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雪乃「それぐらい貴方のことが好きです」【俺ガイルss/アニメss】

 

~奉仕部~

 

八幡「うっす!」

 

雪乃「!!!」ザクッ

 

八幡「お、お前何してるんだよ・・・!?」

 

俺が部室に入ると雪ノ下は腕を切っていた。雪ノ下の椅子の下には血の水溜りの様なものが出来ていた。

俺は衝撃的過ぎて言葉を失ってしまった。

 

雪乃「貴方に見られてしまうとは思わなかったわ・・・」

 

八幡「とりあえず、保健室行くぞ!」

 

雪乃「嫌よ!私はこのまま死ぬのよ!」

 

明らかに今日の雪ノ下には違和感を感じる。人間視察が得意な俺から見ればこれは相当病んでる。

 

八幡「馬鹿か リスカで[ピーーー]たら俺だってとっくに死んでるっていうの・・・」

 

雪乃「冷やかすつもりなら帰ってちょうだい!」

 

八幡「おい!馬鹿!何も物を投げなくたっていいだろう!落ち着けって!」

 

雪乃「ああああああああ!もう何もかも嫌よ!私の前から消え失せて頂戴!」

 

これは相当ヤバイぞ 放っておいたら窓から飛び降りてもおかしくないレベルだ

 

八幡「おいおい何があったんだ」

 

中学の時に体験学習で行った介護施設で習ったことを思い出した。

興奮気味のお年寄りを優しく抱きかかえて落ち着かせると・・・

でも誰か入ってきたら不味いな、だがそんなこと言ってられる状況じゃねぇか

 

八幡「雪ノ下」ダキッ

 

雪ノ下「何をするつもり!?私を無理やりどこかに閉じ込めようってつもりね?」

 

八幡「落ち着けって」背中ナデナデ

 

雪ノ下「もうどうしたらいいのか分からないのよ 本当に死なせてちょうだい」

 

八幡「まずは話を聞かせてくれ な?」

 

雪ノ下「嫌よ!貴方も家族の様に私を否定するんでしょ?嫌よ!ああああああ!」

 

八幡「雪ノ下、これだけは信じてくれ、俺はお前の話を最後まで黙って聞くまぁ無理にとは言わんが」

 

雪ノ下「本当ね?嘘だったら貴方も一緒に・・・」

 

 

~20分後~

 

八幡「お前留学するのかやっぱり・・・でもしたくないと・・・」

 

雪ノ下「留学とか大学以前に私はやりたい事を見つけたのよ でも誰に言っても」机ドンドン

 

八幡「それで進路が決まるまではマンションには帰らないで実家で暮らさせられると?」

 

雪ノ下「そうよ!嫌なのよ!私は!あああああ!」

 

八幡「落ち着け、落ち着け!」

 

この状況相当やばい、今このまま雪ノ下を家に帰したら下手すれば親を刺すまであるかもしれん。

なら仕方がない、この方法しか・・・

 

八幡「雪ノ下、お前が落ち着くまでウチに泊まるか?」

 

雪ノ下「何を言ってるの!?そうやって上手い口車に乗せて本当は・・・!あああああ!」

 

八幡「まぁ信じられないならいいがな それにカマクラだっているぞ?」

 

雪ノ下「!!!」

 

八幡「どうする?雪ノ下さんには俺から上手く説得しといてやるが」

 

雪ノ下「その、本当に迷惑にならないのかしら?もし貴方のご家族にまで迷惑を掛けたら・・・」

 

八幡「誰も迷惑とは言わんだろう、親だって仕事であまりいないからな」

 

雪ノ下「そのじゃあ、お邪魔させて貰うわ。でも迷惑だったら正直に・・・」

 

八幡「大丈夫だ、本当に迷惑じゃないからな。小町だって大喜びだぞ?」

 

雪ノ下「でも家族には・・・」

 

八幡「まぁ心配するな」

 

俺は陽乃さんに電話を掛ける。あの人の事だ大体は予測出来ているだろう。

 

陽乃「ひゃっはろー!もしかしてデートのお誘い?」

 

八幡「あの、雪ノ下さん、雪ノ下はしばらくうちで預かってもいいっすか?落ち着くまで」

 

陽乃「そうね、正直助かるわ、両親は私も頑張って説得してみるから~でも避妊はしないと駄目よ?」

 

何を言ってるんだこの人は!

 

八幡「じゃあそういう事で切りますよ?」プチッ ツーツー

 

雪ノ下「姉さんはなんと?」

 

八幡「心配いらねぇよ じゃあ行くか」

 

 

~自宅~

 

八幡「帰ったぞー」

 

小町「ゴミぃちゃんお帰り!それに雪乃さんも一緒?小町嬉しい、ついにお姉さんが出来たんだね」

 

八幡「そういうのじゃねぇよ、小町、雪ノ下は今日から少しの間ウチで泊まるから」

 

雪ノ下「ごめんなさい、小町さん迷惑だったら・・・」

 

小町「全然いいですよー!寧ろ雪乃さんの方こそ迷惑じゃありませんか?こんなゴミぃちゃんと一緒の空間にいるなんて」

 

八幡「おいそれ言い過ぎだろう」

 

小町は何となく察しているだろう。腕の包帯に雪ノ下の表情、気付かない方が不思議だ。

だが指摘しない小町は偉いぞ!

 

小町「雪乃さ~ん今日のご飯はカレーですけどいいですか?」

 

雪乃「私の分もあるの?小町さん、いいのよ私はコンビニで買ってくるから」

 

八幡「雪ノ下、小町の作るカレーはマジで上手いぞ?食べなければ損するぞ?」

 

小町「遠慮しなくていいんですよ~もう今日から雪乃さんは家族も同然なんですから!」

 

八幡「おいあんまり調子に乗るな」

 

雪乃「仲が良いのね 羨ましいわ」

 

雪ノ下の目は悲しかったがどこか表情は笑っている様に見えた。

 

八幡「んじゃ飯出来たら呼んでくれ、俺は部屋でゲームやってるから、雪ノ下はカマクラと遊んでていいぞ?」

 

雪ノ下「そうは行かないわ 私も何か手伝いをしないと」

 

八幡「いやぁいいって、旅館で客が気を遣ってどうするんだよ」

 

雪ノ下「優しいのね貴方って」

 

雪ノ下の表情はさっきより和らいだ気がする。

 

八幡「別に優しくねぇよ、俺はただ・・・」

 

雪ノ下「そうねたまには人に甘えるのも悪くないわね お言葉に甘えさせて貰うわ」

 

さっそくカマクラを抱っこしてナデナデしてるよ。

最初からその気満々じゃないですか!

 

小町「雪乃さん、ウチにいる間は本当に気を遣わないでいいですからね!本当に旅館だと思って寛いでくださいね!」

 

雪乃「小町さん、ありがとう」ニコッ

 

雪ノ下のこの笑顔可愛い。

 

八幡「じゃあ俺は部屋でGTAやってるから飯できたら呼んでくれよ」

 

雪ノ下「ちょっと・・・」

 

雪ノ下は俺の袖を掴んだ。マジ可愛い惚れちゃいそう

 

八幡「どうした・・・?」

 

雪ノ下「その、わ、私もゲームをやってみたいのだけれど」

 

八幡「いやいや 女の子がやる様なゲームじゃねぇよ」

 

小町「あ~ご飯作る前にお部屋掃除しようかなぁ~雪乃さん申し訳ないんですけどお兄ちゃんの部屋に行ってて貰っていいですか?」

 

八幡「急すぎるだろう いくらなんでも」

 

小町「これだからゴミぃちゃんは!」

 

八幡「そういう事だし、仕方ない 俺の部屋来るか・・・?」

 

こんなこと言うの初めてだ。凄い恥ずかしい照れる

 

雪ノ下「えっ、えぇ…」

 

顔真っ赤ですよ。雪ノ下さん

 

 

~部屋~

 

八幡「でこれが俺のキャラクターだ」

 

雪ノ下「フフフ 貴方センスの欠片も無いわね リアルの貴方のほうが全然かっこいいわ・・・」

 

八幡「雪ノ下、今なんて・・・」

 

雪ノ下「なっ何でもないわ!早くやりましょう!」

 

聞き間違えだよな?あの雪ノ下が俺の事をかっこいいだなんて・・・

 

八幡「雪ノ下、どうせなら自分のキャラ作るか?女キャラ作れるし」

 

雪ノ下「いいのかしら?」

 

八幡「構わないぜ」

 

15分後

 

八幡「お、お前どんだけ美人なキャラ作ってるんだよ・・・」

 

俺は衝撃を受けた、美人キャラを作るのが難しいGTAで雪ノ下がロシア系美女を作った。

 

雪ノ下「そうかしら?じゃあ早速コントローラー貸して貰えるかしら?」

 

八幡「あぁ…いいぞ」

 

小町「もう本当にデートじゃん!」ヒソヒソ

 

雪ノ下「引企谷くん さっきから不愉快な子供の声がうるさいのだけれど」

 

八幡「あぁこのゲームにはそういう奴がいっぱいるんだよ・・・」

 

雪ノ下「私にはこのゲーム向いてなさそうね 他のゲームはないのかしら?」

 

八幡「もう飽きたのかよ・・・」

 

八幡「じゃあこれ何かどうだ?小町もやってるし・・・」

 

雪乃「リトルビッグ?比企谷くん、このソフトと本体合わせていくらで買えるかしら?」

 

八幡「いや早すぎだろう パッケージ見ただけで・・・」

 

雪乃「早くやりましょう!」

 

30分後

 

八幡「お前どんだけハマってるんだよ・・・」

 

雪乃「静かに!」

 

小町「お兄ちゃん~雪乃さ~んご飯ですよ~」

 

八幡「飯出来た様だし行くか?」

 

あらら雪ノ下さんゲームにハマっちゃったみたいですね。良くない傾向ですよ。

 

八幡「大丈夫だ、飯食い終わってからでも出来るからよ」

 

雪乃「そう、私はゲームと言った物には全く興味はないのだけれど 暇潰しよ?」

 

八幡「素直じゃねぇな」

 

小町「どうですか!雪乃さん!小町の作るカレーは!?」

 

雪乃「美味しいわね 比企谷くんって味覚だけは正常だったのね」

 

八幡「小町の飯を不味いって言う奴がいたらそいつは人間じゃねぇからな」

 

雪乃「流石にそのシスコンぶりは気持ちが悪いわ」

 

小町「雪乃さ~ん 小町明日、雪乃さんの手料理が食べたいです!」

 

八幡「おいおい無理言うなよ 雪ノ下は疲れてんだよ」

 

雪乃「構わないわ 明日は休日なのだし小町さんに休んで貰うためにも私が作るわ。」

 

小町「小町本当に嬉しいです~じゃあ明日ゴミぃちゃんとお買い物に行って貰っていいですか?」

 

八幡「小町は行かないのか?予定なんてないだろう?」

 

小町「実は明日は受験勉強しなければいけないんですよ~お願いしていいですか?」

 

雪乃「比企谷くん 小町さんを困らせるのはやめなさい それに私じゃ不満かしら?」プンスカ

 

八幡「何怒ってるんだお前・・・」

 

雪乃「別に怒ってないのだけれど!」

 

八幡「じゃあ、明日二人で行くかぁ」

 

小町「じゃあ小町!お風呂に入ってきますね!」

 

八幡「おぅしっかりと疲れ取れよ」

 

小町は風呂場へと向かった。リビングに二人きりなんて怖いよ・・・

どうしたらいいの・・・

 

八幡「なぁ雪ノ下、何か食べたいものとかないか?甘いものとか」

 

雪乃「別に気を遣わなくてもいいのよ?」

 

八幡「疲れてる時は甘いものがいいって言うだろう・・・俺、何か買って来るか?家には何も無いし」

 

雪乃「その私も一緒に買いに行っていいかしら?」

 

八幡「じゃあ行くか でも気を遣ってるならいいぞ?寒いし俺一人で行けるしよ」

 

雪乃「貴方がコンビニで卑猥な本を立ち読みしてお店の人に迷惑を掛けないかチェックする必要があるわ」

 

八幡「俺にそんな度胸はねぇよ」

 

 

~コンビニ~

 

店員「いらっしゃいませー」

 

八幡「雪ノ下、何食べるんだ?アイスでもシュークリームでもいいけどハーゲンダッツは勘弁してくれ」

 

雪乃「貴方のそういう女の子の前でも見栄を張らないところは嫌いじゃないわ」

 

今日の雪ノ下さん、デレ過ぎじゃないですかね。

 

八幡「いいからさっさと選んで帰るぞ~金曜ロードショー始まっちまうし」

 

雪乃「でも何だか貴方に奢ってもらうというのも気が引けるわね 後々倍の金額を請求されそうで怖いわ」

 

八幡「んなことしねぇよ 」

 

雪乃「やはり自分の分は自分で出すわ」

 

八幡「その何だ・・・俺が金を出したいんだよ・・・」

 

雪乃「そ、それはどういう意味かしら?」

 

由比ヶ浜「あれ!ヒッキーとゆきのんじゃん!何で二人でコンビニにいるの!?」

 

八幡「というわけだ。落ち着くまで俺の家に泊まるんだよ」

 

由比ヶ浜「も、もしかしてコンビニにあれを買いに来たの!?マジありえないし!」

 

八幡「あれって何だよ」

 

由比ヶ浜「そのゴム・・・とか?」

 

何テレながら凄いこと言ってるんだよ。流石ビッチ

 

八幡「んなわけあるかよ 別に俺と雪ノ下は付き合ってねぇし」

 

俺と由比ヶ浜はコンビの外のベンチで話している。

雪ノ下は公共料金の支払いやら買いたいものがあるやらで

「プライベートを知られるのは侵害だわ」とか何とかで俺は店外に追い出された。

 

由比ヶ浜「でも二人はお似合いかなぁなんて・・・」

 

八幡「んなわけあるかよ、大体俺が良かったとしても雪ノ下は俺なんか恋愛対象にならんだろう」

 

由比ヶ浜「そうかな?私はそうは思えないな・・・本当に心を許してる人じゃなければ・・」

 

雪ノ下「待たせてごめんなさい由比ヶ浜さん」

 

八幡「いや謝る相手が違うだろう」

 

雪ノ下「あら貴方はさっさと帰ってると思ったわ」

 

雪ノ下は俺に暖かいコーヒーを渡してきた。

 

八幡「なんだよ・・・?」

 

雪ノ下「か、勘違いしないで頂戴、貴方も一応は一人の人として認識してるから待たせた謝罪の気持ちよ 」

 

八幡「そうか、ありがとうな」

 

由比ヶ浜「ヒッキー!ゆきのんにエッチなことしちゃ駄目だよ!」

 

八幡「するわけねぇよ」

 

雪ノ下「由比ヶ浜さん その心配は要らないわ この男はそういったことへの雰囲気作りも知らないヘタレだから出来っこないわ」

 

八幡「うるせぇよ!さぁ帰るか」

 

由比ヶ浜「じゃ、じゃあまたね!」

 

雪ノ下「えぇ さよなら」

 

八幡「それにしても寒いなぁ・・・大丈夫か?雪ノ下?」

 

雪ノ下「えぇ私は大丈夫よ」

 

雪ノ下はその言葉を発するとカバンから何かを取り出して俺の首に巻く。

これ夢ですよね?

 

八幡「お、おい何してんだよ・・・」

 

雪ノ下「そ、そのマフラーを編んでみたのだけれど失敗しちゃったから失敗作の貴方にあげるわ お似合いでしょう」

 

八幡「いやこれのどこが失敗作なんだよ それにさらっと俺の事ディするのやめてね」

 

雪ノ下「そ、そう・・・気に入らなかったら捨てて構わないわ」

 

八幡「そんなことしねぇよ 大切にするよ。ありがとうな雪ノ下」

 

雪ノ下「そ、そう 喜んで貰えたのならば良かったわ」ニコッ

 

か、可愛い すまない戸塚、この笑顔に勝らずとも劣らずだ。

こんな罪な俺を許してくれ

 

八幡「よし着いたな」

 

雪ノ下「えぇ」

 

 

~自宅~

 

八幡「今日のロードショーは恋愛ものか・・・こういうのは好きじゃねぇな」

 

雪乃「えぇそうね 私もあまり好きではないわね」

 

八幡「じゃあ俺は風呂入ってくるわ」

 

雪乃「そう・・・」

 

八幡「そうだパジャマに着替えるなら俺が風呂入ってる間に俺の部屋で着替えていいぞ」

 

雪乃「まさか盗撮様のカメラが仕掛けてあるのかしら?」

 

八幡「いや部屋に女の子入れるの初めてだからそんな準備ねぇよ」

 

雪乃「そ、そう・・・」

 

小町「ねぇお兄ちゃん!お風呂あがったら3人で桃鉄やろうよ!」

 

八幡「おい雪ノ下は疲れてるんだ やるわけな・・・」

 

雪乃「いいわやりましょう 比企谷くんはキングボンビーを使うのよね?」

 

八幡「こう見えてもな財布には2万入ってるんだぞ?無駄な交際をしないからお年玉も減らないんだよ」

 

雪乃「まぁ貴方は使い道がないものね」

 

八幡「やっぱり風呂はいいなぁ~布団の次にずっと住んでいたい」

待てよ、風呂にずっと死んでいたら死ぬか。

 

~リビング~

 

八幡「お~いあがったぞ~」

 

雪乃「遅いわよ比企谷くん、あまりに遅くて心配だから精神科と眼科を呼ぼうか迷ったわ」

 

八幡「心配してくれてるんだが俺に悪口を言いたいだけだが分からないんですけどね」

 

小町「ねぇお兄ちゃん!雪乃さんを見てなんか思うこと無い?」

 

八幡「はぁ?何だよ急に・・・」

 

小町「お兄ちゃんには女心以前に小学生の恋愛も理解できそうに無いね!ほら雪乃さんのパジャマ姿見てさ!」

 

八幡「あぁ似合ってるな」

 

雪乃「そういった投げやりで褒めるのは恋する乙女は傷つくだけなのだけれど」

 

八幡「誰が恋する乙女だって?」

 

雪乃「由比ヶ浜さんがそう言っていただけよ!」テレテレ

 

小町(ここまでアピールされてて気付かないお兄ちゃんは本当に一生DTかもね・・・)

 

小町「じゃあ3人で桃鉄やりましょう!」

 

 

~2時間後~

 

雪乃「比企谷くん、貴方ってゲームの中でも運が無い様ね。まぁ貴方にとってはビリってポジションはお似合いね」

 

八幡「うるせぇ!恋愛と桃鉄は運とタイミングなんだよ!チャンスを逃せば失敗するんだよ!」

 

小町「彼女いたことも出来そうもないお兄ちゃんが言っても説得力ないね」

 

雪乃「そ、その比企谷くんは彼女を作る予定は無いのかしら?」

 

八幡「彼女所か友達を作る予定もねぇよ」

 

雪乃「そ、そう、もしもよ 地球が生まれ変わったとして比企谷くんが女の子に告白されたらどうするのかしら?」

 

八幡「何で地球が生まれ変わる必要があるんだよ、まぁマジレスしちゃえばお金持ちで美人で俺を養ってくれる優しい人だったらOKするぜ」

 

小町(雪乃さんが優しさを全面に出せばお兄ちゃんの理想にマッチングするじゃん!)

 

雪乃「そ、そう」

 

八幡「ってかそういうお前こそ彼氏とか作る予定ないのか?」

 

小町(いい流れ来てる!)

 

雪乃「そうね、私はそういった予定はないわね。」

 

小町「雪乃さ~ん正直に答えてくださいね~気になる人はいますか?小町はいます!小町答えたんで雪乃さんも答えてくださいね!」

 

八幡「お兄ちゃん!そんな事聞いてないぞ!?」

 

雪乃「そ、そうね気になる人がいないと言えば嘘になるかもしれないわね。」

 

八幡「お前が気になる男ってよっぽどイケメンでエリートなんだろうな ってかそれって葉山か?」

 

雪乃「葉山くんではないわね。それに私の好きな人はお世辞にも容姿が優れているとは言えないわね・・・あっ」

 

雪ノ下さん、今日お喋りし過ぎじゃないですか?

 

小町「えぇ小町気になります~その人とはどんな関係なんですか?」

 

雪乃「こ、これ以上は答える義務はないわ。」

 

やばい気になる。今やってるアニメ全部の続きよりも気になる。

俺もしかして雪ノ下さんに恋しちゃってるの?

 

八幡「まぁお前の事だ、容姿が優れて無くてもきちんとした将来性がある男だろう さぁこの話は終わりだ」

 

小町「お兄ちゃん、自分が雪乃さんの好きな人じゃないからって動揺しすぎだよ?」

(煽っちゃおう!)

 

雪乃「小町さん、冗談でも私がこの男に恋愛感情を抱くことなどないわ。申し訳ないけれど貴方にお姉さんって呼ばれる日は絶対にこないわ。ごめんなさいね。」

 

小町(も~う雪乃さんは分かりやすいなぁ~)

 

小町「それは残念です~小町的には雪乃さんみたいな人にお兄ちゃんを支えて欲しかったのに~」

 

八幡「お前調子に乗りすぎだ 早く寝ろ!」

 

小町「テヘッ!」

 

予定がドタキャンされたので悲しみを紛らわすために投下します。

 

八幡「ってか小町?雪ノ下もお前と一緒の部屋で寝るんだよな?」

 

雪乃「何を言ってるのかしら比企谷くん 小町さんは受験勉強で忙しいのに迷惑になってしまうわ」

 

小町「雪乃さん察して頂いてありがとうございます!小町は勉強しないといけないのです!ということ申し訳ないんですけどゴミぃちゃんと一緒の部屋で寝て貰えますか?」

 

八幡「いや、いくらなんでもヤバイだろう。」

 

雪乃「比企谷くん、私に変な事をするつもりなのかしら?」

 

八幡「いやぁそんな事はないけどよ ヤバイだろう」

 

雪乃「貴方は変に意識しすぎだからいけないのよ」

 

小町「じゃあ小町!お兄ちゃんの分の布団敷いて来るね!」

 

八幡「おい俺にはベッドがあるだろう」

 

小町「お兄ちゃん!たまにはお布団で旅館気分味わいなよ!」

 

八幡「わかったよ・・・」

 

 

~部屋~

 

雪乃「ねぇ比企谷くん」

 

八幡「どうした?眠れないのか?」

 

雪乃「いいえ 何でもないわ ただ貴方と同じ部屋で寝ているのが不思議なのよ」

 

八幡「そうだな」

 

雪乃「比企谷くん 今から私の言う話黙って聞いて貰えるかしら?」

 

八幡「言ってみろよ」

 

雪乃「私ね進学ではなく就職したいのよ」

 

八幡「昼間そんなこと言ってたな で何をやりたいんだ?」

 

雪乃「笑わないかしら」

 

八幡「あぁ笑わねぇよ」

 

雪乃「絶対よ?」

 

八幡「あぁ・・・」

 

雪乃「私ね 実は焼き鳥屋さんで働きたいのよ」

 

八幡「そうか…」

 

予想もしていない答えだったがそれを笑ったり否定する権利はないだろう。

俺自身、明確な将来像を描けていないのだから

 

雪乃「それでねいずれは独立して屋台をやったり、お店を出したいのよ」

 

八幡「お前が働いたら美人店員って噂になって気持ち悪い客とか来るんじゃねぇのか?」

 

雪乃「び、美人・・・」

 

八幡「いやぁ その何というか今のは・・・ってかバイトじゃ駄目なのか?」

 

雪乃「私は本気で一人前の焼き鳥屋になりたいのよ 中途半端ににはやりたくないわ」

 

八幡「お前らしいな」

 

雪乃「進学校にまで通っておいてワガママだって事は承知しているわ。それでも挑戦してみたいのよ」

 

八幡「そうか お前がそこまで言うんだ 中途半端じゃねぇのは分かってるよ で何で焼き鳥屋になりたいんだ?」

 

雪乃「昔から憧れていたのよ でもその憧れは今まで封じ込めてきたの でもね思ったのよこのままじゃ後悔するって」

 

八幡「なるほどな なら挑戦してみりゃいいんじゃねぇのか?万が一失敗してもお前なら大学くらい余裕だろうし」

 

雪乃「貴方にそう言って貰えて嬉しいわ」

 

八幡「雪ノ下、勘違いはするなよ、偉そうな事は言えないけど大学に行ったから偉いとか焼き鳥屋だからレベルが低いとかそんなの思い込みだからな」

 

雪乃「そうね 私両親にその気持ちを話してみるわ」

 

八幡「そうだな」

 

だが今の雪ノ下の状態で言っても良い結果が見えないだろう。

あの問いに対しての答えを出すのは今なんだ

 

八幡「雪ノ下、お前、いつか私を助けてね?って言ったよな?それって今でもいいか?」

 

雪乃「どういう事かしら?」

 

八幡「何ていうかお前の本気の思いを聞いて助けるべきは今なんだと気付いた。」

 

雪乃「そうね、正直助かるわ、貴方みたいな人でもいるだけで興奮状態を落ち着かせてくれそうだし」

 

八幡「何かさらったとまたディスりましたね。」

 

雪乃「とにかく今日はもう寝ましょう。明日は一日疲れるでしょうし」

 

俺は雪ノ下の思いを確信へと変えるある方法を思いついた。

 

八幡「そうだな おやすみ 雪ノ下」

 

雪乃「えぇおやすみなさい」

 

 

~翌日~

 

雪乃「比企谷くん!起きなさい!もう出かけるわよ!」

 

ん?何かいい匂いと聞き覚えのある声がするけど小町じゃない

俺って結婚したんだっけ?もしかして俺の事を起こしてるのは奥さん?

 

八幡「あと5分、あと5分でいいから!」

 

雪乃「本当に困った人ね 起きなさい!」

 

八幡「分かったよ・・・って雪ノ下!」

 

雪乃「な、何かしら・・・」

 

八幡「何で小町じゃなくてお前が起こすんだ?それにもう準備終わったのかよ」

 

雪乃「当たり前よ もう9時よ?それに小町さんが私に起こして欲しいっていうものだから」

 

八幡「そうか」

 

今日の雪ノ下は何か気合い入りまくりだな。髪まで結んでるし随分おしゃれしてるし

 

雪乃「比企谷くん 私は朝ごはんを用意してくるから きちんとお洒落をしてきなさい」

 

八幡「はぁ?お洒落って、俺外に出る機会ないから服そんなにもってねぇよ・・・」

 

雪乃「そうね、服の種類が少ないのに貴方のセンスに任せていたらとんでもないことになりそうね 服は私が選んであげるわ」

 

八幡「気持ちは嬉しいがそれは遠慮するぜ お前だって一生懸命お洒落してるのに人にまかせっきりってのもな」

 

雪乃「そう じゃあ私と歩いても恥ずかしくないぐらいな格好をしてちょうだい」

 

八幡「いや、お前と釣り合うルックスの持ち主なんて早々いねぇよ」

 

雪乃「そ、そう」

 

八幡「じゃあ朝飯の準備頼むぜ 俺は着替えてくる」

 

 

~1時間後~

 

雪乃「そうね一般的な価値観から言えばダサいのかもしれないのだけれど 私は嫌いじゃないわよ」

 

八幡「よし じゃあ行くか」

 

雪乃「ちょっと急ぐわよ 映画に間に合わないわ」

 

八幡「映画って何言ってんだ・・・」

 

雪乃「あら言わなかったかしら?私は昨日コンビニで映画のチケットを買ったのよ?」

 

八幡「はぁ初耳だぞ?それに何の映画見るんだよ・・・」

 

雪乃「恋愛映画よ」

 

八幡「はい?」

 

雪乃「恋愛映画と言っているのよ 勘違いはしないで欲しいのだけれど 別に深い意味があるわけじゃないわ。私が興味がある脚本化という点と

貴方にお世話になる俺の意味をこめてあなたの分も買ったというだけよ。」

 

八幡「途中で寝ちゃったらごめんなさいね」

 

雪乃「その時は貴方に倍の請求をするだけよ」

 

八幡「いや、どっちにしろ金は払うよ」

 

俺は昨日雪ノ下に貰ったマフラーを首に巻きながらそう言った。

 

雪乃(マフラー使ってくれてるわ!)ニコッ

 

八幡「いきなり笑ってどうしたんだ?」

 

雪乃「いえなんでもないわ お金なら受け取れないわ 貴方に恩は売りたくないもの」

 

 

~映画館~

 

八幡「始まるな」

 

雪乃「えぇそうね」

 

俺はこの後、画面に映し出される恋愛模様を2時間近く見ていた。

意外にも入り込んでいる俺がいた。

食わず嫌いはいけないな。

 

雪乃「感想を聞こうかしら」

 

八幡「あれだな、思ってたより全然いいな、でも主人公の最後のセリフは少し臭いな」

 

雪乃「そうね、私もああいった告白はかっこいいと思うのだけれど、気持ちはダイレクトにしっかりと伝えて欲しいわ。」

 

八幡「お前の気になる奴に伝えて貰えるといいな」

 

雪乃「そ、そうね」

 

八幡「ってか恋愛映画ならそいつを誘えばよかったじゃなかったのか?俺何かじゃなくて」

 

雪乃「貴方私をからかっているの?」

 

八幡「いやぁ別にそういうのじゃねぇよ・・・」

 

雪乃「いい加減にして頂戴!」

 

雪ノ下は俺の前から何故か去っていった。

何か気に病むようなことを言ってしまったか?

 

その後、雪ノ下の電話番号を知らない俺は小町に電話して来て貰って一緒に雪ノ下を探す事にした。

 

小町「お兄ちゃん!やってしまいましたなぁ!」

 

八幡「その何で雪ノ下は怒ったんだ?」

 

小町「小町は答えが分かっちゃった 雪乃さんからすればイラっと来るし切なかっただろうね あんまりこういう経験ないだろうし」

 

八幡「だからそれ、どういう意味だよ?」

 

小町「とにかくその答えはお兄ちゃんが自分自身で聞きなよ?小町、雪乃さんとの待ち合わせだけセッティングしてあげるから」

 

八幡「はぁ?何でそうなるんだ 俺は雪ノ下に何を謝ればいいんだよ」

 

小町「雪乃さんですか?ゴミぃちゃんが二人っきりで話たいそうなので2Fの喫茶店に来て貰えますか?はい分かりました。」

 

小町「雪乃さん今からここに来るって・・・今度はちゃんと話しなよ?」

 

八幡「分かったよ!小町、ありがとうな」

 

小町「じゃあね!ゴミぃちゃん!いい報告待ってるよ!」

 

八幡「雪ノ下・・・」

 

雪乃「貴方がそこまで最低の人だとは思わなかったわ」プンスカ

 

八幡「ごめんな 雪ノ下、正直言って、俺お前が何で怒ってるかわからねぇんだ」

 

雪乃「さっきのは私をからかったわけではないの?だとしても鈍感過ぎるわ」

 

八幡「土下座でも靴なめでもするから許してくれ」

 

雪乃「ふざけないで!」ガチギレ

 

こんなに怒ってる雪ノ下見るのは始めてだ。それに今にも泣きそうな表情だ

 

八幡「すまない雪ノ下、本当に分からないんだ。お前の言うとおり鈍感かもしれない」

 

雪乃「比企谷くん!これから私の質問に嘘偽り無く答えてちょうだい」

 

雪乃「今から出す問題の答えは全て同じになるわ」

 

雪乃「何故私が貴方に手編みのマフラーを編んだと思う?」

 

雪乃「何故私が恋愛映画を一緒に見ようと誘ったのだと思う?」

 

雪乃「何故私が今日、こんなにもお洒落をしてきたのだと思う?」

 

雪乃「何故私が貴方に昨日の夜本音を語ったのだと思う?」

 

雪乃「何故私が昨日の夜、遠まわしに貴方に恋愛関係の質問をしたのだと思う?」

 

雪乃「そしてこれらを踏まえて、今何故私が怒って悲しいのだと思う?」

 

雪乃「さぁ答えなさい」

 

流石の俺でもここまでの質問をされれば答えは分かってしまう。そこまで鈍感ではない。

それに雪ノ下がこんな質問をするって事はよっぽど勇気を出したと思う。

それに俺の無神経な行動はこの質問に対する答えと合致するなら悲しんで怒って当然だ。

 

八幡「それは・・・」

 

陽乃「あれ!比企谷くんと雪乃ちゃん!」

 

葉山「やぁ君たちもここに来ていたのかい」

 

八幡&雪乃「・・・」

 

葉山「良かったら一緒にお茶しないかい?」

 

雪乃「姉さん、葉山くんごめんなさい 今は大切な話をしているの、また今度にしてくれるかしら?」

 

情けない、何で俺は雪ノ下にこんなセリフを言わせてしまったのだろう。

俺は久しぶりに自分が嫌になった。男と名乗ることすら許されないだろう。

 

陽乃「そっか♪分かっちゃった じゃあね雪乃ちゃん!行こう隼人!」

 

隼人「どうやら大切な話の様だね」

 

八幡「あの陽乃さん!」

 

陽乃「ん?何?」

 

八幡「ありがとうございます。」

 

陽乃「何の事かお姉さん分からないなぁ」ニコッ

 

葉山「じゃあまたね」

 

八幡「なぁ雪ノ下・・・」

 

雪乃「何かしら?」プンスカ

 

八幡「ありがとうな、俺の事をそんな風に思ってくれて・・・」

 

雪乃「待って頂戴!言い出したのは私よきちんと最後まで伝えるわ だから黙って聞いていて頂戴」

 

八幡「あぁ・・・」

 

雪乃「比企谷八幡さん、私は貴方の事が好きです。貴方の腐った目も捻くれている所も全て含めて好きです。」

 

雪乃「何と説明していいか分からないのですけど、貴方になら昨日の夜抱かれてもいいと思いました。」

 

雪乃「それぐらい貴方のことが好きです。私がここまで人の事を想うのは始めてです。」

 

雪乃「私と・・・私と・・・」

 

雪ノ下は精一杯に俺に想いを伝えてくれている。そして泣いている。

最悪かもしれんが可愛い。一生懸命さが。

 

雪乃「付き合ってください!」

 

 

~喫茶店外~

 

葉山「やはり俺じゃ比企谷には勝てなかったか・・・」

 

陽乃「そうみたいね、でも私は比企谷くんよりアンタの方が何倍も素敵だと思うわよ♪」

 

葉山「慰めてくれるのかい?」

 

陽乃「隼人、大切な話をしたいから私たちもどこかお店に入らない?」

 

馬鹿みたいね私ったらあんな雪乃ちゃん見ちゃったら

心動かされるに決まっているじゃない

 

八幡「雪ノ下、俺の依頼引き受けてくれるか?」

 

雪乃「こんな時に・・・まぁ言って見なさい」

 

八幡「俺は本物が欲しい お前と本物になりたい だから俺と結婚を前提にお付き合いしてください」

 

雪乃「・・・本気?貴方の大好きな罰ゲームとかじゃないわよね?」

 

雪ノ下は遂に泣き出した。旗から見れば俺が泣かしてるみたいじゃん

 

八幡「いやぁ罰ゲーム好きじゃねぇよ される方だし」

 

雪乃「私でいいの?本当に・・・?由比ヶ浜さんじゃなくて?」

 

八幡「俺が好きなのは雪ノ下雪乃だ、確かに由比ヶ浜結衣は可愛くて優しい女の子だ。でも好きなのはお前なんだ」

 

雪乃「ありがとう・・・ありがとう・・・こんな私でもよろしくね」

 

俺は泣いている雪ノ下を優しく抱きしめる。

 

八幡「寧ろ俺何かでいいのか?お前とは何もかも正反対だぞ?」

 

雪乃「いいのよ貴方だからいいのよ それと私の依頼を引き受けてくれる?」

 

八幡「言ってみろ」

 

雪乃「私の事は今この瞬間から雪乃と呼んで頂戴 私もは、八幡と呼ぶから」

 

八幡「おぅよろしくな!雪乃!」

 

雪乃「は、八幡!」

 

仕事が少しはやく終わったので投下します。

 

八幡「そうだ、あともうひとつお前に約束してほしいことがある」

 

雪乃「何かしら?」

 

八幡「自分を傷つけるぐらいなら俺を傷つけろよ 俺とか超傷つけられるの慣れてるしよ」

 

雪乃「わ、私は貴方に傷ついてほしくないのだけれど」

 

八幡「俺も同じだ、だって雪乃は俺の彼女だし・・・」

 

雪乃「貴方からそういう言葉が聞けると思えなかったわ」

 

八幡「とにかくだ、自分を傷つけたくなったら俺に話してくれ これは約束だ。」

 

雪乃「分かったわ ありがとう」

 

八幡「じゃあ買い物行くか」

 

雪乃「えぇ」ニコッ

 

八幡「と、その前に俺は小町から頼まれた物を買わないとならない 先に食品売り場行ってて貰えるか?」

 

雪乃「八幡、初デートで彼女を先に行かせるというのは私の様な寛大な女の子で無ければ別れているレベルよ」

 

八幡「いいから、いいから、そういえば俺たち互いに連絡先知らなかったな 交換しておこうぜ」

 

雪乃「そうね、貴方の連絡先は私以外の女の子に価値はないと思うのだけれど交換してあげるわ」

 

八幡「何かそれ矛盾してませんかね?」

 

雪乃「いいわ 仕方がないから先に行ってるわ その終わったらちゃんと来てね?」

 

八幡「当たり前だ 俺はそこまで腐っちゃいない」

 

雪乃「貴方は目以外腐ってないわ そのぐらい分かるわよ」

 

八幡「そ、そうか・・・」

 

 

~30分後~

 

雪乃「遅いわよ 八幡、一体何を買っていたのかしら?」

 

八幡「いや大したもんじゃねぇよ 期待する程の様なもんでもないぞ」

 

雪乃「そう、小町さん喜ぶといいわね」

 

八幡「そうだな」

 

雪乃「さぁ今日の夜ご飯は何にしましょうか?」

 

八幡「なぁ今日の夜は焼き鳥パーティーにしないか?今日は親父もお袋もいるみたいだし」

 

雪乃「いいわね」

 

八幡「じゃあ鶏肉を何種類かと串を買っていくか」

 

雪乃「そうね チキンの貴方は焼き鳥を食べて共食いにならないかしら?」

 

八幡「自分の彼氏をチキンって言うのやめてもらえませんかね」

 

雪乃「そんなチキンでも愛おしく思えてしまうわ 惚れた弱みね」

 

八幡「そうか・・・」

 

何て答えるのが正解なんですかね。

 

 

~帰り道~

 

八幡「よ~し 材料も揃ったし帰るとするか」

 

雪乃「えぇそうね、荷物少し持ったほうが良いかしら?」

 

八幡「ここで彼女に持たせるのなんて男じゃねぇよ」キリッ

 

雪乃「ね、ねぇ八幡・・・」

 

八幡「何だ?」

 

雪乃「ひ、左手が空いてるのなら、そ、その手を繋ぎたいのだけれど」

 

随分と積極的だな。でも本当なら男の俺から出来る様にならないといけないんだろうな。

 

八幡「そうだな」ギュッ

 

雪乃の手は暖かくてスベスベしている。触り心地が良い。

 

八幡「な、なぁ雪乃・・・飯終わったら、近所の公園に行かないか?」

 

雪乃「べ、別に良いのだけれど変な事をするつもり?」

 

八幡「違うよ・・・」

 

俺たちは口数こそ少ないもののこんなこんなで会話をしていたら家に着く

 

八幡の両親が出てきますがどんな人物か中々掴めないので想像で書かせて貰います。

 

八幡「帰ったぞ~」

 

雪乃「お邪魔します。」

 

小町「あれれ~二人とも手繋いじゃってどうしたんですかぁ?」

 

八幡「そ、それについては食事の時に説明するよ」

 

雪乃「そうね八幡のご両親にも挨拶をしないといけないわね」

 

八幡「ビックリするだろうな、雪乃みたいな可愛い子が彼女なんて言ったら」

 

雪乃「あ、ありがとう・・・」テレテレ

 

小町「やったぁ!小町的にこうなってくれたの超嬉しいです!今日からお姉さんって呼んでもいいですか?」

 

雪乃「ちょっと気が早い気がするのだけれどいいわ 私は小町ちゃんと呼ばせて貰うわ」

 

何だか知らないけど嬉しい感情だ。愛する者同士がこんなに仲良くしてるなんて

 

 

~夕食~

 

八幡「親父、お袋、今日は報告と紹介したい人がいるんだ・・・」

 

母「へぇアンタが紹介したい人?お友達?」

 

父「お前にもやっと友達が出来たんだな!」

 

八幡「ちげぇよ、雪乃入ってきてくれ」

 

雪乃「は、八幡さんとお付き合いしています、雪ノ下雪乃です、お父様、お母様、何卒よろしくお願い致します。」

 

雪乃は俺の両親に一礼をする。

 

母「まぁ~随分とかわいらしい子じゃないの!芸能人でもおかしくないレベルだわぁ!」

 

父「随分出来たお嬢さんだろうし、本当にこんな息子でいいのかい?」

 

雪乃「えぇ八幡さんはいつも私を理解し助けてくれますので」

 

八幡「まぁその何というか・・・中途半端な恋愛はしたくないから結婚を全体に付き合う事にしてる・・・」

 

母「あら!雪乃ちゃんよろしくね!もう今日からここは我が家だと思ってね!」

 

父「嬉しいなぁこんなに可愛い娘が増えて」

 

八幡「早まりすぎだっていうの・・・」

 

雪乃「お父様、お母様、今日は私が料理を振舞いますのでごゆっくりなさってください。」

 

八幡「雪乃が焼き鳥焼いてくれるんだってよ」

 

小町「ほんと、こんなゴミぃちゃんには勿体無いくらいの人だね・・・」

 

八幡「うるせぇよ!」

 

その後俺たちは楽しい食事を過ごした。雪乃の焼き鳥の焼き方も本格的過ぎて驚いた。

両親も雪乃を気に入ってくれた様で良かった。

あとは俺が雪乃のご両親とどう向き合うかだな・・・

 

母「いいのよ雪乃ちゃん、洗物は私がやるから」

 

雪乃「いいえお邪魔させて貰っているので私がやります。」

 

父「いいんだよ!雪乃ちゃん!馬鹿息子の相手をしてやってくれ」

 

八幡「何で俺が一々ディすられないといけないんだよ・・・」

 

雪乃「お言葉に甘えさせて頂きます。」

 

八幡「じゃあ、雪乃、公園行くか」

 

 

~公園~

 

雪乃「ここに来てどうするつもりなのかしら?」

 

俺は覚悟を決めよう・・・こんな経験始めてだが・・・

俺はポケットからあるものを取り出した。

 

八幡「雪乃、これを受け取ってくれ!」

 

雪乃「こ、これって・・・」

 

八幡「今はこんな安い指輪しか買えないが、いつかこれの10倍するぐらいのものを必ず雪乃にプレゼントするからな」

 

雪乃「付き合ってまだ1日も経っていないのに・・・こんなものを貰っていいのかしら?」

 

八幡「何と言うかそれだけ雪乃とは真剣な恋愛をしたいという事だ」

 

雪乃「八幡、本当にありがとう・・・」ダキッ

 

雪乃はまたもや涙を流す。そして俺の指輪をはめてくれた。

俺も雪乃を優しく抱き返す。

 

八幡「なぁ雪乃・・・」

 

俺がそう呟くと雪乃は俺にキスをしてくる。

ちょっと待てこれってファーストキスじゃないか!

俺はどう振舞えばいいか分からないからとりあえず想像通りやってみる。

確かに唇と唇が重なった。

 

雪乃「貴方とファーストキスが出来て良かったわ・・・」

 

八幡「お、俺もだ」

 

雪乃「じゃあ戻りましょうか・・・八幡、私この指輪一生大切にするわ!」

まるで雪乃は子供の様に無邪気に見える。

 

八幡「あぁ・・・」

 

夕方の帰り道の様に俺たちはまた手を繋ぐ。

幸せ、これ以上の表現が見当たらない気分だ。

 

 

小町「あれれ~雪乃さ~んその手につけている指輪はなんですか~?」

 

雪乃「貴方のお兄さんに貰ったのよ」

 

小町「え!?あのゴミぃちゃんが指輪をプレゼント!?これ夢じゃないですよね?」

 

雪乃「えぇ現実よ」

 

父「八幡の奴、知らないうちに男になりやがったな」

 

母「良かったわね 雪乃ちゃん!」

 

雪乃「はい、物凄く嬉しく思います。」

 

~風呂~

 

八幡(それにしても今日は色々あったな・・・まさか彼女が出来てファーストキスまでするとは・・・)

 

八幡(だが俺はこれ以上に自分を磨かなければならない、何せあんなにも可愛い彼女が出来たのだから)

 

八幡「あがったぞ~小町か雪乃入っていいぞ~」

 

小町「お姉さん!一緒にお風呂入りませんか?」

 

雪乃「そうね、一緒に入りましょうか小町ちゃん」

 

八幡「おぅゆっくり疲れを取れよ」

 

雪乃「その覗いたりしないでちょうだいね?」

 

小町「いくら愛する彼女と愛する妹がいるからって駄目だよ?」

 

八幡「そんなに餓えてねぇよ・・・」

 

八幡「もしもし?」

 

陽乃「あっ弟くん!どう雪乃ちゃんとは上手く行ってる?夜はお楽しみになるのかな?」

 

八幡「何言ってるんですか、確かに雪乃とは付き合う事になりましたが・・・」

 

陽乃「本当に?お姉さん嬉しいなぁこれで本当にお姉さんになれたね!」

 

八幡「それで用件は何ですか?」

 

陽乃「明日の19時に雪乃ちゃんと一緒に来て貰える?迎えは行かせるから」

 

八幡「そうですね・・・ご両親にもきちんと挨拶をするのが筋でしょうし」

 

陽乃「流石八幡くん!じゃあ両親には雪乃ちゃんの彼氏も一緒に来るって言っておくね!」

 

八幡「あんまりハードル上げないでくださいよ?困りますんで・・・」

 

陽乃「大丈夫よ 八幡くんのことはきちんと話してあるから♪」

 

八幡「さいですか」

 

陽乃「じゃあ明日待ってるよ」

 

ツーツー

 

八幡「なぁ雪乃・・・その明日の19時・・・」

 

小町「お兄ちゃんの変態!」

 

雪乃「い、いくら恋人でもこういったことは許せないわ!今すぐに出て行ってちょうだい!」

 

八幡「違うんだ・・・これは!」

 

雪乃「言い訳はあとで聞いてあげるからすぐに出て行ってちょうだい!」

 

小町「ゴミぃちゃん!マジで消え失せて!」

 

 

20分後

 

雪乃「そう…」

 

八幡「雪乃、その心配するな確かにお前の問題だ。だがフォローはする、それが恋人ってもんだろう?」

 

雪乃「ありがとう 今のは正直胸キュンしたわ///」テレテレ

 

八幡「そうか・・・」

 

小町「あぁ惚気を見せられる小町は超辛いです!」

 

八幡「すいませんね・・・」

 

雪乃「八幡、明日は特に予定はないでしょう?」

 

八幡「何だよ急に・・・まぁ予定はないが。」

 

雪乃「明日、由比ヶ浜さんにこのことをきちんと報告するのはどうかしら?」

 

八幡「そうだな」

 

雪乃「親友としてきちんと伝えたいし惚気たいのよ」

 

八幡「おい!それはガチで血が流れるからやめておけ!」

 

 

~部屋~

 

雪乃「八幡、起きている?」

 

八幡「あぁ起きてるよ」

 

雪乃「今日は色々あったけれど楽しかったわ もしかしたら人生で一番かもしれないわ。」

 

八幡「俺も楽しかったよ、確かに俺の歴史の中でも今日は最大に輝いてる日かもしれなかったな」

 

雪乃「ねぇ八幡、明日は私を助けてね?」

 

八幡「分かってるよ」

 

雪乃「じゃあ寝ましょう おやすみなさい」

 

八幡「おやすみ」

 

八幡「というわけなんだ由比ヶ浜、俺たちは結婚を前提に付き合う事にした。」

 

由比ヶ浜「そ、そっかゆきのんが羨ましいな・・・」

 

雪乃「ごめんなさい、由比ヶ浜さん、貴方も八幡のことが好きだったのよね?」

 

由比ヶ浜「やっぱり気付いてたんだ でもねもう諦めるよヒッキーの事は お幸せにね」

 

八幡「由比ヶ浜、お前の気持ちに応えられなくてすまん、それにワガママなのは分かっている、今後も俺や雪乃の親友でいてほしい」

 

由比ヶ浜「当たり前だよ!」

 

雪乃「由比ヶ浜さん、ありがとう。私は貴方の様な親友を持てて誇りに思うわ」

 

由比ヶ浜「ゆきのん!大袈裟すぎだよ!」ダキッ

 

雪乃「ちょっと由比ヶ浜さん・・・」

 

八幡(彼氏の前で百合展開はやめてね)

 

八幡「じゃあそろそろ、お前の実家に向かうか」

 

雪乃「えぇ…そうしましょう」

 

ヤンキー「おい!そこのカップル!ちょっとこっちへおいで!」

 

嫌だ…変な人たちに絡まれている。

 

雪乃「申し訳ないのだけれど貴方たちに付き合う時間はないわ。」

 

ヤンキー2「ねぇねぇこの子かなり可愛くね?ネンショーから出たばかりでご無沙汰なんだよ、こんなダサい男ほっといて俺らと遊ぼう?」

 

八幡「あの…警察呼びますよ?」

 

ヤンキー「黙ってろ!」ドコッ!

 

いてぇよ・・・殴るんじゃねぇよ!早く助けておまわりさん!

でも雪乃だけは絶対守らないと!

 

雪乃「嫌よ、こんなの嫌よ!こないで!ああああああああ!」

 

雪乃が発作を起こして暴れている。

不味いこの前と同じ状況だ

 

八幡「雪乃大丈夫か?」

 

雪乃「こないで誰もこないで・・・もう嫌よ嫌よ!ああああああ!」

 

雪乃は感情を抑えきれずに道路へと飛び出してしまった・・・

ならば俺のやることはただひとつ・・・

 

ガシャン

 

ヤンキー「おいやばくね?逃げるぞ!」

 

ヤンキー2「うわぁグロいわ!」

 

雪乃「嫌よ!八幡!目を覚まして!あああああああ!」

 

葉山「あれは!?雪乃ちゃん!?それに倒れているのは!?比企谷!」

 

雪乃「お願い!何とか返事して!八幡!」

 

葉山「雪乃ちゃん!何があったんだ!?とりあえず俺は救急車を呼ぶよ」

 

雪乃「私も死ぬわ!一緒に死ぬわ!」

 

葉山「落ち着くんだ、きっと助かるさ、君の恋人は!」

 

雪乃「いやあああああああ!いやあああああああああ!」

 

 

5時間後~病院

 

雪乃「ごめんなさい・・・私が感情を抑え切れなかったばかりに!私も死んで償います!」

 

小町「雪乃さん落ち着いてください!今はお兄ちゃんが無事手術を終えるのを待ちましょう!」

 

由比ヶ浜「ヒッキー、私許さないからね!ゆきのんを置いていったら!絶対に」ポロポロ

 

葉山「比企谷!君以上に彼女を理解できる奴はいない・・・だから死ぬな!」

 

材木座「八幡よ!我との決着はまだついておらぬだろう・・・」ポロ

 

陽乃「八幡くん、私も許さないわよ?ここで死んだら、雪乃ちゃんは一生苦しむじゃない!」

 

雪乃母「本当にお詫びのしようもありません・・・娘のせいで・・・大切な息子さんが・・・」

 

雪乃父「雪乃の前だぞ!」

 

母「八幡!」

 

父「孫を見るまで俺は死なないからお前も死ぬな・・・」

 

平塚「比企谷!君はまだ死んではならない、これからだ・・・」

 

 

~手術終了~

 

父「先生!息子はどうですか!?八幡は!?」

 

医師「手術は無事成功しました。一命は取り留めました。ただ今後意識が戻らない可能性も戻ったとしても後遺症が残る可能性はあります。」

 

小町「そんな!お兄ちゃんとまだお話したいよ!」

 

雪乃「ごめんなさい・・・私のせいで・・・」

 

雪乃はその場で崩れ落ちて発作を起こす。

 

父「君のせいじゃない、それにもしも君を見捨てる様な息子だったら今以上に悲しかった。」

 

由比ヶ浜「ゆきのん!ヒッキーの意識が戻ることを信じようよ!ヒッキーはきっと戻ってくるよ!」

 

小町「そうですよね・・・」

 

雪乃「私、八幡が意識を取り戻すまでずっと付きっ切りでいます!」

 

葉山「それは許可出来ないな・・・」

 

陽乃「隼人!どういう事よ!?」

 

葉山「彼はきっと自分のために雪乃ちゃんが進路を犠牲にしたと言ったら絶対に自分を許せなくなるだろう。こんなことは言いたくないが付きっ切りだからと言って目覚めるわけじゃない・・・」

 

葉山「だから君は今、自分の信じた道を進むんだ、彼が目を覚ました時、胸を張って再会出来る様に」

 

雪乃「そうね・・・貴方の言う通りね。私は彼に恥じない様に生きるわ。そしていつか目を覚ました時に笑顔で再会するわ」

 

陽乃「その事何だけどさ、昨日の夜、八幡から電話貰ってたんだ。」

 

雪乃「どういう事かしら?」

 

陽乃「俺は明日の19時に行きませんってね・・・」

 

雪乃「!!!」

 

陽乃「やっぱり自分自身の問題は自分自身で解決すべきっすよねと言っていたわ」

 

雪乃「そう…八幡らしいわね・・・」

 

陽乃「だから雪乃ちゃん、私たちも向き合おう?」

 

雪乃「そうね、逃げずに向き合うわ」

 

 

~1年後~

 

雪乃「いらっしゃいやせー!お客様入ります!」

 

由比ヶ浜「ゆきのん!やっはろー!」

 

雪乃「あら結衣さん来てくれたのね!大学で忙しいと言っていたのに」

 

葉山「やぁ雪乃ちゃん、調子はどうだい?」

 

雪乃「私の名前を呼んで言いのは八幡だけよ?」

 

葉山「あぁ…すまなかった」

 

陽乃「隼人!浮気したら許さないからね!」

 

店主「雪乃ちゃんのお友達かい?」

 

雪乃「そうです。」

 

店主「そうかい、いやぁ雪乃ちゃんは本当に努力家だし、接客も愛想があるから評判が良くてね、助かるよ」

 

陽乃「ほんとですかー?昔は暗い子だったのに!」

 

雪乃「それは昔の話でしょ!」

 

店主「今じゃ雪乃ちゃんは俺の一番弟子だよ!」

 

雪乃「ちょっと大将!照れるのですけど・・・」

 

 

葉山「じゃあまた来るよ!」

 

陽乃「がんばってね~!雪乃ちゃん!」

 

雪乃「えぇみんなありがとう!」

 

由比ヶ浜「ゆきのん!頑張ってね!焼き鳥焼いてる姿めっちゃ似合ってるよ!」

 

雪乃「結衣さんありがとう!」

 

由比ヶ浜「そういえばもうすぐだよね・・・?」

 

雪乃「えぇ…」

 

由比ヶ浜「あっごめんね!ゆきのん!」

 

雪乃「いいのよ気にしないで!」

 

 

~病院~

 

雪乃「八幡、今日はみんな来てくれたのよ!私も仕事に慣れてお給料もかなり上がったわ!貴方はバイトしてくれれば私が養えるわ!」

 

八幡「」

 

雪乃「八幡、私いつまででも待っているから・・・絶対に帰ってきてね」

 

八幡「」

 

雪乃「じゃあまた明日来るわね!」

 

八幡「」

 

小町「あ!姉さん!わざわざすいません!」

 

雪乃「いいのよ小町ちゃん、私の彼氏なのだもの」

 

小町「お兄ちゃん早く帰ってきてくれないですかね?」

 

雪乃「そうね、でも今は生きててくれるだけで有難いわ それだけで幸せだもの」

 

小町「お兄ちゃん!雪乃さんはここまで想ってくれてるんだよ?早く戻っておいでよ」

 

八幡「あ~あと5分だけ寝かせてくれ・・・」

 

雪乃&小町「!!!」

 

八幡「あれ?今何時だ?ってもう1時かよ!俺何時間寝てたんだ!」

 

雪乃「は、八幡!」

 

小町「お兄ちゃん!意識を取り戻したの?先生呼んできます!」

 

雪乃「私が誰か分かる?」

 

八幡「俺の愛する雪乃だろ?あっ今の八幡的にポイント高い!」

 

雪乃「少し寝すぎよ・・・どれだけ心配したと想ってるのよ」ダキッ

 

八幡「あっ思い出した!俺生きてたのか!?」

 

雪乃「でも良かったわ・・・本当に良かったわ・・・」

 

八幡「雪乃、お前は無事だったのか?良かったぜ」

 

雪乃「貴方のおかげでね」ポロポロ

 

八幡「そういやどうしたんだ?焼き鳥は?」

 

雪乃「もう見習いは終わってちゃんと働いているわ」

 

八幡「そうか…俺も進路を決めないとな」

 

 

~三ヵ月後~

 

雪乃「じゃあそろそろ行くのね?恥をさらさないようにね」

 

八幡「おう!」

 

雪乃「八幡、お父さんは仕事に対してはきついかもしれないのだけれどあまり気に病むことはないわよ」

 

八幡「いや、いきなり建設会社の後継者候補として働くんだから気にするだろう」

 

雪乃「八幡、今日は早く帰ってきてほしいのだけれど」

 

八幡「いやぁ俺友達とかいないし仕事で疲れてるだろうから嫌でも早く帰ってくるぞ?」

 

雪乃「あら葉山くんと飲みに行ってる貴方がよく言うわね?」

 

八幡「知ってたのかよ!」

 

雪乃「えぇ…当然よ?姉さんから聞いたもの」

 

八幡「この姉妹怖すぎ・・・」

 

 

~夜~

 

雪乃「おかえりなさい、どうだった?」

 

八幡「まぁやりがいは感じれたな、でもやっぱり雪乃の父ちゃん厳しいな・・・」

 

雪乃「当たり前よ、一人前に育てると言っていたもの」

 

八幡「あぁ~俺がこんなに期待されるとはな・・・」

 

雪乃「ねぇ八幡、ちょっと貴方の実家の近くのあの公園へ行かない?」

 

八幡「何しに?」

 

雪乃「それはお楽しみよ」

 

 

~公園~

 

雪乃「ねぇ八幡、ここの公園覚えてる?」

 

八幡「覚えてるよ、雪乃に指輪渡した公園だろう?それに近所だしな忘れるわけねぇよ」

 

雪乃「そう、今日は私の方から渡したいものがあるのよ」

 

雪乃はカバンから箱を取り出した

 

雪乃「開けていいわよ」

 

俺は箱を開ける。するとそこには・・・

 

八幡「これって・・・」

 

雪乃「八幡、私たち本物の家族にならない?」

 

八幡「そうだなぁ お互いが20歳になったら結婚するか?」

 

雪乃「そうね…」

 

八幡「雪乃・・・この指輪高かったろ?」

 

雪乃「そうね私の給料4カ月分よ」

 

八幡「すまない・・・本来は俺から渡すべきなんだろうが」

 

雪乃「何言ってるのよ?貴方からはもうとっくに貰ったじゃない、ここで」

 

八幡「でもあれは・・・」

 

雪乃「私はあれをずっと大事にしたいから新しい指輪はいらないわ」

 

八幡「そうか…でも俺から言わせてほしい言葉がある。」

 

雪乃「言っていいわよ」

 

八幡「雪ノ下って苗字飽きた頃だろうし雪乃も比企谷って苗字にしないか?」

 

雪乃「やっぱり貴方はセンスないわね。でも嫌いじゃないわよ。そして私を比企谷にしてちょうだい」

 

八幡「あぁ!これからも二人で頑張っていこうな!」

 

雪乃「そうね…子供の名前はどうしようかしら?」

 

八幡「八雪ってどうだ?」

 

雪乃は俺の本気の提案を聞くと今までで一番笑い、

今までで一番素敵な笑顔を見せてくれた

 

雪乃「却下!」

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

八幡「おい!雪ノ下!リスカはやめろって!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435658936/