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いろは「先輩…. わたしのこと…. 滅茶苦茶にしたいですか?///」【俺ガイルss/アニメss】

 

生徒会室

 

八幡「……」カリカリ

 

いろは「ふむふむ」

 

八幡「……」カリカリ

 

いろは「ほほうー」

 

八幡「……おい」

 

いろは「なるほどー」

 

八幡「おい」

 

いろは「これすごーい」

 

八幡「おい、一色」

 

いろは「何ですかー?ていうか人のこと『おい』なんて10年連れ添った夫婦みたいな呼び方されても困ります

まずは結婚を前提としたお付き合いからにしてもらっていいですかごめんなさい」

 

八幡「アホか。つーか人が一生懸命仕事してんのにお前何してんの?俺お前に呼ばれて手伝わされてるんだけど」

 

いろは「休憩ですよ休憩。先輩も休憩しましょうよー」

 

八幡「俺は一刻も早く終わらせて小町の待つ家に帰りたいんだよ」

 

いろは「出たシスコン。まあまあ、冷蔵庫にMAXコーヒー入ってますから。飲んでいいですよー」

 

八幡「それを早く言え。仕方ない休憩するか」

 

八幡「で、お前さっきから何読んでんの?」カシュッ ゴクゴク

 

いろは「この本ですかー?催眠術の本です。ほら最近テレビによく出てる○○って人の」

 

八幡「えっ、何お前催眠術とか信じちゃってるわけ?」プークスクス

 

いろは「あーバカにしましたねー。先輩テレビ見たことないんですか?この人凄いんですよー」

 

八幡「はっ、あんなもん仕込みのヤラセに決まってんだろうが」

 

いろは「そんなことないですー。この本にも誰でもできる催眠術の掛け方とか書いてあるんですから」

 

八幡「そんなもん掛かるわけないだろ。少なくとも俺は絶対掛からん。信じてないからな」

 

いろは「じゃあわたしが先輩に催眠術掛けちゃいましょうか?」

 

八幡「やれるもんならやってみろ。絶対に無理だからな」

 

いろは「もし掛かったらどうしますー?」

 

八幡「万が一にもありえんが、もし掛かったら何でも言うこと聞いてやんよ」

 

いろは「言いましたね。絶対ですよ?約束しましたからね?」

 

八幡「はいはい。掛からなかったらお前が何でも言うこと聞けよ?」

 

いろは「はっ先輩わたしにどんないやらしいことするつもりなんですかきっとエロ同人みたいなことするつもりなんですね

ちゃんと手順を踏んでキスからにしてもらえますかごめんなさい」

 

八幡「何言ってんのか分かんねーよ。で、どうするんだ?」

 

いろは「そこに座っててください。ちょっと準備しますから」ゴソゴソ

 

八幡(うーむ、一色に何をさせようか……)ニヤニヤ

 

いろは「先輩ニヤニヤしてキモイです。準備できましたよ。この5円玉をしっかり見ててくださいね」

 

八幡「おいおい、また古典的だな……こんなの誰がかかるんだよ……」

 

いろは「うるさいですー。黙って見ててください。あなたはだんだん眠くなーる眠くなーる……」

 

八幡「……」

 

いろは「眠くなーる眠くなーる眠くなーる」

 

八幡「……」カクン

 

いろは「……先輩?せんぱーい?えっ?もしかして本当に掛かっちゃった?」

 

八幡「……」

 

いろは「先輩チョロすぎ」ドンビキ

 

いろは「でもこれすごい!どうしちゃおうかなー」

 

いろは「本によると……ふむふむ、催眠中は理性が働かないので質問をされると本心を答える……か」

 

いろは「先輩の本心……知りたい」ゴクリ

 

いろは(でも、ひょっとしたら先輩がわたしをからかおうと演技してる可能性があるから……まずは演技なら動揺しそうな質問をしてみますか)

 

いろは「先輩、『本物』は手に入りましたか?」

 

八幡「……手に入りそうだが、まだ手に入っていない。結局手に入らないかもしれない。でもいつかは手に入れたい」

 

いろは(うわーうわーこれマジっぽい!『本物』のワードに動揺せずこんなスラスラ答えるなんて!)

 

いろは(じゃあ次はいきなり核心を突いちゃいますかね……)

 

いろは「先輩、好きな人はいますか?」

 

八幡「小町」

 

いろは「即答で妹!?ガチでシスコンですか!普段のシスコンっぷりは大袈裟にやってるもんだと思ってたのに……」ドンビキ

 

いろは「えーと、肉親以外で答えてください」

 

八幡「戸塚」

 

いろは「またしても即答!?戸塚先輩への愛もガチだったんですか……」チョードンビキ

 

いろは(先輩ってば催眠状態でも難攻不落だなー……じゃあ質問を変えますか)

 

いろは(ちょっと卑怯かもしれないけど……やっぱり知りたいし)

 

いろは「先輩、雪ノ下雪乃さんのことはどう思ってますか?」

 

八幡「怖い」

 

いろは「うわー雪ノ下先輩かわいそう……ていうかこれ知られたら先輩殺されそう……」

 

八幡「……でも凛とした美しさと強さを持ってて、それでいて優しくてどこか儚げで……憧れているし愛おしく感じている」

 

いろは「!」

 

いろは(……愛おしいって……これって好きってこと?やっぱり先輩は雪ノ下先輩のことが……)

 

いろは(じゃあ結衣先輩のことは……?)

 

いろは「由比ヶ浜結衣さんのことはどう思ってますか?」

 

八幡「バカ」

 

いろは「酷い!」

 

八幡「あとエロい」

 

いろは「最低!」

 

八幡「……でも明るくて優しくて、まるで太陽のようにまぶしくて……あの笑顔を愛おしく思っている」

 

いろは「!」

 

いろは(結衣先輩も愛おしい?じゃあ先輩は結衣先輩のことも好きってこと……?)

 

いろは(先輩……わたしのことはどう思ってるんだろ……?聞きたい……でも聞くのが怖い……それでも!)

 

いろは「先輩、一色いろはのことはどう思ってますか?」ドキドキ

 

八幡「あざとい」

 

いろは「それ本心だったんですか!?照れ隠しだと思ってたのに……あの攻め方やめようかな……」クスン

 

いろは(でも今までの傾向からすると、ここから褒めてくれるはず……それが聞きたい!)ドキドキ

 

八幡「……でも可愛くて頼られると放っておけなくて、あんな子が俺を慕ってくれるのは嬉しい」

 

いろは「!」

 

いろは(キター!!!……可愛いって!嬉しいって!///)

 

いろは(……あ、でも愛おしいとは言ってくれないんですね……)シュン

 

八幡「……あいつのあざといところも素のところも……」

 

いろは(!続きが!?)

 

八幡「全部が愛おしい」

 

いろは(愛おしいキター!!!しかも全部って!全部って!///)

 

八幡「ただあいつは葉山のことが好きだから……勘違いしてはいけない」

 

いろは(あ……それ違うのに……)

 

いろは「もし……一色いろはの好きな人が葉山先輩ではなくあなただったら……どうしますか?///」ドキドキドキドキ

 

八幡「……ありえない。ありえないが……もしそうなら……」

 

いろは(ゴクリ)

 

ガチャ

 

平塚「一色いるかー?頼んでおいたアンケート集計できてるかー?」

 

いろは「ひゃい!?」

 

平塚「おお、比企谷もいたのか。ん?どうした?」

 

いろは「なななな、何でもありません!」

 

いろは(一番大事なところだったのに!平塚先生のバカー!)

 

平塚「比企谷は寝てるのか?まったく手伝いに来ておいて寝るとはけしからん奴だな」

 

いろは「ち、違います!ちょっと休憩してただけです!すみません、アンケートはあともうちょっとです」

 

平塚「そうか、もうすぐ完全下校時刻だ。集計は明日でもいいから今日はもう帰れ」

 

いろは「は、はい、分かりました」

 

平塚「いつまでも寝てないで比企谷も起きろ」ユサユサ

 

八幡「ん?うーん……あれ平塚先生?俺は一体……」

 

平塚「完全下校時刻だ、早く帰りたまえ。じゃあ一色、戸締り頼むぞ」バタン

 

いろは「はい、さようなら」

 

八幡「一色、俺もしかして……」

 

いろは「はい、バッチリ催眠術に掛かってましたよー」ニッコリ

 

八幡「マジか……この俺が一色ごときに催眠術を掛けられるなんて……」

 

八幡「で、お前催眠中の俺に何したの?何か変なことしたんじゃないだろうな?」ジトー

 

いろは「せ、先輩じゃあるまいし変なことなんてしませんよーだ。動物の真似とかさせて遊んでたんですー」

 

八幡「お前何てことをしてくれるんだ……まさか動画とか取ってないよな?」

 

いろは(はっ!しまったー!『愛おしい』のところ録音しとけばよかったー!)

 

いろは「そ、そんなことしませんよ。それより先輩?約束覚えてますよねー?」

 

八幡「ちっ、覚えてやがったか」ボソッ

 

いろは「何でも言うこと聞いてもらいますからね、せーんぱいっ!」ダキッ

 

八幡「バ、バカ抱きつくな!」

 

八幡(近い近い近いいい匂い柔らかい気持ちいい///)

 

八幡「で、お前俺に何させる気?もしかしてエロ同人みたいに……」

 

いろは「キモイです先輩。そうですねー今度の日曜デートしてください!」ギュッ

 

八幡「うわーめんどくせー。でもまあ約束だし仕方ねえか。つーか離れろ///」

 

いろは「めんどくせーって何ですかー?こんな可愛くて愛おしい後輩とデートできるのにー」

 

八幡「はいはい、あざといあざとい」

 

八幡(ん?何だ愛おしいって???一色の奴急に変なこと言いやがって……恥ずいっつーの///)

 

いろは「せーんぱいっ、日曜楽しみにしてますからねー」

 

いろは(あの続きはデートの時に聞かせてもらいますからねー、せ・ん・ぱ・い!)

 

 

日曜日

 

八幡(約束の30分前に着いてしまった。一色は……さすがにまだ来てないか)

 

八幡(何故こんなに早く来てしまったのか……偶々早く起きてしまったからである)

 

八幡(べ、別に一色とのデートが楽しみだったからじゃないんだからねっ!)

 

八幡(お、来た。あいつも早いな)

 

いろは「あ、せんぱーいっ!」タタタッ

 

いろは「待ちましたー?」ダキッ

 

八幡「いや、今来たところだ」

 

八幡(何故こいつはすぐに腕に抱きついて来るんだ……まったくあざとい)

 

いろは「へぇー、先輩のくせに満点回答じゃないですかー。やっと教育の成果が出てきましたね」ギュッ

 

八幡「本当に今来たところだからな。つーか恥ずかしいから離れろ///」プイッ

 

いろは「照れてる先輩キモイです」

 

いろは(ホントは可愛いんだけど)

 

いろは「で?どこ行きましょうか?」

 

八幡「え?さあ?」

 

いろは「またノープランですか……」

 

八幡「いや、だって今回はお前から誘ってきたんだろ」

 

いろは「はぁ……女の子から誘ってもOKした以上は男性がエスコートするものじゃないですか……」

 

八幡「そんなイケメンリア充の常識が俺に通用すると思うなよ」

 

いろは「まあ先輩なら仕方ないですね。とりあえず映画でも観に行きましょうか」

 

八幡「そうだな。こないだは結局観なかったしな」

 

 

映画館

 

八幡「俺これにするわ。一色はどれにする?」

 

いろは「何で別々に観るのがデフォなんですかね……」

 

八幡「え?だってせっかく金払うんだからお互い観たい映画観た方がいいだろ?」

 

いろは「どこの世界にデートで別々の映画を観るカップルがいるんですか……」

 

八幡「そういうもんか?よく分からんが……」

 

いろは「分かりました、今日は先輩の観たい映画にしましょう」

 

八幡「いいのか?これホラーだけど」

 

いろは「!……へ、平気ですよ……たぶん……ていうか先輩ホラー好きなんですか?」

 

八幡「特に好きってわけじゃないが、これシリーズ物で一応全部観てるからな。今回のが完結編だから観ておきたい」

 

いろは「はっ!もしかしてホラー映画でわたしを怖がらせて抱きつかれようという魂胆ですかその時は優しく抱きしめてくれますかごめんなさい」

 

八幡「いや、だから俺一人で観ようとしてたでしょ……」

 

八幡(最近のこいつのこれ、断られてるのか誘われてるのかよー分からんな……抱きしめちゃってもいいのかよ)

 

いろは「じゃあ入りましょー」

 

八幡(……開始15分から抱きつかれっぱなしなんですが……)

 

いろは「ひっ!」ギュッ

 

八幡(全然集中できん)

 

いろは「んっ!」ギュー

 

八幡(うお!何か柔らかいものが!///)

 

いろは「やぁ……んんっ!」ギュギュー

 

八幡(声が色っぽすぎませんか、いろはす

 

いろは「せん……ぱぁい!」ギュギュギュー

 

八幡(今夜のおかずにしよう)

 

いろは「はぁ〜何ですかあれ。怖くてストーリーとか全然頭に入りませんでしたよ」

 

八幡「そ、そうだな。完結編だけあってシリーズ中最高の恐怖という謳い文句に偽りなしだったわ」

 

八幡(お前のせいでこっちは全然恐怖を味わえなかったけどな)

 

いろは「先輩、お腹空きません?」

 

八幡「よし、じゃあなりたk」

 

いろは「ラーメンは今日はいいです」

 

八幡「そ、そうですか……。じゃあサイゼで」

 

いろは「はぁ……先輩サイゼ好きですねぇ」

 

八幡「やっぱりパスタとかの方がいいか?」

 

いろは「いえ、サイゼでいいです。サイゼにもパスタありますし」

 

八幡「じゃあサイゼということで」

 

 

サイゼリア

 

いろは「先輩何にします?」

 

八幡「ミラノ風ドリアとドリンクバーで」

 

いろは「好きですねぇそれ。じゃあ私はほうれん草のクリームスパゲティとドリンクバーにします」

 

八幡「ドリンクはアイスティーでいいか?」ガタッ

 

いろは「あ、わたしが行ってきますよ」ガタッ

 

八幡「いいよ、俺が行くから座ってろ」

 

いろは「じゃあ、お願いします」ストン

 

いろは(荷物持ってくれたり、こういうところで優しいんだよねぇ先輩って///)

 

八幡(やっぱミラノ風ドリア最高)モグモグ

 

いろは(ちょっとジャブを入れてみますか……)モクモク

 

いろは「先輩って……今まで女の人と付き合ったことあるんですか?」

 

八幡「……あると思うか?」

 

いろは「ですよねー」

 

八幡(分かってて訊くなよ……泣くぞ)

 

いろは「じゃあ今付き合いたい人っていますかー?」

 

八幡「え……いや……いない……けど」

 

いろは「えーホントですかー?」ジー

 

八幡「ほ、ホントだって」アセアセ

 

いろは「ふーん」

 

いろは(“愛おしい”人が3人いるくせに。わたしを含めて)

 

いろは(でも先輩からは絶対告白とかしないんだろうなぁ……)

 

 

昼食後

 

八幡「やっぱサイゼは最高だな。コストパフォーマンス的にも」

 

いろは「先輩、今度の時までに新しい店開拓してくださいね」

 

八幡(次もあるんですか……)

 

いろは「さて、お昼も食べたし、腹ごなしに少し運動しましょうか」

 

八幡「疲れるからやだ」

 

いろは「そんなこと言わずに、少し体動かしましょうよー。先輩不健康なんですから」

 

八幡「俺はいたって健康だ。また卓球でもするか?」

 

いろは「卓球は勝てないからいいです。ボウリングにしましょう」

 

八幡「ボウリングなら勝てるつもりか?」

 

いろは「ふふん、わたしそこそこできますよー。レッツゴーです!」

 

 

ボウリング場

 

いろは「先輩アベレージどのくらいですか?」

 

八幡「まあ大体150くらいだな。一色は?」

 

いろは「わたしは100くらいですね」

 

八幡「ふっ、勝負にならんな」フフン

 

いろは「やだなー先輩、当然ハンデ付けるに決まってるじゃないですかー。アベレージの差からハンデ50ですね」ニッコリ

 

八幡「なん……だと……」

 

いろは「負けたら何でも言うこと聞くってことで」

 

八幡「いいだろう」

 

八幡(負けられない戦いが、そこにはある!)

 

いろは 124

 

八幡 121

 

八幡「」

 

いろは「ハンデなしでもわたしの勝ちですね、せんぱい♪」

 

いろは(アベレージ低めにサバ読んだけど必要なかったみたい)

 

八幡「ジュース奢りだったな。何がいい?」

 

いろは「は?」ギロ

 

八幡(こわいいろはすこわい)

 

八幡「……何でもおっしゃってください」

 

いろは「とりあえず保留しますね。また後でお願いしますので」ニッコリ

 

八幡(ふえぇ、こわいよう)

 

いろは「じゃあ次はカラオケに行きましょうか」

 

 

カラオケ店

 

いろは「先輩、何歌います?」

 

八幡「えーと……アニソンでもいいか?」

 

いろは「え?……まあいいですけど」

 

八幡(よかった、歌える歌がなくなるところだった)

 

いろは「じゃあわたしから入れますねー」

 

いろは「〜♪」

 

八幡(やだこの子上手い)

 

いろは「じゃあ次は先輩の番ですよ」

 

八幡「お、おう」

 

八幡「〜♪」

 

いろは(歌ってる先輩……ちょっとカッコいい///)

 

いろは(さて、そろそろ本日のメインイベントと行きますか)

 

いろは「先輩、さっき保留にした件、いいですか?」

 

八幡「ここで来たか。一体何すりゃいいんだ?」

 

いろは「えーと、もう一度催眠術掛けさせてください」

 

八幡「は?え?やだよ、俺掛かっちゃうもん」

 

いろは「何でも言うこと聞いてくれるんですよね?」ニッコリ

 

八幡「くっ、卑怯な……」

 

八幡(そんなに俺の動物の真似が面白かったのか……?)

 

いろは「ほら、行きますよ先輩。この5円玉をじーっと見てくださいね」

 

八幡(はぁ……仕方ない、さっさと済ませるか)

 

47:◆64M9EisMcA:2015/06/17(水)23:34:06.69id:oJZOZcrOo

 

いろは「あなたはだんだん眠くなーる眠くなーる……」

 

八幡「……」

 

いろは「眠くなーる眠くなーる眠くなーる」

 

八幡「……」カクン

 

いろは「……掛かったかな?」

 

いろは「今回は録音も準備して、と」

 

いろは「先輩、一色いろはのことはどう思ってますか?」

 

八幡「あざとい」

 

いろは(からのー?)ポチットナ

 

八幡「……でも可愛くて頼られると放っておけなくて、あんな子が俺を慕ってくれるのは嬉しい」●REC

 

いろは(改めて聞いても照れる///)

 

八幡「「……あいつのあざといところも素のところも……全部が愛おしい」●REC

 

いろは(やったー!録れた!)

 

八幡「ただあいつは葉山のことが好きだから……勘違いしてはいけない」●REC

 

いろは(本題はここから……)ドキドキ

 

いろは「もし、一色いろはの好きな人が葉山先輩ではなくあなただったらどうしますか?」●REC

 

八幡「……ありえない。ありえないが……もしそうなら……」●REC

 

いろは(ゴクリ)

 

八幡「滅茶苦茶にしたい」●REC

 

いろは「」

 

いろは(え?今何て?滅茶苦茶?滅茶苦茶って言ったの?えええええええええええええ?///)

 

いろは(どどどどどどどういう意味?やっぱりそういう意味なの?先輩ってそうなの?///)

 

いろは「え……と……滅茶苦茶とは具体的にどうするんでしょうか……?///」●REC

 

八幡「……あざとく近寄ってくる一色を抱き寄せてキス。驚いてるところにもう一度今度は舌を入れてキス。

一色が放心状態になったところで服を剥ぎ取ってまずは下着姿を堪能。下着を脱がせたら直接おpp」●REC

 

いろは「ストーーーーーーーーーーーーーップ!!!///」ポチットナ

 

いろは「ハァハァ……///」

 

いろは(先輩って……先輩って……)

 

いろは(変態だったのねーーーーーーー!!!///)

 

いろは(まあ先輩だってヤリたい盛りの高校生だから、多少は理解できなくもないけど……///)

 

いろは(それにしたって滅茶苦茶って何なのよー///)

 

いろは(わたしが先輩に告白して、もし先輩の理性の箍が外れたら……わたし滅茶苦茶にされちゃうんだ……///)

 

いろは(何かもう頭が真っ白になってきちゃった……先輩の催眠解こう)

 

いろは「先輩、先輩」ユサユサ

 

八幡「……ん?おう……終わったか?」

 

いろは「はい、ありがとうございました///」

 

八幡(ん?こいつ何で真っ赤なんだ?)

 

八幡「今度は何の真似させたんだ?」

 

いろは「イグアナです。さ、そろそろ出ましょうか」

 

八幡「タモリかよ……」

 

 

千葉駅前

 

八幡(カラオケを出てから一色は俺と目を合わそうとしない。しかも無言。でも顔は真っ赤)

 

八幡(俺のイグアナの物真似ってそんなに凄かったの……?)

 

八幡「なあ一色」

 

いろは「ひゃい!ななな何ですか?」

 

八幡(何だよその反応……こっちが反応に困るわ)

 

八幡「今日はもうお開きでいいんだよな?」

 

いろは「そ、そーですね」

 

八幡(だから何でタモリネタなの?)

 

八幡「お前、モノレールだよな」

 

いろは「あ、はい。今日は楽しかったです。ありがとうございました」ペコリ

 

八幡「お、おう。俺もまあ楽しかったわ」

 

いろは「……///」ジー

 

八幡「な、なに?」

 

いろは「先輩……わたしのこと……」モジモジ

 

いろは「滅茶苦茶にしたいですか?///」

 

八幡「」

 

いろは「はっ!な、何でもないです!さよなら!」タタタッ

 

八幡「……」ボー

 

八幡(あいつ今何て言った?滅茶苦茶?滅茶苦茶って何?///)

 

八幡(滅茶苦茶ってそういう意味なの?ビッチにもほどがあるだろ///)

 

八幡(……一色を滅茶苦茶に…///)妄想中

 

八幡(おかずが増えた)

 

 

一色家 いろはの部屋

 

いろは(何を口走ってるのわたしたらああああああああああああ)バタバタ

 

いろは(先輩のことだからビッチとか思ってるんだろうなぁ……)

 

いろは(先輩のせいなのに!先輩のせいなのに!)

 

いろは(はぁ……明日から先輩の顔がまともに見れそうもないよ……)

 

いろは(……)

 

いろは(とりあえず今日の録音を聴いて落ち着こう)

 

八幡『でも可愛くて頼られると放っておけなくて、あんな子が俺を慕ってくれるのは嬉しい』再生中

 

八幡『あいつのあざといところも素のところも……全部が愛おしい』再生中

 

八幡『ありえない。ありえないが……もしそうなら……滅茶苦茶にしたい』再生中

 

いろは(うわあああああああああああああああああああああ///)バタバタバタバタ

 

いろは(落ち着けるわけないじゃん!///)

 

いろは(はぁ……今夜先輩の夢見そう///)

 

いろは(この責任は絶対取ってもらいますからね!先輩!)

 

 

 

 

 

 

 

 

いろは「催眠術かけちゃいますよ」八幡「やれるもんならやってみろ」

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