「ぅー……なぁに?」

 

八幡「……はぁ。ちょっと待ってろ」

 

結衣「?」

 

八幡「……ほら。これ」

 

結衣「……マフラー?」

 

八幡「……もうすぐクリスマスだろ?」

 

結衣「……ぁ」

 

八幡「だから……その……」

 

結衣「……」

 

八幡「……いや、嘘ついて雪ノ下と会ってたのは……悪かったよ……」

 

結衣「……」

 

八幡「……サプライズっていうか……なんと言うか……」

 

結衣「……」

 

八幡「……えと」

 

結衣「……」チュ

 

八幡「……」

 

結衣「……ごめん」

 

八幡「……いや、いいよ」

 

結衣「……あたし馬鹿だね」

 

八幡「だな」

 

結衣「……ごめんね?」

 

八幡「……あー……俺みたいな馬鹿には……それぐらいで丁度いいんじゃないですかねぇ」

 

結衣「……あはは。ありがとう」

 

結衣「……大好き!」

 

 

陽乃②

 

陽乃「はい、あーん」

 

八幡「……やめてくれませんか」

 

陽乃「だーめ♪」

 

八幡「あの……ここ事務所なんですが」

 

陽乃「誰も文句言わないよ?」

 

八幡(言わないじゃなくて言えないだけなんですよ……)

 

八幡「節度を守りませんか……貴女は議員になるつもりなんですから」

 

陽乃「やだ」

 

八幡「……」

 

陽乃「どっちかをとれって言われたら……君を選ぶよ」

 

八幡「……」カァァ

 

陽乃「お?ときめいちゃった?」

 

八幡「……やめてください。まじで」

 

 

陽乃③

 

八幡「……」

 

陽乃「……スゥ」

 

八幡「……寝顔超幼いんだよなぁ」ナデナデ

 

陽乃「……ん……」

 

八幡「……」

 

陽乃「……おはよー」ボー

 

八幡「……すいません。起こしましたね」

 

陽乃「……んー……やめちゃ……だめ」ギュー

 

八幡「……朝御飯作れませんよ」

 

陽乃「……今は……いい……」

 

八幡「……」ナデナデ

 

八幡(実はすごい甘えん坊なんだよな……流石にこれは演技じゃないよな?……大丈夫だよな)

 

 

いろは④

 

いろは「……せーんーぱーいー」フラフラ

 

八幡「……はぁ」

 

いろは「もー!きーてるんれふかー」

 

八幡「……ああ、聞いてるよ」

 

いろは「なーんれすか!その反応!こんなにあいしてるのにぃー」

 

八幡「ああ、はいはい」

 

いろは「せんぱいはぁ?」

 

八幡「はいはい。寝ような」

 

いろは「ベットのうえじゃあんなに言ってくれるのにぃ」

 

いろは「やっぱり私の身体が目的だったんだぁ」

 

八幡「酔いすぎだからな……ほらベットついたぞ」

 

いろは「……」グイッ

 

八幡「ちょ……」

 

いろは「……すきぃ」ギュー

 

八幡「……はぁ。俺も………ん?」

 

いろは「……スゥスゥ」

 

八幡「……俺も好きだっての」ナデナデ

 

 

小町①

 

小町「はぁ……」

 

八幡「……何だよ」

 

小町「……わかってる癖に」

 

八幡「何のことだかわからん」

 

小町「まさか全部のフラグを粉々にして卒業するなんてねぇ……」

 

八幡「そもそも現実にフラグなんてないんだよ。そんなもんあるならとっくにこの世の男子はモテモテだ」

 

小町「……はぁ 」

 

八幡「……」

 

小町「……まぁ、小町はお兄ちゃんを見捨てたりしないよー」

 

八幡「……そうだな。今のは八幡的にポイント高いぞ」

 

小町「小町的にはポイント最低だよ」

 

八幡「……悪かったよ」

 

小町「……しょうがないなぁ」

 

 

折本①

 

折本「比企谷?」

 

八幡「げ」

 

折本「ああー!バイトの面接って聞いてたけどあんただったの?凄い偶然じゃん!」

 

八幡「……いや、やめま」

 

折本「店長ー!新しい人きましたよー」

 

八幡「待って、辞退させて」

 

八幡(え、何でバイト先にこいつがいんの)

 

折本「しっかし変わってないねー比企谷」

 

八幡「そんなすぐ変わるかよ」

 

折本「あはは。それもそうか。ほら、入りなよ」

 

八幡「……はぁ」

 

八幡(嫌な予感がする)

 

 

結衣④

 

八幡「おい」

 

結衣「なーにー?」

 

八幡「ベッドでお菓子食うのはやめろ」

 

結衣「えー。駄目かなぁ?」

 

八幡「だめだろ……お前はベットの上がポテチのカスだらけになってもいいのかよ」

 

結衣「……こ、こまる」

 

八幡「だろう?」

 

結衣「流石にムードもなくなっちゃうもんね」

 

八幡「……」

 

結衣「……?何で固まってんの?」

 

八幡「……エロガハマさんめ」

 

結衣「な!だ、誰が」

 

八幡「……滅茶苦茶はまってるくせに」

 

結衣「ぅ」

 

八幡「……」ジー

 

結衣「だ……だって……きもちいいんだもん」モジモジ

 

八幡(ヤバい……こいつかわいい)

 

 

いろは⑤

 

いろは「先輩ー車乗ってくださいよー」

 

八幡「金がない」

 

いろは「……はぁ」

 

八幡「何だよ」

 

いろは「ドライブの一つぐらい連れていってくれないんですかねーこの彼氏は」

 

八幡「金がないから仕方ないだろ」

 

いろは「でも免許はとったんですよねー?」

 

八幡「小町に無理矢理とらされたんだよ」

 

いろは「乗らなきゃ意味ないですよー」

 

八幡「いいんだよ」

 

いろは「へ?」

 

八幡「俺は運転席の後ろに座るからな」

 

いろは「うわぁ……せめて助手席とかにしときましょうよ」

 

八幡「はいはい。まぁそのうちな」

 

いろは「約束ですよー?」

 

 

雪ノ下⑥

 

雪乃「寒いわ」

 

八幡「……ああ?」

 

雪乃「……手が冷たい」

 

八幡「……?そりゃ雪が降ってるからな」

 

雪乃「……」ジー

 

八幡「な、何だよ」

 

雪乃「……何でもないわ」ハァ

 

八幡「……ほら、これ貸してやる」

 

雪乃「……」

 

八幡「……何だよ一個じゃ足りないのか」

 

雪乃「……いいえ、これだと貴方が冷たいでしょう」

 

八幡「……別に問題ないか……ら」

 

雪乃「……」ギュッ

 

八幡「……お、おい」

 

雪乃「……寒いからよ」

 

八幡「……あ、ああ……寒い……もんな」

 

雪乃「ええ……」

 

 

川崎②

 

京華「……スゥ」

 

八幡「……」

 

川崎「……悪いね」

 

八幡「気にしてないぞ」

 

川崎「疲れたら変わるから」

 

八幡「大丈夫だって」

 

川崎「凄いはしゃいでたね」

 

八幡「まぁ遊園地だしな」

 

川崎「……あんたによくなついてる」

 

八幡「嫌われるよりはよかったよ……」

 

川崎「……ちょっとだけ羨ましい」

 

八幡「はぁ?」

 

川崎「……何でもない」プイッ

 

八幡「……?」

 

 

折本②

 

折本「しっかし変なとこで再会するもんだね」

 

八幡「……」

 

折本「あれ、何で無視?」

 

八幡「仕事しようぜ」

 

折本「大丈夫大丈夫。この時間誰も来ないし」

 

八幡「……はぁ」

 

折本「それより何でコンビニ?」

 

八幡「たまたま近かったからだ」

 

折本「へー。この近くなんだ」

 

八幡「ああ」

 

折本「あの向かいのマンション?」

 

八幡「……ああ」

 

折本「ふーん」

 

八幡「……」

 

八幡(ほんと最悪だ)

 

 

戸塚②

 

戸塚「ねぇねぇ八幡、買い物にいかない?」

 

八幡「行く」

 

戸塚「……読書してたけど大丈夫?」

 

八幡「大丈夫だ、問題ない

 

戸塚「あはは。じゃあ準備できたら教えてね」

 

八幡「2分で終わる」

 

戸塚「ゆ、ゆっくりでいいからね!?」

 

八幡(いや、まじで戸塚とデートとか一分で仕度するわ)

 

 

三浦②

 

三浦「……」ボー

 

八幡「……何やってんだ」

 

三浦「……外見てた」

 

八幡「外……?」

 

三浦「雪」

 

八幡「……そりゃ寒いわけだ」

 

三浦「……」

 

八幡「……思い出してたのか」

 

三浦「……うん。隼人にフラれたのもあんたと付き合ったのも雪の日だった」

 

八幡「……風呂入ってくる」

 

三浦「うん」

 

 

先生①

 

平塚「……ただいま」

 

平塚「……さて、飯をっと」

 

平塚「……そういえば煙草を買わないといけないな」

 

平塚「……」

 

最近また知り合いが結婚した

 

祝福をあげて帰ってきた

 

私も何時かは向こう側に行きたいものだ

 

平塚「何時かは……か」

 

平塚「……今日は久しぶりにやけ酒しよ」

 

 

平塚「……ああ、結婚したい」

 

 

結衣⑤

 

結衣「お出かけも久しぶりだねー」

 

八幡「そうだな」

 

結衣「なにする?」

 

八幡「え。決まってないのかよ」

 

結衣「えー。だってヒッキーがこんな簡単にデートしてくれるとは思ってなかったし」

 

八幡「俺の認識はどうなってんだよ」

 

結衣「んー。どうしよっか」

 

八幡「やることないなら帰ろうぜ」

 

結衣「えぇ!?えっと!えっと!」キョロキョロ

 

八幡「落ち着けよ」

 

結衣「あ、じゃああそこ!あそこいこ!」

 

ホテルPAWA

 

八幡「俺が悪かった……頼むから落ち着いてくれ」

 

結衣「ぅ……ごめん」カァァ

 

 

陽乃④

 

陽乃「今夜お母さんがくるよー」

 

八幡「ちょっと実家へ帰ります」

 

陽乃「だめ♪」

 

八幡「小町……小町が俺を呼んでるんです!」

 

陽乃「だーめ。小町ちゃんには私からメールしとくから」

 

八幡「……そ、そう!中学の知り合いが死んで葬式に」

 

陽乃「え?知り合いいたの?」

 

八幡「流石に自分の旦那にそんなこと言うのはどうなんですかねぇ……」

 

陽乃「あれ、珍しく私を妻と認めてくれるんだ」

 

八幡「……」

 

陽乃「んふふ。顔真っ赤だよ」

 

八幡「……なってませんよ」

 

陽乃「……お母さんが来るまで後4時間ぐらいあるね」ズィ

 

八幡「……ちょっと?」

 

陽乃「ふふふ」

 

八幡「……やめ」

 

陽乃「……んー♪可愛いなぁ」ナデナデ

 

八幡「……勘弁してください」

 

 

いろは⑥

 

いろは「やっほー先輩」

 

八幡「ああ」

 

いろは「あれ?先輩が雑誌読んでる」

 

八幡「悪いですか」

 

いろは「いえ、単に珍しいなぁと」

 

八幡「……リビングに堂々と置かれていたんですが」

 

いろは「え?そうなんですかー?」

 

八幡「ええ……しかも折り目がついてるページがあったんですが」

 

いろは「ほほー。どんなページでしたか」

 

八幡「北海道の特集」

 

いろは「おー。いいですねぇー。行きたいですねぇ」

 

八幡「無理」

 

いろは「えー」

 

八幡「無茶言うな……」

 

いろは「甲斐性なし」

 

八幡「うるさい」

 

いろは「あ、ちなみにもうひとつ折り目があったと思うんですけど」

 

八幡「……ああ。ライブね」

 

いろは「うんうん!」

 

八幡「……はぁ」

 

いろは「やったぁ!」

 

八幡「まだ何もいってない……」

 

 

めぐり②

 

八幡「寒い」

 

八幡(ケーキってこんなのでいいのだろうか)

 

めぐり「あれ?」

 

八幡「……あ」

 

めぐり「どうしたの?……あ、それ」

 

八幡「あー。まさか買っちゃいました?」

 

めぐり「あ、これは会社の先輩から」

 

八幡「……そうすか」

 

めぐり「ふふふ。帰って食べよかっか」

 

八幡「そうですね」

 

めぐり「……来年は仕事休むから」

 

八幡「?」

 

めぐり「デート……しようね?」

 

八幡「……休みだったら」

 

めぐり「うん!」

 

 

いろは⑦

 

いろは「やっほー。先輩」

 

八幡「……行くぞ」

 

いろは「はい?どこにです?」

 

八幡「……ドライブ」

 

いろは「え!え!?マジすか」

 

八幡「レンタカーだけどな」

 

いろは「おおおお……まぁレンタカーなのはあれですけど」

 

八幡「はいはい。悪かったな」

 

いろは「いえいえ。先輩にしては頑張ってくれましたよ」

 

八幡「……そうですか」

 

いろは「ええ!……あ、そうだ先輩」

 

八幡「ん」

 

いろは「メリークリスマス♪」

 

八幡「……ああ。メリークリスマス」

 

 

陽乃⑤

 

八幡「言われた通りケーキ買ってきましたよ」

 

陽乃「わー。ありがとー♪」

 

八幡「てか、どんだけ高いケーキ買ってんすか……」

 

陽乃「知り合いが買ってくれないかーって頼みに来たんだもん」

 

八幡「そうですか……支払いは俺じゃないですからいいですけど……」

 

陽乃「うんうん」

 

八幡「……ところでですね」

 

陽乃「なーに?」

 

八幡「……その格好は何ですか」

 

陽乃「サンタさんだよ?」

 

八幡「……色々と生地が薄いんですが……胸とか」

 

陽乃「まぁコスプレイ用だからねー」

 

八幡「ナチュラルにコスプレイとか言わないでください」

 

陽乃「えー?でも前こういう企画ものみてたよね?」

 

八幡「……」

 

陽乃「……ふふふ。ご飯食べてケーキ食べたら……ゆっくり……ね?」

 

八幡(正直たまりません)

 

 

川崎③

 

八幡「……どこ見ても人だらけだな……」

 

川崎「しょうがないじゃん……クリスマスだし」

 

京華「綺麗だねー!」

 

八幡「あんまりはしゃぐとはぐれるぞ」

 

京華「はぐれないよー。京華そんなに子供じゃないもん」

 

川崎「こら、けーちゃん。ちゃんとお兄ちゃんの言うこと聞かないと駄目だよ」

 

京華「はーい!」

 

八幡「……」

 

川崎「……何?」

 

八幡「いや、やっばお姉ちゃんだなって」

 

川崎「なにそれ……当たり前じゃん」

 

八幡「はいはい」

 

京華「わー!あれ綺麗!」

 

川崎「ほら、手繋ごうね」

 

京華「うん!……お兄ちゃんも」

 

八幡「……ああ」

 

八幡(こんなクリスマスも悪くないよな)

 

八幡「……メリークリスマス」

 

 

結衣⑥

 

結衣「メリークリスマスー!」パンパン

 

八幡「はい。メリークリスマス」

 

結衣「いやー!外も綺麗だったね」

 

八幡「カップルだらけだったけどな」

 

結衣「いや、あたしたちもその一員だからね」

 

八幡「……そうすね」

 

結衣「さーて、チキンチキン。やっぱクリスマスはチキンとポテトだよね」

 

八幡「そんな決まりはないけどな……」

 

結衣「やっぱケンタだよね!」

 

八幡「王道だな」

 

結衣「これ食べたらケーキもあるからね!」

 

八幡「確実に太るぞ」

 

結衣「いいのいいの。その分運動するし」

 

八幡「運動ねぇ……」

 

結衣「うん♪ケンタうまっ!」

 

八幡「……油ついてるぞ」フキフキ

 

結衣「んん……あ、ありがと」

 

八幡「……誰もとらないからゆっくり食べようぜ」

 

結衣「うん!」

 

 

雪ノ下⑦

 

雪乃「おかえりなさい」

 

八幡「ただいま……もう帰ってたのか」

 

雪乃「ええ。外は寒かったでしょう。紅茶をいれる……わ」

 

陽乃「ひゃっはろー!メリークリスマス」

 

雪乃「……」

 

八幡「あー……ケーキ屋で出会ってな」

 

陽乃「久しぶりに雪乃ちゃんに会いに来ましたー」

 

雪乃「帰りなさい」

 

陽乃「あら?比企谷くんとラブラブの予定?」

 

雪乃「そうよ。帰りなさい」

 

八幡(え。そんなさらっと認めてくれるのか。珍しい)

 

陽乃「やーん雪乃ちゃん大胆ー」

 

雪乃「姉さん」

 

陽乃「大丈夫大丈夫。21時には帰るから」

 

雪乃「……?」

 

八幡「……あー。そうしてもらえると助かります」

 

陽乃「お。ヤル気満々だねー」

 

雪乃「……21時?……ヤル気?」

 

八幡「とりあえず飯の準備するよ」

 

雪乃「え……ええ」

 

陽乃「手伝おうかぁ?」

 

八幡「たまには姉妹水入らずで話しててください」

 

陽乃「そう?ありがと」

 

雪乃「……!」カァァ

 

陽乃「どうしたの顔真っ赤にして」

 

雪乃「な、何でもないわ」←意味に気がついた

 

 

折本③

 

八幡「……お疲れ様でしたー」

 

折本「お疲れ様でしたー。って比企谷ちょっと待ってよー」

 

八幡「何だよ」

 

折本「今日は何の日?」

 

八幡「クリスマスだろ……店でキャンペーンしてただろ」

 

折本「うんうん。わかってんじゃん」

 

八幡「話はそれだけか?俺は帰るぞ……寒いし」

 

折本「待ちなってばー。飲みいこうよ」

 

八幡「いやだ」

 

折本「えー。いいじゃん。クリスマスだよ?」

 

八幡「俺にとっては普通の日だ」

 

折本「……寂しくない?」

 

八幡「全然」

 

八幡(そんなもんはあの時に全部捨ててきたっての)

 

折本「……ふーん」

 

八幡「じゃあな」

 

折本「……」

 

八幡「……まだ何か用かよ」

 

折本「……メリークリスマス、比企谷」

 

八幡「……」

 

八幡「メリークリスマス」

 

 

三浦③

 

三浦「何であーしあんたと付き合ったんだっけ」

 

八幡「……あの……急になんですか」

 

三浦「何となく」

 

八幡「……さぁ。何でだろうか」

 

三浦「……隼人にフラれて三年後にあんたと再会して」

 

八幡「酔っぱらってたもんな」

 

三浦「そうそう。んであんた見つけて絡んで」

 

八幡「え。あの時俺だってわかってたの」

 

三浦「んー。朧気に見たことがある顔だなーぐらい」

 

八幡「それなのにお前よくうちに転がり込んだな」

 

三浦「まぁまぁいいじゃん」

 

八幡「……はぁ」

 

三浦「んで何だかんだ一年ぐらい立ってから告白したんだっけ」

 

八幡「……そうだな」

 

三浦「ふふ……まさかあんたとねぇ」

 

八幡「……だな」

 

三浦「……それから更に一年……か」

 

八幡「……ああ」

 

三浦「……こんなボンクラだけど……よろしく」

 

八幡「……こちらこそ」

 

三浦「……メリークリスマス」

 

八幡「ああ……メリークリスマス」

 

 

小町②

 

小町「こらー!何してるのー!」

 

八幡「んがっ……何だ小町か」

 

小町「何だじゃないよ!なーに寝てるの!」

 

八幡「あー?冬休みは寝るに限るだろ」

 

小町「今日はクリスマスなんだよ!」

 

八幡「ああ。リア充が腰ふる日な」

 

小町「……お兄ちゃん……あんまり下ネタ言ってると小町怒るよ」

 

八幡「……すいません」

 

小町「……はぁ。ほら、外でようよ」

 

八幡「やだ、寒い」

 

小町「小町とデートしてほしいなぁ」

 

八幡「……」

 

小町「……実はお店も予約しちゃってるんだ」

 

八幡「……何やってやんだよ……」

 

小町「ついでに偶然にも映画のチケットもあるんだー」

 

八幡「……はぁ。わかったよ。着替える」

 

小町「うん!」

 

八幡(店予約しててしかも偶然チケットがあるなら仕方ないよな……そう。仕方ない)

 

小町「……まぁチケットは一枚しかないけど」

 

八幡「おい、本当に偶然手に入っただけかよ」

 

 

戸塚②

 

戸塚「八幡ー!みてみて!イルミネーション綺麗だよ」

 

八幡「ああ。綺麗だな戸塚」

 

戸塚「うん!」

 

八幡(あー、まじで癒しだわ戸塚)

 

戸塚「でもよかったの?クリスマスなのに僕と過ごして」

 

八幡「むしろ戸塚以外の誰と過ごすんだよ」

 

戸塚「うーん。大学の友達とか?」

 

八幡「まさか戸塚から精神攻撃を食らうとはな」

 

戸塚「ええ!?ご、ごめん……ね?」

 

八幡(その上目は反則です)

 

八幡「……冗談だよ」

 

戸塚「もー!」

 

八幡(高校の友達と言わないでくれた戸塚はやはり優しく、俺に気を使ってくれたのだ)

 

戸塚「どうかした?八幡」

 

八幡「……いや」

 

八幡「メリークリスマス。戸塚」

 

戸塚「……メリークリスマス。八幡」ニコッ

 

 

先生②

 

平塚「……ただいま」

 

平塚「……あー」プシュ

 

平塚「うむ。やっぱこれとラーメンだな」

 

平塚「……テレビでもつけるか」

 

【今日はクリスマスです!素敵なカップルに話をきいてみましょう】

 

平塚「死ね」ピッ

 

【今夜彼にプロポーズされたんですよ】

 

【素敵ですね!】

 

平塚「……婚活も金が減るだけだしな」ピッ

 

平塚「大丈夫……酒と煙草が私の恋人だ……」

 

平塚「……はぁ」

 

平塚「……メール……してみるか」

 

平塚「……ふふふ。全く……誰にすると言うのか」

 

平塚「……これ飲んだらラーメンでも食いにいくか……あーでもカップルどもがうるさいな」

 

平塚「……大丈夫……まだ大丈夫」

 

 

小町③

 

八幡「ただいま」

 

小町「あれ?お兄ちゃんお帰り」

 

八幡「ああ。ようカマクラ久しぶり」

 

カマクラ「……」プイ

 

八幡「お前は相変わらずだなぁ……安心するわ」

 

小町「大晦日に帰ってくるとは思わなかったよー」

 

八幡「ばーか。お年玉貰うために決まってるだろ」

 

小町「そんな堂々と言われてもねぇ。あ、カーくんおいでー」モフモフ

 

八幡「親父たちは?」

 

小町「急な呼び出しだってー」

 

八幡「おいおい……社畜すぎんよ」

 

小町「ねー」

 

八幡「ったく……小町だけ残してくなよな」

 

小町「……ほんと、その気遣いを他の人にも使えたら……」

 

八幡「……飯。もう食ったか?」

 

小町「まだだよー」

 

八幡「……何か食いにいくか」

 

小町「……ふふっ。お兄ちゃんほんとはゆっくりしたい癖に」

 

八幡「……いいんだよ。どーせ親父たちは遅いんだしな」

 

小町「……ありがとう」

 

 

雪ノ下⑧

 

旅館

 

雪乃「……まさか貴方と温泉旅行にくるとはね」

 

八幡「たまにはいいだろ?」

 

雪乃「……そうね。そう言えばあなたと旅行したことは殆どないわね」

 

八幡「……すいませんね。甲斐性なしで」

 

雪乃「ふふふ。本当にね……でもどうやったの?バイトでもしてたのかしら」

 

八幡「まー。ちょっとだけな」

 

八幡(陽乃さんのもとで働いてたんだけどな)

 

雪乃「早速温泉に行こうかしら」

 

八幡「ああ。ここは部屋に露天風呂がついてるらしいぞ」

 

雪乃「あら……そうなの?」

 

八幡「そこじゃないかな」

 

雪乃「……以外と広いわね」

 

八幡「大浴場は大浴場であるみたいだけどな」

 

雪乃「……」

 

八幡「どうした?」

 

雪乃「……その」

 

八幡「?」

 

雪乃「……一緒に入るわよ」

 

八幡「……」ポカーン

 

雪乃「……な、何でもなないわ」

 

八幡(え。これは行かないと駄目な流れですか。てか何なのあいつ急に)

 

八幡「これが温泉マジックか……日常物アニメで絶対に入るシーンだもんな……」

 

八幡「……まじでどうしよ」

 

この後滅茶苦茶お風呂にはいった

 

 

陽乃⑥

 

八幡「……とうとう継いでしまいましたね」

 

陽乃「これからどうしようかなぁ」

 

八幡「……そうですね。全部放り投げるってのはどうですか」

 

陽乃「議員も建設会社も全部?」

 

八幡「ええ。そうすりゃ一気に自由の身です」

 

陽乃「そうだねー」

 

八幡「……」

 

陽乃「……まぁ、無理だよね」

 

八幡「……ですね」

 

陽乃「下の皆を路頭に迷わせちゃ駄目だしー、私は八幡や雪乃ちゃんを守る義務もあるからねー」

 

八幡「……」

 

陽乃「……大丈夫だよ」

 

陽乃「それが私の役目であって、存在意義なの」

 

八幡「……冗談でしょう。貴女はそんなこと一ミリも思ってないはずだ」

 

陽乃「……」

 

八幡「……本当は貴女だって普通に……んぐ」

 

陽乃「……ぷはぁ……それ以上はだーめ」

 

八幡「……」

 

陽乃「ふふふ……大丈夫だよ」

 

八幡「……」

 

陽乃「君といるときは……私もただの女だよ」ギュ

 

八幡「……」

 

陽乃「……愛してる」

 

八幡「……俺もです」

 

 

先生③

 

 

平塚「……」ドヨーン

 

平塚「これで何回目だ……ああ、もうやってられん」

 

平塚「……煙草もアニメも酒も別にいいじゃないか」

 

平塚「……はぁ」

 

 

平塚「……もう一人でもいいのかもしれんな」

 

 

今までだって一人だったんだ

 

これからもずっと一人で

 

 

平塚「ははっ……何だ……全然大丈夫じゃないか」

 

 

大丈夫、何も問題ない

 

 

平塚「……大丈夫だ」

 

 

もう……これで

 

平塚「いい……」

 

 

ゴンッ!

 

平塚「っぅー!」バタバタ

 

八幡「……何やってんすか」

 

平塚「……」

 

八幡「……?」

 

平塚「……」ポロポロ

 

八幡「ちょ。な、なんで」

 

平塚「……」ギュ

 

八幡「……」

 

平塚「……」

 

平塚(神様……どうかこれが夢じゃありませんように……)

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

八幡が何を言ってるかわからない件

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