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海老名「ああ、そんなに奥まで咥えて美味しそうに頬張って……///」【俺ガイルss/アニメss】

 

海老名「おかしいな……どこに行ったんだろう……」

 

由比ヶ浜「どうしたの、何か無くした?」

 

海老名「うん、『水着エプロン男子高校生喰い』ってDVDが見つからなくて」

 

由比ヶ浜「すごいタイトルだね……」

 

三浦「あんたはまたそんなものを学校に持って来て……」

 

 

比企谷(くそっ、人遣いの荒い先生だ。奉仕部は雑用係じゃねえぞ)

 

比企谷(山のようなプリントを運ばせるから前がよく見えん……おいおい、何か踏んだぞ)グシャッ

 

比企谷(くっ、見えん……一旦プリントを置くか)

 

比企谷(DVD……げっ、割れてる。水着エプロン……なんちゅうタイトルだ)

 

海老名(かかった……)

 

海老名「ヒキタニ君、ちょっとそのDVDを見せて」

 

比企谷「お、おう……」

 

海老名「あーやっぱり私のだ……割れちゃってる……」

 

比企谷「その……すまん」

 

海老名「いいよ、学校に持って来てそんなところに落とした私が悪いんだから……」

 

海老名「全然気にしてないから本当に……」

 

比企谷「悪い……」

 

三浦「海老名大丈夫?」

 

海老名「へーきへーき……」(今のところ順調に進んでるみたいだから)

 

相模「海老名さんかわいそー」

 

ゆっこ「またあいつが何かやったの?」

 

遥「サイテー」

 

海老名(よーし、外野も乗っかかってきた)

 

由比ヶ浜「えーと、ヒッキーもわざとやったんじゃないと思うよ」

 

海老名「分かってる……あんなところに落ちてたら仕方ないよね」

 

相模「でも普通気付くよね」

 

ゆっこ「いつも伏目がちなんだから足元くらいちゃんと見てればいいのにね」

 

比企谷(関係ない連中が好き放題言いやがって)

 

雪ノ下「これは何の騒ぎかしら?」

 

由比ヶ浜「ゆきのん、どうしてここに?」

 

雪ノ下「私は由比ヶ浜さんに用があって来たのだけど、どうやら比企谷が何かやらか

したようね」

 

由比ヶ浜「うん、ヒッキーがうっかり姫菜のDVDを踏んで壊しちゃって……」

 

雪ノ下「そう。学校に関係ないものを持って来て落としてそうなっても仕方ないわ

ね」

 

海老名「……」

 

雪ノ下「でも、足元に気付かず、割るほど強く踏んだ比企谷君にも問題はあるわね」

 

比企谷「……」

 

雪ノ下「なら、お詫びに奉仕部らしく比企谷君が海老名さんのお願いを聞くというの

はどうかしら」

 

比企谷(不自然に落ちているDVDを踏み壊した時から疑念はあった。それが海老名さんのものだったことで疑念は膨らんだ)

 

比企谷(不自然な雪ノ下の登場によって疑念はますます膨らんだ)

 

比企谷(そして今、疑念は確信に変わった)

 

比企谷(俺は雪ノ下と海老名さんにはめられた。俺に海老名さんのお願いとやらを聞かせるためだ)

 

比企谷(しかし、この二人の思惑に気付いたところでだ、今の俺に対抗する術はない)

 

比企谷(四面楚歌。教室中から俺を非難する声が聞こえてくる以上、ここでこれは陰謀だと叫んだところで無駄だろう)

 

比企谷(ここは素直に従うしかない……)

 

比企谷「海老名さん、何か俺にやって欲しいことはあるか?」

 

海老名「えーと、じゃあ……」

 

 

海老名「濃厚なはや×はちを今ここで!!」

 

比企谷「はあ!?」

 

葉山「!?」

 

由比ヶ浜「」

 

三浦「またあんたはアホなことを」

 

雪ノ下「……」

 

 

比企谷「分かった。一回落ち着こう。落ち着いて冷静に考えてみようか」

 

海老名「私は至って冷静よ!!」

 

雪ノ下「いいえ、海老名さん。いくら何でもそれは無茶苦茶よ」

 

由比ヶ浜「そ、そうだよ。ヒッキーがは、はや、ち、ち……」

 

相模「ひ、ひきが、は、はや……」

 

海老名「しょうがないわね……ヒキタニ君が隼人君の指をしゃぶるのなら」

 

雪ノ下「そのくらいなら出来るわね、比企谷君」

 

比企谷(やられた)

 

比企谷(これは最初にわざと無理な要求をぶつけて、本命を通りやすくする作戦だ)

 

比企谷(しかもその作戦は俺の意思を動かすためのものじゃない……)

 

相模「ま、まあ指くらいなら……」

 

由比ヶ浜「そ、そのくらいならやってあげなよヒッキー」

 

三浦「それで満足するならいいんじゃないの」

 

比企谷(俺を包囲する連中を動かして俺をさらに追い詰めるためのものだ)

 

比企谷(だが、俺にもまだ逃げ道はある)

 

比企谷「分かった。それでお詫びになるならやってやろうじゃないか。だが、肝心の

葉山はどこへ行った?」

 

海老名「え?」

 

三浦「あれ?隼人どこに行ったん?」

 

由比ヶ浜「さっきまでいたのに」

 

海老名「えー」

 

比企谷(俺は見逃さなかった。揉めている間に葉山がこっそり教室を出ていくのを)

 

比企谷(普段存在感を放ちまくっているあいつが、おそらく人生で最も存在感を消した瞬間であろう)

 

比企谷(GJだ葉山。ともかくこれでこの場はしのげた……)

 

戸塚「ねえ、何かあったの?」

 

由比ヶ浜「あ、さいちゃん。実はヒッキーが……」

 

雪ノ下「……」

 

海老名「隼人君がいないのなら戸塚君に代わりをやってもらおうかしら」

 

比企谷「な!?」

 

戸塚「え?」

 

海老名「さい×はち、いや戸塚君相手ならはち×さいもありか……」ブツブツ

 

比企谷「い、いやちょっと待て……」

 

海老名「さっき何でもするって言ったよね?」

 

比企谷「いや、そこまで言ってない」

 

戸塚「何だかよく分からないけど、それで八幡が許してもらえるなら……」

 

比企谷「戸塚!?」

 

海老名「じゃあやってもらおうかしら」

 

比企谷(どうしてこうなった)

 

比企谷「戸塚、巻きこんですまん」

 

戸塚「いいよ、八幡のためなら」

 

比企谷(くっ、可愛すぎるだろこいつ。なんか役得な気がしてきたぞ)

 

海老名「言わなくてもこんな空気に出来るなんて、いいよー戸塚君逸材だよー!」ハァハァ

 

海老名「それじゃ、最初は袋を舐めるように指の付け根あたりから舐めてみようか」

 

比企谷(こ、こんな感じか……)ペロッ

 

戸塚「あっ……!!」ビクンッ

 

比企谷「わ、悪い戸塚大丈夫か!!」

 

戸塚「大丈夫、ちょっと驚いただけだから。続けていいよ、八幡」

 

比企谷(指を舐めてるだけなのに……)ペロペロ

 

戸塚「くっ……んっ!!」

 

比企谷(いかがわしいことをしてる気分だ)ペロペロ

 

海老名「いいよいいよー!!もっと唾を含ませて、時には吸い込むように!!」ハァハァ

 

比企谷「ピチャピチャ……チュパチュパ……ジュルルッ……」

 

戸塚「んくっ!!ふあっ……!!」ビクビク

 

海老名「次は竿を舐めるように指を舐めて!!」ハァハァ

 

比企谷「レロレロ……ピチャチャ……チュパチュパ……」

 

比企谷(俺は何をやってるんだろう)ペロペロ

 

戸塚「んっ!!は、はちまぁん……」ビクビク

 

比企谷(くっ、何だこの気分は)チュパチュパ

 

海老名「ハァハァ」ポタッ

 

海老名「おっと、鼻血が落ち始めた。しかし、ここで倒れるわけにはいかない……」ハァハァ

 

海老名「この情事を見届けるために!!」ハァハァ

 

三浦「またあんたは……」

 

雪ノ下「……」

 

海老名「指先を舐めて、咥えて、時には奥まで!!」ハァハァ

 

比企谷「ピチャピチャ……レロレロ……チュパチュパ……ジュルル……」

 

戸塚「ふあっ……!あっ……!!んっ……!!」ビクビク

 

由比ヶ浜(ふええ……見てたら何か変な気分になってきたよ……)ドキドキ

 

相模(指を舐めてるだけなのに何でこんな……)ドキドキ

 

三浦(海老名がいつも通り暴走しただけなのに……)ドキドキ

 

ゆっこ&遥(……)ドキドキ

 

雪ノ下「……」

 

海老名「ハァハァハァハァハァ」

 

比企谷「んぐっ……チュプチュプ……むぐっ……グチュグチュ……ジュポジュポ……」

 

戸塚「やっ、八幡……そんなにっ……!!」ビクンッ

 

海老名「ああ、そんなに奥まで咥えて美味しそうに頬張って……」ハァハァ

 

比企谷(無心無心……)ジュポジュポ

 

戸塚「はちまぁん……」ビクビク

 

比企谷(戸塚可愛い……無心無心……)ジュブジュブ

 

戸塚「ふあぁっ……!!」ビクンッ

 

比企谷(戸塚がエロい顔してる……無心無心……)ジュルルッ

 

海老名「ハァハァハァハァ」ボタボタ

 

雪ノ下「!!海老名さん、鼻血が大量に……」

 

比企谷「ジュポジュポ……ぐっ……ジュルルッ……」

 

戸塚「ああっ!!」ビクンッ

 

ドスンッ

 

比企谷「!?」

 

戸塚「ふぇっ……?」

 

雪ノ下「海老名さん、しっかり、海老名さん!」

 

海老名「ぐへへ……」

 

雪ノ下「気絶しているわ」

 

比企谷「依頼主が倒れたんだからもう終了でいいよな?」

 

雪ノ下「そうする外ないわね」

 

比企谷「その……何だ……巻きこんで悪かったな」

 

戸塚「いいよ。八幡の役に立てたのなら」

 

比企谷「戸塚……」(戸塚マジ天使)

 

由比ヶ浜「……」

 

三浦「……」

 

相模「……」

 

相模「絶対にかけ×はやだって」

 

ゆっこ「えー、絶対にはや×かけだって」

 

比企谷(あの一件以来、クラスの女子の間に腐った趣味が広がったようだ)

 

由比ヶ浜「♪」

 

比企谷(珍しく由比ヶ浜が本を読んでいると思って、ちらっと見てみたら、『陥落菊門王国』という衝撃的なタイトルが見えた)

 

比企谷(この腐った空気の原因の一端が俺にあると思うといささか責任を感じないでもない)

 

比企谷(腐界に落ちた彼女達がやがて綺麗になることを陰ながら願いたい)

 

 

―奉仕部部室―

雪ノ下「あら、ホモがや君」

 

比企谷「誰がホモだ」

 

雪ノ下「じゃあ、ひきゲイや君がいいかしら」

 

比企谷「俺はゲイじゃない、これだけははっきりと真実を伝えたかった。ってどこの野球選手だよ」

 

雪ノ下「そうかしら。戸塚君の指を舐めている時は、随分嬉しそうに見えたのだけど、私の見間違いかしら」

 

比企谷「あれは戸塚相手だからだ。仮に葉山に同じことをやれと言われても死んでもお断りだ」

 

雪ノ下「やっぱりゲイじゃない」

 

比企谷「だから違うと言っているだろ」

 

雪ノ下「そういうことにしておくわ」

 

比企谷「この前の件にお前はどこまで関わっていたんだ」

 

雪ノ下「あら、何のことかしら」

 

比企谷「今更とぼけても無駄だからな」

 

雪ノ下「海老名さんから依頼が来たのよ。比企谷君とクラスの男子の絡みが見たい

と」

 

比企谷「そんなもん引き受けるなよ……」

 

雪ノ下「もちろん、あなたが素直に協力してくれるとは思わなかったから、細工をし

たDVDを用意して罠にはめさせてもらったわ」

 

比企谷「お前にしては随分と強引で頭の悪い作戦だな」

 

雪ノ下「全体の計画を立てたのは海老名さんよ。私は主に細工担当」

 

雪ノ下「それに、これだけ無茶苦茶な依頼内容だと、周りを巻きこんだ力技の方が下

手に緻密な作戦よりも通りやすいと思ったのよ」

 

比企谷「まんまとお前らの思い通りになったな」

 

雪ノ下「内心、少し驚いているわ」

 

比企谷「戸塚があのタイミングで来たのもお前の仕業か?」

 

雪ノ下「ええ。海老名さんが強く希望する葉山君相手は難しそうだと思ったから、あのタイミングで戸塚君が来るように細工をさせてもらったわ」

 

雪ノ下「戸塚君ならあなたも無下にはできないでしょ、ホモがや君」

 

比企谷「ぐっ……」

 

雪ノ下「それから、平塚先生のプリントをあなたに運ばせるように仕向けたのも私」

 

比企谷「そこからお前の仕業かよ……」

 

 

比企谷(ん?雪ノ下が読んでいる本のタイトル)

 

『戦国武将と男色』

 

 

比企谷「雪ノ下……お前の読んでいる本……」

 

雪ノ下「これはあくまで学術的な興味から読んでいるだけよ」

 

雪ノ下「もっとも、今回のことでホモセクシュアリティーへ悪からぬ感情を抱いたの

は確かなのだけれど」

 

比企谷「……」

 

 

比企谷(やはり俺の周りの女子は腐っている)

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

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