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アスカ「……ま、まぁ、アンタってほんと料理の腕だけはたしかよね!」 シンジ「え?」【エヴァss/アニメss】

 

HN:料理犬 

 

こんにちは! 

第3東京市住みの中学二年生で、エヴァンゲリオン初号機のパイロットやってます! 

 

なかなか人と上手く馴染むことの出来ない僕だけど、メールならと思いきって、書きこんでみました。 

出来れば女の子のメール相手募集します! よろしくおねがいします! 

 

アドレス↓ 

 

boku-shinji@kodomo.ne.jp 

 

 

アスカ「……」

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」ピッ 

 

アスカ「……」 

 

 

『はじめまして! 料理犬さん(*^_^*) 

 私も第三東京市住みの中学二年なので、メールしてみました。 

 

 知らない人にメールするの初めてだから、緊張しちゃうな(笑)』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……!」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『こちらこそ、はじめまして! メールありがとうございます! 

 第三東京市の人で、しかも同い年なんて……ちょっと運命感じちゃうかも?(ぇ 

 

 あなたのことはなんて呼べばいいですか?』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『運命なんて、そんな照れちゃいますよ―(笑) 

 私のことは、赤猫って呼んでください! 

  

 ところで、できれば女の子のメル友募集って書いてありましたけど……??(・_・*)』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『ちょっとキザなことも言ってみたい年頃だったり(ぉ 

  

 はい、実は恋愛の相談、みたいなものをしてみようかなって…… 

 赤猫さんは女の子……でいいんですよね?』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『料理犬さんおもしろーいo(*^▽^*)o 

 

 はい、女子ですよ! 

 恋愛相談ですかぁ……大好物です(笑) 

 

 ぜひぜひっ、聞かせてくださいっ!』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『よく言われます(マテ 

 

 ホントですか! ありがとうございます! 

 実は好きな女の子がいて、その子にどうアプローチすればいいのか悩んでて(汗 』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『あ、それで女の子を募集してたんですね(*^-^) 

 

 アプローチかぁ……相手の女の子は、どういう子なんですか?』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『単純に女の子とメールをっていう下心もあったかも?(核爆 

 

 実は色々あって、一緒の家に住んでいて……。 

 ちょっと気難しいところもあるけど、とても可愛い人です』 

 

 

アスカ「……!」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……っ!!」バンバンバンバン 

 

アスカ「……」フゥー 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『そんなの、めっ! ですo( ̄^ ̄o) 

 

 そっかぁ……うまくいくといいですねっ! 

 料理犬さんはHN的に料理がお上手そうですし、お菓子を作ってあげたりするのはどうですか? 

 

 女の子は甘いものが大好きですよヾ(〃^∇^)ノ』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『怒られちゃった↓↓(笑) 

 

 お菓子かぁ……そういえば、最近作ってないかも?  

 いいアイデアですね! さっそく作ってみようと思います! 

  

 そろそろ夕飯を作らないといけないので、今日はこのへんで。 

 またメールします!』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『怒ってないです♪ 

  

 頑張ってくださいね! 応援してます! 

 ヾ(*'-'*)マタネー 』 

 

 

シンジ「うん。……あ、アスカ!」 

 

アスカ「ん?」 

 

シンジ「その……さ、これ、作ったんだけど」 

 

アスカ「なにこれ……クッキー?」 

 

シンジ「うん」 

 

アスカ「ミサトの分は?」 

 

シンジ「いや、これは……えっと、アスカに食べて欲しくって」 

 

アスカ「……ふーん」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「じゃ、一枚もらうわよ」 

 

シンジ「う、うん」 

 

アスカ「……」パク 

 

シンジ「……どうかな?」 

 

アスカ「……美味しいけど」 

 

シンジ「ほんと?」 

 

アスカ「ええ」 

 

シンジ「そっか……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……ま、まぁ、アンタってほんと料理の腕だけはたしかよね!」 

 

シンジ「え?」 

 

アスカ「いつも作ってもらって感謝してるっていうか、なんていうか、その……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「だ、だから、これからも、私のために精々がんばりなさいよ!!」 

 

シンジ「……うん! 僕、がんばるよ!」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」ジー 

 

シンジ「お片づけ~♪」テクテク 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……はぁ」 

 

 

『こんにちは! またメールさせてもらいます! 

  

 先日のお菓子の件ですが……大成功です↑↑ 

 珍しいくらいに、とても喜んでもらえました。 

  

 赤猫さんのアドバイスのおかげです! 本当にありがとうございました!!』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『メール待っていましたよ(^∇^) 

 

 いえいえ、料理犬さんの頑張りが報われたんですよ! 

 おめでとうございます♪』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『僕も、赤猫さんとメールするのが楽しみでした(笑) 

 

 いやぁ、僕一人じゃいつもなにも出来ないから……。 

 ほんとに助かります!』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『でも浮気は駄目ですよ~!(笑) 

 

 そんなことないですよ! まだちょっとしかメールしてないけど、料理犬さんは素敵な人です! 

 自信持ってください!』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『大丈夫です、僕はあの子一筋ですから。なんて(照 

 

 そうですよね……やっぱり自分に自信を持つのは大事ですよね。 

 ありがとうございます! 

 

 ところで、次のアプローチの方法なんですか、なにかいいアイデアあるでしょうか?』 

 

 

アスカ「……!!」ゲホッゲホッ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」フキフキ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

アスカ「……」 

 

 

『 もー……熱いなぁ(///∇//)テレテレ 

 

 そうですねぇ、日常の中での褒め言葉なんてどうでしょうか? 

 あくまで、さりげーなくですよ!  

 

 そういう何気ない一言に、女子ならクラッってくることも……?」 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『ラプインパクトってやつですかね(核爆 

 

 褒め言葉ですか……、難しそうですけど、試してみようと思います! 

 今日もありがとうございました!』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『おやすみなさい~♪(⌒∇⌒)ノ』 

 

 

アスカ「ふぁ~あ……」 

 

 

シンジ「おはよう、アスカ」 

 

アスカ「ん……おはよ」 

 

シンジ「……」ジー 

 

アスカ「……なによ?」 

 

シンジ「あの、その……惚れ惚れするようなあくびだなぁと思って」 

 

アスカ「……は?」 

 

アスカ「なに言ってんの?」 

 

シンジ「……今日は、起きるの早いね!」 

 

アスカ「いつも通りなんだけど……」 

 

シンジ「ええと、ええと……いつも通りってすごいね!」 

 

アスカ「はぁ?」 

 

シンジ「いや、その……」 

 

アスカ「バカにしてんの?」 

 

シンジ「し、してないよ!」 

 

シンジ「ご、ごめん、アスカ! 朝ご飯作るよ!」 

 

アスカ「早くしなさいよね」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……あれー?」ボソッ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……はぁ」 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『……赤猫さん、作戦、失敗してしまいました。 

 怒らせてしまったみたいです↓↓』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『そうですか……(ノ_・。) 

 なにか、ここが悪かったかなぁと思うところはありませんか?』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『言われた通り、さりげなく、なにげなく、褒めたつもりだったんですけど…… 

 なにがいけなかったのかなぁ(泣 』 

 

 

アスカ「……」ハァ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『言い方に問題がなかったとするなら、褒めた場所が悪かったのかもしれませんね。 

 やっぱり女の子を褒めるなら『可愛い』とかが(≧ω≦)b 』 

 

 

『でも、その子はいつも可愛くて…… 

 今さら言うことでもないような気がするんですが、大丈夫でしょうか?』 

 

 

アスカ「……!!」ゲフン 

 

アスカ「……」ゲホッゲホッ 

 

アスカ「……」ンンッ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

アスカ「……」 

 

 

 

『いつ言われたって嬉しい言葉はありますよっ! 

  

 でも……そうですねぇ、例えば服装の変化とか、髪型の変化とか…… 

 そういう僅かな違いを見つけて、そこを褒めるなんていいかも(o・ω・o)? 』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『なるほど! とでも参考になりました! 

 今度こそ成功させてみせます!!』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

 『ご武運を∠(*^ー^*)o!!』 

 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「アスカ、おはよう」 

 

アスカ「おはよ」 

 

シンジ「あれ、今日は髪、下ろしてるんだ」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……?」 

 

アスカ「……か、髪留め! 髪留めが見つからなくて!!」 

 

シンジ「へぇ、そうなんだ」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……あ、アスカ!」 

 

アスカ「な、なによ」 

 

シンジ「その髪型、なんだけど」 

 

アスカ「……うん」 

 

シンジ「いつもと違うけど、その……それはそれで、とても、可愛いと、思う……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……えっと」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「い、いきなり、なに言ってんのよ……」 

 

シンジ「ごめん……」 

 

アスカ「そんなこと言われても、全然嬉しくな……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「あ、いや……違う、嬉しい、けど……」 

 

シンジ「……え?」 

 

アスカ「……だから! 褒められて嬉しいって言ってんの!! これで満足!?」 

 

シンジ「え、え?」 

 

アスカ「なによこれ! ばっかみたい!! 私の方が恥ずかしいじゃない!!」 

 

シンジ「な、なに言ってんだよ」 

 

アスカ「……ううう」 

 

シンジ「……?」 

 

アスカ「つまり、そういうことだから……」 

 

シンジ「う、うん」 

 

アスカ「……私、一回部屋に戻る」 

 

シンジ「えっと、わかった」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「あああああああああ!!」ジタバタ 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『なんだかよくわからないけど、嬉しいと言っていたので、たぶん成功しました!! 

 赤猫さん、本当にいつもありがとうございます!』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『結果を楽しみにしてました! おめでとうごさいます♪ 

   

 ……思ったんですが、もう小細工なんて必要ないんじゃないですか?』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『小細工なんて必要ない……? 

 ごめんなさい、それっていったいどういう意味でしょうか(汗 』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『告白ですよ、告白(/・・)(/・・) 

 やっぱり必要なのは、思い切って言葉を伝えることだと思います』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『えっ、告白ですか(汗 

 それは、やっぱり、ちょっと……(汗(汗 』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『どうしてですか(・_・?) 

 なにか不安なことでもあるんですか……?』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『……僕の好きな人は、とてもすごいんです。 

 

 頭がよくて、スポーツも出来て、可愛くて……だけど、いざという時は誰よりもカッコよくて。 

 僕はその子が好きなのと同時に、とても尊敬しているんです。 

 僕もその子のようになれたらいいなって。 

 

 そんな子に対して、僕が好きなんて言葉を伝えてもいいんでしょうか。 

 その子の重荷になったりしないでしょうか。 

 

 もしも快い返事を貰えたとして、僕といることで、彼女の魅力が失われたりしないでしょうか。 

 

 ……そんなことを考えてしまうんです』 

 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」ハァ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『明日の夕方5時、駅前の時計台の下に来てください』 

 

 

アスカ「……」ブルブル 

 

アスカ「……」カパッ 

 

 

『えっ、どういうことでしょうか?』 

 

 

アスカ「……」カチカチ 

 

 

『そこで、あなたに勇気をあげます。 

 絶対に、逃げたり、遅れたりしないように』 

 

 

アスカ「……」パチン 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……」フゥ 

 

アスカ「……よし」 

 

シンジ「えっと……」 

 

シンジ「……」 

 

シンジ「まだ、来てないのかな」 

 

シンジ「駅って、ここでいいのかな」 

 

シンジ「……」 

 

シンジ「そもそも、なにがあるのかな」 

 

シンジ「あのメールじゃ、よくわかんないよ」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「バカシンジ」 

 

 

シンジ「―――えっ、えっ? アスカ?」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「な、なにやってんだよ! こんなとこで!」 

 

アスカ「こっちのセリフよ。あんたこそ何やってんのよ」 

 

シンジ「僕は、その……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「えっと……」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……5時」 

 

シンジ「え?」 

 

アスカ「5時ね」 

 

シンジ「……? そうだね」 

 

アスカ「待ち合わせの時間よ」 

 

シンジ「アスカ、誰かと待ち合わせしてるの?」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「アスカ?」 

 

アスカ「……料理犬」ボソッ 

 

シンジ「……!?」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「な、なんでアスカがその名前、知ってるんだよ!」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「僕の携帯、勝手に見たの!?」 

 

アスカ「……んな訳、ないでしょ」 

 

シンジ「じゃあ、どうして……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……え?」 

 

シンジ「赤猫って……同い歳って……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「そ、そんな……ウソでしょ?」 

 

アスカ「……ウソじゃないわよ」 

 

シンジ「だ、だって、赤猫さんのは、アスカのアドレスと、違うじゃないか!」 

 

アスカ「フリーメールを使っただけよ」 

 

シンジ「で、でも……」 

 

アスカ「……『でも』もなにもないわ。私が赤猫よ」 

 

シンジ「……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……酷いや」 

 

アスカ「え?」 

 

シンジ「こんなの酷いよ! 僕をからかって、それで遊んでたんだ!!」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「影で笑ってたんだ……僕が、アスカのこと……それで……それなのに……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「こんなの……こんなの……!!」グスッ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……で?」 

 

シンジ「……え?」 

 

アスカ「言いたいことは、それだけ?」 

 

シンジ「……他に、なにがあるって言うんだよ」 

 

アスカ「言いたいこと、あったんでしょ?」 

 

シンジ「なんだよ、それ……」 

 

アスカ「私が、あげるって言ったもの、覚えてないの?」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「は、はぁ!?」 

 

シンジ「この状況で、告白しろって言うのかよ!!」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「そんなの出来るわけないだろ!! 馬鹿にするなよ!!」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「…………アンタさぁ」 

 

シンジ「なんだよ」 

 

アスカ「私が、アンタに好きだのなんだの言われたくらいで、どうして重荷になるって思ったのよ」 

 

シンジ「……それは」 

 

アスカ「私が、そんなにか弱い人間だと思ったわけ?」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「アンタと一緒にいるくらいで、駄目になるような人間だと思ったわけ?」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「私を、アンタの物差しで勝手に計って決めつけないで」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……アンタこそ、私のこと、馬鹿にしないでよ……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「えっと」 

 

アスカ「……なによ」 

 

シンジ「……僕、やっぱり、なにも言えないよ」 

 

アスカ「はぁ!?」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「ここまできて、なに言ってんのよ!」 

 

シンジ「ち、違うんだ、そういうことじゃなくて!」 

 

アスカ「じゃあ、なによ!」 

 

シンジ「―――そうだ!」カチカチ 

 

アスカ「……? ちょっと、なんで携帯なんて」 

 

アスカ「―――!」ブルブル 

 

アスカ「……メール」 

 

アスカ「料理犬……バカシンジから?」 

 

 

『すき』 

 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……」 

 

シンジ「ごめん、そういうことじゃなくて……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「こんな、ドッキリみたいな、中途半端な形で言いたくないって、そう思ったんだ」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「もしも、ちゃんと言葉で伝える勇気が出来たなら、その時はちゃんと言うから」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「それまではさ、その……それで、我慢って言ったらあれだけど……待っててもらえないかな」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……ばっかみたい」 

 

シンジ「ごめん……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……それでさ」 

 

アスカ「なによ?」 

 

シンジ「いつまで、待っててくれる?」 

 

アスカ「……いつまで待たせる気なのよ」 

 

シンジ「ごめん……」 

 

アスカ「……いつまでだって、待ってあげるわよ」 

 

シンジ「!」 

 

アスカ「でも、できるだけ……早く、してよね」 

 

シンジ「……うん」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……」 

 

シンジ「……かえろっか」 

 

アスカ「……ええ」 

 

 

エピローグ 

 

アスカ「……ふあぁ」 

 

シンジ「……」ジー 

 

アスカ「なによ」 

 

シンジ「今日も髪、下ろしてるんだ」 

 

アスカ「……悪い?」 

 

シンジ「可愛いよ」 

 

アスカ「……っ! アンタねぇ!」 

 

シンジ「あはは」 

 

アスカ「ったくもう、調子狂うわ……」 

 

シンジ「……アスカ」 

 

アスカ「なに?」 

 

シンジ「……」 

 

アスカ「……?」 

 

シンジ「……いや、なんでもない」 

 

アスカ「はっきりしなさいよ」 

 

シンジ「僕、先に行くね」 

 

アスカ「え? ……って、もうっ、なんなのよ!」 

 

アスカ「……!」ブルブル 

 

アスカ「メール……?」 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「バカシンジ……」パカッ 

 

アスカ「……」 

 

アスカ「……!!」 

 

アスカ「……案外、早かったわね」 

 

 

 

『夕方5時、駅前の時計台の下に来てください』 

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

アスカ「メル友募集掲示板……?」

https://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354371083/