真涼「鋭太くんは受けだと認識してます」愛衣「タッくんは攻めでしょう!?」【俺修羅ss/アニメss】
真涼「ふと思い出したのですが、私は小さい頃に鋭太くんに会った事があります」
鋭太「何!?」
愛衣「何ですって!?」
真涼「私は七歳から外国に行ったのですが、それまでは日本にいたので」
鋭太「…嘘だろ?」
真涼「いえ、保育園で確かに会っています。とても仲が良かったです」
愛衣「季堂くんと私は『幼稚園』なんだけど?」
真涼「失礼。噛みました」
鋭太「おい!どう噛んだら『保育園』になるんだよ!?」
愛衣「はぁ~…いいわ。で?季堂くんは何組だったのかしら?」
真涼「組?」
鋭太「クラスだよ。クラス!ほら、幼稚園は○○組…って知らないのか?」
真涼「ああ。それですね。確か、ほもだち組だったかしら?」
鋭太「お前!そんなに俺をホモ扱いしたいのか!?」
真涼「そ、そんな事はないですよ?」
鋭太「というか何だよ!そのホモだち組って!何をやるんだよ!」
真涼「それは熱心に日本の将来を考えて、女先生の趣味でカップリングを作る…いえホモを育てる…」
鋭太「将来考えてないよな?それ完全に趣味だよな!?」
真涼「ちなみに鋭太くんを初めて見た時は、鋭太くんが攻めで遊井くんが受けだと思ってました」
鋭太「おい!どういうことだ!!!」
真涼「今は遊井くんが攻めで鋭太くんが受けだと、ちゃんと認識してますよ?」
鋭太「認識してねーよ!!!!」
愛衣「そうよ!夏川さん!何を言ってるの!?」
鋭太「さすがあーちゃん!もっと言ってくれ!」
愛衣「タッくんは攻めでしょう!?」
鋭太「あーちゃん!?」
真涼「ははあ。何もわかっていませんね」
真涼「…まぁ、私も本当の所はよくわからないのですが、誘い受けというんですか?」
真涼「そういうあれですよ。あれ」
真涼「ちなみに、誓って言いますが、あまり詳しくないのでわかりませんが」
愛衣「ううん。タッくんはタッくんはヘタレかもしれないけど」
愛衣「最後の最後は愛衣ちゃんをしっかり、リードしてくれるって信じてるもん!」
鋭太「あれ?論点微妙にずれてる…って何を言ってるんだ?あーちゃん!」
真涼「でも、ヘタレ童貞くんの攻めを待ってると大変ですよ?」
愛衣「ふふん。愛衣ちゃん待てる女だし?全然余裕だもん!」
鋭太「おい!何の話をしてるんだ!?」
真涼「わ、私だって待てる女ですし」
愛衣「どうせ、手握ったりしてるのだって、夏川さんから無理矢理に繋いでるんでしょう!?」
真涼「ぐ、ぐぅ…」
愛衣「図星みたいね?ちなみに私は花火大会の時に、タッくんから手を繋いで貰ったわ。タッくんからね!」
真涼「わ、私だって夏合宿の時に、鋭太くんから唇を奪われたわ!鋭太くんから!」
愛衣「あ、あぅ…」
真涼「ふんっ。それに私は---」
愛衣「それなら、愛衣ちゃんだって---」
鋭太(ああ!もう!何でこいつらはこうなるんだよ!)
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愛衣「タッくんは子供何人欲しい?」
愛衣「ねえねえ、タッくんは将来の事を考えたりしてる?」
鋭太「おう。俺はやりたい事があるからな。その為にしっかり勉強してるんだ」
愛衣「さすが私のタッくんね!」
鋭太「いや、お前のじゃねーけどな」
愛衣「ところでタッくんは子供何人くらい欲しい?」
鋭太「ん?そうだな…二人は欲しいかな」
愛衣「男の子?女の子?」
鋭太「う~ん。男の子一人、女の子一人がいいかな」
愛衣「だったら、双子とかいいと思わない?」
鋭太「おっ!そうだな。双子もいいかもな」
愛衣「でも、双子になると同時に二人育てるから…お金がかかりそうよね」
鋭太「俺は将来医者になるつもりだから、その面は大丈夫かもな」
愛衣「そうなんだ!じゃあ、安心して双子を産めるねっ♪」
鋭太「そうだな」
鋭太「って、おい!なんで俺とあーちゃんの子供の話になってるんだよっ!!」
愛衣「えへへ~。家族4人で幸せな家庭を作ろうね♪」
鋭太「あーちゃん!俺の話を聞いてくれ!」
愛衣「えへへへ♪」スリスリ
鋭太(まぁ、可愛いから…いいか。いや、よくないけど!)
終
元スレ
真涼「幼なじみの夏川真涼です」鋭太「おい」
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