2018-12-15から1日間の記事一覧
――夏休み、千葉村 三浦『ふっ、勝った』ボソッ 雪乃『?』 八幡『……あーあれだ、お前の姉ちゃんを考えれば期待できると思うぞ』 小町『個人差もありますし女の価値はそれだけじゃ決まりませんから大丈夫ですよ! 小町は雪乃さんの味方ですからね!』 雪乃『………
ー放課後ー 由比ヶ浜「ヒッキー!」 八幡「ん、おう」 由比ヶ浜「やっはろー!今から部室行くの?」 八幡「なんでさっきまで同じ教室にいたのになんで挨拶すんだよ。ああ、そうだぞ」 由比ヶ浜「そっか、へへ」 八幡「なんだよ、気持ち悪い。」 由比ヶ浜「な…
そうして俺達の時はまた、動き出してしまった。 俺は躊躇い逡しながら 覚 悟 も 決 意 も な い ま ま ・・・ ■八幡のアパート ピーンポーン♪ 八幡(誰だよ・・・朝っぱらから・・・) ピーンポーン♪ 八幡(眠ぃ・・・昨日はいろいろ考えて眠れなかったのに…
7月6日 八幡「陽乃さん?」 陽乃「…………」 比企谷君の呼びかけにこたえるべく緩やかに規則正しく背中を上下させ、 寝ているふりを継続させる。 カフェで休憩しだして、そろそろ3度目の呼びかけだった。 本日は、明日めでたくも誕生日を迎える私の為に雪乃…
静「さて比企谷!ご飯にするか?お風呂にするか?それともワ、タ、シ?」 八幡「とりあえず何でここに居るんですか?というか何でここに俺が住んでるって知ってる。そもそもどうやって入った」 静「冷たいなキミは…せっかく高校時代の恩師が会いに来たという…
奉仕部の部室 いろは「せんぱーい、何してるんですか?」 八幡「何も」ペラ いろは「何もって…本、読んでるじゃないですか」 八幡「分かってるなら聞くなよ…」ペラ いろは「コミュニケーションですよ!ぼっちの先輩にこんな可愛い後輩が話しかけてるんですよ?」 八幡「は…
大志「姉ちゃんが嫁イビリされてるって聞いたんすけど」 八幡「え?」 八幡(『姉ちゃんに内緒で話がある』と大志から連絡があったのは今朝のことだ。休日だったので午後に会う約束をし、待ち合わせの喫茶店で合流するなり言われたのはそんな言葉だった) 八…
冬 某大学 結衣「は~は~寒い季節になってきたね、ヒッキー」 八幡「まあな、俺は早く帰って温まりたい」 結衣「もう…大学2年になっても相変わらずだし」 八幡「俺に変な期待とかすんな」 結衣「でも、彼女の前でそういうこと言うかな~」 八幡「冗談だって…
八幡「ふぁ…………三月も明日までか…………」 八幡(リビングのソファーで寝転がりながらあくびをし、カレンダーが目に付いた俺は一人呟いた) カマクラ「ニャー」 八幡「おっと、一人じゃなかったな」 八幡(腹の上で寝そべっているカマクラの頭を撫でる。ここ最…
~ゲーム~ 八幡「...」ペラ 小町「...」ピコピコ 八幡「...」ペラ 小町(やっぱ一人でやってもつまんないな~) 小町「ね~お兄ちゃ~ん、一緒にゲームしようよ~」 八幡「んー、ちょっと待て、もう少しで終わる」 小町「それさっきも言ってたよ~」 八幡「いや、…
陽乃「ねえ比企谷くん」 八幡「なんすか」 陽乃「いい加減籍いれようよ」 八幡「嫌です」 陽乃「私のこときらいになったの?」 八幡「いやそういうわけではないです」 陽乃「むぅ…だってもう同棲し始めて二年だよ?」 八幡「まだ二年ですって。それにまだ俺…
12月 八幡「さすがに寒くなってきたな」 八幡「駅前の花屋っていったらここだよな?まだ来てないか」 三浦「ヒキオ、後ろだっての」 八幡「うお…いたのかよ」 三浦「驚きすぎだっての」 八幡「それ言うなら、お前と出かけてる段階で驚きなんだけど」 三浦「…
えりな「こ、こんな破廉恥な…展開に…」ペラッ えりな「い、いいいきなり手なんかつないで帰っちゃって」ペラッ えりな「!」 えりな「う、うそ!こんなに顔を近づけちゃったら」 えりな「ま、ままままさかまさか!」ペラッ 次号に続く! えりな「……」 えりな…
創真「おーい、秘書子」 緋沙子「私は秘書子じゃない」 創真「はは、そうだったな。新戸」 緋沙子「ったく・・・お前という奴は・・・・」 えりな「あなたどういうつもり?ここは私の私室なのよ?」 創真「え?あぁ悪い悪い。お前に用があってきたわけじゃないんだ…
厨房 緋沙子「ふむ…この組み合わせもいいな…」 えりな「あら緋沙子、何してるのかしら?」 緋沙子「あっ、えりな様!今新しいレシピを考えてて…」 えりな「新しいレシピね…もし味見とか必要なら私も手伝うわ」 緋沙子「えっ、いいんですか?」 えりな「いつ…
ミサト宅 アスカ「シンジは私だけのもの」ボソッ シンジ「え?」 シンジ「アスカ、今何か言った?」 アスカ「何も言ってないわよ」 シンジ「そう……なら、いいんだけど」 アスカ「チャンネル変えていい?」 シンジ「う、うん……」 シンジ(確かに僕の名前を言っ…
京介「ただいま~」 京介「誰もいないのか?」京介「とりあえず桐乃にかして貰ったエロゲーやるか」ギシギシ京介「なんだ……この音……」ギシギシギシギシ京介「まさか、強盗!?」 京介「桐乃の部屋から聞こえる」ギシギシギシギシ京介(そ~と、そ~と)ギシギ…
「――あっ!いいところに!ってミサカはミサカは手招きしてみる!」 特に目的も無く、強いて言えばとある説教くさい黒髪の少年か、もしく自分のオリジナルの少女に会えはしないだろうか、 と思いつつ歩いていた10032号は、聞きなれた高い声音に足を止めた。 …
それは俺が総武高校を卒業して20年ほどたったあとの出来事だ。 「平塚先生が亡くなった!?」 ある日の夜、俺は自宅にて平塚先生が亡くなったという訃報の知らせが入った。 なんでも酔っ払いながら 路上でどんちゃん騒ぎしてぶっ倒れたらたら打ち所が悪くて…
いろは「せんぱ~い!遅いです~!」 いろは「私待ちくたびれましたよ」 八幡「あの…何で居るの?」 いろは「先輩の部屋って何か面白みないですよねぇ」 八幡「」(どうして人の話聞かないのこの子) 八幡「それで…何でお前が俺の部屋に居るんだ?」 いろは「……
佐天「な、なんかスゴい能力目覚めちゃった!」 初春「え!? ホントですか!?」 佐天「月曜日が来ない能力だって!」 初春「月曜日が……来ない?」 佐天「うん! 月曜日が来ないらしいよ!」 初春「よ、良かったですね。 佐天さん」 佐天「あれ、何か反応薄…