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三浦「あーし、あんたに惚れちゃったんだ」【俺ガイルss/アニメss】

 

三浦「えっなんでヒキオが隣なの!?」

 

三浦「あーしまじ隼人の隣にいきたいんだけどー」

 

八幡「俺もお前の隣嫌なんだけど」

 

三浦「はぁ?なんか言った?」

 

八幡「い、いえ何も言ってないでしゅよっ」

 

結衣「優美子、私と変わってあげようか…?」

 

三浦「えーでも結衣に悪いしー、次の席替えまでここで我慢するしー」

 

 

葉山「ヒキタニ君、優美子も悪い奴じゃないからよろしく頼むよ」

 

八幡「はぁ…、つかお前が俺と場所変われば一石二鳥じゃね?」

 

八幡(なんか相模から今すげー睨まれた…)

 

葉山「まぁ、特定の人とだけ話すよりクラス皆と仲良くなっていった方がいいと思うからさ、ヒキタニ君も周りの人と積極的に話て友達作ったらどうだい」

 

八幡「そんな事できたらぼっちなんかやってないんだよ」

 

葉山「それもそうだね…まぁとにかく優美子にも言っとくから仲良くしてやってくれよ」

 

八幡「はぁ、わかったよ……」

 

 

優美子「あー教科書忘れたー、最悪だしーーー」

 

八幡(無視無視……)

 

優美子「おいヒキオ、今の聞こえてたでしょ?もうあんたの教科書でいいから貸してくんない?」

 

八幡「いや、俺も授業受けてんだよ、なんで貸さないといけないんだよ」

 

優美子「あー隼人ならすぐ貸してくれるんだけどねー、まじヒキオ使えないわー」

 

八幡「くっそ、わかったよ…そのかわり俺が当てられたらすぐ教科書返せよ」

 

優美子「わーったから、早く貸せよヒキオ」

 

八幡「お前以外とまじめに授業受けるきあるんだな……」

 

優美子「はぁ?馬鹿にしてんの?こうみえても学年で30位以内に入ってるだけど」

 

八幡「まじかよ……(人は見かけによらないもんだな…)」

 

 

八幡(くっそ三浦の奴俺の教科書下敷きにして寝てやがる……)

 

平塚「では次の問題だが、比企谷答えてみろ」

 

八幡(最悪だ、なんでこんな時にこいつに教科書貸しちゃったんだよ……)

 

平塚「比企谷?早く答えろ」

 

八幡「えーっとあのー………」

 

三浦「マツオバショウ……」

 

八幡「ん?何か声が聞こえたような…」

 

三浦「マツオバショウ…」

 

八幡「え?なんだって?」

 

三浦「だからそこの問題は松尾芭蕉が答えだって教えてあげてんしょー、まじあんた耳わるすぎ」

 

八幡「なんだよ、お前起きてたのかよっ」

 

三浦「当たり前じゃん、目瞑ってても授業くらいちゃんと聞いてるから」

 

平塚「比企谷、昼休みに職員室にくるように」

 

 

八幡(なんで俺が平塚先生から説教食らわないといけないんだよ………)

三浦「あーヒキオ、喉乾いたから下でミルクティー買ってきてくんない?」

 

八幡「俺はお前のパシリじゃないぞ」

 

三浦「あー隼人ならいつもあーしが何も言わなくても買ってきてくれるんだけどなー、まじヒキオだわ」

 

八幡「わかったよ、買ってくりゃいいんだろ……」

 

三浦「3分以内ね」

 

八幡(まじで覚えてろよ………)

 

 

八幡(結局今日1日俺はほぼパシリみたいに扱われたわけだが……これから次の席替えまで毎日これが続くのか……)

 

八幡「今日は奉仕部にも行くきしないし、本屋にでもいって帰るか………」

八幡(ん、あれは三浦か?……一番会いたくない奴とまた出会うはめになるとは……見つからないように迂回するか…)

ブーーーーーーーン

 

八幡「おいあの車赤信号なのに泊まる気配ないぞ……おい三浦!!くっそ、こうなったらっ」

 

三浦「ん?誰かあーしの事呼んだ?……ちょっと車が近づいてくるんだけど!!」

 

ダダダダダダダ ドン

 

三浦「イタタタタッ……お、おいヒキオ!!大丈夫か!ヒキオ!!」

 

ピーポーパーポー

 

 

 

目覚めたら病室のベッドにいた俺はその後医師によって

両腕の全治2ヶ月の複雑骨折と告げられた、1週間で退院したがしばらくは不自由な学校生活を送る事になりそうだ。

小町「お兄ちゃんー、今日から学校だけど大丈夫?家では小町がお世話できるからいいけど、友達のいないお兄ちゃんは学校じゃ大変じゃないかな?」

 

八幡「まぁ昼飯は我慢するし、平塚先生から授業については配慮してくれると言われたから大丈夫だろう……」

 

小町「うーん、心配だなぁ……。一応結衣さんと雪乃さんにはメールしといたから、何かあったらその二人を頼ってね♪」

 

八幡「あぁ、たぶん頼る事はないだろうがな……」

久々の登校だな……もともとぼっちで存在感の薄い俺はどうせ誰からも気づかれんだろうがな……

 

戸塚「八幡!大丈夫その腕、聞いたよ三浦さんを庇って車にはねられたんだってね……」

 

八幡「あぁ戸塚か…いや一応両腕は動かせんがそれ以外の事に関しちゃ特に問題はないから大丈夫だ」

 

戸塚「そう?何か困った事あったらいつでも言ってね八幡!」

 

八幡「ありがとう戸塚、お前の顔を見たら元気がでたよ、怪我も早く治りそうだ」

 

結衣「ヒッキーその腕大丈夫なの!ねぇヒッキー!!!」

 

八幡「近い近い…腕が動かせんから押し返すこともできんわ……」

 

結衣「私にできる事だったらなんでもするから言ってね!!!」

 

八幡「あぁ、ありがとよ」

 

八幡(えーっと俺の席はと………)

 

三浦「ヒキオ、おはよう……その、あの時はありがとう……、一歩間違えたら死んでたかもしれないのに……」

 

八幡「あーその事だったら気にすんな…勝手に体が動いたんだ、お前だから助けたわけじゃない」

 

三浦「ほんとあーしまじで心配したんだから、自分を助けた人に死なれでもしたら……」

 

八幡「俺はゴキブリ並にしぶといんでな、両腕が動かせない以外はピンピンしてるよ……それはそうと…なんで俺の席とお前の席がくっつけてあんの?」

 

三浦「あーしが平塚先生に頼んでしばらくの間あんたの授業のノートとることにしたから、あんたの身の回りの世話はまかせな」

 

八幡「えっ、三浦が俺の世話を?何かの冗談だろ……なぁ葉山?」

 

葉山「優美子もヒキタニ君に助けられた恩をどう返そうかと悩んでたから、ちょうどいいと思うよ。ヒキタニ君は優美子に思う存分甘えていいんじゃないかな」

 

八幡「まじか……」

 

三浦「よろしくヒキオ」

 

 

八幡(三浦から漂う香水の匂いが……いかんいかん冷静になれハチマン)

 

三浦「ヒキオ、あんた数学の成績悪いんでしょ?あーしがわからない所教えてあげるから真面目に授業受けろし」

 

八幡「お、おう。どうでもいいけど三浦意外と綺麗な字書くよな」

 

三浦「あーし無理やり書道教室通わされてた事あるからね」

 

八幡(それでぐれて金髪にしたのか……)

 

三浦「ん?ヒキオなんか変な事考えてなかった?」

 

八幡「っひゃい、なにもかんがえへましぇn」

 

結衣(ヒッキー優美子とイチャつきすぎぃ……)

 

八幡(さて……お昼になったんだが俺は別に飯も食えないからな……とりあえずいつものベストプレイスに移動するか)

 

三浦「ヒキオ、どこに行こうとしてんの?」

 

八幡「いや、いつも飯食ってる場所に行くだけだが……」

 

三浦「あんたその腕でどうやって昼飯食べんの?」

 

八幡「んまぁ、どうにかして………」

 

結衣「ヒッキーの事だから誰にも頼まずに昼飯我慢しようとしてるんでしょ!ちゃんとお昼食べないと午後の授業もたないよ!」

 

八幡「んな事言われても、この腕でどうやって食事すればいいんだよ」

 

三浦「はい、ヒキオ口開けて」

 

八幡「えっ?これはまさか……リア充がよくやる……」

 

三浦「早く口あけろし、あーん」

 

八幡「あーん、パクッ……」

 

三浦「どう?美味しい?」

 

八幡「あぁ、美味い」

 

戸部「ヒキタニ君女子から食べさせてもらうとかまじぱねーわぁ」

 

 

結衣「ヒッキー私のも、はいあーん」

 

八幡「お前もかよっ、あーん、パクッ……」

 

結衣「どう?ヒッキー?」

 

八幡「あぁ普通にうまい」

 

結衣「もっと食べて食べてーあーん」

 

三浦「結衣ーヒキオの世話は私がやる事になってんだけどー」

 

ガラガラッ  テクテク

雪乃「あなた眼だけには留まらず、腕も腐ってしまったのね」

 

八幡「雪ノ下…なにしにきたんだよ…お前いつも昼休みは部室にいるんじゃ……」

 

雪乃「えぇ部員が怪我をしたんだから、そのフォローをするのも奉仕部部長としての仕事の一つでもあるのよ。だからあなたにお弁当を作ってきたのだけれど」

 

三浦「ヒキオにはあーしが食べさせてるから余計な事しないでいいんだけど」

 

雪乃「あら、あなたのお弁当では満足できてないようだけれど」

 

三浦「は?そんな事ないよねヒキオ?」

 

八幡「おっおう…十分美味しかったぞ」

 

 

八幡「んでなんでお前も俺の隣に座ってんだ……雪ノ下」

 

雪乃「あら、私がどこに座ろうと勝手でしょ」

 

八幡「それにさっきから周りの冷たい目線が尋常じゃないんだが……特に男子の……」

童貞大岡(糞ヒキタニ死ねや!!!)

 

雪乃「時間が勿体無いわ、とりあえずお弁当食べましょう。はい、あーん」

 

八幡「俺絶対誰かに刺されるわ……。あーん、パクッ」

 

雪乃「どうかしら?」

 

八幡「う、美味いわ……。やっぱお前料理の腕プロ級だな」

 

雪乃「そういってもらうと作った身としても悪いきはしないわね……チラッ」

 

三浦「イラッ、ヒキオ!!はい口あけて!!あーん」

 

八幡「お、おぃまだ口の中に、パクッ」

 

結衣「あーヒッキー私のも食べてー、あーん」

 

八幡「パクッ」

 

雪三結「タベテタベテーアーン」 八「パクッパクッパクッ、モウヤメテクレー」

 

 

八幡「とっとりあえずトイレ行ってくるわ………」

 

ダダダダダダ

八幡「はぁはぁ、ぼっちには難易度高いぞあの状況……」

 

戸塚「八幡なにしてるの?もしかしてトイレ……?」

 

八幡「あぁトイレに行こうとしてたんだ、またな戸塚」

 

戸塚「でも八幡……その腕でどうやってするの……?」

 

八幡「あっ………、そういやこの腕じゃトイレもまともにできんな……」

 

八幡(家じゃ小町に手伝ってもらったが……いつも顔真っ赤にして恥ずかしがってるのが可愛かったな……)

 

戸塚「その……、僕でよかったら手伝おうか?」

 

八幡「えっ……戸塚が手伝う……?」

 

戸塚「うん、だって八幡が困ってるんだ、見過ごせないよ」

 

八幡「いや……さすがに……」

 

戸塚「遠慮しないでいいよ八幡いこ!」

 

八幡「あっ、……おう……」

 

戸塚「じゃ……ズボン下げるね……」

 

八幡「おっおう……」

 

戸塚「次は……パ……パンツも……」

 

八幡(まじか……戸塚が俺のパンツをさげてるとか……もう死んでもいいよ……)

 

戸塚「八幡…終わったらいってね」

 

八幡「あっぁぁ、すまんな戸塚……」 ジョロロロロ

 

八幡(戸塚が後ろで見てるからか……いつもの数倍気持ちぞ……)

 

戸塚「八幡、もう終わった?パンツあげるよ……?」

 

八幡「あぁ頼む…………」

戸塚「じゃあ、八幡……また困ったらいつでもいってね」

 

八幡「あっぁぁ、本当にすまんなトイレ手伝わせるとか……」

雪ノ下・三浦・結衣  ジー………

 

 

八幡「とりあえずなんとか1日乗り切ったぞ……一応奉仕部に少し顔だしたて帰るか」

 

三浦「ヒキオ、土曜日あんたの家に行くからよろしく」

 

八幡「は?いやそこまで世話しなくていいよ、小町がいるし……」

 

結衣「ヒッキー私も行くから、後ゆきのんも!小町ちゃんにはもう了承得てるよ!」

 

八幡「くっそ小町のやつ……」

 

三浦「じゃあヒキオ明日は覚悟しておくように」

 

ガララッ

 

雪乃「あら比企谷くん、また別の場所でも腐りはじめたのかしら、腐りガヤ君」

 

八幡「普通に名前呼んだ後にわざわざアダ名を言い直さなくていいだろ……」

 

雪乃「由比ヶ浜さんから聞いてると思うのだけれど、明日はあなたの家にお邪魔させてもうらわ」

 

八幡「いや、別に自宅なら小町もいるしなんとかなるからいいよ……」

 

雪乃「小町さんは友達の家に泊まるそうよ」

 

八幡「はぁ?そんなの聞いてないぞ……」

 

 

 

ピンポーン

 

小町「はいはーい!わぁ皆さんおはようございます!今日はお兄ちゃんをヨロシクお願いしますね!」

 

結衣「やっはろー小町ちゃん、ヒッキーの事ならまかせといて!」

 

雪乃「こんにちは小町さん、あの男は出迎えすることもできないのかしら」

 

三浦「ヒキオの事ならまかせな」

 

ガヤガヤ

八幡「まじできたのかよ……休日くらいゆっくりさせてくれ……」

 

 

結衣「ヒッキーはここに座ってていいよ!」

 

八幡「まるでお前がここの家の住人みたいなだな…」

 

三浦「とりあえず昼飯はあーしが作るわ、何か食べたいものあるヒキオ?」

 

雪乃「いえ、私が作るわ、何が食べたいかしら比企谷くん」

 

結衣「じゃああたしも作るよ!!」

 

雪乃「由比ヶ浜さんはそこの男の遊び相手でもしててもらえるかしら」

 

八幡「俺は親戚の家に遊びにきた小学生かよっ、昼飯はそうだなパスタとかでいいんじゃないか」

 

三浦「パスタならいつも作ってるから余裕だわ、待っててヒキオ」

 

雪乃「三浦さん、邪魔だからどいてくれるかしら」

 

三浦「はぁ?あーしが作るって言ってんの、あんたこそ向こういってくんない?」

 

結衣「まぁまぁ、優美子とゆきのん落ち着いて…二人で作ればよくない!?」

 

雪乃「そうね…、少し大人気なかったわ、三浦さんごめんなさい」

 

三浦「いーよ、あーしも少し言い過ぎたし……」

 

八幡「またいっぱい作ったな……軽く7~8人分はあるぞ……」

 

三浦「ちょっと作りすぎちゃったけど、男子ならこれくらい食えるっしょ」

 

雪乃「私はカルボナーラで、三浦さんがナポリタンよ」

 

結衣「2つとも美味しそうだね、ヒッキーどっち先に食べたい?」

 

八幡「んま、とりあえずナポリタンから食べるか……」

 

結衣「はいヒッキー、あーん」

 

八幡「昨日も食べさせてもらったけどやっぱ恥ずかしいな……、あーん、パクッ、うん三浦美味いよこれ」

 

三浦「ほんと?よかった、あーしからもほらヒキオ、あーん」

 

八幡「お、おう、パクッ」

 

雪乃「比企谷くん、次は私の作ったカルボナーラを食べてもらえないかしら、はいあーん」

 

八幡「ウマそうだな……、パクッ、うんめっちゃ美味い」

 

結衣「あーゆきのんと優美子だけずるいなー、あたしも夕ご飯作るの手伝うよ!」

 

八幡「それはやめとけ」 

 

雪乃「由比ヶ浜さんには別の事をしてもらうから食事は気にしなくていいわ」

 

三浦「結衣は食器洗うの手伝って」

 

結衣「3人ともひどいなぁ……絶対見返してやるぅー!」

 

 

八幡(トイレ行きてぇな……今日は小町もいないし……)

 

雪乃「どうかしたの比企谷くん?」

 

八幡「あっいや………」

 

結衣「もしかしてヒッキー、トイレ我慢してたりする?」

 

八幡「……………」

 

三浦「トイレ行きたいならいつでも言って、あーしが脱がしてあげるから」

 

八幡「おい、その言い方なんかやばくないか……」

 

結衣「そうだよ優美子////」

 

雪乃「んで比企谷くん、実際の所どうなの?トイレ我慢してるのかしら?」

 

八幡「あぁ……10分前くらいからずっと行きたいと思ってた所なんだ……」

 

三浦「それなら早くいってくれればいいのに、ほらいくよヒキオ」

 

八幡「おっおいさすがに女の子に手伝わせんのは、いろいろやばいだろ……」

 

三浦「あんたずっと我慢できんの?」

 

八幡「そりゃ無理だけど………」

 

三浦「だったら早くいくよ、ほら」

 

 

八幡「お、おい扉閉めてくれないか?それになんで3人して俺の方ずっと見てるんだよ……やりずらい…」

 

三浦「早くしなヒキオ、どうせすぐ履かせるだから」

 

雪乃「あなたに恥という概念があったなんて驚いたわ、早くすませてくれないかしら」

 

結衣「ヒッキーファイト!!」

 

ジョロロロロロロ

 

三浦・雪乃・結衣「……………」

 

八幡「………………」

 

三浦「ヒキオ終わったならこっち向いて、そのままパンツ履くとオシッコパンツにかかるっしょ」

 

八幡「おいっばか三浦やめろっ」

 

三浦「あっ///////」

 

雪乃「////////」

 

結衣「ヒッキーの………大きい……/////」

 

八幡「もう死んでいいか…俺…」

 

 

結衣「ねぇヒッキーの部屋見せてよ!」

 

八幡「俺の部屋見ても面白くもなんともないぞ」

 

雪乃「あなたの部屋に面白さは求めてないわ、ただ何かよからぬ物がないかチェックする必要があるわね」

 

三浦「男子ならエロ本くらい置いてあるっしょ」

 

八幡「おい、そんなものはない……たぶん。だから部屋に行くなっ、おい聞いてんのか」

結衣「なんか女の子が書かれた本ばっか置いてあるね」

 

雪乃「比企谷くん、本当にあなたロリコンだったのね、小町さんが心配だわ」

 

三浦「つーかヒキオの部屋まじオタクって感じなんだけどー」

 

八幡「お前ら言いたい放題だな……」

 

雪乃「そろそろ夕飯の準備をしようかしら」

 

三浦「じゃああーしも手伝うわ」

 

結衣「じゃああたしはヒッキーのお世話してるね」

 

八幡「世話なんていらんぞ……」

 

結衣「と、トイレとかいきたくなったらヒッキー一人じゃ困るでしょ……」

 

八幡「いや、まぁそうだけどよ……」

 

雪乃「では由比ヶ浜さんそこのヒキコモリ君の事お願いね」

 

三浦「結衣ーヒキオ見張っててね、何かあったらあーしのことすぐ呼んで」

 

八幡「おい、こんな腕で俺が何するっつーんだよ」

 

結衣「ヒッキーはベッドに寝てていいよ!怪我人んなんだし!」

 

八幡「まぁ、そういうならおとなしく寝てるから、夕飯できたら起こしてくれよ」

 

 

 

八幡「…………ぁぁ…寝ちゃってたのか俺……ん!??」

 

結衣「………………」

 

八幡「なんで由比ヶ浜も一緒に俺のベッドに寝てんだ……こんな所あいつらに見つかったら……ぁ」

 

雪乃「何度呼んでも一向にこないと思ってきてみたら、二人で何をしてるのかしら?」

 

三浦「ヒキオまじなにしてんの?結衣もそんな所で寝たふりしてても余裕でわかるんだけど」

 

結衣「えへへ、ばれた?」

 

八幡「おい、お前のせいで誤解されてんじゃねーか」

 

結衣「だってヒッキーが気持ちよさそうに寝てるんだもん、あたしも疲れたから少し横になりたかったの!」

雪乃「まぁいいわ、夕飯の準備できてるから早くリビングにきてくれないかしら」

 

八幡「わかったよ」

 

 

八幡「鍋か……、そういやもう冬だしな……」

 

雪乃「えぇ丁度冷蔵庫に入ってた材料がお鍋の具材だったの」

 

結衣「美味しそうだね、ヒッキー何が食べたい?」

 

三浦「結衣はさっきヒキオと一緒に寝たんだからしばらく離れてな」

 

結衣「えー」

 

三浦「ほらヒキオ、何が食べたいかいってみ」

 

八幡「んじゃ…白菜かな」

 

三浦「白菜ね、ほらヒキオ、口開けて、あーん」

 

八幡「あーん、熱っ、もう少し冷やさないといきなりは無理だ、俺猫舌なんだよ……」

 

三浦「仕方ないなー、フーフー、ほら冷ましてやったから食べな」

 

八幡「お、おう……パクッ、あぁなんか味はよくわからんが温まるな……」

 

三浦「ほら、どんどん食べたいものあったらいってね、あーしがとってあげるから」

 

結衣「優美子だけずるいよー」

 

 

三浦「それじゃヒキオ、風呂はいるよ」

 

八幡「は?今日はいいよ、1日くらい入らなくても余裕だろ、ってかお前らそろそろ帰った方がいいんじゃ」

 

三浦「はぁ?あんた聞いてなかったの、あーし今日ここに泊まるって伝えてあるんだけど」

 

結衣「ヒッキーには言ってなかったけど小町ちゃんに3人とも泊まる事伝えてるんだよ、ヒッキー小町ちゃんから聞いてなかったの?」

 

八幡「小町からは何も言われてないぞ、ただえらい上機嫌だったな今朝……」

 

雪乃「どうでもいいからその腐りかけた体早く洗ってきてもらえないかしら、私も早くお風呂に入りたいのだけれど」

 

結衣「とりあえず、優美子とヒッキー最初入ってきてよ!あ、ヒッキーは目隠してね絶対!!」

 

八幡「目隠して……、まじで一緒に入るの?」

 

三浦「当たり前じゃん、あんたその腕でどうやって体洗うの」

 

八幡「いや、まぁそうだけど……ほら、ちょっと無理な部分とかあるだろ……」

 

三浦「そんなの気にしてもしょうがないっしょ、いいから脱がすから、手をあげな」

 

八幡「はぁ………」

 

 

八幡「背中だけでいいからな、ほんとに」

 

三浦「なに言ってんの、全身洗わないと汚いっしょ」 ゴシゴシ

 

八幡(……まだ三浦には気づかれてないと思うが、もう俺のあれが…暴発寸前なんだが……)

 

三浦「次前洗うからこっちむいてくんない」

 

八幡「いやまじでいいから、本当に勘弁してくれ」

 

三浦「今更なに言ってんの、ほらこっちむくっ………………あんた………」

 

八幡(やばいっ………気づかれたか…………)

 

三浦「この傷……あの事故あった時ついた奴だよね………」

 

八幡(あ~そっちか……なんとか気付かれずにすんだな……)

 

八幡「何度も言うようだが、あの事故は俺が勝手に助けただけだ、お前が気にする事じゃない」

 

三浦「そんな事言われて忘れられるほどお人好しじゃないのよあーし」

 

八幡「じゃあ、こうしよう……俺の腕が治るまでの間お前が毎日弁当を作って俺に食べさせる……それでチャラって事にしないか?」

 

三浦「言われなくてもそれくらいするつもりだしー、まぁあんたがそういうならそれでいいけど」 ゴシゴシッ ポロ

 

三浦「あっタオルが……ヒキオ……あんた……/////」

 

八幡「あへぇっ、おい、お前は向こうむいてろっ…!!」 タオルセット….

 

 

結衣「ヒッキー、優美子にちゃんと体洗ってもらった?」 ニヤニヤ

 

八幡「おっおう………」

 

三浦「//////////」

 

雪乃「もう寝る準備はすでにしてあるわ、比企谷くんと三浦さんは比企谷くんの部屋で私と由比ヶ浜さんは小町さんの部屋にそれぞれお布団をひいてあるから」

 

八幡「おい、三浦もお前らの所で寝た方がいいんじゃないか?」

 

結衣「さすがに3人で寝るスペースはないかな……それに優美子が……」

 

三浦「結衣!」

 

結衣「わ、私お風呂いってくるね!!じゃあおやすみ!ヒッキーと優美子!」

 

雪乃「あなた達はもう寝てもらってけっこうよ、後の事は私たちでやっておくわ」

 

三浦「じゃあいくよヒキオ」

 

八幡「わ、わかったよ……」

 

 

八幡「疲れたからさっそく寝るわ、じゃあおやすみ」

 

三浦「おやすみヒキオ……」

 

八幡「おい、お前の寝る所はここじゃないだろ……」

 

三浦「あーしベッドでしか眠れないのよ……」

 

八幡「じゃそこの布団で俺が寝るから起こしてくれ」

 

三浦「嫌だし」

 

八幡「おい、どうしたんだよ三浦、お前らしくないぞ……」

 

三浦「…………」

 

八幡「もういいよ、じゃあなおやすみ」

 

 

三浦「ヒキオ起きてる?」

 

八幡「お前が横にいるから寝れないんだよ、何かようか?」

 

三浦「あーしあんたに助けられた時本当に嬉しかったんだ」

 

八幡「またその話か……だからそれh」

 

三浦「今から話す事はまだ誰にも話したことない、当然結衣にも、聞いてくれる?ヒキオ」

 

八幡「そんな事俺に話ても大丈夫か?もしかしたら周りにいいふらすかもしれないぞ」

 

三浦「あんたにそういう友達いないのしってるし、そんな事しないのもわかるよ」

 

八幡「んで話ってなんだ……」

 

三浦「あーしね、昔いじめられてたんだ」

 

 

八幡「お前が昔いじめられてた?全然想像できんな」

 

三浦「あーしねぇ、思った事をすぐ口にだしちゃう性格だから皆にすごい嫌われてたんよ、それにあーしかわいいから、いろいろ女子から嫉妬もされたし、告ってきた男子を振った後にも嫌がらせされたりしてね」

 

三浦「それで中学までいじめは続いててその間誰も助けてくれなかった、先生も両親も、周りの人も」

 

三浦「高校ではそのいじめてた奴らと絶対同じ所に行きたくないから、少し遠くのそれで学力が高い所にはいろうと必死に勉強した。それで舐められないように金髪にも染めたし、入学当初から可愛い子に声かけてあーしのグループ作ったの」

 

三浦「今では私に逆らえる人もこの学校には……あの女を除いたらいなくなったけど。でもなんかそれでいいのかと最近悩んでたんだ。」

 

三浦「そんな時にあーしの事あんたが助けてくれて嬉かったんよ、あーしの事本気で助けてくれる人に今まで会った事なかったから」

 

三浦「正直言って、あーしあんたに惚れちゃったんだ」

 

八幡「俺に?お前が好きなのは葉山じゃないのか…?」

 

三浦「隼人はすごい良い奴だよ、誰にでも優しいし、顔もイケメン、スポーツも万能、正直ヒキオとは比較にならないくらいいい男」

 

八幡「だったら葉山と……」

 

三浦「でもそれだけなんよ、あーしの事は周りと同じようにしかみてくれない、ただの仲の良いクラスメートの一人としてね」

 

 

三浦「ねぇ、さっきの続きなんだけど、あーしあんたに惚れちゃったの……、よかったら、あーしと付き合ってくれない?」

 

八幡「俺は………」

 

ガチャ バーン!!

 

結衣「優美子!!」

 

三浦「えっ、結衣なんで入ってくんの!?もしかしてさっきの話聞いてた?」

 

結衣「全部聞いてたよ!!なんで私に話てくれなかったの!!私は親友だと思ってたのに!!」

 

三浦「ごめん……あーしも結衣の事親友だと思ってるよ……でもなかなか言い出す機会がなくて……」

 

雪乃「由比ヶ浜さん、そういう話はなかなか人に言える物じゃないのよ……」

 

三浦「あんたも聞いてたの?……ほんと趣味悪いね……」

 

雪乃「あら、あなたの事少し見なおしたのだけれど」

 

八幡「おい、お前らもう寝る時間だから部屋にもどれよ……」

 

結衣「ヒッキー!!!優美子から告白されてたでしょ!!なんて返事するつもりなの!?」

 

八幡「えっいや、俺はまだ……」

 

結衣「もうあたしも自分の気持ちに正直になるよ、ヒッキー私も前からヒッキーの事好きだったの、お願い私と付き合って!!」

 

三浦「結衣ー、あーしが告白した後にそれはなくない?」

 

雪ノ下「仕方がないわね………比企谷くん」

 

八幡「な、なんでしょうか?」

 

雪ノ下「私が側にいないとあなたはすぐに自分を傷つけてしまうわ……よかったら私と付き合ってもらえないかしら?」

 

三浦「あんたもあーしの邪魔するわけ?んでヒキオの返事まだ聞いてないんだけど付き合ってくれるの?くれないの?」

 

八幡「いやっ………その、あれだな……俺他に好きな人いるんだよ……すまんな」

 

三浦「誰?名前いってみな?」

 

八幡「ん……、そうだ、戸塚だ戸塚!あいつが好きなんだよ、すまんな皆」

 

三浦「戸塚は男なんだけど、冗談はいいから早く返事しろって」

 

八幡「そんな事言われてもな……今までぼっちだった俺がいきなり3人から告白とかありえないんだが………」

 

結衣「じゃあさ、毎週土日に一人ずつ泊まりにくるの、それでヒッキーが一番一緒にいて良かった人と付き合うってのはどう!?」

 

雪乃「由比ヶ浜さんにしてはいい案じゃないかしら、この男が今答えをだせるとは思えないし」

 

三浦「あーしは今すぐ返事してほしいんだけど、まぁいきなり告白したあーしにも問題あるから結衣の提案にのるよ」

 

八幡「おい勝手に話進めんな」

 

三浦「あんたに決定権ないから、これからもよろしくね、ハ・チ・マ・ン」

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

三浦「えっなんでヒキオが隣なの!?」

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1384707508/l50