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雪乃「…比企谷君、次は負けないわよ」【俺ガイルss/アニメss】

 

奉仕部

 

八幡「畜生また負けた!」

 

結衣「ど、どうしたのヒッキー!?」

 

雪乃「部室に入るなり急に咆哮しないで貰えるかしら。訴えるわよ?」

 

八幡「う…悪い」

 

結衣「ま、まあまあゆきのん。それでヒッキーは何で叫んだの?」

 

八幡「平塚先生に負けたんだよ」

 

結衣「へ?」

 

八幡「だから昨日平塚先生と陽乃さんにゲームで負けたんだよ。思い出して、ついな。畜生こんな事ならフルセ使えば良かった…材木座の鱒は使えんし」ブツブツ

 

結衣「あ、あのぉ…」

 

雪乃(フルセに鱒?まさかあのゲーム?)

 

八幡「大体今が全盛期のレギルスに横格連打とか正気の沙汰じゃねぇ。他の武器や技はお飾りかって」

雪乃(間違いないわね)

 

結衣「そ、それにしてもゆきのんのお姉さんがゲームって意外だね」アハハ

 

八幡「確かに俺も最初は吃驚したな。あの人去年の全国大会一位だし」

 

雪乃(ファッ!?)

 

結衣「うへぇー凄っ」

 

雪乃「ど、どういう事!?」

 

結衣「ゆきのん?」

八幡「どうもこうも………お前、その様子だと俺のさっきの一人文句で察した―――つまり何のゲームか分かったのか?」

 

雪乃「ええ」

 

結衣「ゆきのんでもゲームするんだ…」

 

八幡「これまた吃驚…でもないな(雪ノ下姉に対抗意識と憧れを持つ雪ノ下なら当然手を出すか)しかし意外なのはお前が去年の全国一位を知らなかった事だが」

 

雪乃「姉さんからは何も言ってなかったわ。それに私、そういうサイトはwiki以外あまり見ないのよ」

 

八幡「なるほどな」

 

結衣「うぅー、さっきから二人だけでズルい!」

 

雪乃「え?…あ、ごめんなさい。つい気になって比企谷君とばかり」

八幡「お、おう。そうだな。この話しはやめにするか」

 

雪乃「そうね」

 

結衣「あ!別に話題自体は気にしてないよ!?ただ二人だけ(と言うかヒッキーがゆきのんとだけ)しか分からない事ばかり言うから、あたしにも何のゲームか教えて欲しくて…」シュン

 

八幡・雪乃(可愛い)

 

八幡「て言っても由比ヶ浜は知らないと思うが」

 

結衣「またそうやって仲間外れに!」

 

八幡「う…」

 

雪乃「比企谷君、聞きもしないで勝手に決めつけるのは良くないわ。幸い名称だけなら世間に知らない人は少数でしょうし」

八幡「少数か?んーなら由比ヶ浜、お前はガンダムを知ってるか?」

 

結衣「へ?ガンダム?」

 

八幡「ああ。簡単に言えばMSってロボットに乗って戦争をする「なーんだガンダムの事か!」……は?」

 

結衣「あたし初代~Gレコまで全部観たよ!」キリッ

 

八幡・雪乃(なん、だと)

 

結衣「今のはまだ観てないけど録画を一気観する予定だし!」

八幡「えっと……それは一年戦争~今のまで全部って事か…?」

 

結衣「も~そう言ってるじゃん。因みに一番好きなのは最初に観たSEEDだよ!キラ格好可愛いよね!」

 

雪乃(種ェ)

 

八幡「種か。俺は一番好きなのはダブルオーだな」

 

雪乃(00ェ)

 

結衣「んん?てかもしかしてゲームって…」

 

八幡「ああ。機動戦士ガンダム・エクストリームVS・マキシブースト、略してマキブだ」

 

結衣「やっぱそだ!ゲーセンのやつだね」

 

八幡「ああ」

 

雪乃「まさか由比ヶ浜さんが知ってるなんて…自分で試しにと言っておいて悪いけれど意外ね」

結衣「あはは…優美子にも言われたんだけど、姫菜が熱く薦めてくるから」

 

八幡(最初に観たのが種で薦めたのは海老名さん…ああなるほどな)

 

雪乃「でもSEEDを最初に観たのに初代からコンプリートするなんて殊勝な心掛けね」

 

結衣「確かに映像が観にくかったけど、面白くて!オヤジにもぶたれた事ないのに~って!」アハハ

 

雪乃「ふふ。弾幕足りないよ!何やってるの!?とか?」

 

結衣「ソロモンよ!わたしは還ってきたぁ!」ドヤァ

 

雪乃「……」握手

 

結衣「……」握手

 

雪乃・結衣 ダキッ

 

八幡(なぁにこれぇ)

 

八幡「まぁなんだ…そういう事ならこれからゲーセンでも行くか?」

雪乃「そうね。折角共通の趣味が分かったのだし、私は賛成よ」

 

結衣「あたしも!でもマキブは初心者だから、お手柔らかにお願いしたいな」

 

八幡「フルセや鱒に反応しなかったし、そうだと思ったから気にするな」

 

雪乃「ええ、身内なら楽しむ事が大事よ」

 

結衣「えへへ、ありがとーゆきのん!ヒッキーも!」ムギューッ

 

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん///いつも抱き付かないでと言っているでしょう?///」

 

結衣「へへー///」ギュッ

 

八幡(ゆるゆり最高)

 

八幡「よし。ならとっとと部室閉めて行くぞ」ガララ

結衣「あ、待ってよヒッキー!」

 

雪乃「鍵は私が返してくるから二人は先に校門で待っていてくれるかしら?」

 

八幡「おう」

 

結衣「りょーかーい!」ZAFT式敬礼

 

そんなこんなで俺達は鍵の返却に行った雪ノ下を校門で10分ほど待ち、合流して地元の穴場なゲーセンに行った。

何故このゲーセンを選んだかは、由比ヶ浜が初心者という事もありCPU専用台があって客層も余り多くないので練習には打ってつけだからだ。ゲーセンに着いたはいいけど………。

 

 

地元のゲーセン

八幡「何でお前まで居る」

 

いろは「せんぱぁーい酷いですよぉ~遊ぶなら私も誘ってくれないと♪」

 

八幡(駐輪場で待ち伏せしていた一色いろはに捕まった。解せぬ)

 

雪乃「まさか一色さんまでガンダムを知っていたなんて…総武高校の女生徒が分からなくなったわ」

 

八幡「お前もな」

 

結衣「いろはちゃんはどのシリーズが好きなの?」

 

いろは「W一択です!」

 

雪乃(Wェ)

 

結衣「おお!アレでしょ?リリーナ…深入りし過ぎた!」

 

いろは「ですです!…完全平和を作る為には条件がある…一つは全ての兵器を排除する事。もう一つは…人々から、戦う遺志を取り除く事だ!」

 

結衣「……地球を失った人々はお前を憎み、コロニーはお前を頼る!お前が居る限り、同じ過ちが何度も繰り返される!」

 

いろは「……」握手

 

結衣「……」握手

 

結衣・いろは ダキッ

 

八幡(だからなんなんだよそれ。儀式か?)

 

八幡「てか一色に由比ヶ浜、サラッと最終決戦の台詞完コピしてなかったか?」

結衣「えっへん!」

 

いろは「褒めて下さい!」

 

八幡「……うん凄いけどね。一色、お前はあざとい」

 

雪乃「三人共折角人が少ないんだから早くやりましょう?」

 

結衣・いろは「はーい」

 

八幡「どんなけやる気満々なんだよ…まぁいいけど」チャリン

 

雪乃「最初は由比ヶ浜さんからでいいかしら?相方が比企ナブル君なのは申し訳ないのだけれど」

 

結衣「ヒッキーと…?うん!いいよ///」チャリン

 

八幡「おい雪ノ下、お前は俺とシャアに謝れ(あと由比ヶ浜さんたかが一緒にゲームやるだけで顔赤らめないでくれ勘違いしちゃうだろ)」

 

八幡→刹那・F・セイエイ

結衣→ゆいゆいです

 

八幡「由比ヶ浜、何か使いたい機体はあるか?(階級は少尉、お気に入り機体は上からストフリ自由ストライク運命隠者ガイアか)」チラッ

 

結衣「フリーダム!」

 

八幡「即答かい」

 

結衣「だってキラ使いたいんだもん!それに3000コストはまだ怖いし…」

 

雪乃「そうね…ある程度慣れてから高コスは使った方が良いわ。ストライクは喚装機でまた使い勝手が違うから、自由で」

 

結衣「えへへ、分かった!由比ヶ浜結衣、フリーダム、行きます!なんちゃって♪」

 

雪乃・いろは(ぐぅかわ)

 

八幡(プレイヤーネームが可愛い)

 

八幡「んじゃ俺はアリオスでも使うかね」

いろは「あ、先輩もしかしてダブルオー好きですか?」

 

八幡「おう。せっさんマジイケメン」

 

雪乃(階級は大佐…お気に入り機体は古剣クアンタ00七剣エクシアアヴァランチ…拘り勢ね)

 

結衣「なんか刹那がアリオス乗ってるみたいで不思議だね!」ワクワク

 

八幡「最初から名前は変えてない」

 

雪乃(フルネーム…)

 

八幡(くそ、昨日平塚生徒達に負け続ける前までは小将だったのに)

 

結衣「わわっ!制限時間でドライブがFに!」

八幡「いや、自由はFドラでも強いぞ?過信は禁物だが横格とか捩じ込み易いのもあるし」←Sドラ

 

結衣「うぅー、頑張る」

 

雪乃「最初は無難にAルートで良いんじゃないかしら?」

 

いろは「ですね。私も最初はお世話になりました。練習コースは物足りないですし」

 

八幡「由比ヶ浜はそれで構わないか?」

 

結衣「うん、大丈夫!」

 

八幡「よし、じゃあ行くか…」

 

雪乃「ふふ、精々電池にならないように頑張りなさい」

 

八幡「大丈夫、反射と思考の融合するから」

 

いろは「先輩それハルートです」

 

八幡「俺のアリオスは既にELSにも通用するレベルまである」

 

雪乃(機体性能ェ)

 

――――――――――

―――――――

――――

 

八幡(さて、難なくA→B→C→D→C→以後B一通とやってきて現在ラストなんだが…)

 

結衣「わわっ、ほっ、とうっ」

 

八幡(最初から思ったけど由比ヶ浜は基礎が出来ている。ステキャンや慣性ジャンプも知ってたみたいで雪ノ下や一色がちょくちょく助言をしたのを的確にこなしてるしな)

 

結衣「ヒッキーやったよ!クリア!」Vサイン

 

八幡(ただ偶に焦りがある…ヤバくなると動きが拙くなるのは由比ヶ浜らしいと言えばらしいな)

 

八幡「おうお疲れ」

 

雪乃「初心者と言っていた割にはちゃんと動けていたわね」

 

結衣「えへへ、結構姫菜に鍛えられてたから」

 

八幡(てか海老名さん、マキブもやるのか)

 

いろは「ではでは、次は私と雪ノ下先輩の番ですね!」

 

雪乃「ええ、一色さん宜しく」チャリン

 

いろは「はい!」チャリン

 

雪乃→パンさん大好き

いろは→生徒会長@絵里推し

八幡(雪ノ下…趣向が隠せてないぞそれで良いのかいいんですねはい)

 

雪乃「一色さん、使いたい機体はあるかしら?」

 

いろは「デスヘルが使いたいです!」

 

八幡(うわぁーあざと小悪魔さん死神ですか。つーかおい一色、お前ラブライバーだったのか」ボソッ

 

いろは「だって可愛いじゃないですかエリチ。ポンコツっぽくて♪」

 

八幡「…無意識に声に出てたか。にしてもお前推しキャラに対して辛辣」

 

いろは「あは☆」

 

八幡「………」

 

雪乃「…ゴホンっ。では私はそうね…ヒルドルブで良いかしら?」

八幡(渋い!渋いよ雪ノ下さん!お前がそれ使うのん!?それでいいのん!?)

 

いろは「勿論問題無いです!(ヒルドルブ!?あの雪ノ下先輩が!?)」

 

結衣「おおっ、この戦車?初めて見た!」

 

雪乃「由比ヶ浜さんはMS IGLOOを見た方が良いわ。アレは良い物よ」

 

結衣「うん!分かった!今度ゆきのん家で一緒に見よ?」キラキラ

 

雪乃「そうね///」

 

八幡(今のデレるとこか?しかし確かにアレは良い物だ)

 

暫くして

 

いろは「アハハ!斬って斬って斬りまくる!まるで機体が塵のようですね!」

 

雪乃「」

 

八幡「」

 

結衣「」

 

雪乃(一色さん、ストレスでも溜まっているのかしら…)

 

結衣(きっと生徒会の仕事が大変なんだね…)

 

八幡(一色、お前キャラブレブレだぞ。あと雪ノ下さんズサキャン上手ですね)

 

一色「あ、もう終わりですか。残念まだ斬り足りないです」覚醒Fドラ

 

八幡「exさぁぁぁん!」

 

雪乃「で、では…そろそろ対戦でもしましょう。丁度固定台が4つ空いてるみたいだし」

八幡「結構人来てきたな…一色、くれぐれもさっきみたいに馬鹿騒ぎはするなよ?恥ずかしい」

 

いろは「わ、分かってますよ!ちゃんと静かにやりますから!」

 

結衣「あ、あはは…」

 

雪乃「組み合わせはCPU戦と同じで構わないかしら?それとハンデとして由比ヶ浜さんには私に先制攻撃を何でも一回許します」

 

結衣「え、いいの?」

 

雪乃「私は中将、一色さんも中佐でそれなりに経験は豊富よ。無くても良い勝負は出来るでしょうけど、その代わり私も手は抜かないわ」

 

結衣「うぅ…本当はハンデ無しで大丈夫って言いたいけど……自信無いからお願いしようかな」

 

雪乃「ええ(それに先制で私にダメージを与えた方が由比ヶ浜さんも本調子で戦えそう…)」

 

八幡「決まったらとっととやるか。折角空いてるのに誰か来たら俺達が占領してるみたいで迷惑になるしな」

 

いろは「では雪ノ下先輩!次も宜しくです!」

雪乃「ええ、宜しく」

 

結衣「ヒッキー宜しくね!よーし、やるぞ!」

 

八幡「おう。それだ由比ヶ浜、お前はストフリ使え。そして先制攻撃なんだか…ゴニョゴニョ」

 

結衣「へ?や、ややこしいけど…やってみる」

 

八幡「頼んだ。俺はジンクス使うから」ニヤァ

 

雪乃「一色さん、今回は何を使うのかしら?」

 

一色「ギスⅡです」

 

雪乃「………貴方容赦ないわね」

 

一色「どうせなら先輩を徹底的にやろうかと♪」

 

雪乃「そ、そう…。私はフルクロスを使うわ」

 

一色「了解です!」

 

結衣→ストライクフリーダムガンダム(S)

八幡→ジンクスⅢ(F)

雪乃→クロスボーン・ガンダムX1フルクロス(F)

いろは→トールギスⅡ(S)

 

雪乃(炭酸が居るわ)

 

戦闘開始

 

八幡(よし、由比ヶ浜は予定通り突っ込んだ)

 

雪乃(由比ヶ浜さんの先制攻撃が止むまで比企谷君の動きでも見てましょう)

 

コーラサワー、コレヨリオトコニナリマス!

 

ギスメイン

 

アタレヨコラァ!

 

雪乃(一色さんが初手でダウンを取られたわ。比企谷君の奇抜な動きに呆気を取られたのかしら?)

 

八幡(よし計画通り…そろそろ視点が由比ヶ浜に………今だ)

 

雪乃(!気付いたら由比ヶ浜さんが目の前に!?て、比企谷君の視点もこっちに!?)

 

オクノテダァ!

 

雪乃(マズイ!マントが外れて……え?)

 

ストフリ、NNN前CS

 

雪乃「」

 

一色(うわ250以上マント剥がしフルコン)

 

雪乃(くっ!比企谷君、貴方の差し金ね!)

八幡(くくく、雪ノ下…ハンデなんて与えたお前が悪い)

 

結衣(ゴメンねゆきのん…ヒッキーには逆らえなかったよ)

 

雪乃(あの男…潰す!)

 

カクトウデオトス!

 

八幡(全力でやるって言ったのはお前だからな)

 

結衣(ヒッキーがゲスな顔してるよぉ)

 

――――――――――

――――――――

――――――

 

いろは「結局負けちゃいましたね」

 

雪乃「射撃で制圧出来なかったわ」

 

いろは「えぇー」

 

八幡「よう雪ノ下、一応斬れ味は貰っといたぜ」

 

雪乃「比企谷君……ええ、こちらも貴方の炭酸の熱烈愛情たっぷりの特攻を頂いたわ」ギロッ

 

八幡「大好きです…カティ…!」

 

雪乃「」ブチッ

 

いろは「ゆゆ雪ノ下先輩落ち着いて!先輩も挑発しないで下さいよぉ!」

 

結衣「うぅぅぅ…本当にゴメンゆきのん」

 

雪乃「由比ヶ浜さんは悪くないわ。悪いのは”私の”由比ヶ浜さんに要らぬ事を吹き込んだこの男よ」

 

八幡「わ、悪かったって。次は普通にやるから」

 

雪乃「ふん」

 

?「ん?おいおい珍しく先客居んじゃん」

?「邪魔くせぇ!しかも女じゃ?ウホ、マジ可愛い」

 

?「つうかあの野郎美人三人も蔓延らしてうざくね?うざくね?」

 

?「だな。やっちまおうか」

 

[ピザ]不良「どうせ弱いだろ」チャリン

 

金髪学生「だな」チャリン

 

キモ顔外野A「早く終わらせて台独占じゃー!」ニヤニヤ

 

茶髪外野B「で、男摘まみ出して女も独占だべ。ヤっちゃう?ヤっちゃうっしょ?」タバコフゥー

 

八幡「と、乱入か。皆シャフ台行ってるし、待ちきれない奴ら?」

 

結衣「ヒッキーどうしよう…」

 

八幡「まぁ普通にやればいいだろ。勝ち負けより楽む方が大事だ」

 

雪乃「比企谷君の言う通りよ」

 

結衣「う、うん。あたし頑張るよ」

 

いろは「結衣先輩ファイトです!」

 

八幡(おいそこはファイトだよっ!だろ)

 

雪乃(それにしても向こうから自棄に煙が出ているわね…まさか煙草を?)

「うわキャラ名w」

 

「ゆいゆいですちゃん可愛えー!ちゅーしてぇ!」

 

結衣「ひっ!?な、なに?あたし?」ビクビク

 

八幡(おいおい、向こう側明らかに煩いし態度悪いぞ…これ民度低い奴等だよな)

 

雪乃(参ったわね。由比ヶ浜さんが怖がってしまったわ)

 

いろは「うわー…チョー嫌な感じの来ちゃいましたね」

 

八幡「まぁ、普通にやってギリギリの所で負けてさっさと出るぞ」ボソッ

 

結衣「う、うん。勝ったらいちゃもん付けられそうだもんね」

 

八幡「ナメプも何かしら言われるかもしれんし」

 

雪乃「そうね。私も早くこの頭の痛くなる雄叫びから離れたいわ」

 

いろは「ですね…」

 

八幡(相手はSドラのノルンにFドラのブリッツ…典型的って言えば典型的だな)

戦闘開始

 

結衣(よぉし、先ずはドラグーンを展開して、ヒッキーの足並みに揃えてCSを撒いて)

 

オモイシレェエ!

 

ストフリヒット

 

結衣「」

 

「ギャハハ!マジ開幕当たってる!」

 

「だろー?絶対当たるからストフリとかこの女ぜってぇ種厨だろ!」

 

「ゆいゆいちゃんカワイソス!」

 

結衣「うぅ」

 

八幡(アイツ等…!)イラッ

 

結衣(ヒッキーの足手まといになるの嫌だなぁ)

 

雪乃「大丈夫よ由比ヶ浜さん。気にせず落ち着いてやりなさい」ボソッ

 

結衣「うん…ありがと、ゆきのん」

 

八幡(まぁ結果を言うと負けたわ。途中由比ヶ浜が一墜ちした後、俺はガン狙いされた。ブリッツやノルンに張り付かれてジンクスじゃ厳しいって言い訳をするつもりは無いが)

八幡(覚醒Fドラ中は何とか戦えるんだが、それは相手も同じだ。由比ヶ浜も絶えない騒ぎ声や開幕ゲロビも効いたのか動きがかなり乱れていた。カットにメインを乱射していたらしいが当たらず、一点を見すぎて格闘捩じ込まれたり、宙返りも段々タイミングがズレて…色々動揺が重なったから仕方ない。実際由比ヶ浜はそれでも良くやってくれた)

 

八幡(不甲斐ないとすれば俺だ。機体もそれなりのを使った、ノルンを一墜ちはさせた。それで俺も焦ってノルン二墜ちを狙った結果由比ヶ浜ストフリがブリッツにやられた。これは俺が気を配り損ねたミスだ)

 

八幡(ブリッツは覚醒貯まってたろうし、上手い具合にダメ調整してドライブで一気に。ストフリは覚醒もノルン追い込むのに使ったからそれも考慮されている。あー…何で俺あそこで覚醒使わなかったんだろ)

 

結衣「ゴメンねヒッキー…あたしが足を引っ張ったから…」

 

八幡「ノルンに上手くハメてしっかりブリッツも押さえたお前が謝るな。俺が前に出過ぎたのが悪い」

 

結衣「ヒッキーは悪くないよ!何度も助けてくれたし!」

 

雪乃「二人とも良くやったわ。由比ヶ浜さん、友人同士なのだから畏まる必要は無いのよ」

 

結衣「ゆきのん……うん」

 

「てかさー、あのストフリまじ弱くね?」

「可哀想だから壁にぴったりくっついてやったら必死にズンダしちゃってさ!弾勿体ね!」

 

「その後ブリッツにボコボコにされてたしw」

 

「3000使ってやられるとかストフリ使うなよw」

 

雪乃「!(あの愚民ども!)」

 

八幡「っ!(なんだとゴラァ!)」

 

結衣「うっ…」ジワァ

 

いろは「ゆ、結衣先輩…大丈夫ですか?」

 

結衣「うん……ありがと、背中擦ってくれて」

 

いろは「い、いえ」

 

「今頃泣いてたりしてー!なんてな!」

 

八幡(いや泣いてるんだよ畜生が!)ビキビキッ

 

雪乃(訴えたら勝てるんじゃないかしら?主に権利を行使して)イライラァア

 

ギャラリー男「なんだ?騒がしくない?」

ギャラリー友「なんか向こう側が柄悪いらしい」

 

ギャラリー彼女「あの女の子泣いちゃった…可哀想に…」

 

ギャラリー彼氏「マナー悪いよなアイツ等」

 

ギャラリー学生「そう言うのしたらばでやってろよ。マジ現地来んなし」

 

結衣「はっ!ご、ごめんなさい席独占しちゃって!次待ちですよね?どうぞ!」←慌てて席立ち

 

ギャラリー男「え?いや…(正直アイツ等とはやりたくないなぁ)」

 

「ギャハハ!んじゃ早くお前ら入っちゃえよ!」

 

「何か向こう客たまってきてんだよなぁ」

 

「あん?だようぜぇ」

 

ギャラリー達「……」

 

いろは「」イラッ

 

八幡「…なぁ雪ノ下、俺たちってやられたら何倍返しにするっけ?主に普段」

雪乃「…そうね、主に普段からそんな決まりは無いのだけれど、貴方の事だから10倍くらいかしら?」

 

八幡「ふ、ならお前はその更に20倍返しだな」

 

雪乃「くす、何よそれは。……あの、すみませんが私達がやっても良いでしょうか?」

 

ギャラリー男「え?ああ、うん」

 

八幡「因みにギャラリーの皆さんは何倍返しをご所望で?」ニヤッ

 

ギャラリー男「……」

 

ギャラリー友「……」

 

ギャラリー彼女「……」

 

ギャラリー彼氏「……」

 

ギャラリー学生「……」

 

ギャラリー達「100倍返しで」グッ

 

八幡「…うす」チャリン

 

雪乃「その依頼、奉仕部として承りました」チャリン

 

結衣「ヒッキー…ゆきのん…」

 

いろは「先輩方、やっちゃって下さい!」

 

八幡(さっきやってて分かった事がある。アイツ等完璧に身内勢だ…初心者狩りはやってそうだが、大抵は身内とばかりやる。だから由比ヶ浜の時々焦ってする奇抜な行動に対処しきれていない)

 

八幡(由比ヶ浜には悪いが、本当に上手い奴は多少の意外性も冷静に立ち回っていく。さっきの壁ハマりも悔し文句だろうが、実は普通にミスしたと。タイミングが大抵由比ヶ浜が焦った時だしな)

 

八幡(更に言うならあのノルン、各種キャンセルをしっかり使えていない。時々『適当にぶっぱしてればいい』って感じで場違いな各種サブを放つし)

 

八幡(まぁそれでも、相手も弱い訳では無く、ブリッツに至ってはかなり上手い方だと思う)

 

八幡(これを確実に撃ち取るとなるなら……)

 

八幡「なぁ雪乃、俺が3000を使っても大丈夫か?」

 

雪乃「別に構わないのだけれど…何を使うのかしら?」

 

八幡「いや…こいつをな」ニヤッ

 

雪乃「!…そう。なら私はこれを使いましょうか」

 

八幡「……称号がアレの時点で薄々気付いていたが、それを熟練度MAXって物好きだな」

雪乃「あら、可愛らしいじゃないこの子。それに貴方だって人の事を言えない熟練度だわ」

 

八幡「…まぁな。言っておくが、俺は好きで使ってるんだぞ?」

 

雪乃「貴方のお気に入り機体を見ればそれくらい分かるわ」

 

八幡「ああ、そりゃあ良かった……『プルプルプル~』さん」

 

雪乃「あら、なにかしら?『フルセイバー』さん」

 

比企谷八幡使用機体

ダブルオークアンタ・フルセイバー(F)

 

雪ノ下雪乃使用機体

キュベレイMK-Ⅱ(プル機)

 

「うわ、出ましたフルセイバー!(笑)」

「これさっきのジンクスの奴だろ?連コンすんなよタコが!」

 

「どうせCSサメキャンマシーン☆だろ?」

 

「ノルンブリッツにフルセイバーとか狩られだわ~」

 

八幡(うるせぇよ。CS強いんだし普通使うだろ。後な、ノルンブリッツで古剣狩られは流石ににわかだからな)

 

「ちょっ、しかも相方プルキュベw」

 

「弾無限以外無能乙」

 

「プルプルプル~ってなんだよ(笑)パンさん大好きとかナメてるじぇ」

 

「パンさん大好きとハメて揉ませて~!」

 

雪乃(どうやら心底クズみたいね。同情の余地もないわ…)

 

結衣(どうしよう…本当にここまで気持ち悪い人達初めてだよ…)

 

いろは(て言うかさっきから五月蝿い。チラッと見たら一人はチンパンジー顔だし、キモ過ぎて無理ですごめんなさい二度と現れないで地球から消えろゴミ屑)

 

「んじゃ、チャチャっとやっちゃうべ!」

「「「ひゃはは!」」」

 

八幡(ここまでマナー悪いのは早々居ないな)

 

結衣「頑張れヒッキー!ゆきのん!」

 

いろは「ボッコボコでお願いします!」

 

八幡「まぁぼちぼちな」

 

雪乃「塵の残さずに」

 

八幡「おい…」

 

戦闘開始

 

八幡(よし、集中するか)

 

八幡(とりあえず近付きつつチャージと)

オモイシレェエ!

 

ヒョイッ

 

八幡(いや当たらないから)

 

雪乃(先程と全く同じパターン…馬鹿なのかしら?)ハァ

 

[ピザ]不良(ああん?避けんじゃねぇよ)イラッ

 

テヲヒケ!

 

八幡(まぁお決まりだがCS様子見だな。まだ中距離維持するか?ノルンの圏内でやり合うのは面倒だが)

 

[ピザ]不良(チッ、一発当たった。でもサメキャンしないとか馬鹿かよw)

 

八幡(…とか思ってるんだろうけど、どっちかと言えばブリッツの方が警戒なんだよな。とりあえずメイン撒くか…雪ノ下もファンネル無限状態だし)

 

[ピザ]不良(あーファンネルうぜぇ。でも切れたらマジボコるw)

 

八幡(雪ノ下は…問題無さそうだな。一応通信)

雪乃「そろそろかしら」通信返し

 

キライダァ

 

プルプルプル~

 

金髪学生(このプルキュベうめぇな。フルセイバーもサメキャンは主にこっちに撒くし。てかノルン何やってんだよ)

 

八幡(雪ノ下はやっぱり堅実な立ち回りだ…てか格闘CS貯めてしかも中距離でよくあんな動けるよな…)

 

[ピザ]不良「あ…チッ(くそキュベ!)」

 

八幡(ノルンはドダイに引っ掛かり過ぎだろ…まぁ爆風だしダメ期待ではないが)

 

雪乃(やはりそろそろ弾切れね…比企谷君のフルセイバーはまだ無傷だし下がりましょう)

 

 [ピザ]不良(おっ、プルキュベ尽きたな。さっきの仕返しに)

金髪学生(おい[ピザ]不良!プルキュベ狙うよりフルセイバーに!)

 

八幡(行かせるかよ)

 

ヤメテオケ!

 

[ピザ]不良(ああああ!?)

 

結衣「」

 

いろは「」

 

ギャラリー達(いやフルセイバー無視し過ぎだからノルン!)

 

イジメルゥ!イケェ!

 

テヲヒケ!

 

金髪学生(ちょwプルキュベに撒かれながらフルセイバー来すぎ!)

 

八幡(そろそろか?一先ずファンネルに便乗してフルセイバーダンクをブリッツにっと)視点変え

 

[ピザ]不良(フルセイバーまじボコる!)

 

八幡(なんか立ち回り雑過ぎてノルンが可哀想になってくるな…今じゃ良機体なのに)

 

いろは(ノルンって雪ノ下先輩みたいに的確な人が使うと結構ウザいけど、相手はノルンあまり使えてませんね)

 

不良(どうせCSサメキャンだろ?茶髪が使うから慣れたっつーのw)

フルセイバー横特BD格

 

不良(ああん!?)

 

八幡(いや横特の回り込みと速さ考慮しような。懐に入り過ぎだ)

 

金髪学生(ああもう!)

 

アナタニハボクノスガタガミエナイハズダ

 

八幡(チッ、ミラコで雪ノ下掻い潜って横か…流石に避けれん。ノルンに油断したのは俺も一緒か…前〆で即離脱は結果論結果論)

 

金髪学生(くそ、ダウン取ったは良いけど即落ちCSサメキャンか。ちょっと被弾し過ぎたし下がるぞ[ピザ]不良)

 

八幡(ブリッツ離脱。そりゃそうだ)

 

雪乃(くっ、しくじったわ)

 

八幡(雪ノ下も被弾したか…まぁまだノルンのメイン程度だし問題無い)

 

不良(プルキュベざまぁw)

 

八幡(まぁノルンと少しの間タイマンしたけど)

トッカンスル!

 

ノルン墜ち

 

不良(うっぜぇぇぇぇぇえええ!!)バンッ!

 

八幡(台バンすんな。てか既に特格たまった雪ノ下のファンネルとフルセイバーに張り付かれたらキツいの位理解して距離取れよ。あまり使わなかったからコイツ前特の存在忘れてただろ?まぁ奇襲だから当たっても仕方ないけど)

 

アスラン、イマデス!

 

八幡(ヤベッ、自爆った。墜ち際のノルンのSドラも効いて耐久もちょっと心持たないか)

 

金髪学生(冷静になれ。フルセイバーは耐久が4/1、プルキュベは3/2程度、こっちはノルン墜ちて全快、俺が329。まだ全然巻き返せる)

 

雪乃(比企谷君はどこまで粘るかしら?まだ距離維持した方が良さそうね。下手にブリッツに近付いたら見も蓋もないわ)

 

不良(フルセイバーまじ潰す)イライラ

 

八幡(ズンダ合戦でノルンが覚醒…ここで勝負に出たつもりだろうが)

ノルンメイン

 

不良(くそ当たらねぇ!でもアイツ今サブ使ったし弾切れてる今ならw)

 

八幡(…とか思ってるんだろうが)

 

オマエタチハナニヲモトメテココニキタ!?コタエロォオ!

 

フルセイバー量子化

 

不良(あ!?)

 

八幡(甘いからな)

 

金髪学生(マズイノルンがフルセイバーのBD格当たってる!離れてるしプルキュベの弾幕で!)

 

雪乃(フルセイバーが覚醒中でブリッツは距離が離れすぎ。行かせないわ)

 

八幡(ブリッツの視点が無いな…雪ノ下が押さえてる?なら)

 

トキハナツ!…コレガ、クアンタフルセイバーノチカラダ!

 

八幡(フルコンだろ)

 

不良(なんだよこの野郎!さっきのジンクスとまるで動き違うじゃん!)

金髪学生(トランザム中のフルセイバーがこっちに!勘弁してくれ!)

 

八幡(丁度CS貯まってた。横特で押し付けるか?ってチッ。ブリッツも覚醒使いやがった。まぁ当然か)

 

ミラージュコロイドヲツカッタコウソクセントウ…カワスコトガデキマスカ!?

 

ソォレソレソレェ!

 

八幡(やべ、覚醒切れて返り討ちにされた。まぁ雪ノ下がブリッツダウン取ったから良いけど)

 

雪乃(ノルンも来ているし逃げましょ………あ、ダウン取られたわ)通信

 

八幡(すまん雪ノ下。直ぐ行く)

 

八幡(俺、参上!)

金髪学生(くそ、下がって直ぐ体勢立て直された。あのプルキュベ弾幕掻い潜りすぎだろ)

 

不良(チッ、キュベのくせに!ってああ!?)

 

八幡(N特射ダウン。ヤベェ久しぶりに当たった)

 

金髪学生(あれは流石に避けろよ!)

 

不良(変なとこでフルセイバー撃ってくるからやりにくいんだよ!)

 

金髪学生(あ、横特CSサメキャンされて墜ちた)

 

不良(や、俺もう耐久275なんだけど)

 

雪乃(後はフルセイバーに倣って動けばいいわね)

 

八幡(ノルン二回目の覚醒か…Sドラもあるし厄介だな)

 

金髪学生(照射置いてキュベに。フルセイバー二墜ち狙いは正直キツイがワンチャンあるだろ)

 

不良(くそ、フルセイバーのメイン一発かすった…BD切れで助かった)

金髪学生(そしてその隙にミラコロからの横)

 

雪乃(ドライブ貯まった。フリーで特格もリロードしたから発動ファンネルメインメインry)

 

八幡(乱戦弾幕の中心でダウンしない訳が無い)

 

不良(フルセイバーブリッツがダウンした隙に離れて体勢立て直すぜ!プルキュベ狩るわw)

 

ソレガワタシノヤクメナラ

 

雪乃(射撃CSからの覚醒、そしてメイン)

 

不良(やべさっき覚醒使っちまった!)

 

雪乃(一発ヒットね。ならこれで)

 

ワタシヒトリデモ、テキヲタオシテミセル!

 

雪乃(終わりよ)

 

不良(ちくしょぉぉぉおお!!)

 

金髪学生(焦りすぎだ!だから深入りするなって…)

 

八幡(最後はプルキュベの覚醒技か。てかダウンから起き上がったら速攻終わってた。解せぬ)

 

いろは「やったぁ!流石は先輩と雪ノ下先輩です!圧勝でしたね!」

八幡「俺はそれなりに被弾したけど、雪ノ下は凄いな…何なら動きが気持ち悪いまである」

 

雪乃「あら、余程ファンネルで味方潰しをご所望かしら?」

 

八幡「スミマセンデシタ」

 

結衣「でもヒッキーもゆきのんも凄かったよ!もう時々目が追い付かなかったもん!」

 

ギャラリー男「貴方フルセイバー上手いですね。あ、今度俺らとやりません?」

 

ギャラリー友「プルキュベも良かった。そうだ折角ですから対戦いいですか?」

 

八幡「え?お、おう…いや、はい」

 

雪乃「勿論構いませんよ」

 

結衣「あ、あたしも次やりたい!」

 

いろは「じゃあ結衣先輩は私と組みます?ストフリでリベンジしましょう!」

 

ギャラリー彼女「私達も参加する?」

 

ギャラリー彼氏「そうだね。俺はデスティニー使おうかなぁ」

 

ギャラリー学生「もしもし、今さフルセイバーとプルキュベが上手い人居てさ!他にも何かいい雰囲気で沢山居るし、家近いんだから来いよ!」

 

『マジで?行く行く!』

 

八幡「…なんか偉い人集まってきたな」

 

雪乃「あら、ぼっちな貴方には喜ばしい事でしょう?」

八幡「…まぁな」

 

「おい」

 

雪乃「え…?」

 

八幡「あぶねぇ!」

 

[ピザ]不良「オラァ!」

 

雪乃「きゃっ!」

 

八幡「ぐふっ!」ドゴォ

 

ギャラリー達「!?」

 

いろは(!?先輩が雪ノ下先輩を庇って頬殴られた!?)

 

結衣「ヒッキー大丈夫!?なにするんですか!」

 

[ピザ]不良「あん?何すんだじゃねぇよ!」

 

金髪学生「テメェらふざけんなよ?ちょっと勝ったからっていい気になりやがって!」

 

いろは「こんな事して騒ぎになりますよ!」

 

金髪学生「もうなってんだろ。てか今の状況わかってんの?」

 

いろは「……チッ」

結衣「あ、あたし店員呼んでくる!」

 

茶髪外野B「行かせねぇよ」ガシッ

 

結衣「!?」

 

ギャラリー男「おいお前らいい加減に」

 

キモ顔外野A「何ほざいてんの。殴るよ?」鉄バット

 

ギャラリー達「!」

 

「おい何か騒がしくないか?」

 

「あ、あれ不良に絡まれてないか?」

 

不良「店員は一階にしかほぼ居ない。残念でしたぁ!」

 

金髪学生「他の奴は余計な真似しなけりゃ何もしねぇよ。用があんのはこの四人だし」

 

ギャラリー達「くっ」

 

八幡(まずいな…)

 

「うわヤバいバット持ってる奴居るぞ」

 

「店員呼んで!」

 

八幡(悪いが早く呼んできてくれ。って言ってもこのゲーセンは…)

 

不良「チッ。おいテメェらとっとと裏口来いよ!女は可愛がってやるからさ」ガシッ

雪乃「離しなさい…!」

 

キモ顔外野A「お前はこっちだ!」

 

いろは「キモいって離してよ!」

 

金髪学生「さーて、お前サンドバッグ決定だから」

 

八幡「…なんて野郎だ(くそ、やっぱり裏口知ってたか)…ああもう破れかぶれだオラァ!」ヒュンッ

 

金髪学生「!」ヒュイ

 

不良「ふべらっ!」ドゴッ

 

雪乃「比企谷君!?」

 

不良「いってぇ…おい避けるから当たったじゃねぇか!」

 

金髪学生「アイツがやったんだろ!くそテメェ…もうリンチ決定だ」ガシッ

 

八幡「くそ…ここまでか」

 

雪乃「この…!」

 

いろは「先輩!」

 

結衣「やめて!ヒッキーに酷い事しないでぇ!」

 

?「誰がリンチ決定、だと?」ザッ

 

金髪学生「あ?」

 

静「衝撃の、ファーストブリットォ!」ドゴォッ

金髪学生「ぐはぁ!」

 

雪乃・結衣・いろは「!?」

 

八幡「平塚、先生!?」

 

不良「な、何だ!?」

 

金髪学生「くっ…」

 

静「さっきのは比企谷の分!これは由比ヶ浜の分!雪ノ下の分!一色の分!そして最後は迷惑を掛けたゲーセンとお客様の分だ!」バキッ!ドスッ!ゴンッ!ボコォッ!

 

金髪学生「がはぁっ!ぐぶっ!ばぁ!?ば、化け物あべじゅぅ!!」バタッ

 

不良外野達「ひぃ!」

 

陽乃「おちゃーこれまた派手にやっちゃって」

 

雪乃「ね、姉さん?」

 

静「おい貴様ら、由比ヶ浜と一色から離れろ。私のシェルブリット・バーストが火を吹く前にな」ギロッ

 

キモ顔茶髪「は、はいぃい!」バッ

 

結衣「ヒッキー!ゆきのん!」タタタッ

 

いろは「ふぇーん!気持ち悪かったですぅ!」ダキッ

 

八幡「お前ら…無事で良かった。あと一色どさくさに紛れて抱き付くな」

いろは「はっ!何ですか先輩それは案に惚れちゃう的なアレですかでもごめんなさいちょっとあざといんで無理です」

 

八幡「違うし、あざといの一色だから。たくお前って奴はなんでこんな時まで」ハァ

 

結衣「うぅ…いろはちゃんくっつきすぎ。ヒッキーもデレデレするなし」

 

八幡「いやしてないだろ。…それより平塚先生、どうして此処に?」

 

静「ん?ああ。偶々そこで陽乃に逢ってな。マキブをやろうと寄ってみたらお前達がコイツらに絡まれているのを見つけて来た訳だ」

 

八幡「そうですか…かなり助かりましたよ」

 

陽乃「さっき警察呼んどいたから直ぐに来ると思うよ~♪」

 

雪乃「姉さん…今回は本当に助かったわ。あのままではどうなっていたか…」

 

陽乃「雪乃ちゃんから素直にお礼が聞けるなんて駆け付けた甲斐があったよ~♪…で?」ギロッ

 

不良外野達「!?」

 

陽乃「んー?ねえ君達、私の可愛い雪乃ちゃんをどうするつもりだったのかなー…?」

不良「あ?そんなの犯してマワすに決まってんだろ?がっ!」←陽乃に顎掴まれ

 

陽乃「どうやらまだ状況が分かって無いみたいだねぇ~……一生海の上か監獄どっちがいい?」

 

茶髪外野「は?」

 

キモ顔外野「お、俺らまだ未成年だぞ?」

 

陽乃「そんなの、警察に雪ノ下財閥の権限を使えばちょちょいのちょい~だよ?雪乃ちゃんが危ない目にあったとなれば、私の両親も黙ってないだろうしね」パシッ

 

不良外野達「」

 

八幡(あ、コイツら多分人生終わったな)

 

雪乃(流石に監獄は冗談でしょうけど、姉さんの力だけで間違いなく四六時中監視の下。下手したら地方送りね…)

 

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八幡(こうしてアイツ等は警察に引き取られ、雪ノ下さんと平塚先生は一応同行した。店員も事なきを終えて戻り、俺達は一先ず飲み物を買って休憩所に入った。ギャラリーの人達も騒ぎが収まり今は普通にゲームをしている)

 

結衣「それにしても本当に吃驚した。ゲーセンって何時もあんな人達居るのかな?もしそうなら、次から来るの怖いな…」

 

八幡「安心しろ。あんなのは滅多に居ないし、居ても精々陰口や台バンする奴くらいだ」

 

いろは「ですね。シャッフルなんて良識ある人達が多く居ますし、固定台でも滅多に居ませんよ」

 

結衣「そっか…良かった」

 

雪乃「……」

 

八幡「…どうかしたか?」

 

雪乃「…いえ。ただマナーが悪い人が居るから、ガンダムに携わる人達が世間では快く思われてないのかしらと」

 

八幡「ああ……まあネットだと特に酷いからな」

 

雪乃「以前にしたらば?掲示板を覗いた事があるけれど、中々酷かったわ」

 

八幡「アレは例外だ。基本的にゲーセン内では特に問題は無い。時々グループで占領する迷惑な奴は居るけどな」

 

雪乃「確かにかなり通っているけれど、マナー悪い人でもあの様な輩に対面した事は無いわ」

八幡(かなり通ってるって…雪ノ下が読書と勉強以外でこれ程熱意を沸き立てるガンダムは恐ろしいな)

 

結衣「おーいゆきのん、ヒッキー!さっきの人達が今から仕切り直しに対戦どうですかって!」

 

雪乃「由比ヶ浜さん今行くわ。…比企谷君、次は負けないわよ」

 

八幡「え?あ、ああ…(やれやれ、流石負けず嫌いの雪ノ下だ。あれだけの事があってまだ根に持ってやがる)」

 

いろは「せんぱぁーい!結衣先輩と組んだ後次は私と組んで下さいね!」

 

八幡「おう」

 

結衣「ゆきのんも後で一緒にやろうね?次はストライクに挑戦を!」

 

雪乃「あら、なら私もレパートリーを増やそうかしら…実は最近ゴールドスモーを使い始めたの」

 

いろは「いやーアレは苦手な機体なので余り対戦したくないです。私はですねー、たまにはW以外でもと」ワイワイ

 

八幡(ま、マキブに限らずゲーセンは公共の場だ。マナーを守って楽しく仲良くゲームしよう。今の八幡的にポイント高い!……俺がまさか仲良くなんて口にするとはな…)

 

八幡(前の俺なら迷わず野良で行って調子に乗ったりカップルでやってる不届き者共にクアンタさんの天からバスターソードの如く叩き潰しに精を出してた)

 

八幡(……いや、まぁね…それで挑んだらカップルの女子が異様に強くて俺のエクシアがツインサテライトキャノンの波に飲まれたり、調子に乗った連勝野郎が大元帥で俺のダブルオーライザーが『俺の声に応えろ!ユニコーン!』でビリビリからの斬撃の錆にされた黒歴史がない事もないのだが…)

 

雪乃「由比ヶ浜さん、喚装はソード右、ランチャーが左、後ろがIWSPよ。いい?間違っても近距離で左を入力しない事を」

 

結衣「さりげなく馬鹿にされてる!?大丈夫だよゆきのん!ソードが左でランチャーが右!」

 

いろは「結衣先輩、それ真逆です。と言うか大人しくルージュかPストライクを使うのはどうです?」

 

結衣「それじゃキラ乗ってないし…あ、でもルージュは使いたいかも!」

 

八幡(……まぁ、アイツ等のお陰だよな。こんな風に思えたのは…ゲーセンで女子に囲まれてマキブやるのが本物かは知らんが…ふぅ)

 

八幡(俺はシャイニングガンダムでも使いますかね)

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

八幡「畜生また負けた!」結衣「ど、どうしたのヒッキー!?」

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