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陽乃「比企谷君、今度は私としてみようか!」【俺ガイルss/アニメss】

 

八幡「俺の近くにいる人の友情度を測る機会?」

 

結衣「なんか部屋の片づけしてたら出てきた!友情度を測る機会らしいよ!ちゃんと電話でお父さんから聞いた!」

 

ゆきのん「由比ヶ浜さんこれは奉仕部には必要ないのだけれど」

 

八幡「部屋ぐらい片づけとけよ」

 

結衣「ヒッキーには関係ないでしょ!とりあえずいろんな人よぼ!」

 

結衣「じゃあ、彩ちゃん、戸部っち、さきさきと平塚先生をよぼ!」

 

八幡「戸塚は当然のこととして、他はどういうわけだ?」

 

雪乃「なぜ戸塚さんだけ当然なのかしら」

 

八幡「当たり前だろ、戸塚を呼ばないでどうする。むしろ戸塚だけでいいまである」

 

結衣「ヒッキー、相変わらず彩ちゃんのこと好きすぎでしょ……」

 

八幡「それで、結局なぜこの人選なんだ?」

 

結衣「ぅーん、なんか、こう……パッと頭に浮かんだからかなぁ…」

 

雪乃「つまり深い意味は無いということね」

 

結衣「うぅー、とにかく!この4人にメールして呼ぶからね!」

 

結衣「来るまで試しに使ってみようよ!」

 

八幡「おい、ちょっと待て。お前それ使ったことないのかよ」

 

結衣「だってパパとママに使ってもおもしろくなさそうだったし…」

 

雪乃「それ本当に使えるのかしら…」

 

結衣「だ、大丈夫だから。タブン……」

 

八幡「……」

 

雪乃「……」

 

結衣「と、とにかく!まずはあたしとゆきのんで使ってみよ!」

 

結衣→雪乃:↓2,3の秒数を足した数

 

雪乃→結衣:↓4,5の秒数を足した数

 

 

結衣→雪乃60

雪乃→結衣46

 

 

雪乃「これはどうなのかしら」

 

結衣「んと、こんな感じらしいから……」

 

友情度

 

 

悪い      普通       良い

┃ │ │ │ │ ┃ │ │ │ │ ┃

0        50           100

 

 

結衣「」

 

雪乃「……」

 

八幡「なんというかどっちも微妙だな」

 

結衣「この機械壊れてるよ!」

 

八幡「いや、お前が持ってきたんだろうがいきなり否定するなよ」

 

結衣「だって、あたしゆきのんのこと大好きだもん!」

 

雪乃「そうね、私も由比ヶ浜さんに対して嫌悪感を抱いてるなんてありえないことだもの」

 

雪乃「むしろ…と、友達だと思っているわ」

 

結衣「ゆきの~ん」ダキッ

 

雪乃「苦しいのだけれど…」

 

八幡(全然嫌がってないじゃないですか、むしろ喜んますよね。百合ヶ浜さんと百合ノ下さんなの?そのうちガウガウ言い始めちゃうの?ていうかそれだと二人共熊じゃねえか)

 

八幡「まあ所詮おもちゃだろ。軽い気持ちでやりゃいいんじゃねえの」

 

雪乃「そうね。…とはいえショックを受ける人も少なからずいるようだから比企谷君とだけにしたほうがいいかもしれないわね」

 

八幡「おい、ちょっと待て。確かにぼっちを極めた俺だがショックを受けるから。むしろハートはガラス製だから」

 

八幡(もし低かったらどうすんだよ。主に小町とか戸塚とか戸塚とか戸塚とかとが)

 

結衣「でも、もともとヒッキーと周りの人で測るために持ってきたんだよ」

 

八幡「えっ?」

 

結衣「だってヒッキーって普段ぼっちって言ってるから、本当はどうなのか気になるじゃん!」

 

八幡「いや、俺は別に……」

 

雪乃「あら?さっきおもちゃだと言っていたのは誰だったかしら」

 

八幡「確かに言ったが、おれだけやるのh「とりあえず次はあたしたちとだ!」おい聞けよ!」

 

雪乃「構わないわよね?所詮おもちゃなんだから」

 

八幡(くそ、こうなりゃヤケだ)「じゃ、さっさとやっちまおうぜ。メールした4人がそろそろ来るだろ」

 

結衣「よし、まずあたしからでいい?ゆきのん」

 

雪乃「ええ、構わないわ」

 

 

八幡→結衣↓1+↓2

結衣→八幡↓3+↓4

 

 

八幡→結衣54

結衣→八幡74

 

 

結衣「うっ、ヒッキー低くない!?」

 

八幡「なんでだよ、普通じゃねえか。普通ほど無難でいいものはないぞ」

 

結衣「そりゃぁ、確かに50より下じゃなくてよかったけどさぁ……」ブツブツ

 

雪乃「…それに比べて由比ヶ浜さんは高いわね」

 

結衣「うん(よかったー、結構高くて)そ、そのヒッキーのことも嫌いじゃないというか…む、むしろ……」モゴモゴ

 

八幡「……」

 

雪乃「……何をデレデレしてるのかしらデレガヤ君。そんなとても人前では出来ないような顔をしていたら補導されるわよ」

 

八幡「いや、されねえよ。どんだけひどい顔だよ」

 

雪乃「では、次は私とね」

 

八幡→雪乃↓1+↓2

雪乃→八幡↓3+↓4

 

 

八幡→雪乃27

雪乃→八幡76

 

 

八幡「…」

 

雪乃「」

 

結衣「」

 

結衣「ヒッキー……」

 

八幡「まてまてまて!これはさすがにおかしい」

 

結衣「でも、今までで最低だよ?」

 

八幡「わざわざ言うなよ」

 

雪乃「……納得いかないわ」

 

八幡「や、おれが言うのも何だが気にすんなって」

 

結衣「そ、そうだよ!軽いノリ!軽いノリでやってこ!」

 

八幡「つか、お前おれの値が低くてショック受けるんだな」

 

雪乃「一体何を言ってるのかしら?あなたが私のことをどう思っていようが私には全く関係ないわ。第一私が落ち込んでいるのはあなたの値が低いからではなく、私の値が高過ぎるからよ。あなたに対してなどせいぜい1桁が妥当よ」

 

八幡「そうかい」(こんだけ言えりゃもう平気だな)

 

コンコン

 

結衣「あっ!誰か来たよ」

 

八幡「依頼なんて滅多に来ないだろうし、さっきメールした誰かだろうな」

 

雪乃「そうね、どうぞ」

 

戸塚「失礼します」

 

戸塚「メールがあったから来たけどどうしたの?」

 

結衣「彩ちゃん、やっはろー!」

 

八幡「悪いな、わざわざ来てもらって実はかくかくしかじかでな」

 

 

戸塚「へぇーおもしろそうだね」

 

八幡「だろ?俺もそう思ってたんだ」(やはり戸塚とは気が合うな、これはもうデュオになるしかないな!)

 

雪乃「はぁ」

 

結衣「ヒッキー…」

 

戸塚「早速やってみてもいい?」

 

八幡「そうだな、やってみるか」(機械よ、頼むぞ!!)

 

 

八幡→戸塚↓1+↓2

戸塚→八幡↓3+↓4

 

八幡→戸塚86

戸塚→八幡41

 

 

八幡「ぐはっ」

 

戸塚「あ、あれ…」

 

結衣「うわー、ヒッキーの値たか!最高値じゃん!」

 

雪乃「そうね、でも残念ながら戸塚さんは微妙な値ね」

 

戸塚「八幡、その…ごめんね」

 

八幡「い、いいんだ…おれのあいじy友情は伝わった…から…な」

 

結衣「全然大丈夫に見えないよ…」

 

八幡(そう、これでいいんだ。おれの値が低いよりはいいんだ)

 

戸塚「機械だとこうなっちゃったけど、僕は八幡のこと大切に思ってるし、親友だとも思ってるからね!」ニコ

 

八幡「ああ、おれもてんs戸塚のことを大切に…いや、愛してるぞ!」キリッ

 

戸塚「もう、八幡ったら」

 

結衣「復活早すぎでしょ…」

 

雪乃「本当に相変わらずね、チョロガヤくん」

 

八幡「や、おれはチョロくないから。当然の反応だから」

 

八幡(この笑顔でこんなことを言われたらどんなやつでもイチコロだろ)

 

ガラッ

 

平塚「失礼するぞ」

 

雪乃「先生、だからノックを…」

 

平塚「まあそう言うな。それに呼んだのはそっちだろう?」

 

雪乃「そうですけど…」

 

戸塚「とりあえず僕は部活に戻るね」

 

八幡「おう、わざわざ時間取らせて悪かったな」

 

戸塚「ううん、気にしないで」

 

結衣「彩ちゃん、バイバ~イ」

 

戸塚「うん、バイバイ」

 

 

平塚「それで何故私を呼んだのだ?」

 

雪乃「実は斯々然々で」

 

平塚「ふむ、この機械でなぁ」

 

平塚「本来、勉学に関係無いものを持ってきたことを注意しなければならん立場だが…」

 

平塚「こんな機械は見たことないな。なかなか楽しそうだ」

 

平塚「それに比企谷がどれだけ更正してきたかも分かりそうだ」

 

八幡「や、ただのおもちゃですよ」

 

平塚「それでも構わんさ。結果がどうであれ自分の今の考えを持つことが大切だと私は思うからな」

 

八幡「…そっすか」

 

平塚「では、やるとするか」

 

 

八幡→平塚↓1+↓2

平塚→八幡↓3+↓4

 

八幡→平塚52

平塚→八幡9

 

 

結衣「まさかの一桁…」

 

雪乃「比企谷くんの方も普通ね」

 

八幡「案外こんなもんじゃねえの」

 

平塚「そうだな、私もそう思うよ。私と比企谷の立場は教師と生徒だからな」

 

雪乃「なるほど、そういうことですか」

 

結衣「えっ?えっ?どゆこと?」

 

雪乃「いい?由比ヶ浜さん、この機械は友情度を測るものよね」

 

結衣「うん」

 

雪乃「そして、二人の関係は教師とその教え子」

 

雪乃「平塚先生の値が低いのは友達として見てないからでしょうね」

 

平塚「私は君たちのことを大事な教え子だと思ってるからな」

 

雪乃「比企谷くんの方は恐らく親しみやすいからだと思うわ。平塚先生はこの学校の先生の中では生徒に近い存在だと思うわ」

 

八幡「だな、たまに一緒にラーメン食いに行ったりするからな」

 

雪乃「そういう理由で、この値なのだと思うわ」

 

結衣「ほへ~なるほどぉ~、じゃあこの機械もあながち全部間違ってないのかもね!」

 

八幡「ただ1回あっただけだから偶々だろうな」

 

コンコン

 

雪乃「どうぞ」

 

沙希「失礼するよ」

 

平塚「川崎も呼んでいたのか」

 

沙希「ということは先生もですか」

 

平塚「あぁ、これを使うための人を呼んでいたそうだ」

 

沙希「……なんですかこれ」

 

八幡「俺が説明する。実はこれこれこういうことでな」

 

 

沙希「そんなことで私を呼んだわけ?」

 

八幡(だから眼力凄えよ、そんで怖えよ)

 

平塚「まあそう言うな、なかなかおもしろいものだぞ」

 

平塚「それに今までの結果から見るにあまり深く考える必要もないさ」

 

沙希「…まあどういう結果でも私は気にしないし、困らないからやってもいいよ」

 

八幡「なんか悪いな、無理矢理みたいになっちまって」

 

沙希「…別に……さっさとやるよ」

 

八幡「おう」

 

結衣(あれ?さっきの先生の話だとこれは友情のみを測るものかもしれないってことだよね?)

 

結衣(つまり他の感情は……)///

 

雪乃「由比ヶ浜さん、顔が赤いのだけれど大丈夫かしら?

 

結衣「ふぇっ……ぁあ、大丈夫!なんでもないから!」

 

雪乃「そう、ならいいのだけれど」

 

 

八幡→沙希↓1+↓2

沙希→八幡↓3+↓4

 

 

あと思った以上に展開が思いつかないから今日は更新できるかわからない

出来ても次が戸部だから安価までもっていけないかもしれない

 

 

八幡→沙希75

沙希→八幡96

 

 

沙希「えっ!……//」

 

雪乃「」

 

結衣「たかっ!!」

 

八幡(おれも高えな。ふっ、だがやはり戸塚ほどではない。おれは誰よりも戸塚を愛してるということがまた証明されてしまったな)

 

結衣「ちょっ!ヒッキーどういうことなの!?」

 

雪乃「ぜひ私も聞きたいところね」

 

八幡「いやまて、おまえら一旦落ち着け」

 

雪乃「ええ、とても落ち着いているわ。だからもう一度聞きましょう。ど う い う こ と ?」

 

八幡(まずい、大ピンチだ。つか怖すぎだろ、なんだよあの迫力)

 

結衣「あたしは川崎さんにも聞きたいかなぁ」

 

沙希「あ、あ、あたし!?」

 

結衣「うん、96、今まで最高値……あのヒッキーでも彩ちゃんには86だったのに96…どういうこと!?」

 

沙希「い、いやそんなこと言われてたって…あたしも困惑してるし……」

 

平塚「ふむ、これが修羅場というものか。私はこうはなりたくないものだ」

 

八幡(先生は修羅場になりようが……こええ!なんで声に出してないのに拳握りしめてるんだ)

 

雪乃「それで?詳しく聞きたいのだけれど」

 

八幡「これはあれだ、ほら、お互いぼっち同士だし何かと世話になってるから、こうなんか…な」

 

沙希「そ、そう…こいつにはあたしのこととか妹のこととか世話になってるから、その…ア…テルとかも言われたしそれで…」

 

ガラララ

 

戸部「結衣ー、用って一体何だべ」

 

結衣「…」

 

雪乃「…」

 

八幡(戸部よ、よくぞこのタイミングで来てくれた!とりあえず犠牲なってくれ)

 

八幡「川崎」ボソボソ

 

沙希「えっ、ちょ、近い」ボソボソ

 

八幡「今は我慢してくれ、戸部に邪魔されて矛先が向いた今がチャンスだろ」ボソボソ

 

沙希「あ、あぁ、わかった」ボソボソ

 

沙希「それじゃ、私はこれで」ピュー

 

結衣「え、ああああ、ちょってはや!」

 

雪乃「……」

 

戸部「え、これおれやっちゃった系?てか雪ノ下さん怖すぎでしょ、まじべーわー」

 

八幡(お前…おそれを知らないな)

 

八幡「おまえらもいい加減睨むのやめろ」

 

結衣「あとでちゃんと聞かせてもらうからね!」

 

八幡「わかったわかった、後でな」

 

八幡(まぁ後でなんて絶対ないけどな。後で~するって言った時は大抵後になってもしない)

 

戸部「つか何その機械!べーわー、イカすわー」

 

八幡「いや、イカさねえよ。これは~~~ってことだ」

 

 

戸部「まじべーわー、つか俺とヒキタニくんなら余裕っしょ!」

 

八幡(その自信はどっから出てくるんだよ。むしろ最悪だろ)

 

八幡「じゃあやるぞ」

 

 

八幡→戸部↓1+↓2

戸部→八幡↓3+↓4

 

 

八幡→戸部61

戸部→八幡84

 

 

平塚「ほう」

 

八幡「…まじで高いな」

 

戸部「いやいやいや~ヒキタニく~ん、ちょい低すぎだべ~」

 

雪乃「いえ、比企谷くんにしては高いとみてもいいんじゃないかしら」

 

結衣「うん、それに戸部っちもすごく高いね」

 

戸部「ま、なんつうか、最低ではあるけど漢っていうかやるときはやるみたいな感じだからな、ヒキタニくんは」

 

戸部「だから俺はそこそこ信用してんだよ、最低だけどな」

 

八幡(いや、なんで2回言うんだよ)

 

戸部「つうわけで、おれは部活行くわ~、早く戻んねえと隼人君におこられっちまう」

 

結衣「うん、わざわざありがとね」

 

戸部「俺も楽しかったしいいっていいって、それじゃな!」

 

平塚「確かメールしたのは私を含めて4人だったな」

 

雪乃「はい、ですので先ほどの戸部くんで終わりですね」

 

結衣「結構面白かったねぇ」

 

八幡「まぁ、そうだな」(何回かピンチが訪れたがな)

 

平塚「ふむ、もう少しデータを集めてみるのもいいかもしれんな」

 

八幡「え」(まだやんのかよ)

 

平塚「いっただろう、君がどれだけ更正できているのか確認できるかもしれないと」

 

八幡「そうですけど…」

 

結衣「そうだね!ヒッキーがだれに好感をもってるかもっと調べてみようよ」

 

雪乃「私ももう少しやっても構わないと思います」(私が一番下なのは納得いかないわ)

 

八幡「おい、自分がやらないから好き勝手言ってるだろ」

 

雪乃「あら?もともと由比ヶ浜さんはあなたを測るために持ってきたのよ」

 

雪乃「平塚先生はどれだけ更正出来たか調べるとおっしゃっている」

 

雪乃「私はあなたの更正を任された部長として集める必要があると判断しているだけよ」

 

平塚「そういうことだ、だが今日はもう遅いから明日にしよう。由比ヶ浜、また明日それを持ってきてくれ」

 

結衣「わかりました!」

 

雪乃「では、今日は終わりにしましょう」

 

 

八幡(……まじで?今日はヤケでやったが、まだやんのかよ。つかおれスルーされすぎじゃね?)

 

 

――――次の日

 

八幡(よし、今日は部活を休もう。さっさと教室からでt)ガシッ

 

結衣「部活一緒に行こう?」

 

八幡(おかしい、疑問形のはずなのに選択が"はい"か"YES"か"ウイ"しかない。俺、部活行く、拒否、求む)

 

********

 

雪乃「それでは、早速メールをしてみましょう」

 

結衣「おー!」

 

八幡「……鬱だ」

 

結衣「ん~、とりあえず優美子に送ってみるね」

 

八幡「なぜ三浦なんだ…」

 

八幡(…!しかし、どんな結果になっても"くだんない"で蹴ってくれそうではあるな)

 

結衣「今日、予定ないって言ってたから来れるかなと思って」

 

雪乃「比企谷くんと相手がお互いに知ってる人なんて限られてるのだし、しょうがないわね」

 

八幡「三浦のこともほとんど知らないがな」

 

結衣「あ、メール返ってきたよ…今から姫菜と一緒に来るって」

 

八幡「とりあえず来るまでいつもどおり待っt」

 

ガララ

 

材木座「我ここに顕在し」

 

八幡「誰だお前」

 

材木座「え、ちょ、はちまーん」

 

八幡「素に戻るの早すぎだろ…」

 

雪乃「それで、今日は何の用かしら?また原稿を持ってきたのかしら?」

 

材木座「よ、よくぞ聞いてくれた!我は平塚教諭に我と悠久の時を共にする八幡との絆を確かめてこいと言われたのだ」

 

材木座「ふっ、我とはちま「なるほど平塚先生がわざわざ呼んでくれたのか」ちょ、遮らないでもらえます?」

 

雪乃「そういうことなら、早く済ませてしまいましょう」

 

材木座「ほむ、これまた奇妙なものよ……!まさかこれは…!d」

 

八幡「ほらやるぞ」

 

材木座「なんか扱いひどくね?」

 

 

八幡→材木座↓2+↓3

材木座→八幡↓4+↓5

 

 

八幡→材木座65

材木座→八幡75(55+20)

 

 

結衣&雪乃(…ちゅうに(材木座君)に負けた)

 

材木座「ふっ、所詮こんな玩具ではこんなものよ、地獄の時間を共にした我らの絆はこんなものでは測りきれん!」

 

八幡「ただの体育だろ、つかお前おれのことどんだけ好きなんだよ」

 

材木座「"二人組を作ってくれー""数人のグループを作ってくれー"などとふざけたことをぬかしおってー」

 

八幡「ま、それには同意するがな」

 

雪乃「それにしても比企谷君も高いのね。やはり気持ち悪い物同士お互い何か通じるものがあるのでしょうね」

 

八幡「おい、おれは厨二病じゃねえぞ」

 

八幡「あと俺だと60以上で高いみたいになってるが、今までも6回中半分は60以上だぞ」

 

結衣「まぁでも、ヒッキーだし…」

 

雪乃「ぼっちで目が腐ってる比企谷くんにしては高いと思うのは当然よ」

 

材木座「あの…我は…」

 

八幡「お前は、早く帰ったほうがいいと思うぞ」

 

材木座「くっ、我は用済みということか、用済みになった末路は唯一つ…だがわれh」

 

八幡「三浦と海老名さんが来るんだよ、お前鉢合わせして大丈夫なのかよ」

 

材木座「え、まじ?…!これが後は任せて先にいけということか」

 

八幡「いや、全然違うだろ」

 

材木座「では、我は恥を忍び退却させてもらう!さらばだ!」

 

結衣「やっといったねー」

 

八幡「お前、ほとんど喋ってなかったな」

 

結衣「うん、やっぱりちょっと苦手かなぁ」

 

雪乃「誰にでも生理的に無理なことくらいあるのだし、しょうがないと思うわ」

 

八幡(ひでぇ言われようだな)

 

姫菜「はろはろー」

 

優美子「結衣―、協力って何?」

 

雪乃「ずいぶん単刀直入に聞くのね」

 

結衣「やっはろー、実はね…かくかくしかじかで」

 

 

優美子「はぁ?ヒキオとこの機械で?」

 

姫菜「へぇ~、そんなこと出来るんだ」

 

結衣「うん、最初は遊びのつもりで持ってきたんだけど、平塚先生に色んな人とやるように言われちゃって」

 

姫菜「おもしろそうだねぇ、私やってみてもいい?」

 

結衣「うん、おねがい!」

 

姫菜「そんなわけでよろしくね、比企谷くん。結果悪くても私は気にしないからね」

 

八幡「悪いな、おれもそうしてくれると助かる」

 

姫菜「それとさ、あとで今までやった人の結果教えてもらってもいい?男限定で」グヘヘ

 

八幡「お、おう」

 

 

八幡→姫菜↓1+↓2

姫菜→八幡↓3+↓4

 

 

八幡→姫菜67

姫菜→八幡91

 

 

雪乃「なぜ比企谷くんは奉仕部に関連のない人に対して軒並み高いのかしら…」

 

結衣「そういえば、あたしとゆきのんと平塚先生以外60超えてるね…」

 

八幡「偶々だろ」

 

姫菜「へぇ~、てことは私、比企谷くんに意外と気に入られてるってことかな」

 

優美子「姫菜、ヒキオに気に入られて嬉しいわけ?」

 

姫菜「んー、まぁ嫌われるよりはマシかな」

 

優美子「…そ」

 

結衣「ヒッキーの方ばっか見てたけど、姫菜の値驚くくらい高いよね」

 

姫菜「私、比企谷くんのこと結構信頼してると思うんだ」

 

八幡「…」

 

姫菜「それを友情?っていうか分からないけど、それが値に出たいんじゃないかな」

 

雪乃(それだと私達はなぜ低かったのかしら……)

 

結衣「んん?んー、この機械って実は奥が深いのかなぁ」

 

八幡(最初に気楽にって言っても、なんだかんだみんな深読みしすぎじゃね?)

 

優美子「…で、次はあーしがやればいいわけ?」

 

八幡「ああ、よろしく頼む」

 

 

八幡→優美子↓1+↓2

 

優美子→八幡↓3+↓4

 

 

八幡→優美子48

優美子→八幡39

 

 

八幡「ま、こんなもんだろうな」

 

優美子「つかあーし、ヒキオのことほとんど知んないし」

 

姫菜「知らないんじゃ友情も何も無いもんね」

 

結衣「うん、でもありがとね!協力してくれて」

 

優美子「別に…暇つぶし程度にはなったし」

 

姫菜「私も楽しかったから全然気にしなくていいよー」

 

雪乃(なぜ私は三浦さんより低いのかしら……)

 

結衣「あ、姫菜!これ今までのデータだよ」

 

 

今までの結果

結衣→雪乃60

雪乃→結衣46

 

八幡→結衣54

結衣→八幡74

 

八幡→雪乃27

雪乃→八幡76

 

八幡→戸塚86

戸塚→八幡41

 

八幡→平塚52

平塚→八幡9

 

八幡→沙希75

沙希→八幡96

 

八幡→戸部61

戸部→八幡84

 

八幡→材木座65

材木座→八幡75(55+20)

 

八幡→姫菜67

姫菜→八幡91

 

八幡→優美子48

優美子→八幡39

 

 

結衣「男の子だけではまとめてなかったから、他の人のも混ざってるけど…」

 

姫菜「…こ、こ、これは!」

 

姫菜「比企谷君は戸塚君のことが好きなのに戸塚君は見てくれずそんな比企谷君を材木座君と戸部君が狙っていていだんだん比企谷くんの心が戸塚くんから離れていって……ブハッ」バタッ

 

優美子「ちょ、姫菜大丈夫!?あと自重しろし!」

 

八幡(ええ~、たったあれだけのことでそこまで想像できちゃうのん?つか俺の心が戸塚から離れるとかありえないから)

 

結衣「ぁ、あはは…」

 

優美子「あーしは姫菜を保健室に連れて行くから」

 

結衣「あ!あたしも手伝うよ。ゆきのんちょっと行ってくるね」

 

雪乃「ええ、わかったわ」

 

海老名「ぐ腐腐腐腐腐」

 

八幡「今んとこ9人か…」

 

雪乃「だいたい10人程記録を取ればいいでしょう。というよりあなたの交友関係の広さではそれくらいが限界ね」

 

八幡「全くもってその通りで言い返せない…」

 

ガララ

 

八幡「お、由比ヶ浜がもどってきたm……」

 

陽乃「ひゃっはろー!」

 

雪乃「…由比ヶ浜さんどうして姉さんと一緒に?」

 

結衣「ここ戻る途中で会ったらそのまま流れで…」

 

陽乃「別に途中で由比ヶ浜ちゃんに会わなくてもこっち来てたけどね」

 

陽乃「今日は静ちゃんに用があって来たんだけど…どうせなら愛しい妹に会いたいと思うのは普通でしょ?」

 

雪乃「私はそうは全く思わないわ。早く帰って頂戴」

 

陽乃「ああん、雪乃ちゃんがつめたーい」ダキッ

 

八幡「ちょ、やめてください」(柔らかいものがあたってる。すごくいい匂いなんですが…」

 

結衣「陽乃さん!離れてください!」

 

雪乃「姉さん、そうやってすぐに抱きつくのはやめなさい」

 

陽乃「ええ~、別にいいでしょ。誰にでもするわけじゃないんだから」

 

雪乃「いくら比企谷君だからと言って、姉さんが抱きついていいわけではないのよ」

 

陽乃「雪乃ちゃんには関係ないと思うけどなー」

 

結衣「…あっ!そうだ、陽乃さんもこれやってみませんか?」

 

陽乃「……これは?」

 

結衣「これはですね…………ってことです」

 

陽乃「ヘぇ~、友情度をね」

 

結衣「やってみます?」

 

陽乃「そうだね、ここはその面白そうな機械を持ってきてくれた由比ヶ浜ちゃんに免じて引いてあげる」

 

八幡「…やっと開放された」

 

陽乃「ふふ、お姉さんに抱かれた気持ちはどうだった?」

 

八幡「暑苦しいし、生きた心地がしませんでした」

 

陽乃「またまた~、嬉しかったくせに~」

 

八幡「いやいや、ほんとですから。というかさっさとそれやっちゃいましょうよ」

 

陽乃「んー…、まぁいっか。それじゃやってみよう!」

 

 

八幡→陽乃↓1+↓2

陽乃→八幡↓3+↓4

 

 

八幡→陽乃47

陽乃→八幡86

 

 

雪乃(……なぜなのかしら)

 

陽乃「ありゃりゃ、私あんまり良く思われてないのかな」

 

八幡「…少なくとも友情を感じることはないですね」

 

陽乃「ふーん、友情はないけど愛情はあったりするのかな?」

 

八幡「いえ、それはもっとないですから」

 

陽乃「またまたー、こんな綺麗なお姉さんに好意を抱かれてるんだから嬉しいんでしょー。照れないの!」

 

八幡「自分で言うんですか、確かに綺麗ではないとは思わないですけど」

 

陽乃「そうだ、雪乃ちゃんと由比ヶ浜ちゃんの結果教えてくれない?」

 

結衣「え?」

雪乃「…なぜかしら?」

 

陽乃「んー別に深い意味は無いよ、ただ気になっただけ」

 

雪乃「それならば教える必要はないと思うのだけれど?」

 

陽乃「まぁ、まとめた紙があるっぽいから勝手に見ちゃうんだけどね」

 

雪乃「姉さん!」

 

陽乃「ふむ、比企谷君はずいぶん好かれてるねー」

 

陽乃「だけど、比企谷君はそうでもないのかな」

 

陽乃「特に雪乃ちゃんだけずいぶん低いみたいだけど…」

 

八幡「それはおれたちにもさっぱり分からないですが、所詮はおもちゃですし…」

 

雪乃「もういいでしょう」バッ

 

陽乃「…由比ヶ浜ちゃん、この機械って"友情度"を測るものなんだよね?」

 

結衣「はい、パパに聞いたらそういうものだって教えてくれたので…」

 

陽乃「なるほど、なるほど…」

 

陽乃「これ、少し借りてもいい?」

 

結衣「えっ?」

 

雪乃「姉さん、それはまだ使う予定があるのだから持っていかれると困るのだけど」

 

陽乃「でも、さっき紙を見た時、私を含めて10人やってたよね」

 

陽乃「比企谷君ならそれくいらいしか測る人はいないんじゃないかな?」

 

雪乃「その通りよ。けれどそれはこれからも使う可能性のあるものよ、姉さんが持っていって帰ってこないとも限らないわ」

 

八幡(この姉妹は揃いも揃っておれの知り合いの広さを10人程度だと言うんだ。その通りなんだけども)

 

陽乃「んー、じゃあ一週間だけっていうのでどうかな?由比ヶ浜ちゃん」

 

雪乃「由比ヶ浜さん、無理して貸す必要はないのよ」

 

結衣「うん、でも…返してくれるなら別に……」

 

陽乃「素直に貸してくれてお姉さん嬉しいなぁ」

 

陽乃「それじゃあ、私は帰るね。また一週間後にね」

 

八幡「やっと帰ったな」

 

結衣「ふへ~」

 

雪乃「ごめんなさい、姉が迷惑をかけたわ」

 

八幡「気にすんな、台風がやってくるのは誰のせいでもない」

 

結衣「それにしても、あれどう使うつもりなんだろー」

 

雪乃「まさか大学で使うとは思えないけれど…」

 

八幡「そうだな、それにどうせ陽乃さんの数値はほとんど普通になるんじゃねえか?」

 

雪乃「そうね、そうなるでしょうね」

 

雪乃「ひとまず、今日は終わりにしましょう」

 

――――1週間後

 

ガララ

陽乃「じゃーん、あの機械を元に愛情度を測る機会を作ってみましたー!」

 

雪乃「!?」

結衣「!?」

八幡(え、なにそれすごい)

 

陽乃「比企谷君、今度はこれで私達と計測してみようか!」

 

八幡「……勘弁して下さい」

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

八幡「俺の近くにいる人の友情度を測る機会?」

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