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結衣「ひょっと苦いけどぉ……すっごくおいひぃ……///」【俺ガイルss/アニメss】

 

海老名「……うん、うん。ありがとう!そうしてみるよ!」

 

雪乃「ふぅ、無事依頼解決ね」

 

海老名「本当に、ありがとうね!これで今度のコミケも乗りきれそうだよ!」

 

雪乃「コミ……?」

 

八幡「知らんでいい」

 

海老名「……あ、そうだ!」

 

結衣「どうしたの姫菜」

 

海老名「今回のお礼に……ほい!」ガサゴソポン

 

結衣「なにこれ……わいすかいぼーむぼーむ?」

 

八幡「マジかお前……」

 

雪乃「……ウィスキーボンボンよ由比ヶ浜さん」

 

雪乃×八幡かな?結衣×八幡かな?どっちかな?の俺ガイルSSです。

 

結衣「へぇ~そう読むんだ~」

 

八幡(私生活に支障きたすレベルのバカだな……)

 

結衣「で、クリスピーボンボンって何?」

 

雪乃「ウィスキーボンボンよ由比ヶ浜さん。……ウィスキーボンボンというのは洋酒入りのボンボン菓子…本来は砂糖の殻に洋酒を注ぐのが主な製造方として……」

 

八幡「でたなユキペディアさんめ」

 

結衣「えーっと、つまり、なに?」

 

雪乃「……チョコレートにお酒が入ったお菓子よ」

 

結衣「チョコレート!お菓子!」

 

八幡(女子って甘い物本当好きだよな…。まぁ、ウィスキーボンボンはその名の通りウィスキーが入ってるから言うほど甘くないんだけどな)

 

雪乃「それで、海老名さん。これは……」

 

海老名「これ、今回のお礼」

 

結衣「え!くれるの!?」

 

雪乃「いえ、海老名さん。私達は別に報酬のために……」

 

海老名「まぁまぁ」グイグイ

 

結衣「ゆきのん!私スヌーピーボンボン食べてみたい!」

 

雪乃「ウィスキーボンボンよ由比ヶ浜さん。わざとじゃないでしょうね……」

 

八幡「まぁ、くれるってんだから貰えばいいんじゃねーの?」

 

雪乃「いえ、しかし……」

 

海老名「じゃあ、私からもう一個奉仕部にお願い!私はウィスキーボンボンが苦手なので代わりに食べてください!」

 

八幡「……依頼なら仕方ないよな」

 

雪乃「……ふふっ。そうね」

 

海老名「じゃ、私はこれで」

 

結衣「お菓子ありがとねー!」

 

八幡(ウィスキーボンボン。ねぇ……)

 

結衣「袋開けるね?」パリパリ

 

八幡「普通のラブコメだと、ここでヒロイン勢が泥酔したりするが……」

 

雪乃「それは現実的ではないわね……。いくらアルコールが入っているからと言って、この量で人間が酔うことはまずないと思うけれど……」

 

結衣「へぇー。お酒入ってるんだ。はいこれゆきのんとヒッキーの」

 

八幡「おぉ、サンキュ」

 

雪乃「ありがとう、由比ヶ浜さん」

 

結衣「お酒で酔ってるゆきのんかぁー。ちょっと見てみたいかも」ペリペリ

 

雪乃「私が幼稚園児くらいならそれもありえたかもしれないわね」ペリペリ

 

八幡「じゃあ由比ヶ浜は危ないな」

 

結衣「どういう意味だし!」

 

八幡「お前の頭が幼稚園児程度だってことだが」

 

結衣「まっすぐ目を見て言われた!ゆきのんも何か言って!」

 

雪乃「……………」サッ

 

結衣「なんで目を逸らすのゆきのん!……うぅ、もういいもん!ハスキーボンボン食べるもん!」パクッ

 

雪乃「ウィスキーボ……もういいわ由比ヶ浜さん」

 

雪乃(言動が完全に幼稚園児なのよね…)ハムッ

 

八幡(体は実年齢以上だけどな)

 

雪乃「………」モグモグ

 

結衣「………」モグモグ

 

八幡(………何か嫌な予感がする)

 

八幡「……どうだ、由比ヶ浜。初めてウィスキーボンボンは」

 

結衣「……」ングングコクン

 

結衣「ひょっと苦いけどぉ……すっごくおいひぃ……///」

 

八幡「馬鹿な……早すぎる……!」

 

八幡(あと台詞がエロすぎる。完全にアレにしか聞こえん)

 

八幡「おい雪ノ下。まずいことになった」

 

雪乃「なにかひら?ひいがやくん///」

 

八幡「お前もかよ!」ホーリーシット!

 

結衣「えひひ~///」

 

雪乃「あふふ~///」

 

八幡「はぁ……。とりあえず保健室行くぞお前ら」

 

八幡(保健室の先生、ウィスキーボンボンで酔ったって信じてくれるかなぁ。くれないだろうなぁ。未成年飲酒って疑われたらどうするか……)

 

結衣「ヒッキー!///」ガバーッ

 

八幡「うおっ!?」ガタッ

 

結衣「んふー。ヒッキー好きぃー///」ギューッ

 

八幡「ちょっ、離れろお前!///」

 

結衣「んん~、やら!///」

 

八幡「ちょっ、マジでまずい」

 

八幡(ヤバイヤバイヤバイ何がヤバイっていい匂いが柔らかくてヤバイからおっぱい)

 

雪乃「こらーっ///」ガバーッ

 

八幡「!?」

 

雪乃「ういがはまさんにデレデレしてー。らめれしょー!?ひいがやくんのばかぁー///」ギューッ

 

八幡「」

 

雪乃「ういがはまさんどいて!」ギューッ

 

結衣「やら!ヒッキーは私のらもん!ゆきのんがどいて!」ギューッ

 

八幡「は、はな、離れろ!離れろお前ら!身動きが取れん!」

 

雪乃「ういがはまさんが離れたら私も離れるー」ギュッ

 

結衣「わらしもー」ギュッ

 

雪乃「ういがはまさんが先にどくの!」ギューッ

 

結衣「ゆきのんが先にどーくーのっ!」ギューッ

 

雪乃「やぁーっ!」ギューッ

 

結衣「やぁーっ!」ギューッ

 

八幡(ま、まずい。誰か助けを呼ばなければ……)パシポチピロリロ

 

結衣「うぅーっ!だめっ!」バチッ

 

八幡「うぉっ!?」カシャーンッ

 

結衣「んふー」

 

八幡「ぐっ…」

 

八幡(俺の携帯が床に……この状態じゃ拾えねーな……。一瞬だけ、誰かに繋がったみたいだが、無我夢中だったから誰にかけたのかわからん……)

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ピロリロピロリロサーチャンデンワダヨーピロッ

 

川崎「……?」

 

川崎(一瞬で切れた……誰からだろ)

 

川崎「……!?比企谷!?」

 

川崎(か、かけなおして見よう……)ピロリロピロリロ

 

川崎「で、出ない……」

 

川崎(なんで出ないんだろう……。いくら私と関わりが少ないからって、電話無視されるようなことはしてないはずだけど…)

 

川崎(それに、さっきの向こうからの電話がすぐに切れたのも気になる……)

 

川崎「もしかして……何かあった?」

 

川崎「はあっはあっ」タタタッ

 

平塚「むっ、川崎か。そんなに急いでどうした?」

 

川崎「せっ、先生。比企谷。知らない?」タッタッ

 

平塚「ん?まだ部室じゃあないか?」

 

川崎「先生も来てください!」タタタッ

 

平塚「なっ、ちょっ待ちたまえ川崎!一体全体なにがあった!」

 

川崎「ひ、比企谷が」

 

平塚「……?わかった。急ごう」

 

川崎「比企谷!」ガラッ

 

結衣「ヒッキー///」ギュッ

 

雪乃「比企谷くん///」ギュッ

 

八幡「助けて………」

 

川崎「」

 

平塚「」

 

説明終了……

 

八幡「てなわけで……」

 

川崎「なにそれ……」

 

平塚「……わかった。二人は私が保健室へ連れて行こう」

 

川崎「あ、私も……」

 

平塚「ん?どうした?」ヒョイヒョイ

 

結衣「はなしてー」ジタバタ

 

雪乃「はなしてくらさいー」パタパタ

 

八幡(女子高生二人を軽々……先生さすがです)

 

川崎「いや、なんでもないです……」

 

八幡「はぁ…疲れた…」

 

川崎「…そのわりには女子に挟まれて幸せそうだったけど?」

 

八幡「いや、そんなことは……」

 

川崎「……」ジーッ

 

八幡「なかったり……あったり」

 

川崎「はぁ……心配して損した……」

 

八幡「いやまぁ、助かったよ。本当」

 

川崎「…私本当に心配したんだからね?あんたが意味深な切り方するから、何かあったんじゃないかって、本当にもうすっごく心配で……」

 

八幡「お、おう。ありがとう……///」

 

川崎「あ、いや、今のは……その……///」

 

八幡「……そ、そうだ。貰いもんだが、お礼にこれ」ヒョイ

 

川崎「ウィスキーボンボンね……。ありがたく貰うよ」

 

八幡「全く、こいつのせいで……」

 

川崎「……全ての元凶だね」ペリペリ

 

八幡「…………いや、ちょっと待て川崎」

 

川崎「……なに?」

 

八幡「悪いが、やっぱりそれ返してくれるか?なんか嫌な予感がする……。お礼はまた別の時に必ずするから」

 

川崎「嫌な予感って、私もこれで酔っちゃうかもってこと?」

 

八幡「あぁ、なんか嫌な予感がひしひしと」

 

川崎「考えすぎだと思うけど……」

 

川崎(もし酔っちゃったら……)

 

結衣『ヒッキー///』ギュッ

 

雪乃『比企谷くん///』ギュッ

 

川崎(………///)

 

八幡「おい、川崎。早くそれを……」

 

川崎(それくらいの役得ぐらい……いいよね?///)

 

八幡「川崎?川崎さん?」

 

川崎「えい」パクッ

 

八幡「川崎ぃぃ!」

 

川崎「……」モグモグ

 

八幡「………」

 

川崎「……」 ングングコクン

 

八幡「……あの、川崎さん?」

 

川崎「……普通においしい」

 

八幡「……それはなにより」ホッ

 

川崎「………」チッ

 

八幡「今の舌打ちなんだ」ヒョイペリペリ

 

川崎「別に、も一個ちょうだい」

 

八幡「ほいよ」パクッヒョイ

 

川崎「………」モグモグ

 

八幡「………」モグモグ

 

川崎(……このままじゃ終われない…。あの二人だけずるい……。折角二人きりなんだし、なにか……)

 

川崎「ねぇ、比企谷……」

 

八幡「あぁん?///」

川崎「お前がかよ!」

 

八幡「ん……なんだこれ……揺れる」

 

川崎「あの二人ほどじゃないけど……比企谷、大丈夫?顔ちょっと赤いけど」

 

八幡「う、うぅん頭が働かない……なんかすげぇ眠い」

 

川崎「はぁ……。もー。保健室行こ?歩ける?」ガタッ

 

八幡「お、おぅん。歩ける、歩ける」ガタッグラッ

 

川崎「歩けてない歩けてない!」ガシッ

 

八幡「うぉっ、わ、悪い」

 

川崎「ふふっ、なんか眠る直前の京華みたい。ほら肩貸すよ」ポスッ

 

八幡「よもやようじょ扱いされる日が来るとは……。肩、あんがとな」ボスッ

 

川崎(……け、結構密着度高い……。なんか比企谷も顔赤くて、エ、エロいし///)

 

八幡「………ん………川崎……」グラァッ

 

川崎(……役得)グラァッ

 

川崎「って、うわっ、比企谷!?」タタッガシッ

 

川崎(危うく転ぶとこだった……。壁の近くで良かった)

 

川崎「どうしたの?大丈夫?比企谷?」

 

比企谷「……」スースー

 

川崎「……本当に寝てる」

 

川崎(……寝顔///)

 

川崎「やっぱり顔はいいんだよね……」ホッペムニムニ

 

川崎(……)ムニムニムニ

 

川崎「……寝てるなら……今なら……」

 

川崎「……えい///」ギューッ

 

八幡「………んぅ……」ギュッ

 

川崎「ひぃっ!?ひ、比企谷!?起きてるの!?」

 

八幡「……」スースー

 

川崎「……ね、寝相?」

 

八幡「……」スースー

 

川崎「……」

 

川崎(比企谷が私の腕の中にいて……私が比企谷の腕の中にいて……そして寝顔も見れて……)

 

川崎「幸せだなぁ……///」

 

川崎(結婚とかしたら、毎晩毎朝こんな感じなのかな……一日の一番最初と一番最後が比企谷の寝顔かぁ……いいなぁ……いや、先に比企谷が起きて待ってるのもいいなぁ……私が起きたら、すぐそばで『おはよう』って。夜は私が寝るまで頭撫でてもらったり……逆もいいなぁ……布団の取り合いっことか……腕枕とか……夏でも涼しいベッドにすれば……)モンモンモンモンモンモン

 

川崎「……えへへ///」ギューッ

 

平塚(………まさか川崎も酔っているのか……?)ジーッ

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

八幡「ウィスキーボンボンで酔うわけないだろ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452695852/