アニメssリーディングパーク

おすすめSSを当ブログで再編集して読みやすく紹介! 引用・リンクフリーです

美琴「わ、私だって。アンタに惚れてるもん!」 【とあるss/アニメss】

 

美琴「はぁ・・・今日は雨か」 

黒子「すっかり梅雨入りですのね。この時期は女性の天敵ですの。」 




放課後

上条「あれ?今日持ってきた傘がない・・・不幸だ。」

上条「まぁまだタイムセールまで時間あるし・・・・」ザァアアアア

上条「」

上条「振りすぎなんでせう。」


麦野「おいおいこれから一仕事しようってのに雨じゃないの。まったく・・・」

浜面「よし、じゃあ車まわs」

フレンダ「麦野は私の傘に入ればいいって訳よ!」

麦野「はい。ありがと」ヒョイッ

フレンダ「あぁ!私の傘とらないで麦野!私が濡れちゃう!」

麦野「滝壺。傘入る?」

滝壺「フレンダごめん。でも私はそんなフレンダを応援してる」

フレンダ「・・・応援してるならそのポジション変わって欲しいって訳よ。」

絹旗「フレンダ超不憫ですね。」


一方「雨かァ。めんどくせェ・・・」

打止「わーい!あーめやこんこん、あられやこんこんって、ミサカはミサカははしゃいでみたり♪」

一方「行儀が悪いことするんじゃねェよ。しかもいろんな曲が混ざってるしよォ」

打止「じゃあ正しくはどうなの?ってミサカはミサカは知ってるけど聞いてみる」

一方「ゆーきやコンコンあられやコンコンだァ。ちゃんと覚えとけェ。!ハッ」

打止「やーい。あなたがそんな歌うたうなんてギャップで萌えしんじゃうのー!ってミサカはミサカはMNWを通じて笑ってみたり♪」

一方「てめェ。もう雨が降ってようが傘かしてやらねェ。帰りのアイスもおあずk」パシッ

打止「先手必勝!ってミサカはミサカはあなたの傘を奪ってスーパーへダッシュ~」

一方「ふう。やれやれだぜェ」ザァアアアアアアア

一方「雨降りすぎだろォ。」

 


常盤台
キーンコーンカーンコーン

美琴「うっひゃー。相変わらずすごい雨ねぇー」

黒子「(うひひひひ。雨を見越して黒子の傘はお昼休みに処分済みですの。優しいお姉さまは私を傘に入れて下さるに違いありませんの!)」

黒子「そうですわねぇ。いやーすごい雨ですこと。ゲヒヒ」

美琴「??さて。帰りましょ。帰りにどっか寄ってく?」

黒子(っしゃあ!!われぇええですの!!)

黒子「そうですわね。おや、私の傘がありませんわ」

美琴「誰かが間違えちゃったのかな?私の傘でよければ入る?」

黒子「お姉さまぁああああああ!!」

美琴「予想してたけど、抱きつくなー!!」ビリビリドッカーン

黒子「あ、雨の日の電撃は強烈ですの・・・」プスプス

美琴「ふぅ。もう。とはいえ雨だししょうがないから早く傘に入りな?」

黒子「お姉さま・・・うっとりですわ。」

prrrrrr prrrrrr

黒子「はい。黒子ですの。・・・はぁそうですか。では・・・」

美琴「ジャッジメント?」

黒子「そうですの。初春からでした。」

美琴「そっか。じゃあ仕方ないわね。」

黒子「初春のやつ今度会ったらただじゃおきませんの。ではお姉さま失礼します」シュンッ

美琴「・・・てかあいつなら雨に濡れないところへテレポートしながら移動できるわよね。」

美琴「はぁ、しょうがないから一人でいくか。ん?」


チラシ ヒラヒラ

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◯◯スーパー オープンセール!
目玉商品 ゲコ太ストラップつきハーゲン◯ッツ 218
他、生卵、もやし等等
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美琴 キュピーン!

美琴「し、しょうがないからスーパーでもいくことにしよっと!」


麦野「はぁ、近くのコンビニにシャケ弁がないなんてねぇ。しかもこの雨の中、歩いてスーパーとは。」

浜面「なんで車が壊れてんだ・・・」

絹旗「浜面が超整備してないからですかね?超不便です。」

麦野「これはブ・チ・コ・ロ・s」

浜面「ちょっと待てって!エンジンホースとか明らかに切られた跡があるんだぞ?」

滝壺「私も整備不良ではないと思う。」

絹旗「確かに、そう言われると超不自然ですね。まぁ敵も多いですし超しょうがないです。」

浜面「ホッ。」

麦野「ん?フレンダ。さっきから黙ってるけど生理でもきてるの?」

浜面「なっ!」

フレンダ「ふぇ?ちちち、違うって訳よ!汗」

フレンダ(麦野の傘に入れてもらいたくて車を壊したなんて言えない・・・)

浜面「お、あのスーパー今日オープンしたみたいだな。」

麦野「面倒だから浜面、あんた行って来なさい。」

浜面「えぇ?ここまで来て??なら滝壺の傘に入れてもらってるから滝壺も一緒に・・・」

麦野「あら。あんた一人で行けないのー??」

滝壺「む、麦野。私は別に一緒にいっても・・・」

浜面「いいんだ。いつものことだしな。じゃ、行ってくるぜ!」

絹旗「傘もささずに超走って行きました」

滝壺「ポッ////」

フレンダ(うぅ・・・)




@スーパー

打止「うわーい。相変わらず色んなモノがあってキラキラしてるのー!ってミサカはミサカは感動してみたり。」

一方「アァン?このガキ一人先走りやがって。たく、どれが欲しいんだ。必要なものだけ好きなだけ入れろォ。」

打止「あなたは反射があるから雨に濡れいよね?もっともそんなことにバッテリー使えないのはわかってるけどね、ってミサカはミサカは好きなものをカゴに入れまくる~♪」

一方「ンなもん、オート反射+歩くときのベクトル操作でスーパーまで1分だァ。ほとんどバッテリー使ってねぇんだよ。そして必要なものだけに取捨選択しなさいィ。」

打止「あなたのケチんぼーってミサカはミサカは膨れてみる。あ、」

一方「どうしたァ。」

打止「ハーゲンダッ◯がすごい安いの!しかも変なストラップ付いてるの!あなたも食べる?」

一方「俺は要らねえェが、欲しけりゃ入れろォ。その代わり一日一個までだァ。」

打止「は~い!あなたは何だかんだ言ってミサカの主張を聞いてくれるの!ってミサカはミサカはあなたの好感度を上げてみたり!」

一方「はいはいィ。アイスはあと3つかァ。つーか変なカエルのストラップ付いてんぞォ。」

打止「可愛いストラップだけどキャラクターものには興味ないから友達に上げよっかなー♪」

一方(友達・・・?ヒーローのことかァ??)

レジ 13,116円になりまーす。

一方 WAONでェ ピッ ワオ-ン!


???「ハァ、ハァ・・・ちょ、ちょっと待ったァあああ!!!」

一打「???」

 


@スーパー

美琴「ふーやっと着いた。このスーパーね。」

美琴「さーてアイスコーナーは・・・」

美琴(でも、、ゲコ太ストラップ付きアイスなんか買って帰った日には黒子の目が・・・)

美琴「うぅ・・・でも、こういうのって全部揃えないと気が済まないし。」

美琴「ここは自分に正直に♪いざ、アイスコーナーへ!」

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本日の特売品(ハーゲンダッ◯)は完売致しました。てへっ。
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美琴「」

美琴「うぎゃー!!誰よアイスこんなに買ったの!安いからってみんな買うんじゃないわよ!」

美琴「うー。しょうがないなぁ・・・」シュン

美琴「そういえば黒子が傘を無くしたって言ってたから買っといてあげよ。ビニール傘だけど無いよりいいよね。」

美琴「ん??」


レジ もやし4点~、おかし2点~、アイス3点~ 合計13,116円になります。

白髮「WAONでェ。」


美琴「あれは!」ダッシュ

美琴「ハァ、ハァ・・・ちょ、ちょっと待ったァあああ!!!」

一打「???」


一方「いきなりなんですかァ?・・アン?」

美琴「あ、ああアンタ一方通行!と・・・打止ちゃん?」

打止「こんにちは!ってミサカはミサカは一方通行とのデートをアピールしてみたり!」ビシッ

打止「あいたっ!」

一方「変な事言うんじゃありませんン。で、何の用だ第三位。」

美琴(うっ・・・一方通行のキャラからしてアイスなんて食べっこない。てことはあれは打止のハーゲン。)

美琴「な、なんでも無いのよ!あは、あははははは。」

一方「変な野郎だな。まぁいい、じゃあ俺は帰るからよォ。」

打止「俺達なの!ってミサカはミサカは訂正してみる!」

美琴(なんか二人とも前より雰囲気が柔らかいっていうか・・・良かったのかな。)

美琴「あ、うん。じゃあまたね。・・・あれ?」

美琴「一方通行、アンタ傘は?」

一方「マンションに一つしか無かったもんでよォ。このスーパーの傘コーナーも売り切れだ。」

打止「帰りも先手必勝!」ダッ

一方「」

一方「てなわけだ。あのクソガキ荷物も持たねェで・・・じゃあなァ第三位。」

美琴「ちょ、ちょっと待って!風邪ひくといけないし傘使いなさい。」

一方「あァ?んなもん能力使えば雨なんて関係ねェだろが。」

美琴「でも、帰りに道に打止ちゃんに何かあったとき、守ってあげられるのはアナタだけでしょ?」

美琴「前みたいに能力使い放題ってわけじゃならしいし・・・」

一方「・・・チッ。んじゃあ傘かりてくぜェ」

美琴「うんうん。人の好意はありがたく受け取るのよっ!」

一方「・・・ほーか。んじゃ代わりにこれェ。」

美琴「!!これはゲコ・・・もといハーゲンダッ◯!でも・・・」

一方「おっとォ、やるのはアイスに付いてるへんてこカエルストラップだけだァ。あのガキは興味ないみたいだがお前には宝物だろォ」

美琴「ふぇっ??で、でででも・・・その・・・私はそんなの興味ないと言うか・・・ゴニョゴニョ」

一方「家に帰ってもどうせ捨てるだけだしなァ。人の好意は受け取るもんだろーが?」

美琴「!そ、それなら・・・せっかくだから。って3個も!!」

一方「ん?邪魔か?」

美琴 ホワーン////

一方 (ケッ。第3位がお子様シュミなのはガキのネットワークで分かってンだよォ)

一方「じゃあな第3位。お前は傘どうすんだ。」

美琴「(はっ!夢の中から出てこれなくなるところだった・・・)私は2個あるの。それは後輩のだから」

一方「ほーか。じゃあ近くのコンビニで買えば問題ないだろ。じゃあな」

美琴「あ、うん。ありがとねー!」


???「はぁーシャケ弁4つも要らねえだろー」ガサガサ

美琴「ん?」


浜面「しかしこんなに買ってしまって雨に濡れたらヤバイだろうな。」

浜面「結局、ブ・チ・コ・ロ・シか・・・」

浜面「結局、傘も売り切れだった・・・」

美琴「・・・・」

美琴「あのー、良かったら傘どうぞ?」

浜面「え?・・・だけどキミは?」

美琴「私は大丈夫なので!」

浜面「・・・そっか、いや、ありがとう!有りがたく使わせてもらう!じゃっ!」

美琴「じゃあねー」ヒラヒラ

浜面「あ!そうだ。何の御礼もないと失礼だよな!はい卵!」

美琴「え、え??」

浜面「最後の一個だったんだ!まぁ大したものじゃないけどこっちのシャケ弁はあげられないから」

美琴「え?あ・・どうも」

浜面「じゃな!」



浜面「ただいまーと。ほら麦野シャケ弁」

麦野「ん。浜面にしては上出来だな。」

絹旗「あれ?リストにあった卵が超ないですが。」

浜面「え?あ、ああ売り切れでなぁ。あはは」

滝壺「???」

フレンダ「結局、なんで傘持ってるってわけよ?」


浜面「いや、これはn」ドンッ ビシャ

上条「あ・・・す、すいません!」

浜面「いや、こちらこそ・・・(傘もささずにびしょ濡れだな)」

上条「では、これで・・・」

浜面「あ、よければこの傘使います?」

上条「・・・神よ。ボソッ」

浜面「??」

上条「ありがとうございます!いやーこれで食材を雨から守れます!今からスーパーに買い出しなもので!」

浜面「そ、それは良かったです。」

上条「では!」

絹旗「頭が超ツンツンでしたね。」

 


@スーパー

上条「ふー。傘も手に入ったことですし、上条さんは気合を入れて特売品の卵を・・・」

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本日の特売品(ハーゲンダッ◯)は完売致しました。プギャ-
-----------------------------------------------

上条「」

上条「ふふふ。」

上条「不幸だぁあああああああああああ!」

店員「お客様!」

上条「あ、すいません。」

上条「はー。結局手に入れたのは傘だけなんですよ。わらしべ長者みたいにこれを卵に変えられたら・・・」

上条「帰りますか」ウィーン

美琴「あ。」

上条「ん?あぁビリビリか。」

美琴「そうだけど、なんか適当にあしらわれてる感が半端ないんだけど。。」

上条「上条さんは今、失意のどん底なんでせう。」

美琴「アンタいつも失意のどん底よね。ま、私は今幸せ一杯だけど♪」

上条「ストラップみっつも下げて、一体何を」

美琴「な、こ、こここれは関係ないわよっ!」

上条「そっか。じゃあ上条さんは他のスーパーに卵を買うため帰るとします」

美琴「え?卵?・・・これのこと?」

上条「美琴さん。なんでもしますからこの卵譲ってもらえませんか?」ゲザー

美琴「ちょ、ちょっと恥ずかしいからやめてよ!い、いくらでも上げるから(なんでもしますから・・・って///)」

上条「本当でせうか??」

美琴「た、ただし・・・その、なんでもしてもらうんだから!」

上条「もちろん。受けて立ちます」キリッ

美琴「ふぇ?い、いやその勝負とかじゃなくて・・・」

上条「?・・なら、何して欲しいんだ??」

美琴「え?え・・・えっと///」

上条「ん?あ、ビリビリ、傘持ってないのか??」

美琴「え?あ、いやこれは」

上条「なら、この傘を使え!卵だけなら傘なしでも死守してみせる」キリッ

美琴「(なんでイチイチカッコイイのよ///)じゃなくて、いいわよ!アンタが濡れるでしょ?」

上条「俺の(卵への)想いがあれば大丈夫!」

美琴「///意味わからないけど、かっこいい・・・ってもう訳わかんない。。」

上条「じゃあ傘渡していくな!」

美琴「!」

美琴「相合傘!」

上条「はい?」

美琴「い、いや、その・・・あああ相合傘やってみたいなって・・・///」カァァァ

上条「おう?別にいいけど傘入ってどこに行くんだ?」

美琴「あ、アンタん家で卵料理が食べたくなったのよ!!」

上条「お、おう?別にいいがインデックスがいるしな」

美琴「あ・・・そっか。」シュン

上条「まぁ、でもふたりとも濡れないようにするにはこれしかないよな」スッ

美琴「あ・・・(アイツと同じ傘で・・・///)」

美琴「あ、ありがとう。。」

上条「いーえ。(なんかドキドキするな・・・ビリビリいい匂いするし)」


雨の中!


上条「さて・・・一緒に歩くのはいいとして、どこで料理すればいいんだ?」

美琴「そ、そうね。」

上条「この食材だと大したものも作れないしな。」

美琴「!・・じ、じゃあもう少し買い足してキッチン付きのホテルで作ればいいんじゃない?」

上条「だけど、そんなお金今の上条さんにはってうんまぁなんとなく分かったてたけど」

美琴「キラーン」つAMEX

上条「はぁ。なんか年下に奢ってもらうのは気が引けるが頑張ってつくりますよっと!」

美琴「うんうん♪」

美琴(あ・・・さっきからアイツの肩雨に濡れてる。傘が小さいから私が濡れないように・・・)

美琴 (///)

美琴「ア、アンタの肩濡れてるじゃない!もっと近寄れば濡れないでしょっ」グッ

上条「お、おい御坂っ。周囲の目が・・・」

美琴「だ、だってアンタだけ濡れてるし。か、かか勘違いしないでよ!」

上条「お、おう。(雨の日の女の子の髪の匂いって・・・危険だ。)」

美琴(す、少しは私のこと意識してくれるかな?)

上条「よ、よしスーパー着いたぞ。」

美琴「う、うん。」

 


上条「・・・」ドッサリ

美琴「な、何よ??」

上条「これは何日分の食料なんでせう?」

美琴「え、ああ明日も作ってくれるの??」

上条「いや、ていうかこれ買いすぎだろ」

美琴「そんなことないわよ。アンタたくさん食べるんでしょ?」

上条「上条さんはいつも献上役なので、大食漢ではないんですよ。」

美琴「あぁ、あの暴飲暴食シスターね。」


禁書「へっくち!」


上条「うーん。さすがにこの量は多すぎるからいろいろと誘ってみるか?」

美琴「え・・・そ、そうだね。。」シュン

上条「よし!じゃあ色々こえかけてみるわ!御坂も白井とかいろいろ誘っていいんだぞ?」

美琴「うん・・・そうだね。(まぁ本当は黒子と出かけるはずだったし、いっか。)」


上条「よし、呼ぶ奴はこんなもんかな。御坂はどうだ?」

美琴「うん。おっけー。」

美琴(はぁ。コイツの心はいつでも明鏡止水なんだから。この激しい雨とは対照的だわ。。)

美琴(でも、いつか惑わせてやるんだから!)


美琴「さて・・・着いたわよ?」

上条「み、御坂はいつもこんなホテルを使うのか?」

美琴「いや、さすがにキッチン付きのホテルなんて滅多に使わないわよ。」

上条「そこじゃなくて・・・」

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マンダリン・オークラハイット学園都
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上条「ここ、一泊いくらするんでせうか?」

美琴「さぁ?さっき一番広いとこお願いしといたから、、えっとスイートテンプテーションクラスかな?」

上条「み、御坂ぁあああ!それ一泊120,000円もするじゃねぇか」

美琴「どこもそんなもんじゃないの??」

上条「やれやれ、レベル0の上条さんは料理でがんばるしかないんですよ。」

美琴「うんうん!楽しみにしてるからね!」


上条「さて、ホテルの部屋に着いた・・けどこれはすごいな。」

美琴「キッチンも綺麗ねー」

上条「さて、みんな来る前に下準備だけやっちまうか。」

美琴「そうね。でもその前に着替えちゃったら?結構ビショビショよ?」

上条「そうしたいところだが、着替えがなくてな。」

美琴「さっきホテルサービス頼んどいたわよ?クリーニングと代わりのシャツを手配しといたの。」

上条「い、いいのか?サンキューな。さすが御坂だな」ニコ

美琴「ふぇっ?///な、なな何によいきなり!」

上条「いや、こんな彼女いたら彼氏はすごい嬉しんだろうなって。」

美琴「」プシュー///

上条「ん?御坂どうした?具合悪いのか?」オデコ

美琴「!! 気にしないで!あ、代わりのシャツ来たわよ!(もう何なのよー!!!)」

上条「お、おう。(御坂、風邪ひいたのかな?温かいもの作ってやるか!」

ベル「ご利用ありがとうございます。こちらが代わりのシャツになります」

美琴「はーい。あ、このシャツのクリーニングもー」

ベル「畏まりました。」ガチャ

美琴「はい。代わりのシャツ持ってきたわよ・・・ってちょっと!アアアアンタ何してんのよ!!」

上条「お、サンキュー。いや、ズボン脱ごうとしたらチャックが引っかかってな・・・」

美琴「そ、そうなの?・・・じゃなくて可愛い乙女の前で何ズボン脱ごうとしてんのよ!」

上条「あ、ワリィ!ついいつもの癖で」

美琴「いつもの?」ピクッ


禁書「ヘクチッッ」


美琴「ま、まぁそれはいいとして、どうすんのよそれ。」

上条「うーんそうだなー。鉄の部分が噛んじゃったみたいで。御坂の電気操作でなんとかならないか?」

美琴「え!?・・・まぁ鉄を曲げることならできると思うけど、その・・・」モジモジ

上条「そうか!?ならやってくれ!!思い切り!!」

美琴「いや、その・・・なんというか・・・チャックの場所が場所だし、電流の操作をミスったら・・・」

上条「大丈夫だ!」ガシッ

美琴「!!」///

美琴「う、うん。わかった。。じゃあやってみるね。一応濡れtた服や体はドライヤーで乾かして。」

上条「オッケー!」


上条「さぁ準備万端!お願いします!」

美琴(うぅ・・・そんなに股間を強調されても・・・///)

美琴「じ、じゃあ始めるわね。」シャガミ

上条「!!ちょっと待ったああああ!」

美琴「?」

上条 (これは!御坂が俺の股間の前でしゃがみこんで首を傾げて俺を上目使い!)

上条「ご、ごめん。なんか体制がその・・・な?申し訳ないというか・・・」

美琴「!・・・//そんなこと今言ったら・・・・///」ビリビリ

上条「み、御坂さん?電気!!漏電してるから!!」

美琴「い、いいいいいやいやでもっ、急にアンタが変なこと想像させるからっ////」バチバチ

上条「そ、想像してるのはお前だーーーーーー!!」ビビビビビビ

上条「ってあれ?あ、右手を腰に当ててたから大丈夫だったのか?」

美琴「・・・違うわよ。ギリギリであたしが制御したの。まったくある意味電子顕微鏡クラスの精度で電流操作したわ。」ハァハァ

上条「そ、そうか流石御坂だな!じゃあチャックが開くか試してみて・・・」

美琴「ちょっと待った!そ、そのもしかしたらまた電流が残ってるかもしれないから私が一応・・・」ゴソゴソ

上条「い!?い、いや、さすがに放電しきっt」

美琴「わかんないでしょ!?そんなこと!」ゴソゴソ

上条「い、いや・・・御坂さん・・・あ///」

美琴「ち、ちょっと変な声出さないでよ!」ゴソゴソ ジー

美琴「あ、チャック開いた!!」

白井、初春、佐天「こんにちは(ですの)~!!」

上琴「・・・///」

白初佐「・・・」

白井「おのれ類人猿んんんんn!!!!!包丁を心臓にテレポートですわ!」

上条「や、待て白井!・・・ふ、不幸だああああああああああああああああ!!」



白井「ふう。そういうことでしたらちゃんと説明して下されば良かったですのに。」

初春「いや、白井さんノータイムで襲いかかってましたよ。」

佐天「こんにちは!上条さん。それにしてもすごいお部屋ですねー」クンクン

美琴「いや、佐天さん。ここにマネーカードは落ちてないから。。」

上条「いやー、結構増えたなー。ま、くつろいでてくれよ。」

白井「ふんっ。もちろんですの。」

美琴「こら、黒子!」

白井「はいですの・・・」

初春「しかし、すごい食材の量ですねー。」

佐天「他には誰が来るんですかー?」

美琴「あとは打止ちゃんも呼んだわよ。」

佐天「??」

美琴「い、いや!私の遠い親戚というか従兄弟というか!!あはは」

佐天「なーんだ。そうなんですね!」

上条「俺はさっき傘をくれた人を呼んでおいたぞ?親切には親切でお返ししないとな。」

美琴「え・・・じゃあこの傘もその人のなの?」

上条「そうなるな。」

美琴「そうなんだ・・・じゃあしっかりと感謝しないとね!」


コンコン

美琴「あ、着いたのかしら!はーい。」

打止「こんにちはー!ってミサカはミs」

美琴「いらっしゃい!*1

打止「*2

美琴「うんうん!」

一方「あー。ダリィ。なんだって俺が保護者役なんですかァ?」

美琴「あ!アンタ!」

一方「??第3位じゃねェか。なんだなんだ?お祭りですかァ?げっ」

上条「一方通行!そっか、ちゃんと保護者として・・」

一方「違ェよ!黄泉川に言われて送りにきただけだ!」

上条「まぁまぁそう言わずに。お前も食ってけよ。」

美琴「そうよ。たまにはいいじゃない!ストラップの御礼よ。」

一方「・・・そうかよ。ってガキ引っ張んな」

打止「みんなで食べるご飯は美味しいのって私は私は」

白井「あの方が第一位の・・・なかなかひょろっとしてますね」

初春「そうですねー。でも保護者って?」

佐天「うわーなんかオーラ出てますねー流石第一位って感じ??」

一方「よう。」

白初佐「こんにちは!(ですの)」


上条「あとは俺が呼んだ傘の恩人だけか。」


コンコン

麦野「えーと。おっす。」

フレ「麦野・・・流石におっすはない訳よ・・・」

麦野(だって緊張して!)

上条「はーい。ってあれ?さきほどの傘の人は??」

絹旗「お久しぶりですね上条。浜面は超予定があったので代わりに私達が来ました。」

上条「そっか、さっきの人は絹旗達と知り合いだったんだな。」

フレ「知り合いっていうかパシリな訳よ。」

麦野「そういうこと。・・・って第一位に第三位までいるじゃない。」

上条「そうだが、何か?」

美琴「・・・アンタねぇ。まぁいいわみんあ上がりなさいよ。」


ガヤガヤ・・・

麦野「滝壺と浜面のやつ二人して出かけやがって」ガヤガヤ

初春「で、そこのケーキがですね」ワイワイ

一方「おいガキ。もう少しおとなしくだな・・・」キャーキャー


美琴「・・・結構集まったわね。」

上条「ちょっと呼びすぎたか?」

美琴「たまにはいいんじゃない?(二人だけの空間も良かったけど・・・)」

上条「そっか。じゃあ作るかな!」

美琴「あ、私も手伝う!」

上条「いいって!そもそも卵の御礼だしな。」

美琴「いいの!(二人でキッチンに立つと新婚さんみたいだし///)」

上条「そっか、じゃあまず野菜を茹でてくれるか?」

美琴「うん!えっとお鍋は・・・きゃっ」ドン

上条「イテテ、おっと、大丈夫か?」オオイカブサリ

美琴「ひ、ひゃい・・・」プシュー///


一同 ジー・・・

麦野「おうおう見せつけてくれちゃって!」

白井「類人猿んんんn?????」

上条「うわっ、違う!今のは!!」

美琴「そ、そうそう。もう大丈夫だし!えっと鍋は・・・あ」

上条「おっと鍋高いところにあるな。よっと。」

美琴「あ、ありがとう。。」

上条「いーえ」ニコ

美琴「/////」



ガヤガヤ

美琴「よし、大分できてきわたね。」

上条「そうだな。まずはゆで野菜のサラダとペペロンチーノだ。」

美琴「美味しそー♪アンタ本当に料理できんのね!」

上条「ふふん。でもこれは御坂と二人との共同作業で作った料理だからな・」

美琴「う、うん。。。」

上条「さて、まずはサラダとパスタですよー。みなさんどうぞー」

一同「いただきまーす。」

打止「とーても美味しいのーって、m私は私は絶賛してみたり!」

一方「御行儀よく食べるんだなァ。」

佐天「あれ?上条さんはごはん食べないんですか?」

上条「もともと俺が御礼に料理作るって話だからな。適当にキッチンでつまみながら料理するよ。」

美琴「じ、じゃあ私も!」


一同 ニヤァ~~


美琴「な、なな何よ!」

麦野「いーえ別に。」

絹旗「超分かりやすいですね。」



上条「さて、流石に腹減ったな。」

美琴「そうね。なんだかんだあれから時間経ってるし。」

上条「せっかくだから卵で簡単な炒めものでも作るか。」

美琴「賄いみたいなものね!いいわよ。」


カシャ トントン ガチャガチャ

美琴 (こいつホント手際いいなー。料理する男子ってなんかキュンとするわね・・・)

上条「こんなもんかな。卵とトマトの炒めもの。」

美琴「へーほんとにすぐできたわね。こんな組み合わせが・・・!」ハムッ

上条「どうだ?」

美琴「お、美味しい!!」

上条「だろ?・・・うん。上手い。」

美琴「あんた以外と器用よねー」

上条「まぁ料理は慣れだろ?・・・でも」

美琴「?」

上条「御坂のためにがんばったぞ?」

美琴「!!!も、もう!なんなのよ!」

上条「いや?料理への姿勢だが?」

美琴「(もし、コイツと付き合うことになったら毎日放課後はこんな感じで・・・キャー///)」

美琴「・・る」

上条「はい?」

美琴「私もアンタのために作ってあげるって言ってるの!」

上条「そ、そうか。じゃあ俺はみんなの分を作るから、分担するか。」

美琴「う、うん。楽しみにしててよね・・・」

上条「もちろんだ!」

美琴「うぅ///」


美琴(一応料理は一通り習ったけど、大丈夫かな・・・)

美琴「アンタいつも何食べてるの?」

上条「うーん。やっぱ炒めものが多いかな。あと最近はパスタも多いぞ。(コスパいいからな)」

美琴「だからさっきのパスタも上手だったのね。じゃあ中華とかは?」

上条「あんまり無いな。」

美琴「じゃあ中華ね!」

美琴「まずはこれと、これと・・・あとはこれかな。」

上条(この具材からして・・・青椒肉絲かな?)

美琴「♪♪」

上条「・・・」

美琴「これと、これをこうしてっ♪」トントン ジャー

上条「・・・」

美琴「味はどうだろう・・うん!良い感じー♪♪」

上条「!!!」ジー

美琴「??・・・どうしたの?」

上条「いや、エプロン姿の御坂に少し見とれていたというか・・・」

美琴「は、はああああ?ちょっ、ややや止めてよ!///」

美琴「あ・・・」

上条「危ない!」ガシッ

美琴(カァー///)

上条「ふー。もう少しで中華鍋を落とすところだったぞ?」

美琴「う、うん。あ、ありがとう。」

上条「お、おう」


一同 ニヤニヤ ケッナンデスノッ!


美琴「ばっ!///大丈夫だから!!(あいつの体暖かかった・・・)」

上条「お、おう?」

 


上条「さて、料理はこんなもんか。みんなどうですか?」

白井「サラダにパスタから、牛ホホ肉の煮込み、アラビアータ、デザートのパンナコッタ。類人猿さんにしてはすごかったですの」

麦野「さすが専業主夫」ニヤー

初春「パンナコッタ美味しかったですー」

打止「レストラン並に美味しかったのーって私は私はお腹一杯♪」バター

一方「行儀悪いぞ打止ァ。」

絹旗「っていうか上条は超何も食べませんでしたね。ちょっとした小料理をつついただけで」

上条「いいんだよ。みんなに満足してもらえたらな!(余った食材は持って帰れるのでせう)」

絹旗「私の分少し残ってますが、超要りますか?」

上条「いいのか?じゃあ・・」

絹旗「はい。別に超かまいませんが。はい、あーん」

美琴 ギョッ!!

フレ「!? 絹旗?それは私がもらうって訳よ!」

絹旗「え?そうですか?まぁ上条が言って言うなら超いいですが。」

上条「俺は別にいいぞ。フレンダ食べてくれ。」

フレ「ホッ(結局、絹旗もなんか上条が気になってるっぽいって訳よ!)」

麦野(こういうときのフレンダってなんか気が効くわよね・・・)

美琴(ホッ。なんでさっきドキッとしちゃったんだろう・・・)

一方「さて、俺達はそろそろ帰るぞ?黄泉川のやつがうるせえしな。」

打止「ばいばいなのお姉さま!」

美琴「あ、うん。またねー気をつけて。」ヒラヒラ


白井「私達もそろそろ帰りませんと。門限がありますし。」

初春「じゃあ私と佐天さんも。」

美琴「うん。今日はありがとねー」

佐天「こちらこそ!呼んでいただいてありがとうございました。」

白井「ってお姉様?まだお帰りになりませんの?・・・ハッ!まさかここで夜を過ごすおつもりで?」

美琴「い、いや違うわよ!!(そりゃ少しは期待して・・・って何考えてんの!///)」

美琴「か、片付けとかあるしさ。」

上条「それなら俺がやっとくぞ?」

美琴「そんなわけにはいかないわ。」

初佐「!! ささ白井さん!はやく帰りましょう!そうしましょう!」

白井「ってえぇ?ちょっとふたりとも?」

初春「後片付けまでお料理です!」ガシ

白井「ちょっとふたりとも・・・お姉さまぁああああああ!」

佐天「では御坂さん'頑張ってください'ね?」ニヤニヤ

御坂「ちょっと佐天さん!」

佐天「あはは御坂さん可愛いー!ではまた!」

御坂「っもう!」

上条「はは。なんだか嵐が過ぎていった感じだな。御坂は門限大丈夫か?」

御坂「ん。まぁ今日はいいや。黒子がなんとかしてくれるわよ。」

上条「ん。そっか。」


麦野「さて、ウチらもそろそろ帰るか。」

フレ「結局、麦野は私と相合傘ってわけよ!」

麦野「いや、全員分傘あるわよ・・・ん?絹旗?」

絹旗「私は超後片付けします。」

上条「いや、大丈夫だぞ?ありがとな」ニコ

絹旗「・・・///でも、超大変そうですし。」

フレ「け、結局!みんな帰ったほうがいいって訳よ!」

麦野(フレンダがんばってんなー)ナデナデ

フレ「??はうぅぅ///」

美琴「き、絹旗さん!片付けは大丈夫だからっ!!」

フレ(レールガンのやつ、必死な訳よ・・・)

絹旗「大丈夫です。子供のころから超過酷な仕事もやってきましたし。」

絹旗「私はどんなことでも超乗り越えてきましたから。」ムー

麦野(あっちゃー。なんか絹旗にスイッチ入っちゃってるわねー)

美琴「で、でも・・・」

上条「そうだ!絹旗、今度映画行きたいんだが、オススメあるか?」

絹旗「それなら◯と◯と、あ、◯なんかも超いいですね!」パァァァ

上条「そうか。じゃあ今度見に行くかな!」

絹旗「はい!」

麦野「やれやれ。じゃあみんあ帰るわよー。じゃあねふたりともニヤ」

美琴「い、いちいちニヤニヤすんなー!」

上条「またな!」

バタン

上条「ふう。ようやくみんな帰ったな。」

美琴「・・・うん。」

上条「?」


美琴「あ、あのさ・・・その、映画、行くの??」シュン

上条「あぁ。せっかく教えてもらったしな!二人で行きたいなーなんて。ダメか?」

美琴(やっぱり私なんて今日限定で仲良くできただけなのかな・・・)

上条「御坂?」

美琴「う、ううん!なんでもない!いんじゃないっ??」

美琴(うぅ。なんか胸がズキズキする・・・)

上条「そっか!じゃあ御坂は来週の土曜空いてるか?」

美琴「さぁ?絹旗さんに聞いてみれば?ってわわ私??」

上条「他に誰がいるんだ??」

美琴「だ、だってさっき絹旗さんと話してたから・・・」

上条「絹旗と一緒に見に行くなんて言ってないぞ?」

美琴「それじゃあ・・・うん!ま、まぁ?来週の土曜は空いてないこともないわよっ??」グスッ

上条「じゃあ来週な!って御坂泣いてるのか?」

美琴「こ、これは、な、泣いてないもん!ホッとしたわけじゃないもん!!」グスッ

上条「そ、そうか。ならいいけど。(うぉぉ。泣くのは反則だろおおおお)」

美琴「だけど、絹旗さんにはちょっと悪いことしちゃっとわね。」

上条「うん、そうだな。・・・でも帰ってくれそうになかったし、今度埋め合わせするよ!」

美琴「な、なら贈り物とかにしよ?私も選ぶから!」アワアワ

上条「そうだな。」




絹旗「♪♪」ホクホク

麦野「絹旗詰めが甘いな?」ハァ

絹旗「超どうしたんですか?私は超収穫を得たので超ご満悦なんですが♪」

フレ「そっとしておいた方がいいって訳よ。」

麦野「そうねー。しかし、上条ったらとんだ天然ジゴロよね。」

フレ「・・・私も頭を撫でてもらったとき、不覚にもドキっとしちゃった訳よ。」

麦野「んー。まぁ不幸ではないわな。あいつの人生。」

絹旗「♪♪~」



上条「よし。じゃあさっさと片付けるか。」

美琴「ん。まず私はお皿を洗うわ。」

上条「じゃあ俺は調理器具からかな。」


上琴 ジャー キュッキュ ジャー

上条「ふー。器具が新しいから汚れも落ちやすいな。」

美琴「うん。(なんか本当に夫婦みたい///)」

上条「じゃ、次コップな。」

美琴「うん。(作るのはコイツで私は皿洗い係、なんてね///)」

上条「あ、御坂。袖が落ちかけてるぞ。」

美琴「うん。(でもコイツが忙しい時は私が代わりに料理してあげて、今日は逆だねって///)」スルスル

上条「お、おい御坂?袖!!」ガシッ

美琴「んぁあっ!!ど、どうしたの急に腕掴んで・・・///」ドキドキ

上条「いや、袖がずり落ちそうだったから止めたんだけど・・・御坂さっきから上の空じゃないか?」

美琴「ふぇええっ?そ、そんなことないわよ!」

上条「さすがに疲れたよな」ニコ

美琴「い、いや・・・その・・・考えごとを・・・ゴニョゴニョ」

上条「??」

美琴「そ、その、アンタと二人で生活してたらどっちがお皿洗いのお当番なのかなって・・・」

上条「プッ・・・あっはははは」

美琴「ちょ、何よ!!」

上条「いやー御坂さんがそんなに家庭的だとは上条さんも思いませんでしたので。」

美琴「私だって家事とかいろいろできるもん!」

上条「・・・でもその前に」スッ

美琴「え・・・(コ、コイツが後ろに回って・・・抱きしめらちゃうのぉおお?///)」

上条「袖が濡れないように袖まくりしないとな。」オリオリ

美琴「(にゃぁああああああ///)」




御坂「ハァハァ。ちょっといろいろと疲れたわ。」

上条「そうだな。(なんか御坂が急にビリビリドッカーンして後片付け増えたしなー)」

上条「と、ところで御坂さん?お風呂はどないしまひょ??」アセアセ

御坂「お、おおおおお風呂??あぁお風呂ね!おっふろおっふろおっふっろ~!!」

上条「お、おおう!そのお風呂だー!いーい湯ーだーな!あはは!あははははは」

御坂「で、でも流石にいろいろと不味いんじゃないかなぁあああああ!」

上条「も、もちろんのことですのことよぉおおおおお!」

上琴「・・・」

上条「・・プッ」

御坂「ふふ」

上条「いやー俺たち幻想抱きすぎてるかな?」

御坂「わかりやす過ぎるのよアンタ。」

上条「よし。御坂一緒に入るか。」

御坂「うん。・・・?」

上条「」

御坂「!・・・////」

上条「うん?」

御坂「な、なななんで一緒に入ることになってんのよー!!」ビリビリ

上条「や、やめろぉおおおおおお!」



美琴「ちょ、本当に疲れたから先に入るわよ。」

上条「!!お、おう。じゃあ上条さんは速やかに待機しているんでせう!」シュタッ

美琴「なんで敬礼してんのよ。」

上条「そ、その御坂?・・・俺が後ってことは御坂が入った風呂に俺がだな・・・」

美琴「!!」

上条「だよな。うん、俺が先にシャワーだけ浴びてくるよ。」

美琴「いや、いい!!」

上条「はい??」

美琴「いいから先に私が入るの!」

上条「ら、らじゃー。」



ジャー キュッキュッ 

御坂「ふんふふん、ふんふふん♪」

御坂(く、黒子の話によれば、女の子の残り香は兵器にもなるって・・・)

御坂(確かにたまに黒子の後にシャワー浴びると、いい匂いが残ってるし・・・)

御坂「・・・って私、黒子と同類!?」

御坂「ま、いっか。こんな機会そうそうないもんね!」


御坂「ふーお先!いいお湯だったわ♪」

上条「そ、そうか、じゃあ俺も入ってくるな!」

御坂「うん!ごゆっくりー」


御坂「・・・ってやっぱりすごく恥ずかしいわね///」

御坂「もーーーー!なんか死ぬほど恥ずかしいわ!」


シュンッ!

「!!・・・まぁお姉さま、まさかお風呂に!!!???」

御坂「げっ!!」


黒子「お姉さま・・・まさか今宵、あの類人猿と共に熱い夜を・・・」

御坂「違うわよ!!ベッドもたくさんあるでしょ・・・って黒子なにしてんの!」

黒子「はて?ですの」

御坂「と、惚けないの!まさか、あんたずっと隠れてたの??」ギリッ

黒子「ち、違いますの。寮監の巡回も終わりましたので様子を伺いに・・・」

御坂「そうなの。・・・いつもいろいろとありがとね。フォローしてくれて。」

黒子「とんでもないですの。しかし、今のシャワーの音は・・・」

御坂「し、しょうがないのよっ??」

黒子「」

御坂「く、黒子?」

黒子「問答無用ですのー!!」シュン

御坂「ちょっ!!」


上条「御坂~??洗顔どこだ~」

 


@常盤台寮 黒子テレポートにて


御坂「ちょ!な、何してんのよ!」

黒子「黒子はお姉さまのためを思ってこうしたんですの!男はみんな狼ですの!!」

御坂「何を言って・・あいつの風呂が終わるまでに戻らないと不自然よ!早く戻して!」

黒子「プピ~♪」

御坂「・・・そういうことね。わかったわ。力づくでも突破してテレポートさせてやる!」

黒子「そんなにあの殿方のことが?」

御坂「そ、そんなんじゃないわよ!ただ・・・」

黒子「ただ?」

御坂「た、たまに優しくて・・・そ、その、頼りになるし??ま、まぁ私よりも全然弱いんだけど!


黒子「ふむふむ。」

御坂「あと、あいつの手はあ、あったかいというか・・・、安心するというか・・・もちろん私の手のほうがすべすべなのよ!?///」

黒子「それはそうですの。」

御坂「と、とにかく!あいつにはいろいろとお世話になったし・・・」

黒子「それで好意を持ったと。」

御坂「うん・・・ってちょ!!!ちが・・・!!」

黒子「お姉さま、はっきりさせて下さいまし!そうしないと何も進みませんのよ??」

御坂「!!」

御坂「そ、そうね・・・。・・・・き。」

黒子「はい?」

御坂「好き!」

黒子「何がですの??」

御坂「あ、あいつのことが好きなの!!」

御坂「上条当麻が好きで好きでたまらないもん!!」

御坂「夜も眠れないくらい好き!あいつが他の子と話してるとモヤモヤするもん!!///」

黒子「」

黒子「・・・はぁーですの。一気にカミングアウトしすぎですの。」

御坂「あ、あと・・・」

黒子「もういいですの。十分分かったんですの。」

御坂「雨の日はアイツと相合傘したいのっ!!///」

黒子「グハァッ!!く、黒子のライフポイントはもう0ですの。」

黒子「残りのMPを使ってお姉さまをもどしますの。」

御坂「・・・うん///」

黒子「あ・・・。」

御坂「ど、どうしたの??」

黒子「・・・もう20分くらい経ってますの。。」

御坂「は、はははやく!黒子ぉおおお!!」グイグイ

黒子「お姉さま、首・・・死んじゃいますの・・・えい。」シュン

 


黒子「テ、テレポートでお送りしてきましたの。」ハァハァ

黒子「・・・はぁ。これでよかったんですわよね。」ゴソゴソ


ジー ●REC


黒子「あぁ、類人猿さん?そのホテルのバスルームモニタはどうでした?」カメラノゾキッ

上条「・・・なんかすごいカミングアウトが高画質で映ってたぞ。」

黒子「本当はこんなことしたくありませんが、オクテなのも全部ひっくるめてお姉さまですの。」

上条「あぁ。」

黒子「アナタはお姉さまの期待を裏切るようなことしないで下さいましね。」

上条「・・・」

黒子「上条さん?」

上条「白井。俺は今日御坂に伝えることがある。それはもう決めてあるんだ。」

白井「!!そうでしたの。なら、ただのおせっかいでしたわね。」

上条「いや、白井が御坂のことをすごく想ってくれてるんだなって分かった。ありがとな。」ニコ

白井「ふ、ふん!お礼などいりませんの!では!」プツッ

白井「ふぅ・・・お姉さま・・・」

白井「お姉さまのパンツあさりも今日で最後ですのぉおおお!気合入れますのぉおおお」ムシャムシャ

 


@ホテル

シュンッ

美琴「っと!間に合った??」キョロキョロ

上条「お、御坂。今上がったよ。」

美琴「そ、そう。(それにしては髪がしっかり乾いてるな・・・)」

上条「み、御坂・・・その・・・」

美琴「??」

上条「実はさっき、御坂が寮に戻ったときのな・・・」

美琴「は・・・はぁ!?なんで知ってるの??」

上条「そ、その・・・白井がな」カクカクシカジカ

美琴「」

美琴「」シュー ボンッ

美琴「あ、あああれはその!そ、そう!演技の練習!!」アセアセ

美琴「いやー、黒子のやつが学園祭が近いからって出し物の練習d」ガシッ

上条「いいよ。もう。」

美琴「へっ?///」

上条「もう離さない。」

美琴「ちょ・・・んっ///(アイツの声が耳元でぇええ///)」

上条「御坂は演技だったのかもしれないけど・・・」

上条「(俺は御坂が好きだ。)」

美琴「(ーーーーー!!///)」

上条「俺は御坂に惚れちまってる。ビリビリでツンツンしてて、でも柔らかい御坂に。」

美琴「わ、私だって。アンタに惚れてるもん!」

美琴「そっけないけど、優しくて、大事なところで駆けつけてくれるあんたnんっ////」

上条「ーーーー」

美琴「(ちょっ・・・キス??私とアイツが???うそ・・・///)」

上条「ふぅ。」ドキドキ

美琴「あ・・・///」

上条「そ、その・・・"みこと"?//」

美琴「!!」カァァァ///

上条「いい・・・よな?///」

美琴「・・・・うん。"とうま"。///」


------------------------

 

@ホテル 朝

ザァアア


上条「ふわぁあ。朝ですよっと。・・・相変わらず雨か。」

美琴「スヤスヤ」

上条「気持ちよさそうに眠ってんなぁ」

上条「そ、それにしても昨日はさすがにドキドキしだんでせう。。」

美琴「んっ・・・」ゴロ

上条「もう少し寝かしてやるか!さて、コーヒーでも入れますよっと。・・・ん?」

上条「御坂の肌、すげー綺麗だよな。・・・でもところどころ傷が。」

上条「こんな小さい体で研究所を破壊しまくったり、いろんな敵と戦って・・・」

美琴「んんっ」スヤスヤ

上条「つらいことも大変なことも一人で背負い込んで・・・」

上条「上条さんにおまかせあ・・・れ・・・」バタッ・・・スースー

美琴「んん?ふわーぁ。朝かぁー・・・!!///」

美琴(ちょ!なんでコイツが覆いかぶさってんの!?)

美琴(う、朝からドキドキしてたら心臓がもたないわ!)ヨイショ

美琴「ふー脱出。・・・」

美琴「ふふっ。とーま♪」ツンツン

上条「フガッ」ズゴーズゴー スピー

美琴「あははっ。とーまの寝顔可愛いな~♪」

美琴「あ、写メ!」ゴソゴソ ピロリン

美琴「えへへ♪」

上条「んあ?・・・御坂か。おはよう、二度寝しちまったみたいだな。」

美琴「・・・つーん。」

上条「??おい御s・・・はぁ。おはよう美琴。」

美琴「うんうん♪おはよー当真!」ニコニコ

上条「あの・・・昨日のことだけどさ・・・」

美琴「え?う、うん・・・」

上条「おれと付き合ってくれるか??」

美琴「んーどうしよっかなぁー♪」エヘヘ

上条「えええ!!み、美琴さん??」

美琴「じょーだんよ!じゃぁ、今日も相合傘で送ってくれる?」

上条「はいはい。女性のわがままには慣れてるんですよっと。」

美琴「これからは、私だけわがまま聞いてね?」

上条「あぁ。それじゃ行くか!」

美琴「うん!あ、待って。傘!!」

上条「たく、本当に美琴さんは傘がすきですねー」

美琴「だって、ずっと当真の傍にいたいもん!」


 

 

 

 

 

 

元スレ

美琴「とある雨の日の・・・相合傘??」黒子「おねえざまぁあああ」https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371027066/

 

*1:ここでは一人称は私でお願いね

*2:!なるほど了解なの!って私は私は親指を立てて合図してみる