2018-01-01から1年間の記事一覧
無言 雪乃「……」ペラッ 八幡「……」ペラッ 雪乃「……」 八幡「……」 雪乃「……」チラッ 八幡「……」 雪乃「……」 八幡「……」ペラッ 雪乃(紅茶を淹れようと思ったけれどタイミングがわからないわ。どうやって話を切り出せばいいのかしら) 八幡「……」 雪乃(そもそも、どうして…
八幡「陽乃さんっ…陽乃さんっ…」シコシコ いろは「こんにちは〜」ガラガラ 八幡「……うっ」ドピュ いろは「こんにちは〜って、先輩だけ…です、か……」 八幡「あっ、えっ」 ミニ八幡「コンニチハ!」 いろは「」 八幡(うわあやばいぞこれはやばいなんでこいつ来たんだ…
~10月23日・比企谷家~ 小町「10月26日が沙希さんの誕生日なんだって。だから前日の日曜日にパーティーを開こうかなって。お兄ちゃんも行こう?」 八幡「嫌だよ。クラスメートの誕生日パーティーに行くなんて心休まらないイベントはリア充共に任せておけ。…
席替え。それは新たなトラウマが生まれるイベントの一つだ。 なんであいつら本人の前とか関係なしにあいつの隣とか最悪、もう嫌だ。とか言うんだよ。 あと泣くな。お前がなくせいで俺が悪いみたいになるんだよ。俺は何もしてないのに。 俺の存在が悪いみたい…
「うっす……って誰もいないのか。珍しいな」 短い挨拶とともに開いたドアの向こうには、いつもなら居るはずの彼女の姿はなかった。 まあこんなこともあるだろうと深く考えず、定位置に腰を下ろす。 薄っぺらい鞄の中身を漁り、読み止しの文庫本を取り出そうと…
文枝「それでは参りましょう。新婚さんいらっしゃーい!」 テーテテーテテーテーテテレレッテテテー パチパチパチパチ 山瀬「どうぞー」 文枝「こりゃまたえらいべっぴんさんと……女の子?」 キリト「」 ドッwwww アスナ「プフッwwwwwwww」 文枝「それはさておき。お名前とお年…
キリト「ここはどこだ?」 キリトが目を開けると、そこは霧の深い森の中だった。 辺りには虹色に光るキノコや、赤い目を持ったユニコーンのような生き物が見られる。 目の前にそびえる針葉樹を見上げるが、てっぺんは見えない。 まるで高層ビルだ。 どうやら…
神原「阿良々木先輩!私とランニングをしないか?」 阿良々木「ランニングだと?ふざけるな、マラソンの間違いだろう」 神原「いや大丈夫だ、阿良々木先輩のペースに合わせて走ろう」 阿良々木「なら別にいいけど……」 神原「本当か!?やったあ!阿良々木先…
忍「儂のドーナツが無い!!」 阿良々木「どうした忍……朝っぱらから」 忍「無い!無いのじゃ!!」 阿良々木「何が無いんだ」 忍「ドーナツじゃ!昨日、お前様が買ってくれたドーナツが無いのじゃ!」 阿良々木「ああ……確か、そこの棚の上に──あれ、無いな」…
戦場ヶ原「阿良々木君、あの子ってまだいるの?」 阿良々木「あの子?」 戦場ヶ原「ほら、なんて言ったかしら……蝸牛の子よ」 阿良々木「ああ、八九寺か」 戦場ヶ原「そう、その子。綱手さん家跡へ送っていったあと、成仏でもしたのかしら?」 阿良々木「いや…
静「で、君は進路…というか将来は決まったのかね?」 八幡「あれ?何回か言ってませんでしたっけ?専業…」 ボキボキ 八幡「なんちゃらのつもりだったんですが…思案中です」 静「だろうな」 八幡(なに?もう言わせる気すらないの?完全否定?) 静「はあ~、比…
カズマ『馬小屋で寝泊まりしている俺たちだが、ある日諸事情により一日だけ馬小屋が使えなくなった』 カズマ『そこで一泊だけ宿に泊まる事になった。が……』 ベッド一つ『…』 カズマ「なんでこの部屋はベッド一つだけなんだよ!?聞いてねぇぞ!!」 アクア・…
ゲンドウ「入れ」 ミサト「お呼びでしょうか碇司令」カツカツ ゲンドウ「…」 冬月「葛城三佐」 ミサト「はっ」 冬月「…君にはチルドレンの監督保護を任せているが、様子はどうだね?」 ミサト「はい、現在のところ目立った問題は見られません。日常生活は順調。…
~常盤台女子寮、美琴と黒子の部屋~ 美琴(E:ミニスカサンタ)「ヒック、ひぐっ…ばーろーちくしょー!!」グスン 黒子「…」 美琴「あのバカ!!ぬぅあにが『ゴメン今日は野郎だけで”彼女居なくてメニークルシミマス会”するから』よ!!!」ガン! 美琴「だった…
黒子「当麻様は黒子と話してるんですの!」 美琴「うるさい!私だって話してもいいでしょ!」 上条「あのー喧嘩はやめて欲しいなーなんて」 黒子「ごめんですの」 美琴「私も」 黒子「おの、当麻様」 上条「なんだ黒子?」 黒子「わ、私は上条さんのことが………
桐乃「ん、兄貴と・・・誰?」 私の目線の先には京介と見知らぬ女が立っていた。 制服が同じなので高校の同級生だろうか。 アタシの知らない女が京介と喋るのはなんだか嫌だ。接近しよう。 女「あの・・・高坂君、私と付き合ってくださいっ」 !? 京介が、告白さ…
千反田「おーれっきさんっ」キュッ 折木「…なんだ」 千反田「今日はとてもいい天気ですねっ」 折木「そうだな」 千反田「ここのところいっつもいいお天気ですねっ」 折木「…そうだな」 千反田「ふふふっ」スリスリ 折木「実は俺は今読書をしているんだ」 千反田「は…
ALO内 アスナ「キリト君が風邪?」 リーファ「はい。でも明日はお母さんは泊まり込みで帰ってこないし、あたしも明日から剣道の合宿があって家にいれなくて……」 リズ「でもアイツが風邪引いてるならアンタここにきて平気なの?」 リーファ「お兄ちゃんなら今…
-IS学園寮・個室トイレ- シャル(陽性・・・・・・)シャル(・・・・・・・・・・)シャル(あれから・・・)シャル(もう三ヶ月・・・)シャル(・・・・・・・・・・) -回想-シャル「これからは、シャルロットって呼んで?」一夏「・・・えっ?」…
サターニャ「到着よ!」 ガヴリール「いや、どこだよここ」 ラフィエル「空気の綺麗なところですね」 ヴィーネ「よかった。草原が広がってるだけみたいね。海の底にでも繋がらないかとヒヤヒヤしたわ」ホッ サターニャ「魔界通販がそんな欠陥商品を売る訳ない…
~冬の討伐帰り~ カズマ「うぅ~、寒ぃ~っ!!」ブルブル アクア「情けないわね。こんな寒さ、根性で耐えなさいよ、根性で」ホカホカ カズマ「って、言いつつお前はなに、自分の体にカイロ貼り付けてんだよ!?」 アクア「カイロじゃなくて、ホットシートって言…
いろは「ほら先輩、はやくいきますよー」 八幡「わかったから、まったく。本当に今日で最後なんだな?」 いろは「はい、たぶん今日で全部片付くとおもいます」 八幡「たぶんね、もし片付かなかったら?」 いろは「明日もよろしくお願いしまーす」ニコッ 八幡 ハァ…
折本 (うーん。次はどんな本にしよっかな?...ん?あれは...) 折本 「あれ?比企谷じゃん!」 折本 「やっほー!」フリフリ 八幡 「折本」 折本 「休日に会うなんてレア体験だね。今からどっか行くの?」 八幡 「俺が休日は外に出ないみたいな言い方やめてくんな…
「なぁ、雪乃? 年末年始は実家に帰るのか?」 今日は俺の両親の御用納めの日だ。 明日からは2人とも家で過ごす。 朝から晩まで俺の家で雪乃と一緒にというわけにはいかない。 雪乃の動向が気になって雪乃を送る道すがら訊いてみた。 「家族なら姉さんを含め…
京成津田沼から千葉線に乗った。 ちょうど今まさに雪ノ下がやっているように千葉線は総武線と寄り添うように千葉方向へ並行して走っている。 っていうか、くっつくなよ。 時折ガタンと揺れると鼻腔をくすぐるようないい匂いが右側から漂ってくる。 何この我…
「ここはこうやって代入するのよ」 そう言うなり、すらすらと俺のノートに代入式を書いていく雪ノ下。 雪ノ下の一生懸命な横顔も美しいが、雪ノ下の書いた字もその端正な顔立ちと同様に美しい。 鉛筆の先から次々と文字が書き出されていく様は、あたかも錦が…
「よう…」 俺を見るなり雪ノ下雪乃は深いため息をついた。 「はぁー…… 今日は比企谷くんしか来ないことはわかっていたのに…… 期待してしまった私が馬鹿だったわ……」 こめかみのあたりに手を当て、まるで痛恨のミスをしでかしたような仕草を見せる。 「うっせ…
いろは「せんぱぁーい、人参食べて下さーい」 八幡「そんなのガキじゃねーんだから自分で食えアホ後輩」 奉仕部の依頼で知り合った後輩である一色が、勝手に俺のベストプレイスで食べるようになってから一ヶ月と半月程度が立った。 突然押しかけてきて、先輩…
陽乃「比企谷君。クリスマスはお姉さんとデートしよ?」 八幡「丁重にお断りします。クリスマスはイベントがあるので」 陽乃「君の言うイベントはオンラインゲームのイベントでしょ?」 八幡「それでもイベントはイベントです。」 陽乃「こ~んな美人なお姉…
八幡「クリスマスイベントのお遊戯会で何をするか、みんな案を出してほしい」 いろは「クリスマスなのでマッチ売りの少女なんてどうでしょう」 玉縄「いや、楽しいクリスマスで悲しいストーリーをするのはどうかと思うんだ」 いろは「じゃあ何やれって言うん…