化物語/物語シリーズ
2月14日 今日は全国的にバレンタインデーである 今日をバレンタイン以外の日だと思っている人は女の子にはもちろん、男の子にだってそうはいない 駅やコンビニ、町全体がバレンタイン一色になるのだ あれ?そういえば今日はバレンタインデーだっけ(笑) な…
もし、?だったら。 人は願いをこめて、そう言うことがある。 この物語は私の願いが、 秘めた想いが、 形になったもの。 もし、私があららぎくんの恋人だったら。 きっと……それは…… 翼物語 開幕 暦「なあ、月火ちゃん、それはどうなんだろうか?やっぱり僕は…
いつかの冬はずっと1人ですごした。寒くても変わりなく いつかの春はずっと1人ですごした。暖かくても変わりなく いつかの夏はずっと1人ですごした。暑くても変わりなく 秋も大体1人で。変わったのかな 冬は大体1人で。その間に携帯を手に入れたのだけ…
羽川の問題が一応の解決を見、名ばかりではあるが僕が副委員長として臨んだ文化祭も無事に閉会して、土日を挟んだ6月20日。 いくら吸血鬼スキルの名残りのおかげで眠気に強いとはいえ、立て続けの難事に精神的疲労のピークが来たのか、昼食後から猛烈な眠気…
千石「遊ぼうよ、暦お兄ちゃん」 暦「強引だな!」 千石「まずはツイスターゲームしようよ!」 暦「ツイスターゲーム?それなら前もやっただろ」 撫子「じゃあ今回は罰ゲームありにようよ、負けたら『なんでも』言うこと聞いてね‼」 暦「はは、お前が負ける…
『あららぎファミリー』 001. 自分の家族について。 それは本来、仰々しく語る程の事でもない。 当人にとってはまだしも、他人にとっては、きっとどうでもいい事だろう。 それこそ、小学校の作文の題材として使われでもしなければ、わざわざ書き連ねたり、言…
阿良々木「……戦場ヶ原、なんで口にポッキーを咥えてるんだ?」 戦場ヶ原「ふぁんふぉうひへほう?(誕生日でしょう?)」 阿良々木「あの…戦場ヶ原さん…?」 戦場ヶ原「ひまふぁらほぉっひーふぇーむをひまふ」 阿良々木「ごめん戦場ヶ原。ポッキー咥えてるせ…
公園で遊ぶ母子が目に焼きついて離れない そんなことあったかな そんなこと無かったかな 無かったかな 無かったな 駄目だ、無かったかどうかが分からない 自分がそんなに卑屈にならなくても、とは思うけど まあ、もう仕方がない 私はあいつと同じくらい忘れ…
戦場ヶ原「阿良々木君、あやとりをしましょう」 阿良々木「あやとり?ああ、のび太君とかが得意なアレか」 戦場ヶ原「そうよ、ヒモは用意してあるわ」ヒモワタシ 阿良々木「おお、用意がいいな、戦場ヶ原」ヒモウケトリ 戦場ヶ原「さあ、あやとりをしましょう」 阿良々…
扇「阿良々木先輩は私が生まれた日をご存知でしょうか?」 暦「いや、悪いけど知らないな」 暦「いつなんだ?扇ちゃん」 扇「私も知りません」 扇「私が知らなくて、あなたも知らない」 扇「こういった場合どうすれば良いのでしょうね」 暦「うーん・・・だ…
私はこれまで人になにかを与えることはできたのだろうか? 今まではそんな状況になくって、いっぱいいっぱいだから仕方なかったと言える 不幸ならたくさんあげられるのだけれど いらないし 果たして、私に人を幸せにする力はあるだろうかと思う この家嫌いだ…
育「次の町に行くバスまでどのくらいかな?」 結構ある 私は次の町に行かなくてはならない。逃げるわけでなく 誰に言っているんだ。私のためだ 時刻表をみるのに決意を使った私は椅子に座る、いやベンチか 青いベンチの端を見つめる。長い引きこもり生活の所…
良く晴れた日に 私と阿良々木がキャッチボールをしている なぜだ? もし誰かいたとしても 聞いてもだれも答えてくれないだろうし 聞ける人なんていないし 自分しか知らないことを自分も知らなかったら どうしたらいいのだろう 暦「早く投げてくれないか」 私…
これは蛇神事件のその後に起きた出来事である。 引きこもり生活を続けながら漫画を書いていた この私、千石撫子がなんでこんな真っ昼間の外にいるのでしょう。 しかもパジャマ姿で、裸足のまま、 何か気でも変わったのかな? いや、そうではないんです、何か…
神原「阿良々木先輩!私とランニングをしないか?」 阿良々木「ランニングだと?ふざけるな、マラソンの間違いだろう」 神原「いや大丈夫だ、阿良々木先輩のペースに合わせて走ろう」 阿良々木「なら別にいいけど……」 神原「本当か!?やったあ!阿良々木先…
忍「儂のドーナツが無い!!」 阿良々木「どうした忍……朝っぱらから」 忍「無い!無いのじゃ!!」 阿良々木「何が無いんだ」 忍「ドーナツじゃ!昨日、お前様が買ってくれたドーナツが無いのじゃ!」 阿良々木「ああ……確か、そこの棚の上に──あれ、無いな」…
戦場ヶ原「阿良々木君、あの子ってまだいるの?」 阿良々木「あの子?」 戦場ヶ原「ほら、なんて言ったかしら……蝸牛の子よ」 阿良々木「ああ、八九寺か」 戦場ヶ原「そう、その子。綱手さん家跡へ送っていったあと、成仏でもしたのかしら?」 阿良々木「いや…
001 かりかりと、紙の上を鉛筆が走る音が静かに部屋に流れる。 時折、何かを言いたげにちらちらとこちらを窺う阿良々木くんの視線。 いえ、阿良々木くんの言わんとしようとしている事はわかっているのだけれど、それをわざわざ指摘するのもつまらないのよね…
戦場ヶ原「あら阿良々木君、何をふざけたことを言ってやがるのかしら」 阿良々木「すまない戦場ヶ原」 戦場ヶ原「謝らないで。ところで何を言ったの」 阿良々木「僕と別れてくれないか」 戦場ヶ原「そう、細胞分裂したいのね。わかったは、チェンソーでいい…
Nintendo Switch 本体【Joy-Con(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド】 任天堂 [HAC-S-KABAA NSWホンタイネオン] 楽天で購入 俺ガイルSide 第11話 『それでも彼の言い訳は間違っているし、彼の善意は間違っていない』 比企谷「状況把握の時間を、頂けますでし…
物語Side 第6話 『はちまんスパイダーその壹』 ―完― 俺ガイルSide 第7話 『いつでも戦場ヶ原ひたぎは脱線する』 さあ、これからどうしようか。 俺は1人、空を眺める。 空はいいな。どこから見ても一緒だし、何より、誰が見ても一緒だ。 それに比べて、人間…
物語Side 第肆話 『こよみボランティア その貳』 01 阿良々木「初めまして。阿良々木だ」 それだけ言った。 まるで何かの漫画の表紙絵のように、3人と3人が向かい合う凄く近寄りがたい雰囲気の構図。 僕らは今そんな風に立っていた。 羽川が言っていたように…
PlayStation VR Special Offer 楽天で購入 『ボランティア活動についてのレポート』 2-F 比企谷 八幡 ボランティアとは偽善であり自己正当化である。 そもそも人間は、自らにとって利益が無いものは行わない。 逆説的に、ボランティアにも。無償と喚きつつ、…
阿良々木「周りの女子達に突然ビンタしたらどうなるか」 阿良々木「やっぱり何の前触れも無くビンタしたら怒るだろうか…?」 阿良々木「でも突然ビンタされて呆気にとられてしまう表情も見てみたい…」 阿良々木「……」 阿良々木「とりあえず妹たちで試すか」 …
001 初めは決まって、青くて綺麗な海面に漂っている。 目の前は無限に広がる大空だ。 身体は動かなくて、指先を動かすことすらままならない中、水分を吸った衣服と身体が物理法則に従って次第に沈んでいく。 沈んでいく途中にも意識はあって、目も開いたまま…