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レイ「たまには私が出す……バリバリバリバリ」 シンジ・アスカ・ミサト(なにぃっ!?) 【エヴァss/アニメss】

 

シンジ「ふぅごちそうさま」 

 

ミサト「じゃあ会計済ましてくるわね」 

 

店員「2980円になります」 

 

レイ「たまには私が出す……バリバリバリバリ」 

 

シンジ・アスカ・ミサト(なにぃっ!?) 

 

 

アスカ「シンジ、見た?こないだのファーストの財布」 

 

シンジ「うん、マジックテープだったね……」 

 

アスカ「今時あんな財布使うって感性疑うわよね」 

 

シンジ「え……まぁ綾波が気に入って使ってるんならいいんじゃないかな?」 

 

アスカ「ダメよ、あんな財布使ってるのがエヴァパイロットだなんて思われたら……」 

 

シンジ「そこまで気にすることないと思うけど……」 

 

レイ「………」 

 

アスカ(しっ!ファーストがいたわっ!) 

 

シンジ「な、なんで隠れるのさ?」 

 

アスカ「自販機の前に来たわよ……」 

 

シンジ「ジュース買うのかな?」 

 

レイ「…………バリバリバリバリ」 

 

アスカ・シンジ(またバリバリ言ってる!?) 

 

シンジ「あれ……父さんだ」 

 

アスカ「ファーストとなにか話してるわね……」 

 

シンジ「あ、父さんが自販機の前に立った……」 

 

ゲンドウ(UCCコーヒーは……) 

 

シンジ「あれはコーヒーを買う気だ……」 

 

アスカ「どうやらそのようね、あ、財布出したわ」 

 

ゲンドウ「………バリバリバリバリ!」 

 

シンジ・アスカ(なんだってぇ!!?) 

 

ゲンドウ「ん?そこにいるのは……」 

 

シンジ「まずいっ見つかった!」 

 

アスカ「しょうがないわね……いきましょう」 

 

ゲンドウ「シンジか、こんなところでなにをしている」 

 

シンジ「えっと、ちょっと通りかかっただけだよ父さん」 

 

ゲンドウ「そうか、そうだ、お前達なにか飲むか?」 

 

シンジ「えっ?」 

 

ゲンドウ「遠慮するな、私のおごりだ…バリバリバリバリ」 

 

シンジ「やめて~!」 

 

アスカ「どうなってるの?あの二人」 

 

シンジ「ボクに聞かれても……」 

 

アスカ「ファーストだけじゃなく碇司令までバリバリ言ってるって……」 

 

シンジ「うん、でももしかしたらネルフ特製のすごいマジックテープだったり……」 

 

アスカ「そんなわけないでしょ……いいの?あんたの父さんまでバリバリで」 

 

シンジ「これはさすがにまずいよね……」 

 

アスカ「よし、そうときまればなんとかしなくちゃね!」 

 

シンジ「でもどうすればいいのか……」 

 

加持「やぁ」 

 

アスカ「加持さん、大変なのよ!」 

 

加持「どうした?」 

 

アスカ「ファーストと碇司令が……」 

 

加持「っと、先にジュース買ってから聞くけどいいか?」 

 

アスカ「う、うん」 

 

加持「コーヒー…コーヒーっと……バリバリバリバリ」 

 

アスカ「…………はぁ」 

 

シンジ「アスカ大丈夫?」 

 

アスカ「全然大丈夫じゃないわ……まさか加持さんまで……」 

 

シンジ「もしかして流行ってるのかな?」 

 

アスカ「一周まわっておしゃれとか?ありえないわ……」 

 

シンジ「そうだよね……」 

 

カヲル「やぁ」 

 

シンジ「カ、カヲル君……」 

 

カヲル「なにを警戒しているんだい?」 

 

シンジ「いや、その……実はいろいろあって」 

 

カヲル「……?」 

 

シンジ「ちょっと……財布見せてくれないかな?」 

 

カヲル「え?いいけど……どうしたんだい?」 

 

シンジ(よかった……マジックテープじゃなかった) 

 

カヲル「ちょっとここ熱いね、上着脱ごうかな……バリバリバリバリ」 

 

シンジ「……はぁ」 

 

アスカ「……はぁ」 

 

シンジ「どうなってるんだ一体……」 

 

アスカ「ホントにね……」 

 

リツコ「どうしたの?こんなところでうなだれて」 

 

シンジ「リツコさん……」 

 

アスカ(シンジ……気をつけなさい) 

 

シンジ(う、うん) 

 

リツコ「どうしたの?二人でコソコソして」 

 

シンジ「い、いえ……なんでもないです」 

 

リツコ「そうそう、あたらしいプラグスーツの試作ができたんだけど……」 

 

シンジ「へぇ」 

 

リツコ「今回のは自信作よ、脱着しやすいように工夫がしてあって……バリバリバリバリ」 

 

シンジ・アスカ「うわぁぁぁぁああああ!!!」 

 

シンジ「はぁっ……はぁっ……!」 

 

アスカ「っはぁ……!」 

 

シンジ「なにかが……なにかがおかしいよ……」 

 

アスカ「はぁっ……!そ、そうね……」 

 

シンジ「とりあえず家にもどろう」 

 

アスカ「そうね……」 

 

   ~帰宅 

 

シンジ「ただいま~」 

 

アスカ「ただいま」 

 

ミサト「おかえりなさい」 

 

シンジ「ミサトさんネルフのみんながおかしいんです……」 

 

ミサト「おかしいってどういう風に?……バリ」 

 

アスカ(バリ……?) 

 

アスカ「今『バリ』って聞こえたけど……」 

 

ミサト「ああ、お菓子食べてたからその音でしょ」 

 

シンジ「なんだ……ホッ」 

 

アスカ「おどかさないでよ……」 

 

ミサト「どうしたの??二人とも?」 

 

シンジ「実はネルフでみんなマジックテープを利用してて……」 

 

ミサト「ふ~ん……バリ」 

 

シンジ・アスカ(びくぅっ!?) 

 

ミサト「あ、お菓子……食べるのやめるわね」 

 

シンジ「そうしてもらえると助かります」 

 

ミサト「マジックテープか……私も気になるわね」 

 

シンジ「どう思います?」 

 

ミサト「一度ネルフに行ってみるしかないわね……二人も一緒に来てくれる?」 

 

シンジ「はぁ……」 

 

アスカ「あまり気が乗らないけど仕方ないわね……」 

 

ミサト「さぁ、二人とも車に乗って、バリバリバリバリ」 

 

シンジ(まさかここまでマジックテープの魔の手がっ…!?) 

 

アスカ「シンジ!逃げるわよ!」 

 

シンジ「ああ!全力で逃げよう!」 

 

ミサト(ちっ……逃げられたか) 

 

キール「それで計画のほうはどうかね?碇くん……バリバリバリバリ」 

 

ゲンドウ「はい、すべてとどこおりなく進んでおります……バリバリバリバリ」 

 

モノリス02「しかしセカンドチルドレンとサードチルドレンは……バリバリバリバリ」 

 

ゲンドウ「もう少し時間をいただければ問題ありません……バリバリバリバリ」 

 

モノリス03「ふむ、多少予定は狂ったが……バリバリバリバリ」 

 

モノリス04「すべては君にかかっているぞ碇司令………バリバリバリバリ」 

 

ゲンドウ「わかってます………バリバリバリバリ」 

 

モノリス05「では議会はこれで終わりとしよう……バリバリバリバリ」 

 

アスカ「今日はヒカリの家に泊まるわ」 

 

シンジ「えっ……」 

 

アスカ「あんたもミサトと会うのはやめておきなさい」 

 

シンジ「そうだね……でもどうしよう……野宿するしかないかな」 

 

アスカ「ジャージの家にでも泊まりなさいよ」 

 

シンジ「トウジのこと?うーん大丈夫かなぁ」 

 

アスカ「それじゃね」 

 

シンジ「あ、うん……」 

 

トウジ「よう碇か、どうしたんや?」 

 

シンジ「悪い、ちょっと泊めてもらえないかな?」 

 

トウジ「ええけど……なんや、ミサトさんとケンカでもしたんか?」 

 

シンジ「それだったらまだよかったんだけどね……」 

 

トウジ「……なんや深刻そうやな?」 

 

シンジ「……うん」 

 

トウジ「ま、話はゆっくり聞かせてもらうからあがってけや……バリバリバリバリ」 

 

シンジ「ド、ドアが!?うわぁあああああ!!?」 

 

トウジ(ククク……碇……逃げ切れるかな?) 

 

シンジ「アスカぁぁああ!」 

 

アスカ「シンジぃぃいいい!!」 

 

シンジ「トウジがっ……トウジの家のドアが!」 

 

アスカ「セガサターン!ヒカリのセガサターンがぁああああ!」 

 

シンジ「アスカも!?] 

 

アスカ「ということはシンジも?」 

 

シンジ「ネルフだけじゃない……街全体が……」 

 

アスカ「マジックテープ化しているっ!?」 

 

シンジ「どうしようアスカ……」 

 

アスカ「とりあえずどこか休める場所を探しましょ」 

 

シンジ「はぁ……今日は野宿かぁ」 

 

アスカ「そうね……最悪だわ……」 

 

アスカ「ちょっとシンジ」 

 

シンジ「なに?」 

 

アスカ「喉が渇いた」 

 

シンジ「だから?」 

 

アスカ「飲み物買ってきて」 

 

シンジ「もしかしてアスカ……ボクのこと疑ってる?」 

 

アスカ「……少し」 

 

シンジ「心配ないよ、ほらボクの財布は……バリバリバリバリ」 

 

アスカ「きゃぁぁあああああ!!!」 

 

シンジ「うわぁぁああああ!?いつの間にっ!?」 

 

アスカ「こ、こっちにこないでぇっ!」 

 

シンジ「違うっ!違うってば!」 

 

アスカ「うそっ!」 

 

シンジ「ホントに知らないんだってば!」 

 

アスカ「財布が勝手に変わるはずないでしょっ!」 

 

シンジ「でも現にこうしてっ………っ!」 

 

アスカ「……?」 

 

シンジ「アスカ……財布出してみて」 

 

アスカ「い、いいわよ」 

 

シンジ「………」 

 

アスカ(ドキドキ……) 

 

    バリ…… 

 

アスカ「………っ!?」 

 

アスカ「バリ……バリバリバリバリ!」 

 

シンジ「うわぁああああ!」 

 

アスカ「きゃぁあああああ!!!」 

 

シンジ「あばばばばばば!!」 

 

アスカ「おびょびょびょびょ!!」 

 

シンジ「qあwせdrftgyふじこ!!」 

 

レイ「二人とも落ち着いて……」 

 

シンジ「あ、綾波っ!!?」 

 

アスカ「あわわわわ……」 

 

レイ「いいから落ち着いて……」 

 

シンジ「あうぅぅぅぅ……」 

 

アスカ「おぶぶぶぶぶ……」 

 

レイ(………パニック状態) 

 

レイ「碇司令、二人ともかなり混乱しています……」 

 

ゲンドウ「かまわん、それで場所は?」 

 

レイ「○×公園です……はい、二人ともいます」 

 

ゲンドウ「わかった、すぐに部隊を向かわせる」 

 

レイ「……はい、では」プツッ 

 

シンジ「あわわわわ……」 

 

アスカ「ぶばばばばばば」 

 

特殊部隊「セカンドチルドレンとサードチルドレン捕捉しました」 

 

隊長「よし、確保」 

 

隊員「了解!」 

 

シンジ「あれ……ここは……」 

 

アスカ「んっ……んんっ…あれ?体が……」 

 

シンジ「アスカ……あ、あれ?動けない……」 

 

アスカ「ちょっと!なによこれ!?」 

 

シンジ「体が拘束されてる!?これは一体……」 

 

ゲンドウ「ようやく気がついたかね」 

 

シンジ「父さん!なんのつもり!?」 

 

ゲンドウ「わるいが君達が眠ってる間に拘束させてもらったよ、マジックテープで」 

 

シンジ「くっ……バリバリバリバリ」 

 

シンジ「一体どういうつもりなの!?バリバリバリバリ」 

 

ゲンドウ「まず君達に見てもらいたいものがある」 

 

シンジ「……?」 

 

ゲンドウ「はじめてくれ」 

 

マヤ「映像まわします」 

 

シンジ「なにを……」 

 

アスカ「……マジックテープ開発秘話?」 

 

ゲンドウ「まずはこれで見てマジックテープの歴史を学んでもらう!」 

 

シンジ「くっ……洗脳するつもりか!バリバリバリバリ」 

 

シンジ「くっそぉぉぉお!マジックテープがなんぼのもんじゃあああ!!バリバリバリバリ」 

 

ゲンドウ「なにっ!マジックテープが……はがされていく……」 

 

アスカ「ナメんじゃないわよぉぉおおお!!バリバリバリバリ」 

 

ゲンドウ「い、いかんっ!」 

 

シンジ「うおぉぉぉぉ!バリバリバリバリ!」 

 

アスカ「はぁぁあああああ!バリバリバリバリ!」 

 

シンジ「抜けたぁぁ!」 

 

アスカ「こっちもよ!」 

 

シンジ「一旦逃げるぞアスカ!」 

 

アスカ「ええっ!」 

 

ゲンドウ「くっ…逃げられた」 

 

シンジ(一体なにをするつもりなんだ……マジックテープの真相…必ず暴いてやるぜ!)

 

 

 

 

 

 

 

綾波レイ「いい、ここは私が出すから……バリバリバリバリ」

http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255966350/