三玖「いっぱい出たね、フータロー」 風太郎「はぁ、はぁ、はぁ……」 【五等分の花嫁ss/アニメss】
三玖「え?聞こえなかった。もう一回言って」
三玖「……」
風太郎「今までは、家庭教師の仕事もあったし、何より四葉が秘密にしてほしいって言ってたから黙っていたんだが」
風太郎「卒業も近いし、いつまでも、って訳にはいかないだろ」
風太郎「お前に黙っていた事に関しては全面的に俺が悪いと思っている」
風太郎「すまん」
三玖「……は?」
風太郎(その報告をするために三玖を喫茶店に呼び出し、開幕初手謝罪をかましたのだが)
風太郎(深々と頭を下げ、テーブルを見つめながら俺は三玖の反応を待った)
風太郎(喫茶店の中でこの席の気温だけがみるみる下がっているのを肌で感じる)
風太郎(こんなことになるなら最初から報告しとけばよかった…なんで先延ばしにしてしまったんだよ、当時の俺の馬鹿!)
三玖「頭上げていいよ、フータロー」
風太郎「お、おう」
三玖「ほら、店員さんも困っている。頼んだココア、置けないよ」
店員「す、すみません、ご注文のココアになります。ご、ごゆっくり……」
風太郎「ありがとうございます……」
三玖「で?」
風太郎「……」
三玖「いつから?」
風太郎「学校祭の後から…です」
三玖「ふーん……最終日の夜、個別に四葉とは会ったの?」
風太郎「そうだ」
三玖「私達五人の前では、まだ誰か選べない、もう少し考えさせてくれって」
三玖「言ったよね?」
風太郎「うっ……あれは、よ、四葉の希望で……と、というか、あの日だな、俺も四葉に告白して」
風太郎「四葉に返事保留されたから、あの場ではみんなに保留ってことにしてほしいって言われてだな」
風太郎「現在に至ると、という訳だ……」
三玖「意味わからない」
風太郎「すまん」
三玖「で、四葉とはいつから付き合ってたの?」
風太郎「学校祭終わった後片付けの、次の日……学級長同士で最後の後始末して、ささやかな打ち上げに行ったあとで……公園で、ブランコ一緒に漕ぎながら、夕日に染まる街を一緒に見て」
三玖「いや、そういうこと聞きたい訳じゃない」
風太郎「すまん」
三玖「学校祭終わってから卒業間近の今日まで随分と時間あったけど、なんで黙ってたの?」
風太郎「あ、いや、その……まだ、みんなの進路も決まってなかったし……動揺させちゃ悪いな、と思って」
風太郎「お前は料理学校入学決まったし、二乃も五月も大学受かっただろ?だから、もういいかなと」
三玖「学校祭の後も何回も私とデートしたよね」
風太郎「うっ……」
三玖「そのこと四葉は知ってた?」
風太郎「あっ、はい……一応、報告は……していた」
三玖「四葉を今すぐここに呼んで。三人で話し合う必要がある」
風太郎「ひっ」
風太郎「あ、もしもし四葉?今暇?うん、うんランニング中だった?ならさ、できるだけ早く切り上げてこれから会えない?」
風太郎「ああ、そうそう、バイトね、これからバイトだよね。なんとか休めないかな」
風太郎「代わりの人用意できないから難しい?ああ、まあそうだよな、直前だもんな」
風太郎「なんとかならないかな。四葉来ないと、ちょっとやばいんだよね。うん」
風太郎「命の危機?そういう訳じゃないが、まあ状況はあながち間違えてはいないかな……なんとかならね?」
風太郎「清掃のバイトだろ。五月あたりに代役でも……ああ、高層ビルの窓拭きのバイトね、ちょっと特殊技能いるよな」
風太郎「終わったらすぐ来る?ああ、サンキュー、店の場所ラインで送っておくから。6時には上がって来れる?」
風太郎「もうちょっと早くならないかな?うん、うん、まあ気を付けろよ。わかった、それじゃ」
風太郎「バイトで遅くなるってさ……日改めるか?」
三玖「ううん、待つよ」
風太郎「そうか……でも、夕方6時までかかるらしいぞ。今、昼の1時だから、あと5時間以上……」
三玖「待つのは慣れてる」
風太郎「そうか」
三玖「で、フータローはどっちとるの?」
風太郎「……ま、まあ……一応、四葉とは付き合ってるし……卒業後、一緒に住むことに……なりそうだから……」
三玖「じゃあ私はどうなるの?」
風太郎「……」
三玖「エッチまでしたんだから責任とってよね」
風太郎「いや、待て待て。あれは、お前が……!我慢できないとか言って、無理やり、だろ?」
三玖「無理やりじゃない。最終的にホテルまで付いてきたのはフータロー」
三玖「私、初めてだったのに」
三玖「キスも、エッチも、初めては全部フータロー……」
三玖「女の子の一番大事なの捧げたのに、それはないんじゃない?」
風太郎(確かに流された俺に責任はあるが……三玖みたいなかわいい子にグイグイ来られたら……男ならつい、ってなっちゃうだろ!?)
風太郎「その点に関しては……申し開きもございません……だが、俺は四葉のことが好きだから……!」
風太郎「すまんっ!」
三玖「私のことは嫌い?」
風太郎「嫌い……じゃない」
三玖「あの日、ベッドの中で、好きって言った言葉は嘘だったの?」
風太郎「嘘じゃ……ない」
三玖「なら別に私達が別れる理由にはならないよね」
風太郎(あれ?そもそも、俺こいつと付き合ってないぞ……)
三玖「それより四葉とは、シたの?」
風太郎「何を」
三玖「この前、ホテルで私と一緒にやったようなこと」
風太郎「そりゃ、まぁ……一応、付き合ってるから……人並みには」
三玖「どっちが良かった?」
風太郎「比べるようなもんじゃないだろ……(正直、三玖のほうが柔らかくて……時々しか三玖とはしないから、マンネリでもないし)」
風太郎(エロいのは三玖、だよなぁ……積極的に色々してくれるし、尽くしてくれる感じが)
風太郎(四葉とはなんか、友達同士じゃれ合ってる感じだ。最近は慣れてしまって、四葉のやつ、デートの時もお子様パンツ履いてくるし)
三玖「ふふふっ。フータロー、答えは出ているみたい。私の体、すごいいやらしい目で見ている」
風太郎(そういいながら、三玖は俺の手を握ってきた)
風太郎(慌てて手を引こうとしたが、がっつり抑えられて逃げることは許されなかった)
三玖「四葉が来るまで話し合いの場所替えよっか。ゆっくり二人きりで話せるところの方がいいよね、フータロー」
三玖「んちゅっ……ちゅっちゅぷっちゅっちゅっ……ぷはっ、どう?」
風太郎(こいつの唇、いつもやわっこいんだよな)
三玖「あっ、ちゅっ、ちゅっ……フータロー、強引……ここも硬くなってるね」スリスリ
風太郎「あ、あぁ……」
三玖「ほら、楽にしてあげるから、ベッドに横になって」カチャカチャ
風太郎(そう言いながら三玖は俺を押し倒し、俺のズボンのベルトを外した…)
三玖「うわっ……もう、ギンギンだね、フータローのおちんちん……」フーッ
風太郎「ひゃうっ」
風太郎(いきなり亀頭の裏の敏感なところに息を吹きかけられて変な声を出してしまった…)
三玖「んっ、ちゅっ、ちゅぷっれろれろっ、んっ、んんっ、ちゅぱちゅぱっ」
風太郎「はぁ、はぁっ、三玖、そこ、激しっ…」
三玖「れろれろっ、ちゅぷちゅぷっ、んっ、フータローの出したいときに出していいよ、んっ、ちゅぱちゅぱ」
風太郎「はぁーっ、はぁーっ……(こいつのフェラチオまじで上手い……すごい愛おしそうに咥えられて……あの三玖に……すごい幸せな気分にさせられるっ)」
三玖「んーっ、まだかな……ここ、弱い?ちゅぷちゅぷっ、じゅぷぷっ……」
風太郎「うっ、やめろっ、そこは敏感だからっ……(舌で鈴口をほじくるようにっ…!)」
三玖「フータローのタマタマ、すごい熱くなってるっ……すごい辛そうだから楽になって……」
風太郎「ううっ」ビクン
風太郎(玉舐めながらっ……手で竿を扱くなんてっ……やべぇ、四葉はこんなことしてくれないっ…!)
風太郎(四葉は意外とエッチは受け身だから、俺が色々やらないといけないんだよな……でも三玖はすごい積極的で……)
風太郎(まあお互い、普段とのギャップがあっていいんだが……三玖のはやべぇ…!)
風太郎「ちょ、三玖、優しくしてくれっ……」
三玖「……二股かけるようなフータローには優しくできない」シコシコ
風太郎「うっ、で、出るっ……!」ビュッビュッ
風太郎「はぁ、はぁ、はぁ……」
三玖「いっぱい出たね、フータロー」
風太郎「おい、少し顔にかかってるぞ……」
三玖「うん…」レロッ
風太郎(顔にかかった精液を、三玖はクリームを舐めるみたいに指で掬って舐め取った)
風太郎(その仕草一つとっても、彼女は男心を刺激する)
風太郎(気がつけば、俺の息子はまた元気になっていた……)
三玖「わおっ……まだ元気だね、フータロー。四葉のバイトが終わるまでまだ時間あるから……シよっか」
三玖「何回できるかな?」シュルシュル
風太郎「……ゴクッ」
風太郎(三玖は裸になり、俺の上に跨って、息子を股にあてがった)
風太郎「おい、コンドーム」
三玖「今日は生でしたい」
風太郎「は?」
三玖「高校卒業したら、産めるから」
風太郎「いや、待て待て、今日の話の流れでなぜ」
三玖「あ ごめん」ズポッ
三玖「返事はあとで聞くね」
風太郎「うっ んっ、ん~~~~!」バタバタ
風太郎(初めて避妊具越しではなく、粘膜と粘膜で接触する三玖の中は)
風太郎(挿れただけですべて吸い上げられてしまうと錯覚してしまうほど気持ちが良くて)
三玖「動くね、フータロー……」ズチュッズチュッ
風太郎(こころなしか、三玖もいつもより濡れていた)
三玖「あっ、はぁっ、はぁっ、あんっ」ヌチュッヌチュッ……
風太郎「ハァ ハァ……」
三玖「はぁ、ああんっ、あっ、あっ、あっ」
風太郎「三玖……もうやばいっ……体をのいてくれ」
三玖「四葉より私のほうがいいって言ってくれたらっ……考えるっ」
風太郎「うっ、そ、それは……」
三玖「もう遠慮しないっ……四葉にも、他の姉妹にもっ……フータローのこと、最初に好きになったのは私だもん」ヌチュヌチュ
風太郎「ハァ、ハァ……」
三玖「フータローも我慢しないでっ……いいよっ、中で出してっ…!」
風太郎「うぅっ……もう限界だっ、出るぞっ、三玖…!」
三玖「来てっ…!フータロー!」
……
風太郎「ハァ ハァ ハァ ハァ……」
三玖「いっぱい出したね」
風太郎「あ、あぁ…」
三玖「今日はびっくりした。いきなりフータローにあんなこと言われて」
風太郎「……」
三玖「考え直してくれた?」
風太郎「……」
三玖「怒ってる?こんな無理やりして」
風太郎(四葉と心に決めたのに……あっさりその決心が揺らぐ自分の弱さに嫌気がするぜ……)
三玖「そろそろ、四葉のバイトも終わるね。シャワー浴びて待ち合わせの喫茶店、戻ろう」
四葉「すみませんっ、おまたせしました風太郎君!話って何ですか…って、あ……三玖?」
風太郎「お、おう。バイトおつかれ」
三玖「おつかれさま、四葉。バイト大変だね」
四葉「お二人で何してたんですか~?ひょっとしてデート?なんちゃって」シシシ
四葉「上杉さんも隅におけないですね~三玖とデートなんて、このこのっ」
三玖「……」
風太郎「四葉、すまん。俺たち付き合ってること、三玖に伝えた」
四葉「あっ」
三玖「……四葉、私に言うことあるんじゃない?」
四葉「……」
風太郎(やはり、喫茶店の中でこの席だけ空気が冷え込んでいる)
風太郎(四葉は三玖の方を一瞥もせず、時折助けを求めるように俺の目をみてきた)
風太郎「まあ、こ、この件に関しては全面的に俺が悪かったっ……ということで収めてくれませんかね?」
四葉「上…風太郎君は悪くないっ!わ、私が……黙ってるように頼んだのが…いけなかったんだから」
風太郎「四葉の責任じゃない。俺が、情けないのが悪いんだ。四葉と三玖に二股かけるような真似して……すまん、三玖、こ、このとおりだ」
風太郎(俺は深々と頭を三玖に下げた)
三玖「フータローはもう謝ってくれたからいい。四葉から聞きたい」
四葉「あ、あうぅ」
三玖「私達の仲、応援してくれていたよね?」
四葉「そ、それは学校祭までで……」
三玖「応援やめるなんて一言も聞いていないけど?」
四葉「応援は、してなかったよ……お付き合いしてからは」
三玖「筋通ってない。私達の仲、応援しておきながら、付き合うとか、まさに泥棒猫」
四葉「ずっと好きだったから」
風太郎(このとき、四葉は申し訳無さそうにリボンを垂らしていた)
風太郎(四葉がいてくれたからあの時劣等感に苛まされ、孤独と絶望の淵にいた俺は救われた)
風太郎(そんな四葉とお付き合いして、この半年間、俺は幸せだった)
風太郎(しかし、三玖のことも……俺は好きだ)
三玖「で、どうするの?フータロー」
風太郎「うっ」
三玖「私にあんなことしておいて、まさか私を捨てるとかないよね」ギュッ
風太郎(そう言いながら、三玖は体を俺に寄せてきた。机の下で股間に手を寄せながら……)
四葉「ちょ、ちょっと!三玖!ち、近すぎるよ!」
三玖「フータロー、だめ?」
三玖「いいじゃん。さっきまで肌重ねてたんだし」
四葉「デートまではOKだけど、他の子とはエッチなことはしないって約束したよね?」
風太郎「う、うぅ~~、あ、頭が……痛い……」
風太郎(渦巻のようになった四葉の目を見ていると、頭痛がしてきた)
四葉「ひょっとして、三玖、誘惑したの?泥棒猫はそっちじゃん」
三玖「四葉と付き合っているなんて知らなかったもん。だって私達の仲、応援してくれていたから。普通にアプローチしただけだよ」
四葉「でも、風太郎君は三玖と付き合うとかは言っていないよね?」
三玖「言葉じゃなくて、体で聞いたから……」
四葉「私は言葉で聞いたよ。四葉の事が好きで、付き合って欲しいって。ね?」
三玖「体の相性いいのは私だよね?」
風太郎「ハァ ハァ……頭がいたいから、少し待ってくれ……」
四葉「どっち選ぶの?」
三玖「答えて、フータロー!」
風太郎「うわああああ……!!」
風太郎(気がつくと、病院のベッドにいた)
風太郎(腕には点滴がつながっていて、俺の心拍をモニターする電子音が鳴っている)
風太郎(精神的に限界を迎えてしまったので、倒れ込み、救急車で運ばれたというわけだ)
「あ?目醒めた?」
風太郎「うわああっ!!!!」
風太郎(俺は思わず顔を覆った。目の前に、四葉が立っていた、と思った)
一花「驚きすぎだよ。四葉と三玖は別室に控えてもらっているから」
風太郎「ああぁ……一花か……」ホッ
一花「事情は聞いたよ。大変だったね、フータロー君」ヨシヨシ
風太郎「あっ、あぁ……俺は、とんでもないことを……」
一花「で、今は三玖と四葉には反省してもらっているから。私達に許可とらずお付き合いするとか、エッチするとか抜け駆けは駄目だよね」
風太郎「え?」
二乃「聞いたわよ。まさか、あんた、私だけじゃなくて他の姉妹とも関係持ってたなんて」
一花「うん。ひどいよ」
五月「五股とはとんでもないですね、上杉君……軽蔑しますよ」
風太郎「いや、待て。お前らとは関係は持ってない。持ってないだろ?」
一花「え?キスしたじゃん」
二乃「そうよ。私達、ファーストキスだったんだから」
五月「責任。取れますよね?」
風太郎「あ、あ、あぁ~~~」
そこで俺の人生は終わった
これからは五人のために、延々と責任を取らされ続ける人生
俺の人生は五等分されて、彼女たちのために供されたのだった
終
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