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アスカ「私が風邪ひいたら、ちゃんと看病してよね//」【エヴァss/アニメss】

 

シンジ「38.2℃か・・・学校は厳しいかな」 

 

シンジ「お弁当作るのはさすがにキツイな・・・」 

 

シンジ「しょうがない。ミサトさんは帰ってきてないし、アスカには購買のパンで我慢してもらおう」 

 

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シンジ「アスカー。起きて」 

 

アスカ「あと、ごふん~」ムニャムニャ 

 

シンジ「アスカ。もう時間だよ」 

 

アスカ「うー」 

 

シンジ「アスカってば」 

 

アスカ「う~ん。うるさいわねー。・・・ってあれ?何であんたマスクなんてしてんのよ」 

 

シンジ「ちょっと風邪引いたみたいで」 

 

アスカ「ふーん。別にいいけど、私にうつさないでよね」 

 

シンジ「わかってるよ」

 

アスカ「さーてと、起きますか。うーん」 

 

シンジ「あっ、アスカ。それで、具合悪いから今日は学校休むね」 

 

アスカ「あっそ。いいわねバカシンジ様は。人が一生懸命勉強してるってときに、一人お休みだなんて」 

 

シンジ「しょうがないじゃないか。熱があるんだから」 

 

アスカ「熱?どのくらいあるのよ?」 

 

シンジ「・・・37.4℃」 

 

アスカ「ふ~ん。微妙なところね。まあいいわ。今日はゆっくり寝てなさい。先生には私から言っとくから」 

 

シンジ「うん。ありがとう」

 

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アスカ「ちょっとー。今日の朝ごはん、これしかないの?」 

 

シンジ「ごめん。ちょっと頭痛くて。立ってるとグラグラしてくるんだ」 

 

アスカ「別にあんたの事情なんて聞いてないわよ!・・・あんた、まさかお弁当も手ぇ抜いてるんじゃないでしょうね」 

 

シンジ「ごめん。今日はお弁当は作ってないんだ」 

 

アスカ「はあ?」 

 

シンジ「だから今日のお昼は購買で我慢して」 

 

アスカ「ふざけないでよ!パンだけであたしが満足できるわけないでしょ!」 

 

シンジ「じゃがいもなら冷蔵庫にあるけど」 

 

アスカ「バカ!」パシッ 

 

シンジ「痛っ」 

 

アスカ「ふんっ。もう知らない」 

 

シンジ「・・・」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

アスカ「じゃあ、行ってきます!」 

 

シンジ「あっ、待ってアスカ。これ購買のお金」ピラッ 

 

アスカ「・・・」パシッ 

 

シンジ「あっ・・・」 

 

アスカ「行ってきます!」ガチャンッ 

 

シンジ「・・・行ってらっしゃい」 

 

シンジ「・・・」 

 

シンジ「少し食べたら、洗い物してから横になろう」 

 

シンジ「・・・あれっ?食器がちゃんと水につけてある。・・・アスカ」

 

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シンジ「モグモグ」 

 

ガチャンッ 

 

シンジ「!」 

 

アスカ「バカシンジ。起きてるー?」 

 

シンジ「アスカ・・・学校はどうしたの?」 

 

アスカ「これから行くわよ。ただちょっと時間があったから薬を買ってきただけよ」 

 

アスカ「ホラ。感謝しなさいよ」ポイッ 

 

シンジ「あ、ありがとう」 

 

アスカ「どーいたしまして」 

 

シンジ「・・・」 

 

アスカ「何よ。どうしたの」 

 

シンジ「これ、頭痛に効くとは書いてあるけど。・・・生理用だよ?」 

 

アスカ「!」

 

アスカ「ちょっとかしなさいよ!・・・本当だ」 

 

シンジ「それはアスカがあの日に使うやつだよ」 

 

アスカ「うるさいっ」バシッ 

 

シンジ「痛っ」 

 

アスカ「変態っ!バカ!あんたが女々しいから女用を買ってきだけよ!本当にデリカシーがないわね!信じらんない!」 

 

シンジ「アスカ・・・」

 

アスカ「もう、あんたなんか知らない。さっさとそれ飲んで寝れば?!」 

 

シンジ「うん。そうするよ。ありがとう、アスカ」 

 

アスカ「ふんっ。じゃあ今度こそ行ってくるから」 

 

シンジ「・・・アスカ」 

 

アスカ「何よ?」 

 

シンジ「食器、水につけておいてくれてありがとう」 

 

アスカ「!」 

 

アスカ「うるさい!知らないわよ!」ガチャンッ 

 

シンジ「・・・」 

 

シンジ「うぅっ・・・気持ち悪い。早く横になったほうがよさそうだな」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

シンジ「・・・」パチッ 

 

シンジ「・・・どのくらい寝てたんだろう。時計、時計・・・」 

 

シンジ「もう十二時になるのか。何か軽く食べないと」 

 

シンジ「・・・?あれ?何かいい匂いがする」

 

スゥー 

 

シンジ「(アスカが台所に?何で?)」 

 

アスカ「うーん。おかゆってこんなに水っぽくていいのかしら。なかなか難しいわね」 

 

シンジ「あ、あの・・・アスカ?」 

 

アスカ「あっ、バカシンジ。もう起きて大丈夫なの?」 

 

シンジ「う、うん。今朝よりはだいぶ良くなったから」 

 

アスカ「そう。それはよかった」 

 

シンジ「・・・アスカ」 

 

アスカ「何?」 

 

シンジ「その、学校はどうしたの?」 

 

 

アスカ「二時間だけ受けて早退してきたわ。病人一人で放っておけないでしょ」 

 

シンジ「アスカ・・・」 

 

アスカ「何よその顔?私じゃ不満なわけ?」 

 

シンジ「ち、違うよ!そうじゃなくて・・・。ただ、アスカが僕の看病をしてくれるなんて・・・」 

 

アスカ「してくれるなんて?」 

 

シンジ「・・・すごく、嬉しいんだ//」 

 

アスカ「!//」 

 

アスカ「もー、本当にバカね//・・・いいわ!今日は存分に甘えなさい!」 

 

シンジ「うん//」 

 

アスカ「さっ、お昼にしましょう」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

シンジ「モグモグ」 

 

アスカ「・・・」ジー 

 

シンジ「な、なに?」 

 

アスカ「それ、水っぽすぎない?」 

 

シンジ「ううん、大丈夫。それに水っぽいほうが消化しやすいから、ありがたいんだ」 

 

アスカ「そうなの?それないいんだけど。・・・そうだ」 

 

シンジ「?」 

 

アスカ「新作のDVD借りてきたから、後で一緒に見ない?」 

 

シンジ「うん」

 

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テレビ『フッ。ここから帰ったらな、娘にドレスを買うって約束したんだ』 

 

テレビ『た、隊長・・・』 

 

 

アスカ「ねえ、バカシンジ」 

 

シンジ「何?」 

 

アスカ「マスク、うっとしいから外しなさいよ」 

 

シンジ「えっ、でも」 

 

アスカ「いいから」ヒョイっ 

 

シンジ「あっ。だめだよ、アスカ。風邪うつっちゃうよ」 

 

アスカ「別にいいわよ風邪くらい。・・・けど」 

 

シンジ「けど?」

 

アスカ「もし私が風邪ひいたら、学校休んででも私のこと看病してよね//」 

 

シンジ「アスカ・・・//」 

 

アスカ「・・・ちゃんと、そばで//」 

 

シンジ「・・・うん//」

 

アスカ「わかったなら早く小指だして!指切りゲンマン!」 

 

シンジ「う、うん」 

 

アスカ・シンジ「指切りゲルマン。嘘ついたら針千本のーます。指切った!」 

 

アスカ「シンジ・・・約束よ?」 

 

シンジ「うん。約束」 

 

アスカ「・・・//」 

 

シンジ「・・・//」

 

アスカ「ねえ。なんかあんたの指熱くない?」 

 

シンジ「えっ、そう?」 

 

アスカ「うん。もしかして熱上がったんじゃないの?」 

 

シンジ「そうかな」 

 

アスカ「もう一回熱計ってみたほうがいいんじゃない?さっきは37.4℃だったんでしょ」 

 

シンジ「うん。計ってみる」 

 

アスカ「あっ、その前に・・・私の体温計使ってみてもいい?」 

 

シンジ「いいけど、普通の体温計と何か違うの?」

 

アスカ「・・・」ピタッ 

 

シンジ「あっ・・・(アスカのおでこが//)」 

 

アスカ「・・・//」 

 

シンジ「・・・//」 

 

アスカ「・・・さっ、熱計りましょう//」 

 

シンジ「う、うん//」

 

ピピッピピッ 

 

アスカ「どれどれ・・・!あんた、38.4℃もあるじゃない!」 

 

シンジ「(今朝より上がってる・・・)」 

 

アスカ「これ、ちょっとやばいんじゃないの?」 

 

シンジ「かもしれない・・・」 

 

アスカ「・・・ねえ、まさかさっきの37.4℃ってウソだったの?」 

 

シンジ「・・・うん。本当のこと言ったらアスカが心配すると思って」 

 

アスカ「んもー!シンジの為ならいくらだって心配するわよ!」 

 

アスカ「もう絶対しょうもないウソつかないでよね!」 

 

シンジ「・・・うん。わかったよ。もう二度と、アスカだけには嘘はつかない!」 

 

アスカ「・・・これも、約束よ?」 

 

シンジ「うん。約束」

 

アスカ「あっ、でも私はウソついちゃうかも」 

 

シンジ「えっ、なんで?」 

 

アスカ「実際の体温よりも高めで教えるかも」 

 

シンジ「何で、そんなことするの?」 

 

アスカ「だって熱あったほうが、いっぱい心配してくれるでしょ?//」 

 

シンジ「・・・」 

 

アスカ「・・・//」 

 

シンジ「・・・なんだよそれ」ボソッ 

 

アスカ「えっ?なに?」 

 

シンジ「さっきからいちいち可愛すぎるんだよ!アスカー!」ガバッ 

 

アスカ「えっ、ちょっと待って!待ってってば!あんっ、バカー!」ジタバタッ 

 

シンジ「ウォオオー!!」 

 

アスカ「ばかしんじぃぃいいい//」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

ガチャンッ 

 

ミサト「たっだいまー」 

 

ミサト「って、どうしたのこれ!」 

 

アスカ「あっ、ミサト。おかえり」ゼェハァゼェハァ 

 

ミサト「アスカッ!なんでシンちゃんが倒れてるの?!」 

 

アスカ「朝から熱あったんだけど・・・また一気にあがっちゃったみたいで」ゼェハァゼェハァ 

 

ミサト「なんでアスカはそんな疲れてるのよ」 

 

アスカ「ちょっとね」 

 

ミサト「シンちゃん大丈夫?!シンちゃん!」ユサユサ 

 

シンジ「・・・グフッ」 

 

ミサト「シンちゃーん!」 

 

アスカ「(ふー・・・シンジったら、体調悪いくせに張り切っちゃって)」 

 

アスカ「(まあこれだけ粘膜同士で触れ合ってれば、確実に菌はうつったわよね)」 

 

アスカ「(楽しみだなー。献身的なシンジのか・ん・ご)」 

 

アスカ「ふふっ」 

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

シンジ「38.2℃か・・・学校は厳しいかな

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