アニメssリーディングパーク

おすすめSSを当ブログで再編集して読みやすく紹介! 引用・リンクフリーです

俺ガイル/やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

結衣「あたしは、ヒッキーの…特別な存在になりたい」【俺ガイルss/アニメss】

結衣「これからどうする?」 八幡「どうするって…そりゃ帰るだろ」 結衣「そうじゃなくて…」 由比ヶ浜は、そう言いながら前へ進む そして、こう続けた 結衣「これからどうしよっか。ゆきのんのこと。それと、あたしのこと。…あたしたちのこと。」 雪乃「それ…

雪乃「貴方と友達になるなんて無理よ….友達ではなく….」【俺ガイルss/アニメss】

~奉仕部~ 雪乃「貴方は存在感が無さ過ぎるからいっそ消えてしまえばいいわ」 八幡「・・・」 結衣「ちょっと!ゆきのん!いくらなんでもそれは言い過ぎだよ!」 八幡「わりぃ、俺帰るわ」 結衣「ヒッキー待ってよ!」 八幡「しばらく部活こねぇから、誰か…

雪乃「にゃ、にゃっはろー!ゆっきーだよ……」【俺ガイルss/アニメss】

八幡「由比ヶ浜と雪ノ下が生主してる?」 八幡「由比ヶ浜と雪ノ下がか?なんの冗談だよ」 材木座「いやいや冗談ではないぞ八幡!ちゃんとこの通り証拠画像もある!」 八幡「あぁ?なんだこれ?」 材木座「放送画面の顔キャプ画像だ!よく見てみろ!どう見て…

雪乃「私はずっと一人で暇だったのよ。 私に構いなさい」 八幡「子供かよ」【俺ガイルss/アニメss】

雪乃「人間というのは弱い生き物なのよ、ハッチー」 八幡「……いきなり何を語り出してるんだ? あと、ハッチーってひょっとして俺の事か?」 雪乃「平塚先生から聞いたわ。ハッチーの作文の事について」 八幡「ああ……。やっぱりハッチーって俺の事か……」 雪乃…

いろは「じゃあ….ちゅーしてもいいですか?///」【俺ガイルss/アニメss】

寂れたアパートの一室。シックなガラステーブルと、積み上がった本と、それから湯気を吐き出すマグカップ。耳に届くのはぱたぱたと窓を叩く雨の演奏と、一定のリズムを刻む文庫本のページを捲る音だけ。 厳密に言えば頭上のほうから聴こえる静かな息遣いとか…

陽乃「私のこと気づいたのは….君が初めてだよ…」【俺ガイルss/アニメss】

――比企谷八幡、二十歳。ある冬の日。一月 八幡「お疲れ様です。ありがとうございました」 引っ越し業者「ご利用ありがとうございました!」 八幡(高校を卒業した俺は、大学入学時に住み慣れたあの町を離れた) 八幡(正直実家から出るのは面倒だと思っていた。…

いろは「私は先輩が好きなんです!」【俺ガイルss/アニメss】

いろは「や、やだっ!やめて下さいっ!」 葉山「いいじゃないか、俺のこと好きなんだろう?」 いろは「私は先輩が好きでっ!」 葉山「なんだ好きな人に嘘ついてたのか。悪い子にはおしおきが必要だな」 いろは「いやっ!葉山先輩はこんなことしないはずです…

いろは「んっ、はぁっ………しちゃい、ましたね///」【俺ガイルss/アニメss】

いろは「先輩のこと、製鉄所って呼んでもいいですか?」 八幡「なんで製鉄所なんだよ」 いろは「なんで………?ははあ、さては先輩、社会科が苦手ですね?」 八幡「いやちげーよ。福岡に八幡製鉄所って名前の製鉄所が有るのは知ってるよ」 いろは「なんだ、知っ…

いろは「先輩は….したことあるんですか?」【俺ガイルss/アニメss】

いろは「先輩はいいですよね、彼女できて」 八幡「そういうお前は彼氏いないのか?」 いろは「いませんよ、こんな可愛い子ほっとくなんて失礼じゃないですか?」 八幡「そうだな、見る目ないかもな」 いろは「……」 いろは(川崎先輩と付き合って余裕で来たの…

雪乃「あら、比谷君どうしたの?」 八幡「この手錠はなんだ?」【俺ガイルss/アニメss】

八幡「おい雪ノ下」 雪ノ下「何かしら変態谷君そのゾンビのような眼で私を見ないで欲しいのだけど」 八幡「どっちが変態だ。ふざけるな」 八幡「なんだよこの手錠はよ」 八幡「気持ち良く起きたと思ったらこの様だ」 雪ノ下「あら、部室で変質者が寝ていると…

雪乃「ねえ、比企谷くん….キスしましょう?」【俺ガイルss/アニメss】

八幡「告白するぞ」プルルルル 雪乃「もしも「一色!好きだ!付き合ってくれ!」 雪乃「あの、私は一色さんじゃないのだけれど」 八幡「え?あ!わりぃ!じゃあな雪ノ下!」 八幡「今度こそ」 八幡「一色、あのな?......」 結衣「ゆきのん、目赤いよ?」 雪乃「…

雪乃「ねえ比企谷くん、どうして…私を…いえ、私たちを……」【俺ガイルss/アニメss】

「うちのめぐりをよろしくな。八幡くん」 目の前にいるめぐり先輩のお父さん。めぐりパパがそう言った。 めぐり先輩とは対照的に、ルールに厳格でしっかり者という印象を受ける。 なんでも中学の先生をしているらしい。俺の中学にもこんな感じの体育教師がい…

雪乃「あなたはもう一人ではないのだから……」【俺ガイルss/アニメss】

八幡(何故俺はこんな朝早くに学校に来ているのだろう……。答えは言わずもがな、よりにもよってPSVITAを部室に忘れてしまったからである) 八幡(おかげで眠くて眠くてたまらん……教室行ったらまず寝るか) ガチャガララッ 八幡(えーと……確かこの辺だったよな……)カ…

いろは「やばい….興奮してきちゃった///」【俺ガイルss/アニメss】

八幡「………」 八幡(そろそろ昼休みも終わるな………教室戻るか)スタッ 八幡「………ん?」カツッ 八幡(………足元に何か………ランプ?)ヒョイッ 八幡「………拭いたら魔神が………なーんつって」キュッキュッ ボフン 魔神「願いを三つ叶えてやる」 八幡「マジすか」 八幡「………えー、え?何で?」 …

いろは「わたしと…してくれるんですか?」【俺ガイルss/アニメss】

雪乃「それで?どうなのかしら?」 八幡「なにがだ?急にどうなのかしらと言われてもわからん」 雪乃「全く…由比ヶ浜さんのことよ、わかっているでしょ?」 八幡「今日来るの遅いな」 雪乃「さっきメールがあって、今日は来ないみたいね」 八幡「ふーん、そ…

小町「頭、撫でてほしいな」【俺ガイルss/アニメss】

時計の短針と長針が重なり日付が変わる。それを見て体をグーッと伸ばしてから背もたれにもたれ首をカクッと折り曲げて上を向く。 全身の力を抜き少しの間目をつむる。このままだと眠ってしまいそう。 新しい年を迎えて早数日。冬休みはもうすぐ終わろうとし…

いろは「これで先輩はわたしの物ですね」【俺ガイルss/アニメss】

小町「ねぇ、ねぇ、お兄ちゃん!壁ドンって知ってる?」 八幡「壁ドン?あぁ、あれか。アパートとかで隣の部屋の奴がうるさい時にやるあれだろ?」 小町「違うよ!今、女子がして欲しいシチュエーション1位の方の壁ドンだよ!」 八幡「は?」 小町「こう、壁…

結衣「わたし、もしかして馬鹿にされてる?」【俺ガイルss/アニメss】

――部室―― 結衣「電池って……何なんだろう?」 八幡「…………」 雪乃「…………」 八幡(ダメだこいつ……早く何とかしないと。いや、待て) 八幡(これは由比ヶ浜渾身のボケなのかも知れない。ボケなら当然つっこみをいれてやるのが人情というものだが) 八幡(いかん…

雪乃「比企谷くん….ありがとう」【俺ガイルss/アニメss】

目を開いているのに暗闇としか認識できない、そんな空間に立っていた。 はて、と見回した時に、箱を2つ見つけた。 ひとつは煌々と輝きを放つ白塗りの箱。 もうひとつは、禍々しい。周囲と同化するほどの黒塗りの箱。 白に手を伸ばす。簡単に開いた。瞬間何か…

雪乃「あの頃の私は….あなたのことが好きだった」【俺ガイルss/アニメss】

~ 卒業式 ~ 八幡(さて、行くか…) ガラッ 八幡「よう」 雪ノ下「あら、卒業式だというのにあなたには予定がないのかしら」 八幡「分かってて言ってんだろ、お前こそどうなんだよ」 雪ノ下「…誘いはあったのだけれどね」 八幡(あったのかよ、泣いていい?…

折本「やっぱり何でもない……比企谷、ありがとね」【俺ガイルss/アニメss】

【総武高校前】 八幡(3月。来月に控えた新生活の始まりに備え、皆が慌ただしく動き始める時期) 八幡(かく言う俺も先月の終わりごろに受験した総武高校の合格発表のためこうして足を運んでいるわけだが) ワイワイ ガヤガヤ 八幡(やはりというか人が多い……。い…

八幡「由比ヶ浜は天使だな」雪乃「ふふ、言い得て妙ね」【俺ガイルss/アニメss】

雪乃「疑問だわ・・・」 雪乃「由比ヶ浜さんはどうしてあんなに優しいのかしら」 八幡「確かにそうだな、優しいなんてレベルじゃない」 雪乃「少し抜けてる面もあるのだけれど、それを補って余りあるほどね」 八幡「というかその抜けてるとこもまた愛らしい…

陽乃「じゃあ…キスしてあげるから、名前呼んでよ」【俺ガイルss/アニメss】

八幡(寒い…超寒い。やっぱ冬に外に出るもんじゃないよ) 陽乃「比企谷くん、ボーっとしてどうしたの? …あ、いつものことか~」 八幡「…ホント、雪ノ下さんは口が減りませんね」 八幡(…つっても、この人がいるおかげで左手だけはあったかいけど) 陽乃「言い方…

結衣「ゆきのん、姫菜の趣味に興味あるの?」【俺ガイルss/アニメss】

文化祭から数日だったある日のことだった。 奉仕部の部室でいつもの三人で会話していた時のこと。まぁ、三人で、などといっても実質は二人と一人だ。決して枠にはまらないワイルドでアウトローな男、比企谷八幡。お、おれはいいとおもうよその人!! 「えー…

結衣「せっかく付き合ってるんだし、そろそろ……ね?」【俺ガイルss/アニメss】

結衣「わ、ヒッキーなにそのゲーム! キモっ! ロリコン!」 八幡「ロリコンじゃないから。 なんだよいきなり、レベル上げの邪魔すんなら許さねぇぞ」スイスイ 結衣「レベル上げ? その小さい女の子ばっか出てくるやつで?」 八幡「瑠璃色コンドミニアムな」…

雪乃「私としたくないの? はやく…きて…」【俺ガイルss/アニメss】

【とある精神病棟】 医師「今日からこの病棟で一緒の仲間となる、比企谷八幡君だ」 医師「みんな、仲良くするようにな」 ザワザワ、ザワザワ 八幡「………」 医師「そうそう、比企谷君だが…彼は言葉が話せなくなっている」 医師「だが筆談は可能だ。彼にはホワ…

雪乃「どう……かしら……?由比ヶ浜さん……」 結衣「……あはは……ゆきのんってこういうの好きなんだね…」【俺ガイルss/アニメss】

朝 雪乃「誕生日プレゼントよ」 結衣「ありがとーゆきのーん」 結衣「あけていい? 」 雪乃「ええ、どうぞ」 結衣「えへへっなんだろうなぁー」ガサガサ 結衣「うわぁ! かわいいお財布っ…………(ってこれ………)」 結衣(……バリバリ…………) 雪乃「どう……かしら……?…

雪乃「早く好きって言いなさい!」【俺ガイルss/アニメss】

雪ノ下「比企谷くんはバカでマヌケね。そしてバカだわ」 比企谷「相変わらず語彙が足りないな」 雪ノ下「比企谷くん、難しい言葉を使って話を変える気ね」 比企谷「だいたい馬鹿馬鹿って言ってるが成績が学年最下位のお前のほうが馬鹿なんじゃないのか?」 …

いろは「もう!女の子にこんなこと何回も言わせないでください!」【俺ガイルss/アニメss】

夕暮れ時、昼と夜の境目であるその時間 放課後多くの生徒が学園から去ったころ、生徒会室には一人の男と女がいた。 女性の名は一色いろは。総武高の生徒会室の主である。 もう一人はプロのボッチである比企谷八幡。どうやらいろはに話があると言われて、この…

平塚「ずっと好きだったんだがな….」【俺ガイルss/アニメss】

平塚「私が比企谷にこだわる理由?」 結衣「そうそう、なんか先生って私達と比べてもヒッキーだけ厳しいっていうか優しいっていうか」 雪乃「そうね、私達の勝負も比企谷君に軍配が上がっているようだし」 八幡「………」(俺はどちらかというと聞きたくない。な…