結衣「上手く出来たから….二人には食べてほしかったんだけど」 雪乃「…仕方ないわね少しだけよ」 八幡「はぁ…わかったよ」【俺ガイルss/アニメss】
由比ヶ浜「お弁当作ってきたよ」
由比ヶ浜「どうかな?」
八幡「俺はお腹いっぱいだから遠慮しとくよ」グー
雪乃「私も自分の分あるし・・・」
由比ヶ浜「ヒッキーお腹なってるし・・・私上手く出来たから二人には食べてほしかったんだけど」
雪乃「仕方ないわね少しだけよ」
八幡「はぁ・・・わかったよ」
由比ヶ浜「二人ともありがと!」
八幡「それで?食べるなら早く食べようぜ」
由比ヶ浜「うん」パカッ
雪乃「あら?かなり綺麗に出来てるわね」
由比ヶ浜「えへへ」
八幡「それで、なんで急に俺たちの分まで?まさかいつも俺らの分作ってて上手く出来たからとかか?」
雪乃「はぁ・・・貴方ごときのために由比ヶ浜さんが時間を割くわけないでしょ?自惚れすぎだわ」
八幡「いや、急に作ってきてたまたま上手くいったなんてことはあり得んだろう」
由比ヶ浜「ヒッキー酷い!」
雪乃「彼のことは放っておいて食べましょう」
八幡「まぁいいか・・・じゃあ貰うぞ由比ヶ浜」
イタダキマス
由比ヶ浜「えへへ実はね一週間前にヒッキーが読んでたラノベ?に料理の作り方が書いてあったの」
二人「モグモグ」ゴクン
雪乃「ラノベにもそんなまともなことが書いてあるのね」
八幡「材木座が異常なだけだ・・・まともなのもある・・・ガガガはあれだけどな・・・ん一週間前?」
雪乃「うっ・・・」
八幡「それってまさか・・・うっ」
由比ヶ浜「バカとテストととか言うやつだよ」つ姫路瑞希の女子御飯
二人は病院に運ばれた
平塚「・・・」
由比ヶ浜「どうして」
材木座「・・・」
戸塚「・・・」
小町「・・・」
陽乃「みんなもう遅いから帰った方がいいかもねー」
平塚「私の車じゃ全員送れないぞ」
陽乃「じゃあ私の家のに乗せてくから」
平塚「ああ」
由比ヶ浜「私残ります」
陽乃「・・・」
平塚「わかった由比ヶ浜は私が送っていこう」
陽乃「じゃあみんか帰ろうか」
材木座「うむ」
戸塚「ありがとうございます」
小町「小町は親が来るのを待ってます」
学校
由比ヶ浜「二人とも!酷いよそんな倒れて」
雪乃「」プルプル
八幡「頼む救急車」プルプル
由比ヶ浜「酷い!そんなに不味かったの?」ワタシモタベテミヨ
八幡「やめろ!」
由比ヶ浜「ひぃ!」
八幡「ガハッ」
由比ヶ浜「ヒッキー?」
ガラガラ
材木座「はちまーーーん探したぞーいつものとこにいない・・・あれ?」
由比ヶ浜「ちゅうに」
材木座「これ・・・え?」
由比ヶ浜「私のお弁当食べてから」
由比ヶ浜「」ビクッ
由比ヶ浜「」コクリ
材木座「ちょ救急車!」
由比ヶ浜「私のせいだ・・・」
平塚「・・・」
小町「ゆいさんは二人のために・・・お弁当を」
由比ヶ浜「私がちゃんと読んでれば・・・」
小町「・・・」
小町「ホントソウデスヨ」
母「小町・・・」
小町「親が来たので帰ります」
平塚「ああ」
由比ヶ浜「・・・」
平塚「さてと由比ヶ浜・・・君はどうしたい」
由比ヶ浜「謝りたいです・・・みんなに」
平塚「それでそのあとは?」
由比ヶ浜「それは」
平塚「ただ謝るだけなら誰にでも出来る」
由比ヶ浜「なら!」
平塚「正直これは私の手に余る問題だ・・・少なくとも今の君の状態では何もできまい今日は帰ろう」
由比ヶ浜「残ります」
平塚「ダメだ帰るぞ」
由比ヶ浜「私のせいなのに」
平塚「はぁ君が残ってどうなる?ここに残るのが贖罪になるのか?」
由比ヶ浜「食べ物の話はやめて!」
平塚「重症だな・・・気が動転しているんだろう」
由比ヶ浜「・・・」
平塚「また明日来ればいい」
由比ヶ浜「はい」
平塚「うむ・・・この事は他言無用だ・・・君の友達にも」
由比ヶ浜「はい」
学校
由比ヶ浜「」
三浦「・・・」
葉山「今日はそっとしておいてあげよう」
三浦「・・・」
ヒッキーたちのことは事故とされていた
世間から見たら殺人未遂事件に見える可能性があるかららしい
今はTwitterとかで誤情報が広まると余計にやっかいだから
私のことも守るためには秘密にしなきゃいけない
これが広まると他の人にも殺人犯と同じ学校ということで迷惑がかかるから
私には無関係の事故ということになった
病院
陽乃「雪乃ちゃんは意識を取り戻したよ」
由比ヶ浜「よかった・・・」ボソッ
陽乃「・・・」
由比ヶ浜「あっ・・・私謝ってきます・・・」
陽乃「謝って解決すればいいのにね」
由比ヶ浜「・・・」
材木座「・・・」
戸塚「は、はちまんは?」
小町「まだ目を覚まさないんです」
陽乃「当たり前だよねーガハマちゃんが食べるのを止めるために無理したんでしょ・・・胃に穴が空いてたのに」
由比ヶ浜「え?」
陽乃「はやく雪乃ちゃんに会ってあげてよ」
由比ヶ浜「・・・」
雪乃「」
由比ヶ浜「ゆきのん・・・ごめんね・・・私わたしのせいで」
雪乃「あ、うーあぐぎぎ」
由比ヶ浜「ゆきのん?」
陽乃「雪乃ちゃんはもうずっとそのまま・・・病院通いもずっと・・・身体は麻痺して動けない・・・」
小町「お兄ちゃんはもう目を覚まさない可能性が大きいらしいよ」
小町「ゆいさんはまた助けられて・・・そしてお兄ちゃんを!!」
由比ヶ浜「いや・・・イヤァァァ」
私は転校した
その後私の意識は闇に沈んだ
私は多重人格者になった
辛いからもう私はいらないよね
こうして由比ヶ浜は消えた
由比ヶ浜「私は引っ越し以前の記憶が一切ないというより別人らしい・・・今の私はどうやら[記憶]を失う以前の私とは違うらしい・・・前の私は周囲に人がいたことが写真から伺えた」
由比ヶ浜「しかし今の私は一人だ。一人がいい、落ち着くし」
由比ヶ浜「最近猫を買い始めた・・・今好きなものはパンさんと猫で犬は苦手だ」
由比ヶ浜「パンさんグッズは全部揃えた」
由比ヶ浜「将来の夢は専業(主夫)で千葉が大好きだ」
由比ヶ浜「好きな飲み物はMAXコーヒー・・・」
由比ヶ浜「転校先での私はカーストの一番したにいる・・・ぼっちだしね」
由比ヶ浜「・・・」
由比ヶ浜「私は誰なんだろう」
陽乃「雪乃ちゃんごはんだよー」
雪乃「」ベチャベチャ
雪乃「お、べんなじゃい」
陽乃「気にしなくていいよ」
雪乃「あうあうぉえぇ」
小町「・・・」
母「小町・・・」
小町「お兄ちゃんはなんでこんな目に会わなきゃいけないの?なんでなんで?」
小町「小町聞いたよ!ゆいさんは死んだんでしょ!新しい由比ヶ浜さんになって」
小町「酷いよ逃げるなんて」
小町「お兄ちゃんは怒らないんだろうなぁ・・・今の小町ポイント低いよ・・・」
小町「でもあの人が生きててお兄ちゃんが死んだなんて許せないよ・・・返してよぉお兄ちゃんを返して」
終
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