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ひたぎ「いいからさっさと咥えなさい」 暦「あの…戦場ヶ原さん…?」【化物語ss/アニメss】

 

阿良々木「……戦場ヶ原、なんで口にポッキーを咥えてるんだ?」

 

戦場ヶ原「ふぁんふぉうひへほう?(誕生日でしょう?)」 

 

阿良々木「あの…戦場ヶ原さん…?」 

 

戦場ヶ原「ひまふぁらほぉっひーふぇーむをひまふ」

 

阿良々木「ごめん戦場ヶ原。ポッキー咥えてるせいで何て言ってるのかイマイチ良くわからない」 

 

戦場ヶ原「…………」 

 

阿良々木「僕が今そんな目で見られる理由もわからないぞ戦場ヶ原!」 

 

戦場ヶ原「……」(ケータイポチポチ 

 

戦場ヶ原「……んっ」(ずいっ 

 

阿良々木「何としても口からポッキーは取らないんだな……。どれどれ」 

 

戦場ヶ原『いいからさっさとこのポッキーを咥えなさい』 

 

阿良々木「……それは俗にいうポッキーゲームって奴じゃないのか?」 

 

戦場ヶ原『あら?言わなかったかしら?』 

 

阿良々木「いやもし言ってたとしてもわからんだろ……」

 

戦場ヶ原『それで?阿良々木君は私が口にずっと咥えてるこのポッキーを食べないのかしら?それとも食べたく無い?それもそうよね私が片方とは言え口にしてしまっているんだもの、阿良々木君はこんな汚いもの口にしたく無いって 

阿良々木「咥えるよ咥える!咥えさせて下さい戦場ヶ原さん!」 

最初からそう言えばいいのよ』

 

 

戦場ヶ原「…………」ずいっ 

 

阿良々木「……本当にやるのか?」 

 

戦場ヶ原「…………」こくり 

 

阿良々木「………………えぇい!ままよ!」かぷ 

 

戦場ヶ原「っ!」ビクッ 

 

阿良々木「ふぉうした?(どうした?)」

 

戦場ヶ原『何でも無いわ。ビックリしただけ』 

 

阿良々木「ふぉうか……」 

 

戦場ヶ原『ええ』 

 

 

阿良々木、戦場ヶ原「………………」 

 

阿良々木「…………」(こっからどうすればいいんだよ……) 

 

戦場ヶ原「…………」ジー

 

阿良々木、戦場ヶ原「…………」カリッ 

 

阿良々木、戦場ヶ原「!」 

 

阿良々木「…………」(……続けていいのか?) 

 

戦場ヶ原「……」カリ

 

阿良々木「っ!…………」ポリポリ 

 

戦場ヶ原「んっ!…………」カリカリポリ 

 

阿良々木、戦場ヶ原「…………」カリカリポリポリ

 

阿良々木「……」(……ポッキーあと2センチも残ってないぞ……ポッキーゲームってどのタイミングで終わるんだ?畜生、こんなことなら妹の歯磨きなんてしてないで妹とポッキーゲームの練習をしておくべきだったな……) 

 

戦場ヶ原「…………」 

 

阿良々木「…………」(戦場ヶ原も止まってしまった……これ位で終了か?) 

 

戦場ヶ原「…………」カリ 

 

阿良々木「!?」(まだ行くのか!?このままだとキスしちゃうっていうかいや別に恋人同士だししても問題なんて全く無いけど戦場ヶ原的にはいいのか?)

 

戦場ヶ原「…………」ジー 

 

阿良々木「……」(ち、近い。戦場ヶ原のいいにほひが……そして何故上目遣いなんだ……) 

 

戦場ヶ原「…………」カリッ 

 

阿良々木「…………………………」(モードニデモナレ)カリッ 

 

戦場ヶ原「……はむっ!」 

 

阿良々木「むぐぅ!?」 

 

戦場ヶ原「レルッ…チュ…ハグハグ……レロー」 

 

阿良々木「ングッ!チュパッ……アグ……」ゴクン(戦場ヶ原の……唾液!?) 

 

戦場ヶ原「ンム……チュル…………っぷはぁ」

 

阿良々木「ぷはっ!……………おまっ 

 

戦場ヶ原「阿良々木君」 

 

……なんだよ」 

 

戦場ヶ原「お誕生日、おめでとう」 

 

 

 

 

神原「阿良々木先輩!」 

 

阿良々木「……なんだ神原。ポッキーゲームならしないぞ」 

 

神原「流石は阿良々木先輩だな!私がポッキーゲームをしたいことを一瞬で見抜くなど、いやはや阿良々木先輩の目は未来さえも見通してしまうようだな」 

 

阿良々木「そんな大層なことじゃないよ」(ポケットが思いっきりポッキーの箱の形に膨らんでるしな……)

 

神原「いやはやこれは脱ぐしかあるまい」 

 

阿良々木「何故脱ぐ!」 

 

神原「え?いや、阿良々木先輩の前にいるのだから当然だろう?」 

 

阿良々木「そんな当然を僕は寡聞にして聴いたことが無いぞ!?それだと僕も変態みたいじゃないか!」 

 

神原「まぁ阿良々木先輩の前だからというのは勿論冗談だ、安心してくれ。脱ぐのは勿論、ポッキーゲームの時だけだ」 

 

阿良々木「それなら安心……できねぇよ!むしろ危険性が増してるよ!僕が知る限りにおいてポッキーゲームは服を脱ぐ必要のあるようなエクストリームスポーツじゃ無かった筈だ!」

 

神原「今日の阿良々木先輩はどうにも注文が多いな……何かいいことでもあったのか?」 

 

阿良々木「あっ!?なっ……ない!」 

 

神原「……………」 

 

阿良々木「やめてくれ神原……今朝の戦場ヶ原みたいな目で僕を見るなお願いだから」 

 

神原「戦場ヶ原先輩とお会いしていたのか?阿良々木先輩は」 

 

阿良々木「んっ?まぁな」

 

神原「そういえば阿良々木先輩から二種類の女物のシャンプーの匂いがするな。確かに片方は戦場ヶ原先輩だ」 

 

阿良々木「もう片方は妹のだからな?変なこと考えんなよ?そしてお前は当たり前のように戦場ヶ原のシャンプーの匂いがわかるんだな」 

 

神原「なんだ、阿良々木先輩はわからないのか?」 

 

阿良々木「…………わかるけど」

 

神原「…………」ジトー 

 

阿良々木「ちょっと待ってくれなんでお前から振ってきた話題にのっただけでそんな目をされなきゃいけないんだ!?しかもお前から!」 

 

神原「……そうだな、阿良々木先輩が気持ちわる……なかなか愉快な趣味思考をしているのは前からだったな」 

 

阿良々木「お前今仮にも先輩の僕のこと気持ち悪いって言おうとしたか!?しかもお前だけには言われたくないよ!」

 

神原「まぁいいのだ話を戻そう。ポッキーゲームをしようと言う話だったな」 

 

阿良々木「確かに元はそんな話だった気がするがこのタイミングで話をあからさまに戻すなよ!悲しくなるだろ!」 

 

神原「ところで阿良々木先輩、ここにちょうどいいことにポッキーがある。しかもパンダだ」 

 

阿良々木「スルーかよ……。まぁいい。……そのパンダってのは何なんだ?」 

 

神原「その名の通り、ホワイトチョコがいやらしいポッキーだ。昨日コンビニで見つけたのでな。買ってきた次第だ」

 

阿良々木「ホワイトチョコイコールでいやらしいという考えに行きつくあたりは流石神原といいたいな……」 

 

神原「褒めてもお金しか出ないぞ阿良々木先輩」 

 

阿良々木「出すもん出してんじゃねーか!いや、いらないしそもそも僕はお前のことを褒めてすらいねぇよ!」 

 

神原「貶されていると思うとゾクゾクしてしまうではないか……」ゾクゾクッ 

 

阿良々木「褒めるのも貶すのも逆効果だと!こいつを教育する教師陣は大変だな!」

 

神原「まぁ細かいことは気にせず。なっ?」 

 

阿良々木「いやそんな笑顔でポッキーを構えられても困る。それに僕、ホワイトチョコ苦手なんだよ(嘘)」 

 

神原「なんと!これは失礼なことをした!今このホワイトチョコをなんとかする!」 

 

阿良々木「何とかするって……」 

 

神原 チュパレルペロペロ 

 

阿良々木「 」

 

神原「さぁ!」 

 

阿良々木「さぁ!じゃねーよ!確かにホワイトチョコは取り除かれたけど代わりにお前の唾液でコーティングされちゃってるよ!」 

 

神原「なんだ、阿良々木先輩は間接キスを気にするタイプの人間か?」 

 

阿良々木「そこまで気にするタイプの人間ではないがこれは間接キスってレベルじゃないだろう!普通にキスするより寧ろ恥ずかしいわ!」

 

神原「そうか?……ふぁあにふへんふぉふぁふぁいふぉふぉふぃにふぃふぁじふぇふぁらふぁふぇふぁ」 

 

阿良々木「咥えながら喋るんじゃねーよ!なんて言ってるか全く分からねーぞ!」 

 

神原「ふぁーふぁー」 

 

阿良々木「すまん神原。俺にはファーファにしか聞こえない」

 

神原「んー」 

 

阿良々木「いやいや駿河さん。これはまずいって。僕もこれでも一応彼女持ちなわけ?しかもお前が最も尊敬してる先輩と付き合ってるわけな?OK?」 

 

神原「ふぃにふるな」 

 

阿良々木「気にするわ!お前も気にしろ!」

 

神原「んー」ジー 

 

阿良々木「……っく。5㌢!5㌢だけならいいだろう!そのかわりそれが終わったらもうこの話は無しだ!いいな!」 

 

神原「んー」コクコク 

 

阿良々木「……いくぞ」カプッ

 

神原「!?!!!?!?」ビクビクビクビクゥ! 

 

阿良々木「んん!?」 

 

神原「んっ……んふぅ……」トローン 

 

阿良々木「……」(何故だ、何故この後輩はこんなにも目を蕩けさせているんだ?) 

 

神原「……」クテー 

 

阿良々木「……」ポリポリ

 

阿良々木「……」ホッペペチペチ 

 

神原「……ふぁっ!」ビクッ 

 

阿良々木「……」アムアム 

 

神原「……!」カリポリ 

 

阿良々木、神原「……」カリアムポリモグ 

 

 

阿良々木「……」ポリポリ(明らかに5センチ以上食べてしまっている…) 

 

神原「……」カリカリ 

 

阿良々木「……」ハグハグ(またやめるタイミングを逃してしまった……) 

 

神原「…………」カリカリカリカ…

 

阿良々木「……?」 

 

神原「モグモグゴクン……。うん!今回はここまでだな!これ以上は……阿良々木先輩に迷惑をかけてしまう」 

 

阿良々木「迷惑だなんて!」 

 

神原「いいんだ!……もう、十分だ」 

 

阿良々木「神原……」 

 

神原「それに……戦場ヶ原先輩にも怒られてしまうからな」 

 

阿良々木「そう……だな」

 

神原「そうそう阿良々木先輩。一つ言い忘れていた」 

 

阿良々木「なんだ?」 

 

神原「お誕生日。おめでとう」 

 

 

 

 

 

 

 

 

元スレ

阿良々木「……戦場ヶ原、なんで口にポッキーを咥えてるんだ?」

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